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・地下室調教編(Day7~)

二日目 5-3

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 太腿が小刻みに痙攣して、それがとまらない。前からは、先端の穴から、とろりと謎の液体が、零れ落ちていく。
「あー……ああ……」
 焦点の定まらない目で、天井を見上げる青年に、男がその頬を平手で打った。乾いた音が室内に響き渡る。
「ぼんやりするな」
 かっと散った頬の痛みに、青年は男を見た。今にも崩れおちてしまいそうなくらいの顔だった。
「はやくしろ」
「は、はい……お願いし……ます、ご主人さ、ま……」
 口をついてでてきたことばに、藤滝はうなづくと、そのまま先ほどの行為を再開する。
「ひっ、んああああ、ゆ、許して、も、もぉ……」
 耐えられない快楽に、泣いて詫びだす青年に、男は問う。
「何をだ?」
 わかっているはずなのに。それがこの男の憎いところだ。
「も、俺の、これ、やめ……ひ、あああっ、う、んっ、こ、われ、ちゃ……っ」
「壊れる? ここが?」
 はっと、藤滝が笑い飛ばした。
「何を言っている? ここは、こんなに嬉しそうに、大きく真っ赤になって、男を誘っているが?」
 そう言いながら、藤滝は両方の尖りを指でつまんだ。
「ひぎいいい……!!」
 大きく青年がのけぞる。
「うあああ、ああ、あ、やぁああ、も、そこぉおおっ……っ!」
 指の腹で左右に擦りつけてやれば、青年の身もだえはより激しくなる。しばらくしてから、指を離すと、藤滝は、また己の欲望を擦りつけて来た。
「お、×ん×……も、やだ……おれ、のそこ……んあっ、お、っぱい、おち××で、犯されて……る……っ」
「それで喜んでいるんだろう?」
 ……それがお前の正体だ、とばかりに、藤滝が喉を鳴らした。
「んっ、く、も、お、ああっ……許して、くださ……っ」
 彼が顔を振るたびに、涙がしほうはっぽうに飛びちる雫になっていく。ひときわ、高く啼いて、青年は声を絞り出した。びくんと大きく震えて、波にさらわれる。
 青年は、ぼんやりとしてきた意識の中で、視界のなかに入ってきた藤滝が懐に手を入れる様子に、ぞくりと背筋を震わせた。
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