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・地下室調教編(Day7~)

三日目 2-4

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「へ……」
 何を言っているのだ、と滝田の眼が見てくる。
 青年は、我慢できなくなって、彼の持ってきた、ローション潤滑剤のふたをとった。
 なかから、とろりとした透明な液体が、あふれてくる。それを自身の指にひたすと、そのまま、足を開いた自分の中心につきたてた。
「んあっ!」
 びくりと大きく彼の身体が跳ねる。
 そのまま、桃色の蕾をほころませるように、指をくわえこんでいる、様子が、滝田から、丸見えである。
 けれど、もう、そんなことは、考えられなかった。
 欲しかった場所に、それがやってきた。
 青年は、最初に入れた中指をぐるりと回す。とたんに、じわじわっと、体中に、快感の波が走る。
「おいおい、ずいぶんやわらかいな」
 すぐに、二本、三本と、指をくわえこんで、大きく広がっていく後ろの蕾の様子に、滝田がごくりと生唾をのんだ。彼の前も熱くなって、ズボンの前を押していた。
 青年は、立ち尽くす彼の前にまで這っていくと、彼のズボンの前に頬ずりをした。
「っ! おいおい、弥助ちゃんよぉ」
 滝田が困ったような声をあげたが、彼は腰を引かなかった。
 青年は、彼のズボンのホックを唇で外すと、後ろに自分の手を回したまま、彼の欲望を外に出させた。それから、舌で奉仕を始める。
「これ、あんたにされるのは、二回目だな」
 使用人として、彼を加えさせるのは、滝田は二回目だ。一回目のときは、こちらが主導で動いたのだが、スイッチが入った状態の青年は自ら唇を開いた。
 ちゅっと、先端にキスを落とすかのように、触れる。
「な、これ……っ、入れて、ほしい……っ」
 苦しいのか、必死に懇願してくる青年に、滝田は異常な興奮を覚えた。使用人として、この館で、主に命じられるがままに、働いてきたのではあるが、そのときには、覚えなかったものだ。
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