異世界でのんびり暮らしたいけど、なかなか難しいです。

kakuyuki

文字の大きさ
36 / 40

手助け

しおりを挟む
ーーブライドの目線ーー

俺は走っている。
「メイ、無事でいてくれ!!」
そう言いながら、【スター】の家を目指して走った。


「はあ、はあ・・着いた」
今は【スター】の家の前にいる。
【スター】の家は城に匹敵する大きさである。
俺は、騎士だから貴族の護衛をたまにしている。
1度だけ【スター】の護衛もしたことがあるが、嫌な奴だった。
まるで、自分以外を人と見ていない感じだった。
「さて、どうやって入ろうかな?」
そう考えていると、門が勝手に開いた。
「・・罠か」
しかし、ここにメイがいるのは確実だ。
「待っていろよ!メイ!」
そう言って、俺は中に入るのであった。

「・・なるほどね」

俺はドアを開けて入ると
「お前はスター!」
階段の上に豚のような男がいた。
「うふふふ、久しぶりですね。ブライドさん」
「メイはどうした!?」
「まあまあ、焦らないでください」
そう言って、スターは手を叩くと
「この子のことですか?」
メイは、手をロープで縛られて口を布で塞がれて喋ることができなくなっていた。
「お前!メイに何をした!」
「まだ、何もしていませんよ」
「まだ?」
「ええ、貴方を殺してから色々とやりますよ」
そう言って、手を再び叩くと20人ぐらい人が出てきた。
「良かったですね!今から目の前で好きな人が死ぬのですから!」
「んー!んー!」
メイが涙目で俺に何かを言っていた。
多分、【逃げて】と言っているかもしれない。だけど、
「・・俺は逃げないよ」
笑いながらそう言った。
メイは、いつも俺の傍にいた。悲しい時も嬉しい時もいつも一緒にいた。だから
「メイは俺が守る!!」
「ふふふ、では殺しなさい!!」
そう言って、20人が俺に向かってくると

「・・・俺を忘れるなよ」

入口からそんな声が聞こえたので見てみると
「師匠!」
「まったく、走っているのが見えたから追いかけてみたら・・」
なるほど、だからいるのか。
「お前1人でこの人数が勝てるはずがないだろ」
「ですが・・」
「安心しろ。この20人は俺が相手してやるよ」
「え?」
「だから、先に行け!」
そう言うと師匠は敵に向かって
「来いよ!俺が相手になってやる」
そう言った。
「師匠!ありがとうございます!」

ーーミカズキの目線ーー

まったく、ブライドを追ってみるとこんな事になっているなんて。
「あいつは行ったか?」
『うん、行ったよ』
「大丈夫か?あいつ一人で?」
『大丈夫。彼は君が思っている以上に強いよ』
「そっか」
そんなことを話していると
「おい!何独り言を言っているんだ!」
「もしかして、俺たちが怖くなったのか!」
「そうに違いない!」
そんな声が聞こえてくる。
「じゃあ、俺も始めますか」
そう言い、敵を見て

「お前ら、俺を楽しませろよ!!」


しおりを挟む
感想 7

あなたにおすすめの小説

転生してチートを手に入れました!!生まれた時から精霊王に囲まれてます…やだ

如月花恋
ファンタジー
…目の前がめっちゃ明るくなったと思ったら今度は…真っ白? 「え~…大丈夫?」 …大丈夫じゃないです というかあなた誰? 「神。ごめんね~?合コンしてたら死んじゃってた~」 …合…コン 私の死因…神様の合コン… …かない 「てことで…好きな所に転生していいよ!!」 好きな所…転生 じゃ異世界で 「異世界ってそんな子供みたいな…」 子供だし 小2 「まっいっか。分かった。知り合いのところ送るね」 よろです 魔法使えるところがいいな 「更に注文!?」 …神様のせいで死んだのに… 「あぁ!!分かりました!!」 やたね 「君…結構策士だな」 そう? 作戦とかは楽しいけど… 「う~ん…だったらあそこでも大丈夫かな。ちょうど人が足りないって言ってたし」 …あそこ? 「…うん。君ならやれるよ。頑張って」 …んな他人事みたいな… 「あ。爵位は結構高めだからね」 しゃくい…? 「じゃ!!」 え? ちょ…しゃくいの説明ぃぃぃぃ!!

異世界転生した時に心を失くした私は貧民生まれです

ぐるぐる
ファンタジー
前世日本人の私は剣と魔法の世界に転生した。 転生した時に感情を欠落したのか、生まれた時から心が全く動かない。 前世の記憶を頼りに善悪等を判断。 貧民街の狭くて汚くて臭い家……家とはいえないほったて小屋に、生まれた時から住んでいる。 2人の兄と、私と、弟と母。 母親はいつも心ここにあらず、父親は所在不明。 ある日母親が死んで父親のへそくりを発見したことで、兄弟4人引っ越しを決意する。 前世の記憶と知識、魔法を駆使して少しずつでも確実にお金を貯めていく。

[完結]前世引きこもりの私が異世界転生して異世界で新しく人生やり直します

mikadozero
ファンタジー
私は、鈴木凛21歳。自分で言うのはなんだが可愛い名前をしている。だがこんなに可愛い名前をしていても現実は甘くなかった。 中高と私はクラスの隅で一人ぼっちで生きてきた。だから、コミュニケーション家族以外とは話せない。 私は社会では生きていけないほどダメ人間になっていた。 そんな私はもう人生が嫌だと思い…私は命を絶った。 自分はこんな世界で良かったのだろうかと少し後悔したが遅かった。次に目が覚めた時は暗闇の世界だった。私は死後の世界かと思ったが違かった。 目の前に女神が現れて言う。 「あなたは命を絶ってしまった。まだ若いもう一度チャンスを与えましょう」 そう言われて私は首を傾げる。 「神様…私もう一回人生やり直してもまた同じですよ?」 そう言うが神は聞く耳を持たない。私は神に対して呆れた。 神は書類を提示させてきて言う。 「これに書いてくれ」と言われて私は書く。 「鈴木凛」と署名する。そして、神は書いた紙を見て言う。 「鈴木凛…次の名前はソフィとかどう?」 私は頷くと神は笑顔で言う。 「次の人生頑張ってください」とそう言われて私の視界は白い世界に包まれた。 ーーーーーーーーー 毎話1500文字程度目安に書きます。 たまに2000文字が出るかもです。

異世界リナトリオン〜平凡な田舎娘だと思った私、実は転生者でした?!〜

青山喜太
ファンタジー
ある日、母が死んだ 孤独に暮らす少女、エイダは今日も1人分の食器を片付ける、1人で食べる朝食も慣れたものだ。 そしてそれは母が死んでからいつもと変わらない日常だった、ドアがノックされるその時までは。 これは1人の少女が世界を巻き込む巨大な秘密に立ち向かうお話。 小説家になろう様からの転載です!

令和日本では五十代、異世界では十代、この二つの人生を生きていきます。

越路遼介
ファンタジー
篠永俊樹、五十四歳は三十年以上務めた消防士を早期退職し、日本一周の旅に出た。失敗の人生を振り返っていた彼は東尋坊で不思議な老爺と出会い、歳の離れた友人となる。老爺はその後に他界するも、俊樹に手紙を残してあった。老爺は言った。『儂はセイラシアという世界で魔王で、勇者に討たれたあと魔王の記憶を持ったまま日本に転生した』と。信じがたい思いを秘めつつ俊樹は手紙にあった通り、老爺の自宅物置の扉に合言葉と同時に開けると、そこには見たこともない大草原が広がっていた。

ダラダラ異世界転生

ゆぃ♫
ファンタジー
平和な主婦異世界に行く。1からの人生人を頼ってのんびり暮らす。

転生能無し少女のゆるっとチートな異世界交流

犬社護
ファンタジー
10歳の祝福の儀で、イリア・ランスロット伯爵令嬢は、神様からギフトを貰えなかった。その日以降、家族から【能無し・役立たず】と罵られる日々が続くも、彼女はめげることなく、3年間懸命に努力し続ける。 しかし、13歳の誕生日を迎えても、取得魔法は1個、スキルに至ってはゼロという始末。 遂に我慢の限界を超えた家族から、王都追放処分を受けてしまう。 彼女は悲しみに暮れるも一念発起し、家族から最後の餞別として貰ったお金を使い、隣国行きの列車に乗るも、今度は山間部での落雷による脱線事故が起きてしまい、その衝撃で車外へ放り出され、列車もろとも崖下へと転落していく。 転落中、彼女は前世日本人-七瀬彩奈で、12歳で水難事故に巻き込まれ死んでしまったことを思い出し、現世13歳までの記憶が走馬灯として駆け巡りながら、絶望の淵に達したところで気絶してしまう。 そんな窮地のところをランクS冒険者ベイツに助けられると、神様からギフト《異世界交流》とスキル《アニマルセラピー》を貰っていることに気づかされ、そこから神鳥ルウリと知り合い、日本の家族とも交流できたことで、人生の転機を迎えることとなる。 人は、娯楽で癒されます。 動物や従魔たちには、何もありません。 私が異世界にいる家族と交流して、動物や従魔たちに癒しを与えましょう!

異世界に転生したので幸せに暮らします、多分

かのこkanoko
ファンタジー
物心ついたら、異世界に転生していた事を思い出した。 前世の分も幸せに暮らします! 平成30年3月26日完結しました。 番外編、書くかもです。 5月9日、番外編追加しました。 小説家になろう様でも公開してます。 エブリスタ様でも公開してます。

処理中です...