婚約破棄された令嬢は森で静かに暮らしたい

しざくれ

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帝王さんとドラゴンさんの会話

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「……で、おまえはどう思ってんだよ」
「人間だな、と」
「それだけか?」


 帝王さんが聞いて、ドラゴンさんが答える。
 普段の二人は対して仲が良くない…………というか、とても悪い。


 その二人が意見を一致させるのは、決まって魔女さんに関わることだけ。
 そのことに、二人は望まずとも憎々しくとも、理解だけはしていた。賢いからだ。
 だから、お互いが考えていることはちゃんと理解できていた。


「「王国、潰すか」」


 救ったばかりだというのに、しかも公爵領だけではなく八つ当たり気味に王国全土を巻き込んで、二人はまた動くことになった。


 そのことに、まだ魔女さんは気づいていなかった。





「もぐもぐ……(昨夜の余り物だったけど……煮魚美味しい)」
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