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とある騎士団長の話1

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 王国の騎士団が動く。
 それを聞いた諸国は軍事行動と取って、自国の軍備を強化した。
 それほどに王国の騎士団は屈強であることに定評があった。


 そもそも列強国である王国だ。
 この勢いであれば中堅国家を飲み込むことも可能だろう。


 しかし、その騎士団が向かったのは王国の有する領地だった。
 深緑の森。
 巨大な森であり王国にとって頭痛の種である。


 諸国は思った。
『王国は自領と統一しようとしているのだ』


 だが、そんな中で変な噂も立った。
『とある魔女を殺すために、悪虐な聖女と、婚約者を裏切ったクズ王子が動いているのだ』


 どちらにせよ。
 王国を傾けてしまうかもしれないほどの軍勢が動き始めた。
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