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第1話
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「……また、消すだけの日か」
胸の奥が、朝から重てぇ。
俺は《徴税官》だ。帳簿と刻印に従い、未納者を消す。
最近になって、帳簿が嘘をつき始めた。
未納じゃないはずの存在が、何もかも残したまま消えていく。
――妙な話だ。
それでも仕事は止まらない。
だから今日も、俺は扉を蹴り破る。
「徴税官だ――動くな!」
俺は古びた木製の扉を蹴り上げた。
勢いよく、中へ入る。
……未納で生きられると思うなよ。
この世界は、俺にも……優しくねぇ。
ここは、灰色の石造の建物だ。
ハッとした数人は、こちらを振り返る。
だがそれは一瞬だけ。
おいおい、動いていいのは心臓だけだぜ?
走るなら――最後の運動だな。
「存在税、未納。――悪いが消えてもらうか」
「払わねぇだけで殺すってのかよ!?」
「殺すんじゃねぇ。“在れねぇ”だけだ。
在りたきゃ払え。神でも同じだ」
「チッ……そんな理屈、知ってるさ。だが払えなきゃ終わりかよ……!」
十数名は、一気に全力猛ダッシュ。
危ねぇ。
こんなところにガキがいるとは。
逃走犯に突き飛ばされる。
「キャッ!」
間一髪で受け止めた。
「おっとと」
ひとまずケガはねぇみてぇだ。
まぁなんだ。帳簿に載らねぇ事故だ。しゃーねー。
「よう、大丈夫か? 腹減ってねぇか?」
「え?」
「心配すんな。俺は悪い大人だ。だから、こんなもん持ってる」
俺はチョコバーを取り出した。
「お兄ちゃん、絶対いい人だよ」
「どこがだ」
「悪い人って言う人ほど、いい人なんだもん」
「……そうかよ」
俺は鼻で笑って、チョコバーを放る。
「これはな、金払わねぇ連中からふんだくった
“徴税チョコ”だ」
「すごいの?」
「ああ。食えばちょっとだけ、元気になる」
「うん、ありがとう!」
「今日はここで遊ぶのは終わりだ。来年な」
「うん!」
ガキを見送る。
視線を戻すと、現場はもう別物だった。
他の連中はいい気なもんだ。
蜘蛛の子を蹴散らすかのように、四方へ散っていった。
跳躍し隣家の屋根へ、ぶっ飛ぶやつまでいる。
「子どもには優しいのね」
俺の相棒、天嶺在香(あまね・ざいか)はため息交じりだ。
まあ、そう言うなや。
こいつら相手にしゃーねーよ。
「ははは、そうか? ここにいると危ねぇ。それだけだ」
「あなたって……そうやって軽く見せておいて、
誰より自分壊してでも守るのよね」
在香は軽く息を吐き出す。
そんな目で見るなや。
……が、息をつく暇はねぇ。足音がまだ散ってやがる。
それにしたって、見た目も、誰一つとして同じヤツはいねぇ。
まあ、寄せ集めってヤツだ。
全員違う種族のな。
待てよと言った所でな、俺の声なんざまるで無視。
奴らはアレ運べ急げと叫びながら逃走する。
やっとここまで突き止めて、手ぶらじゃちと困る。
隣で一緒に踏み込んだ女、在香も叫ぶ。
「待ちなさい、あなたたち。脱税は魔導犯罪よ」
ああ、やれやれ。お役所口調が出た。
気のせいか、あいつの声が少し震えて聞こえた。
確定課じゃねぇんだよ、在香。
俺たちの仕事はひとつだ。
“存在をごまかすクズ”を始末する――それだけだ。
思わず俺は肺いっぱいに吸い込んで、でっけぇ息を吐き出した。
あああ、何言っちゃっているんだこの女は。
ヤベェことして、ばれたから逃げんだろうが。
おっと、こんなこと構ってらんねぇな。
目先のヤツをこのまま追い詰める。
扉をぶち破り、裏口に出るとそのまま路地裏に出た。
路地裏は狭い。壁が近い。逃げ道は――奥だけだ。
盛大にすっころびやがった。
おっ。何も拾わずまず逃げたか。
なんだかわからねぇ筒と書物が転がったままだ。
俺は、さらに奥へと駆ける。
おーおーやな天気だな。今にも雨が降りそうだぜ。
雷も鳴りだした。――“焼け跡”なら、帳簿は勝手に事故で片づけやがる。
後ろから、在香はまだ追いついていない。
一人締め上げているんか?
まあ、在香の勘だけは当たる。
……実際、最初にこのアジトを嗅ぎ当てたのも、あの女だ。
在香は俺を信用しちゃいねぇ。
それでも“俺なしじゃ困る”って顔だけは隠せてねぇ。
「クソっちっとは見逃せ、徴税官のあんちゃんよぉ」
「死ぬ前に納税しろよ」
俺は、ニヤリとしちまう。
……そうでもしなきゃ、やってられねぇ。
目の前のやつは袋小路だ。
在香もいねぇし、やっちまうか。
……ったく。誰がこんなやり方、望んだってんだ。
未納者を残せば……帳簿上は処理未了だ。
徴税官として、それはありえねぇ。
……俺だけの手口がある。札ごと、奪う。
「お? お前、何する気だ? 本当に徴税官なのか? 目つきが」
「いんや、俺は存在証明が欲しいだけさ」
「なんだと!」
手のひらを俺はヤツに向けて引いた。
この瞬間、空気が止まる。
鳥はさえずりをやめる。
草木は、微動だにしない。
「是零掌(ぜれいしょう)!」
掌底が胸を貫いた瞬間、光の札のようなものが手の中に吸い込まれた。
次の瞬間、そいつは粒子になって四散した。
――消した。
慣れたな。
胸の奥が、少しだけムカついた。
慣れちまった自分に腹が立つのに、
それを気にする余裕も、もう残ってねぇ。
奴には、声など上げる時間は与えない。
人を殺したいわけじゃない。
ただ、この世界で“在るため”には、こうするしかない。
「またか、割り切るってやつはどこか苦い」
胸の奥じゃなく、指先が冷えた。
同時に頭上がタイミングよく光りやがる。
ズッ! ガーン!
……心臓が、一拍遅れた。
クソ。こういう音だけは、昔から苦手だ。
轟音とともにうまいこと、ヤツの位置に落雷しやがった。
「ちょっと、是明(ぜみょう)! 今のは何を――」
後ろから在香が駆け寄ってくる。
「……あー、面倒くせぇな。ほら、終わったんだからいいだろ?」
黒い大きな目の鋭い視線が俺の眉間をつきさしてきやがる。
本当は、あいつにだけは、
その目で見られたくなかった。
でもまぁ……こいつ、俺のことが嫌いじゃないのかもしれねぇな。
そう思ってしまう自分が、一番やっかいだ。
こいつは、俺の心だけを人に引き戻す。
……だから俺は、体だけで前に出る。
「いいわけないでしょう! あなた、今、存在を――」
在香は視線だけ一瞬そらし、握った拳は震えていた。
「消した。まぁ、帳簿的には“未申告者ゼロ”。これで完了、ってやつだ」
規則は単純だ。――存在はタダじゃない。
「俺は正義じゃねぇ。ただ、間違って消すのが嫌なだけだ」
「……あんた、本当に是明なの?」
「さぁな。少なくとも、“在る”って押された覚えはねぇ。ただ、俺は“俺で在る”つもりだ」
俺の名前は……最初からこの世界の帳簿に載っちゃいねぇ。
存在は払うものだが、奪うこともできる。
……俺の場合は、な。
証明書だの手続きだの関係ねぇ――。
まあ、いわなきゃ、ばれねぇ。
ばれなきゃ、存在も罪も曖昧なもんだ。
記録の帳簿にも、もう残らねぇ。
……これが徴税官、俺のやり口だ。
こんなところで押し問答もばかばかしい。
腹も減ったし、こいつらの残した金でも拝借し、飯食うか。
あ、米と焼きウインナーもいいな。そっちにすっかー。
……考え出すと、ろくなことにならねぇ。
だから俺は、いつも飯のことを考える。
片手を後ろ手に在香へ手を振り、その場をあとにする。
「あなた、一体誰なの?」
在香の声が、雨にちぎれて消えた。
世界を守る気はねぇ。
だが、“書き換え”だけは気に食わねぇ。
――さあな。俺にもまだ答えはねぇ。
ふと脳裏に、“最初に出会ったあの女”の目がよぎる。
光の中で、俺の存在を値踏みするように笑っていた――あの目だ。
雨粒が、手の甲の刻印を叩く。にじんだ光が、一瞬だけ“あの時”と重なった。
『……存在証明を奪って、どうする気?』
光の中で笑っていた“あの女”の横顔が、雷光に焼き直される。
この世界は、俺を“在る”と認めちゃいねぇ。――だから俺は、俺で在るしかねぇ。
……少なくとも、“俺が俺で在る証拠”だけは、誰にも書き換えさせねぇ。
びちゃ、びちゃ。
……足、つめてぇな。
冷えてきた。
あああ、納税しろよな。
胸の奥が、朝から重てぇ。
俺は《徴税官》だ。帳簿と刻印に従い、未納者を消す。
最近になって、帳簿が嘘をつき始めた。
未納じゃないはずの存在が、何もかも残したまま消えていく。
――妙な話だ。
それでも仕事は止まらない。
だから今日も、俺は扉を蹴り破る。
「徴税官だ――動くな!」
俺は古びた木製の扉を蹴り上げた。
勢いよく、中へ入る。
……未納で生きられると思うなよ。
この世界は、俺にも……優しくねぇ。
ここは、灰色の石造の建物だ。
ハッとした数人は、こちらを振り返る。
だがそれは一瞬だけ。
おいおい、動いていいのは心臓だけだぜ?
走るなら――最後の運動だな。
「存在税、未納。――悪いが消えてもらうか」
「払わねぇだけで殺すってのかよ!?」
「殺すんじゃねぇ。“在れねぇ”だけだ。
在りたきゃ払え。神でも同じだ」
「チッ……そんな理屈、知ってるさ。だが払えなきゃ終わりかよ……!」
十数名は、一気に全力猛ダッシュ。
危ねぇ。
こんなところにガキがいるとは。
逃走犯に突き飛ばされる。
「キャッ!」
間一髪で受け止めた。
「おっとと」
ひとまずケガはねぇみてぇだ。
まぁなんだ。帳簿に載らねぇ事故だ。しゃーねー。
「よう、大丈夫か? 腹減ってねぇか?」
「え?」
「心配すんな。俺は悪い大人だ。だから、こんなもん持ってる」
俺はチョコバーを取り出した。
「お兄ちゃん、絶対いい人だよ」
「どこがだ」
「悪い人って言う人ほど、いい人なんだもん」
「……そうかよ」
俺は鼻で笑って、チョコバーを放る。
「これはな、金払わねぇ連中からふんだくった
“徴税チョコ”だ」
「すごいの?」
「ああ。食えばちょっとだけ、元気になる」
「うん、ありがとう!」
「今日はここで遊ぶのは終わりだ。来年な」
「うん!」
ガキを見送る。
視線を戻すと、現場はもう別物だった。
他の連中はいい気なもんだ。
蜘蛛の子を蹴散らすかのように、四方へ散っていった。
跳躍し隣家の屋根へ、ぶっ飛ぶやつまでいる。
「子どもには優しいのね」
俺の相棒、天嶺在香(あまね・ざいか)はため息交じりだ。
まあ、そう言うなや。
こいつら相手にしゃーねーよ。
「ははは、そうか? ここにいると危ねぇ。それだけだ」
「あなたって……そうやって軽く見せておいて、
誰より自分壊してでも守るのよね」
在香は軽く息を吐き出す。
そんな目で見るなや。
……が、息をつく暇はねぇ。足音がまだ散ってやがる。
それにしたって、見た目も、誰一つとして同じヤツはいねぇ。
まあ、寄せ集めってヤツだ。
全員違う種族のな。
待てよと言った所でな、俺の声なんざまるで無視。
奴らはアレ運べ急げと叫びながら逃走する。
やっとここまで突き止めて、手ぶらじゃちと困る。
隣で一緒に踏み込んだ女、在香も叫ぶ。
「待ちなさい、あなたたち。脱税は魔導犯罪よ」
ああ、やれやれ。お役所口調が出た。
気のせいか、あいつの声が少し震えて聞こえた。
確定課じゃねぇんだよ、在香。
俺たちの仕事はひとつだ。
“存在をごまかすクズ”を始末する――それだけだ。
思わず俺は肺いっぱいに吸い込んで、でっけぇ息を吐き出した。
あああ、何言っちゃっているんだこの女は。
ヤベェことして、ばれたから逃げんだろうが。
おっと、こんなこと構ってらんねぇな。
目先のヤツをこのまま追い詰める。
扉をぶち破り、裏口に出るとそのまま路地裏に出た。
路地裏は狭い。壁が近い。逃げ道は――奥だけだ。
盛大にすっころびやがった。
おっ。何も拾わずまず逃げたか。
なんだかわからねぇ筒と書物が転がったままだ。
俺は、さらに奥へと駆ける。
おーおーやな天気だな。今にも雨が降りそうだぜ。
雷も鳴りだした。――“焼け跡”なら、帳簿は勝手に事故で片づけやがる。
後ろから、在香はまだ追いついていない。
一人締め上げているんか?
まあ、在香の勘だけは当たる。
……実際、最初にこのアジトを嗅ぎ当てたのも、あの女だ。
在香は俺を信用しちゃいねぇ。
それでも“俺なしじゃ困る”って顔だけは隠せてねぇ。
「クソっちっとは見逃せ、徴税官のあんちゃんよぉ」
「死ぬ前に納税しろよ」
俺は、ニヤリとしちまう。
……そうでもしなきゃ、やってられねぇ。
目の前のやつは袋小路だ。
在香もいねぇし、やっちまうか。
……ったく。誰がこんなやり方、望んだってんだ。
未納者を残せば……帳簿上は処理未了だ。
徴税官として、それはありえねぇ。
……俺だけの手口がある。札ごと、奪う。
「お? お前、何する気だ? 本当に徴税官なのか? 目つきが」
「いんや、俺は存在証明が欲しいだけさ」
「なんだと!」
手のひらを俺はヤツに向けて引いた。
この瞬間、空気が止まる。
鳥はさえずりをやめる。
草木は、微動だにしない。
「是零掌(ぜれいしょう)!」
掌底が胸を貫いた瞬間、光の札のようなものが手の中に吸い込まれた。
次の瞬間、そいつは粒子になって四散した。
――消した。
慣れたな。
胸の奥が、少しだけムカついた。
慣れちまった自分に腹が立つのに、
それを気にする余裕も、もう残ってねぇ。
奴には、声など上げる時間は与えない。
人を殺したいわけじゃない。
ただ、この世界で“在るため”には、こうするしかない。
「またか、割り切るってやつはどこか苦い」
胸の奥じゃなく、指先が冷えた。
同時に頭上がタイミングよく光りやがる。
ズッ! ガーン!
……心臓が、一拍遅れた。
クソ。こういう音だけは、昔から苦手だ。
轟音とともにうまいこと、ヤツの位置に落雷しやがった。
「ちょっと、是明(ぜみょう)! 今のは何を――」
後ろから在香が駆け寄ってくる。
「……あー、面倒くせぇな。ほら、終わったんだからいいだろ?」
黒い大きな目の鋭い視線が俺の眉間をつきさしてきやがる。
本当は、あいつにだけは、
その目で見られたくなかった。
でもまぁ……こいつ、俺のことが嫌いじゃないのかもしれねぇな。
そう思ってしまう自分が、一番やっかいだ。
こいつは、俺の心だけを人に引き戻す。
……だから俺は、体だけで前に出る。
「いいわけないでしょう! あなた、今、存在を――」
在香は視線だけ一瞬そらし、握った拳は震えていた。
「消した。まぁ、帳簿的には“未申告者ゼロ”。これで完了、ってやつだ」
規則は単純だ。――存在はタダじゃない。
「俺は正義じゃねぇ。ただ、間違って消すのが嫌なだけだ」
「……あんた、本当に是明なの?」
「さぁな。少なくとも、“在る”って押された覚えはねぇ。ただ、俺は“俺で在る”つもりだ」
俺の名前は……最初からこの世界の帳簿に載っちゃいねぇ。
存在は払うものだが、奪うこともできる。
……俺の場合は、な。
証明書だの手続きだの関係ねぇ――。
まあ、いわなきゃ、ばれねぇ。
ばれなきゃ、存在も罪も曖昧なもんだ。
記録の帳簿にも、もう残らねぇ。
……これが徴税官、俺のやり口だ。
こんなところで押し問答もばかばかしい。
腹も減ったし、こいつらの残した金でも拝借し、飯食うか。
あ、米と焼きウインナーもいいな。そっちにすっかー。
……考え出すと、ろくなことにならねぇ。
だから俺は、いつも飯のことを考える。
片手を後ろ手に在香へ手を振り、その場をあとにする。
「あなた、一体誰なの?」
在香の声が、雨にちぎれて消えた。
世界を守る気はねぇ。
だが、“書き換え”だけは気に食わねぇ。
――さあな。俺にもまだ答えはねぇ。
ふと脳裏に、“最初に出会ったあの女”の目がよぎる。
光の中で、俺の存在を値踏みするように笑っていた――あの目だ。
雨粒が、手の甲の刻印を叩く。にじんだ光が、一瞬だけ“あの時”と重なった。
『……存在証明を奪って、どうする気?』
光の中で笑っていた“あの女”の横顔が、雷光に焼き直される。
この世界は、俺を“在る”と認めちゃいねぇ。――だから俺は、俺で在るしかねぇ。
……少なくとも、“俺が俺で在る証拠”だけは、誰にも書き換えさせねぇ。
びちゃ、びちゃ。
……足、つめてぇな。
冷えてきた。
あああ、納税しろよな。
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