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3章
23、裏の森
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「クククッ……バカな奴らめ……」
アヴァンティアの首都。その裏手にある森でデーモンたちが潜伏していた。ガサガサと草木を揺らしながら壁に向けて歩き出す。
「陽動にまんまと引っ掛かりやがったぜ」
「でもよぉ。こんなことしなくても表で兵士を蹂躙してりゃ良かったんじゃねぇか?」
「お前バカだな。それじゃ活躍が埋もれちまうだろ?こうして搦手を使って死体を増やせば俺たちの手柄になるだろうが」
「はぁ~それでわざわざ上官に……お前頭良いな」
「だろ?」
デーモンたちは楽しげに会話する。隠密しているのに普通に喋っていたら意味がないのだが、表の喧騒のお陰で今はどんな音も掻き消される。ニヤニヤしながら侵攻を開始するデーモンたち。
大量虐殺が開始されそうなその時、デーモンたちの前に人影が現れた。寝起きなのか、ボケ~っとした顔でデーモンたちを見ている。
「あ~……何か……見たことある奴らだな……」
『あれデーモンですよ。ほらあの頭のツノ』
「……ああ、そういえばダンジョンで見たような……?」
「……は?な、何だ貴様は?」
デーモンの困惑は目に表れ、泳いだ視線は男の足元に行く。そこには寝袋があり、焚き火の跡があった。
「バカな……街の近くで野宿だと?も、森に住んでいるのか?」
「べ、別に良いだろそんなこと!」
レッドは顔を真っ赤にしながらデーモンに怒る。デーモンは混乱する頭を振って落ち着かせた。
「ふっ……確かにどうでも良いことだな。ここで我らに出会ったのは運の尽きだ。ここで死ね。人間」
「死なないさ。俺がお前らを斬る」
レッドは剣を構える。デーモンたちはレッドの言葉に熱り立った。
「ほぉ?言うではないか……やってみろっ!」
ゴォッ
デーモンは空気を纏うように勢い良く突進を仕掛ける。常人なら肉が散り散りに裂けるほどの攻撃。街の表でこれが使われたなら冒険者が大量に死んだことだろう。強力無比、極悪非道のショルダータックル。
──ボンッ
接触したその瞬間、空気が爆発し突風が巻き起こる。レッドに突っ込んだデーモンはいくつもの肉片となって吹き飛び、さっきまで生きていたと思えないほどドチャドチャと無機質に地面のシミとなった。
「……え?」
レッドは振り抜いた剣を正眼に構える。その刀身には血油の一滴も付いていない。デーモンの理解を超えた何かが起こっている。
(あの喧騒……表はたくさんのチームが戦っているんだろうな。何が攻めて来たんだろうか?ドラゴン級の魔物とかかな?気になるけどここを離れられないよなぁ……みんなと久々に一緒に戦えたかも……いや、待てよ。ここをさっさと終わらせれば、間に合ったりなんて……)
デーモンはようやく同胞が瞬殺されたことに気付いて驚き戸惑う。レッドの目がキラリと輝いたのも見逃さなかった。
「……ににに、逃げろぉっ!!」
レッドが剣を振り上げて走って来たのを見て泣きながら飛び去る。空に飛び上がるその間3体が血煙となった。
*
デーモンを追い払ったニールたちは被害状況を確認しつつ考えを巡らせていた。
「あのデーモンたち……やっぱあそこから来たんじゃないか?」
「ヴォーツマス墳墓のことか?」
「この辺りで大きなダンジョンといえばあそこしかない……飛び去った方向も一致するし、まず間違いないだろうね」
ニールとライトが発生原因に焦点を当て始めた頃、花の香が薫ってきた。誰が近くに来たのかはすぐに理解した。
「なら僕の出番だね~」
シャランッという音が鳴りそうなほど綺羅びやかな鎧に身を包んだ痩せ型の男が立っていた。身長も高く、手足が長いモデル体型でサラサラのロン毛を掻き上げる。足を交差させながらくねくねと歩いて2人の側に立った。
「一緒に行ってくれるのか?ヘクター」
「というか、僕以外に相応しい人なんているのか~い?」
ヘクター=ゴー=コンロン。
現在世界に5人しか認められていない職業である聖騎士を賜った実力者。ハーフエルフであり、人より耳が長く、エルフより耳が短い。肌が白く、細面の優男。
シルバーバレットというチームのリーダーでもある。
「オメーらあの墓地に行くのか?」
ズンズンと地を鳴らしながらガタイの良い大男もやって来た。
「オレも同行しよう」
肩に担いでいたデカい斧を地面に下ろす。軽く付けたのにゴリッと地面を抉ったのを見ればかなりの重量があるのが分かる。
魔獣の毛皮をあしらった頑丈さだけが取り柄の無骨な鎧に、金棒に刃がくっ付いたハンマーのような斧。野性味溢れるヒゲを蓄え、蛮族を彷彿とさせる衣装は危険な空気を漂わせる。
戦士のイメージといえばこの男。ディロン=ディザスター。”破城槌”という異名で通っている。
基本単独行動の彼にチームは不要。
「ディロン。君も来てくれるとは心強いよ」
「ふんっ、オレはデーモンどもの背後に居る化け物に用がある。昼間感じた寒気の正体が知りたいからな……」
「っ!……やはり貴様も感じたか」
「というよりあれほどの怖気を感じない方がおかしくな~い?」
ヘクターの言葉にライトは首を振る。
「感じない奴もいる。残念ながらな。だがそれで面白いことが発覚した」
「面白いこと~?」
「強ぇ奴だけがあの寒気を感じられる。そういうことだろう?」
「そういうことだ。気を感じられた貴様らは……少なくとも能力だけは信用出来る。見ろ」
ライトはクイッと顎で見るべきところを指し示す。そこには手傷を負った冒険者が応急処置を施されている真っ最中だった。デーモンはおちょくるように戦っていたので死人こそ出ていないが、掠っただけでも瀕死になった冒険者もいる。
「弱小冒険者チームでは如何しようも無い。あの気を感じられたものだけを選別し、特別部隊を編成してヴォーツマス墳墓に突入。大物を撃破して終了。それでどうだ?」
「君が仕切っているのは気に食わないけど~、それは良い案だと素直に感心するよ。僕は賛成~」
「足手まといが増えるなら文句も出るが、全員が実力者であるなら譲歩しよう」
「……ニールはどうだ?」
ニールは複雑な表情を作りながら口を横一文字に締めている。少しして小さく頷くと「やろう」と呟く。
「どの道、結局は戦わなければならない相手だ。と言ってもあのダンジョンはまだ5階層までしか降りられていない。長丁場が予想されるぞ」
「そこは即席部隊でチャチャっと解決して~。初めての団体戦と洒落込もうじゃな~い」
ライトの提案によってヴォーツマス墳墓への襲撃作戦が上澄みの冒険者チーム同士で交わされた。
「集合は明朝。全員が集まり次第出発で、集まらないと判断した場合はすぐに出よう。今は少しでも疲れを癒して備えるべきだ」
「そうだな、夜明けまではまだ時間もある。一旦解散で」
みんなそれぞれのチームの元に戻って行く。夜に起こった奇襲を防ぎ切ったのだ。冒険者も兵士も関係なく喜び、互いを祝福している。
奇襲作戦が誘き出すための単なる疑似餌だとも知らずに。
*
「あ~も~……やっぱり終わってるじゃないか……」
裏の森でレッドがデーモンと戦っている丁度その時に、冒険者ギルドと衛兵たちが街の存続をかけて表でデーモンと戦っていた。
先に接敵していた分、若干表の方が早く終わり、レッドが到着する頃には撤収している最中だった。衛兵は残って見張りを継続するらしい。お目当てのビフレストは既に街の中なのか、目端にすら引っ掛からなかった。
デーモンが二度と戻ってこないように少し追い掛けたのがタイムロスに繋がったようだ。二兎追う者は一兎も得ず。欲張りすぎたのが仇になったと見る。
「……寝るか」
レッドは森に帰っていった。
アヴァンティアの首都。その裏手にある森でデーモンたちが潜伏していた。ガサガサと草木を揺らしながら壁に向けて歩き出す。
「陽動にまんまと引っ掛かりやがったぜ」
「でもよぉ。こんなことしなくても表で兵士を蹂躙してりゃ良かったんじゃねぇか?」
「お前バカだな。それじゃ活躍が埋もれちまうだろ?こうして搦手を使って死体を増やせば俺たちの手柄になるだろうが」
「はぁ~それでわざわざ上官に……お前頭良いな」
「だろ?」
デーモンたちは楽しげに会話する。隠密しているのに普通に喋っていたら意味がないのだが、表の喧騒のお陰で今はどんな音も掻き消される。ニヤニヤしながら侵攻を開始するデーモンたち。
大量虐殺が開始されそうなその時、デーモンたちの前に人影が現れた。寝起きなのか、ボケ~っとした顔でデーモンたちを見ている。
「あ~……何か……見たことある奴らだな……」
『あれデーモンですよ。ほらあの頭のツノ』
「……ああ、そういえばダンジョンで見たような……?」
「……は?な、何だ貴様は?」
デーモンの困惑は目に表れ、泳いだ視線は男の足元に行く。そこには寝袋があり、焚き火の跡があった。
「バカな……街の近くで野宿だと?も、森に住んでいるのか?」
「べ、別に良いだろそんなこと!」
レッドは顔を真っ赤にしながらデーモンに怒る。デーモンは混乱する頭を振って落ち着かせた。
「ふっ……確かにどうでも良いことだな。ここで我らに出会ったのは運の尽きだ。ここで死ね。人間」
「死なないさ。俺がお前らを斬る」
レッドは剣を構える。デーモンたちはレッドの言葉に熱り立った。
「ほぉ?言うではないか……やってみろっ!」
ゴォッ
デーモンは空気を纏うように勢い良く突進を仕掛ける。常人なら肉が散り散りに裂けるほどの攻撃。街の表でこれが使われたなら冒険者が大量に死んだことだろう。強力無比、極悪非道のショルダータックル。
──ボンッ
接触したその瞬間、空気が爆発し突風が巻き起こる。レッドに突っ込んだデーモンはいくつもの肉片となって吹き飛び、さっきまで生きていたと思えないほどドチャドチャと無機質に地面のシミとなった。
「……え?」
レッドは振り抜いた剣を正眼に構える。その刀身には血油の一滴も付いていない。デーモンの理解を超えた何かが起こっている。
(あの喧騒……表はたくさんのチームが戦っているんだろうな。何が攻めて来たんだろうか?ドラゴン級の魔物とかかな?気になるけどここを離れられないよなぁ……みんなと久々に一緒に戦えたかも……いや、待てよ。ここをさっさと終わらせれば、間に合ったりなんて……)
デーモンはようやく同胞が瞬殺されたことに気付いて驚き戸惑う。レッドの目がキラリと輝いたのも見逃さなかった。
「……ににに、逃げろぉっ!!」
レッドが剣を振り上げて走って来たのを見て泣きながら飛び去る。空に飛び上がるその間3体が血煙となった。
*
デーモンを追い払ったニールたちは被害状況を確認しつつ考えを巡らせていた。
「あのデーモンたち……やっぱあそこから来たんじゃないか?」
「ヴォーツマス墳墓のことか?」
「この辺りで大きなダンジョンといえばあそこしかない……飛び去った方向も一致するし、まず間違いないだろうね」
ニールとライトが発生原因に焦点を当て始めた頃、花の香が薫ってきた。誰が近くに来たのかはすぐに理解した。
「なら僕の出番だね~」
シャランッという音が鳴りそうなほど綺羅びやかな鎧に身を包んだ痩せ型の男が立っていた。身長も高く、手足が長いモデル体型でサラサラのロン毛を掻き上げる。足を交差させながらくねくねと歩いて2人の側に立った。
「一緒に行ってくれるのか?ヘクター」
「というか、僕以外に相応しい人なんているのか~い?」
ヘクター=ゴー=コンロン。
現在世界に5人しか認められていない職業である聖騎士を賜った実力者。ハーフエルフであり、人より耳が長く、エルフより耳が短い。肌が白く、細面の優男。
シルバーバレットというチームのリーダーでもある。
「オメーらあの墓地に行くのか?」
ズンズンと地を鳴らしながらガタイの良い大男もやって来た。
「オレも同行しよう」
肩に担いでいたデカい斧を地面に下ろす。軽く付けたのにゴリッと地面を抉ったのを見ればかなりの重量があるのが分かる。
魔獣の毛皮をあしらった頑丈さだけが取り柄の無骨な鎧に、金棒に刃がくっ付いたハンマーのような斧。野性味溢れるヒゲを蓄え、蛮族を彷彿とさせる衣装は危険な空気を漂わせる。
戦士のイメージといえばこの男。ディロン=ディザスター。”破城槌”という異名で通っている。
基本単独行動の彼にチームは不要。
「ディロン。君も来てくれるとは心強いよ」
「ふんっ、オレはデーモンどもの背後に居る化け物に用がある。昼間感じた寒気の正体が知りたいからな……」
「っ!……やはり貴様も感じたか」
「というよりあれほどの怖気を感じない方がおかしくな~い?」
ヘクターの言葉にライトは首を振る。
「感じない奴もいる。残念ながらな。だがそれで面白いことが発覚した」
「面白いこと~?」
「強ぇ奴だけがあの寒気を感じられる。そういうことだろう?」
「そういうことだ。気を感じられた貴様らは……少なくとも能力だけは信用出来る。見ろ」
ライトはクイッと顎で見るべきところを指し示す。そこには手傷を負った冒険者が応急処置を施されている真っ最中だった。デーモンはおちょくるように戦っていたので死人こそ出ていないが、掠っただけでも瀕死になった冒険者もいる。
「弱小冒険者チームでは如何しようも無い。あの気を感じられたものだけを選別し、特別部隊を編成してヴォーツマス墳墓に突入。大物を撃破して終了。それでどうだ?」
「君が仕切っているのは気に食わないけど~、それは良い案だと素直に感心するよ。僕は賛成~」
「足手まといが増えるなら文句も出るが、全員が実力者であるなら譲歩しよう」
「……ニールはどうだ?」
ニールは複雑な表情を作りながら口を横一文字に締めている。少しして小さく頷くと「やろう」と呟く。
「どの道、結局は戦わなければならない相手だ。と言ってもあのダンジョンはまだ5階層までしか降りられていない。長丁場が予想されるぞ」
「そこは即席部隊でチャチャっと解決して~。初めての団体戦と洒落込もうじゃな~い」
ライトの提案によってヴォーツマス墳墓への襲撃作戦が上澄みの冒険者チーム同士で交わされた。
「集合は明朝。全員が集まり次第出発で、集まらないと判断した場合はすぐに出よう。今は少しでも疲れを癒して備えるべきだ」
「そうだな、夜明けまではまだ時間もある。一旦解散で」
みんなそれぞれのチームの元に戻って行く。夜に起こった奇襲を防ぎ切ったのだ。冒険者も兵士も関係なく喜び、互いを祝福している。
奇襲作戦が誘き出すための単なる疑似餌だとも知らずに。
*
「あ~も~……やっぱり終わってるじゃないか……」
裏の森でレッドがデーモンと戦っている丁度その時に、冒険者ギルドと衛兵たちが街の存続をかけて表でデーモンと戦っていた。
先に接敵していた分、若干表の方が早く終わり、レッドが到着する頃には撤収している最中だった。衛兵は残って見張りを継続するらしい。お目当てのビフレストは既に街の中なのか、目端にすら引っ掛からなかった。
デーモンが二度と戻ってこないように少し追い掛けたのがタイムロスに繋がったようだ。二兎追う者は一兎も得ず。欲張りすぎたのが仇になったと見る。
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