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17章 龍球王国 前編
338、今後の展望
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ナガヨシが見たと言う北西方面で駕籠が使用された情報を系列店に問い合わせて確認する。全店舗合わせて10数件の依頼があり、その内テンコウ本家を目的地とした駕籠は6件あった。
「ん~……あそこは目印には丁度良いところだからなぁ……乗り降りするのに大きな屋敷の側は定番ってのが駕籠屋の相場だ。あんたんとこの屋敷も目印にされてるよ?」
「だろうな。別に今後も使用して構わん」
「そいつは助かるが……これじゃ敷地内に入ったのか、いつものように側に停めたのかは分からねぇぜ? あんたを信用しないわけじゃないが、これで頭ごなしに詰めたりしたら総スカン食らっちまうぜ」
「ん。いやいや、詰める必要はない。店主に黙って台帳に記載しない奴がいるとも考えて見たのだが、そこまで来たら敵味方の判別など出来なくなってしまう。とにかくこのことを店主にも周知してもらうのが今の一番だ。変な動きがあった時は……頼む」
「……あんたがまた先に見つけた場合はオイラのとこに連れてきてくれねぇか? 駕籠のことはオイラの領分だからよ」
店主は運動不足な肉付きの良い体をしながらもギラリと光る目に虎の如き威圧を感じさせた。ナガヨシは全く気圧されることなく苦笑いする。
「そいつは約束出来ねぇな。俺の考える不届き者はお前たちの領分を超えた存在だ。お前たちも犯人が判明したところですぐには手を出すなよ? 相手を見てから煮るなり焼くなり好きにしろ」
「そうかい? あんたほどのお人がそう言うのなら仕方がねぇ。とりあえず、こっちは人数を動員してオイラをコケにした奴を探すってことで。よろしく」
「素早い対応、痛み入る」
ナガヨシは店主に頭を下げる。それに合わせてモミジとレッドも頭を下げた。
駕籠屋を後にした3人。モミジは残念そうに話しかける。
「……思ったほどの結果ではありませんでしたね」
「そう思うか? 俺はそうは思わん。むしろ今回の結果で駕籠屋が関与していない可能性が大きいことが分かった」
「え?」
「店主の義理堅さと人情に惚れ込んで屋号を借りてる事業主たちが、金に目が眩んだ程度で裏切るとはどうも思えんのだ。もしかするとただの希望的観測という奴なのかもしれんが、俺は他に犯人が潜んでいると確信している」
レッドはゴクリと生唾を飲み、恐る恐る尋ねる。
「その……犯人って誰なんです?」
「ん。そこまではまだだが……しかしその素性が割れたらえらいことになると俺は思う」
ナガヨシはニヤリと笑って見せた。レッドも釣られて笑うが、そんな場合ではないだろうとモミジは口を挟む。
「目星は付いているのですね。いずれ答え合わせの時が来るでしょうが、今は置いておきましょう。それよりも、仲間を募るのは如何ですか? 現在タダウチさんを合わせても4人。これではやはり不自由ではありませんか?」
「ふむ。俺もそれを考えて1人当てにしていたのだが、断られてしまってな。思った以上に気落ちした。こうなったらイケそうな奴に片っ端から声を掛ける他あるまい。虱潰しだ」
意見が合致した3人は実力者を探して龍球王国を奔走する。
丁度その頃──。
「……来たか。オキノブ」
ムネヤスは家臣の顔を見るにそっぽを向いて茶を点て始める。オキノブは一礼して茶室へと入り、用意されてあった座布団の上に座った。
黙々と作業するムネヤスに合わせて押し黙るオキノブ。しばらく沈黙が続き、ソワソワし始めた時にようやく茶碗が目の前に置かれた。
「いただきます」
オキノブはあまり欲しくもない苦いお茶を作法に則って器を手元で回したりしながら飲み干し、渋い顔をしながら「良いお手前で」とおべっかを使った。褒められたムネヤスは満更でもない顔をしながらも冷静を装いつつオキノブに向き直る。
「奥方の体の調子はどうだ? もう治ったのか?」
「はっ。気にかけていただきありがとうございます。ムネヤス様のおかげで元気になりました」
「ふんっ。儂のおかげなどと……ただ人を紹介しただけのこと」
「何を仰います。ムネヤス様が築かれた人脈の為せる業にございますとも。私は機界大国に人脈などございません。あの時ティアナ様をご紹介いただかなければ、妻は半年の後にこの世を去っていたことでしょう。まさか子を成すまで回復しようとは……夢にも思いませんでした。妻子共々、ムネヤス様に足を向けて寝られませぬ」
オキノブは頭を下げて言い尽くしきれぬ感謝をムネヤスへと向ける。それを見たムネヤスは心底どうでも良い顔をしながら見下したように本題に入る。
「本日貴公を呼んだのは他でもない、昨日の件だ」
「昨日? はて……」
「惚けんで良いっ。屋敷にナガヨシが訪ねて来たであろうがっ」
「はっ。確かに昨日ナガヨシ殿が訪ねて参りました」
「一体何を話した?」
「尋問でございますか? しかしその様子では会話内容は既にご承知のはずでございます。それ以上のことは何も……」
「貴公の口から聞きたいのだ」
「……畏まりました。それではお話しします。単なる世間話と勧誘でございます。私に殿を裏切って徒党を組むよう唆してきました。もちろんすぐにお断り致しましたのでご安心を」
オキノブは堂々とムネヤスの目を真っ直ぐに見つめながら伝える。嘘偽りのない曇りなき眼差し。だがムネヤスは裏切ってないことなど当たり前だと鼻で笑って見せた。
「心配などしておらん。そんなことよりもオキノブ。何故ナガヨシを無事に帰した。手打ちにしろとまでは言わんが、むざむざ屋敷に入れた挙句に酒盛りなど……恥を知れ」
「ははぁっ。申し訳ございませぬっ。旧知の仲であるが故の誤った判断でございましたっ。お許しくださいっ」
オキノブは手を突いて詫びる。誠心誠意謝るオキノブにムネヤスは面を上げるように伝えた。
「貴公は儂に対して多大なる恩を感じておる。そうじゃな?」
「はっ。家臣として、そして我が家族の御恩。一生かかっても返しきれぬ恩にございます」
「ならばオキノブ。儂のために死ね」
ムネヤスは側に置いていた刀を手に持ち、スッと立ち上がった。
「……はっ。この命、如何様にもお使いくださいませ」
オキノブはムネヤスが抜いた刀をジッと睨む。ムネヤスは狭い茶室で小さく振り被ってムネヤスを斬りつけた。
──ザクッ
額から頬にかけて斜めにパックリと傷が出来る。ドロッと止めどなく出る血液が衣服を濡らす。
「儂の剣に瞬き一つせぬか……流石は北方一の侍」
「……恐縮……至極にございます」
「うむ」
ムネヤスは納刀し、座り直す。
「昨日の失態はこれにて手打ちだ」
「はっ」
「ふむ……やはり儂には貴公以外、信用に足る存在などいないことに気付かされた。今回の計画の総大将を貴公に任せたく思うのだがどうだ?」
斬られた時は片眉一つ動かさなかったオキノブの顔に困惑の色が浮かぶ。
「この私が『禍津神計画』の総大将を……っ?!」
「左様。やってくれるな?」
今更顔の痛みが来たような顰めっ面になりながらゆっくりと頭を下げる。
「……謹んでお受けいたします」
「それで良い。……これは回復の呪符だ。取っておけ。だが良いか? その傷は残しておけよ。儂を裏切ったらどうなるか、鏡や水面に浮かぶ自身の顔を見る度思い出すのだ」
「ははぁっ!!」
オキノブは畳を血で濡らしながら、怒りで目を血走らせた。
この国は終わる。
いや、終わらせることになる。
国を愛し、将来カラスマ家を子に託すことを夢見ていたオキノブの手によって。
「ん~……あそこは目印には丁度良いところだからなぁ……乗り降りするのに大きな屋敷の側は定番ってのが駕籠屋の相場だ。あんたんとこの屋敷も目印にされてるよ?」
「だろうな。別に今後も使用して構わん」
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「ん。いやいや、詰める必要はない。店主に黙って台帳に記載しない奴がいるとも考えて見たのだが、そこまで来たら敵味方の判別など出来なくなってしまう。とにかくこのことを店主にも周知してもらうのが今の一番だ。変な動きがあった時は……頼む」
「……あんたがまた先に見つけた場合はオイラのとこに連れてきてくれねぇか? 駕籠のことはオイラの領分だからよ」
店主は運動不足な肉付きの良い体をしながらもギラリと光る目に虎の如き威圧を感じさせた。ナガヨシは全く気圧されることなく苦笑いする。
「そいつは約束出来ねぇな。俺の考える不届き者はお前たちの領分を超えた存在だ。お前たちも犯人が判明したところですぐには手を出すなよ? 相手を見てから煮るなり焼くなり好きにしろ」
「そうかい? あんたほどのお人がそう言うのなら仕方がねぇ。とりあえず、こっちは人数を動員してオイラをコケにした奴を探すってことで。よろしく」
「素早い対応、痛み入る」
ナガヨシは店主に頭を下げる。それに合わせてモミジとレッドも頭を下げた。
駕籠屋を後にした3人。モミジは残念そうに話しかける。
「……思ったほどの結果ではありませんでしたね」
「そう思うか? 俺はそうは思わん。むしろ今回の結果で駕籠屋が関与していない可能性が大きいことが分かった」
「え?」
「店主の義理堅さと人情に惚れ込んで屋号を借りてる事業主たちが、金に目が眩んだ程度で裏切るとはどうも思えんのだ。もしかするとただの希望的観測という奴なのかもしれんが、俺は他に犯人が潜んでいると確信している」
レッドはゴクリと生唾を飲み、恐る恐る尋ねる。
「その……犯人って誰なんです?」
「ん。そこまではまだだが……しかしその素性が割れたらえらいことになると俺は思う」
ナガヨシはニヤリと笑って見せた。レッドも釣られて笑うが、そんな場合ではないだろうとモミジは口を挟む。
「目星は付いているのですね。いずれ答え合わせの時が来るでしょうが、今は置いておきましょう。それよりも、仲間を募るのは如何ですか? 現在タダウチさんを合わせても4人。これではやはり不自由ではありませんか?」
「ふむ。俺もそれを考えて1人当てにしていたのだが、断られてしまってな。思った以上に気落ちした。こうなったらイケそうな奴に片っ端から声を掛ける他あるまい。虱潰しだ」
意見が合致した3人は実力者を探して龍球王国を奔走する。
丁度その頃──。
「……来たか。オキノブ」
ムネヤスは家臣の顔を見るにそっぽを向いて茶を点て始める。オキノブは一礼して茶室へと入り、用意されてあった座布団の上に座った。
黙々と作業するムネヤスに合わせて押し黙るオキノブ。しばらく沈黙が続き、ソワソワし始めた時にようやく茶碗が目の前に置かれた。
「いただきます」
オキノブはあまり欲しくもない苦いお茶を作法に則って器を手元で回したりしながら飲み干し、渋い顔をしながら「良いお手前で」とおべっかを使った。褒められたムネヤスは満更でもない顔をしながらも冷静を装いつつオキノブに向き直る。
「奥方の体の調子はどうだ? もう治ったのか?」
「はっ。気にかけていただきありがとうございます。ムネヤス様のおかげで元気になりました」
「ふんっ。儂のおかげなどと……ただ人を紹介しただけのこと」
「何を仰います。ムネヤス様が築かれた人脈の為せる業にございますとも。私は機界大国に人脈などございません。あの時ティアナ様をご紹介いただかなければ、妻は半年の後にこの世を去っていたことでしょう。まさか子を成すまで回復しようとは……夢にも思いませんでした。妻子共々、ムネヤス様に足を向けて寝られませぬ」
オキノブは頭を下げて言い尽くしきれぬ感謝をムネヤスへと向ける。それを見たムネヤスは心底どうでも良い顔をしながら見下したように本題に入る。
「本日貴公を呼んだのは他でもない、昨日の件だ」
「昨日? はて……」
「惚けんで良いっ。屋敷にナガヨシが訪ねて来たであろうがっ」
「はっ。確かに昨日ナガヨシ殿が訪ねて参りました」
「一体何を話した?」
「尋問でございますか? しかしその様子では会話内容は既にご承知のはずでございます。それ以上のことは何も……」
「貴公の口から聞きたいのだ」
「……畏まりました。それではお話しします。単なる世間話と勧誘でございます。私に殿を裏切って徒党を組むよう唆してきました。もちろんすぐにお断り致しましたのでご安心を」
オキノブは堂々とムネヤスの目を真っ直ぐに見つめながら伝える。嘘偽りのない曇りなき眼差し。だがムネヤスは裏切ってないことなど当たり前だと鼻で笑って見せた。
「心配などしておらん。そんなことよりもオキノブ。何故ナガヨシを無事に帰した。手打ちにしろとまでは言わんが、むざむざ屋敷に入れた挙句に酒盛りなど……恥を知れ」
「ははぁっ。申し訳ございませぬっ。旧知の仲であるが故の誤った判断でございましたっ。お許しくださいっ」
オキノブは手を突いて詫びる。誠心誠意謝るオキノブにムネヤスは面を上げるように伝えた。
「貴公は儂に対して多大なる恩を感じておる。そうじゃな?」
「はっ。家臣として、そして我が家族の御恩。一生かかっても返しきれぬ恩にございます」
「ならばオキノブ。儂のために死ね」
ムネヤスは側に置いていた刀を手に持ち、スッと立ち上がった。
「……はっ。この命、如何様にもお使いくださいませ」
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「……恐縮……至極にございます」
「うむ」
ムネヤスは納刀し、座り直す。
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「はっ」
「ふむ……やはり儂には貴公以外、信用に足る存在などいないことに気付かされた。今回の計画の総大将を貴公に任せたく思うのだがどうだ?」
斬られた時は片眉一つ動かさなかったオキノブの顔に困惑の色が浮かぶ。
「この私が『禍津神計画』の総大将を……っ?!」
「左様。やってくれるな?」
今更顔の痛みが来たような顰めっ面になりながらゆっくりと頭を下げる。
「……謹んでお受けいたします」
「それで良い。……これは回復の呪符だ。取っておけ。だが良いか? その傷は残しておけよ。儂を裏切ったらどうなるか、鏡や水面に浮かぶ自身の顔を見る度思い出すのだ」
「ははぁっ!!」
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