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第101話 質問
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虎田たちは春田たちから離れて大手の雑貨屋に来ていた。
”イーストレッグス”
東グループ系列の雑貨チェーン店。とりあえず買うものに困ったらウィンドウショッピングにも便利な、いわゆる定番の店である。父の誕生日のプレゼントを探しにやってきたわけだがどうするかと話し合っているところだ。
「で?何にすんの?」
篠崎は虎田に何を中心に見るか聞く。
「うーん……お父さんはアウトドア派だからそっち系の物とか喜ぶかも……」
みんなでキャンプ用品だとか釣具だとかのコーナーを見て回る。
「てゆ~か~、予算っていくらなの~?」
「あんまり高く無い方が懐的には嬉しいけど、ギリ1万円くらいかな」
「そんなもんか~」と見てくれるのは嬉しいのだが、父の誕生日はまだまだ先なので今日買うつもりはない。春田とのデートのつもりでやって来たというのに言っちゃ悪いが邪魔者の乱入のせいで面倒なことになっている。
ランタンや飯盒などアウトドアグッズが立ち並ぶ棚を見て回る。篠崎は割と真剣に見ているが、高橋と館川は全然別の物を見てきゃっきゃしてる。嘘を吐いて誤魔化した状況なわけだが、商品の数はそれなりなので篠崎と割と面白おかしく見る事が出来た。4人でキャンプの話が出た時はワクワクしたくらい。本来なら春田とこういう状況になっているはずだったが、今回はついてなかったと諦めるしかないだろう。
高橋と館川が別の棚に移動したとき、篠崎が声をかけた。
「……で?春田とはどこまで行ったの?」
その言葉に一瞬ドキッとする。動揺を見せるわけにはいかないと笑顔で取り繕う。
「……え?何の話?」
「んな隠さなくったって……ウチとみゆきの仲じゃん?」
篠崎はズイッと顔を近づける。
「みらいは反対みたいだけど、ウチはそうじゃないからみゆきの青春を邪魔なんかしないよ?」
ボソッと耳元で話してくる。
「春田くんとは何も無いよ。ちょっと暇だったから誘っただけで……」
「……春田ってさぁ、何でか絶対に目立たなかったよね。一応1年の時から知ってたけど、何故か存在感が薄いというかさ……」
篠崎は棚にあるランタンを取り出して眺めながら語り出す。
「体育祭とか文化祭とかサボらないし、かといって頑張りすぎもしない。期末での順位は上にも下にもいないし、運動だって出来ないわけじゃない。なんていうか雑草の様な存在だって思ってたな。いてもいなくても気にならないっていうかさ。多分こう思ってんのはウチだけじゃないと思う」
燃料バルブをいじったり、ひっくり返してみたり、ガラスに顔を写したりした後、元あった棚に戻す。
「あんな雑草みたいな奴が、なんで今注目を浴びているのか…気掛かりなのはそこよ」
言い方こそ棘があるものの、それは確かに気になる。虎田にはれっきとした理由があるわけだが、竹内や滝澤などの明らかに性格や性質がかけ離れた人たちまで引き寄せている。自分が知らないだけでもっとドラマチックな出会い方をしているかもしれないが、見てないので何とも言いようがない。
「……私は性格も何となく似てるし、絡みやすいって言うのが本音かなぁ……他はよく分かんないけど」
篠崎は「ふーん」と棚の上段を見る。
「……じゃあ別に春田の事なんてどうとも思ってないって事?」
「いや、それは……なんかそこまではっきり言うと……可哀そうって言うか……なんていうか……」
篠崎は飽きれた顔で虎田を見る。
「隠さなくて良くない?でもまぁ恥ずかしいか……あ~あ。ウチもそういう人が出来れば分かるのかなぁ……」
「も~そんなんじゃないって……!ただ買い物に付き合ってもらうだけの……」
「それはもういいから、だってお父さんの誕生日まだ先でしょ?」
その発言には驚いた。一瞬自分を嵌めるためのブラフかとも思ったが、次の言葉で愕然とした。
「去年は寒い時期に一緒に探しに行ったし……」
雑な嘘であったことは認めるし、騙そうとしたことも素直に悪い事だと反省しよう。問題は自身の記憶力だ。焦っていたとはいえあまりに頭が悪い。みんな疑問に思いながらも「それでいいや」と許容してくれたに他ならない。恥ずかしくて顔から火が出そうだ。
「……なんか……ごめん……」
「いいよ、別に怒ってないし」
虎田は俯いてしばらく考えた後、ボソボソ話始めた。
「……正直自分では好きなのかどうか……分からないとしか答えられない……」
篠崎はキョロキョロ周りを見回した後、またコソコソ話しかける。
「マジな話。いつから気になりだしたの?」
「えぇ~……」
マジな話4日前だ。両肩を手で挟み込まれた時から何故か目が離せなくなった。本来ならキモいと突っぱねる所を、普段の生活から春田が……というより普通の人は絶対にしないだろう行動に驚き戸惑った。何故あの時あの行動に出たのか考えるたびにドキドキする。春田という沼に入り込んだ……いや、取り込まれた印象だ。困り顔で返答に渋っていると。
「何してんすか?」
後ろから声をかけられれた。
「あ、高橋さん。ううん。何でもないよ」
「ひな先輩が呼んでるっす。竹さんたちがスタポいるって話で」
篠崎は一瞬「ちぇっ」と口を尖らすが、虎田の肩をポンッと叩く。
「じゃ行こうか。どうせ今日は買わないんでしょ?」
「そ、そうだね。行きましょうか」
館川はすでに店の入り口前で3人を待っていた。
「あっちも終わったみたいよ~。スタポ集合だって~」
「ああ、高橋後輩から聞いたよ。急ぐか。待たせちゃ悪いし」
4人そろってスタポへ行く間、虎田は悶々と考えていた。
(私は春田くんが好きなんだと思う……。今日1も2もなく、こみゅを送れたのはきっとそういう事なんだよね……)
でもハッキリと答えられない。それは恥ずかしさもあるが、人生で初の事なので決めきれない方が大きい。木島はたくさんの男の子と付き合ってきたが、こんな感じを味わっていたのだろうか?館川もそうだ。もっと早い段階からこういうドキドキを味わって慣れていたりするのだろうか?篠崎は周りからの黄色い声をよく聞くが男の子と付き合ったというのは聞いたことがない。
木島は同級生反対派だし、館川は茶化してくる。篠崎くらいしか相談対象がいない事を改めて実感すると、今回こうして詰めてきたのが篠崎で良かったのではないかと思えてきた。
正直この時間は心の底でイライラが募っていたが、良いきっかけになったと自分を慰める。諦めきれていなかった心の箍がスッと外れ、晴れやかな気持ちになった。
(……今日は楽しもう)
その顔は今日一番清々しい顔だった。
”イーストレッグス”
東グループ系列の雑貨チェーン店。とりあえず買うものに困ったらウィンドウショッピングにも便利な、いわゆる定番の店である。父の誕生日のプレゼントを探しにやってきたわけだがどうするかと話し合っているところだ。
「で?何にすんの?」
篠崎は虎田に何を中心に見るか聞く。
「うーん……お父さんはアウトドア派だからそっち系の物とか喜ぶかも……」
みんなでキャンプ用品だとか釣具だとかのコーナーを見て回る。
「てゆ~か~、予算っていくらなの~?」
「あんまり高く無い方が懐的には嬉しいけど、ギリ1万円くらいかな」
「そんなもんか~」と見てくれるのは嬉しいのだが、父の誕生日はまだまだ先なので今日買うつもりはない。春田とのデートのつもりでやって来たというのに言っちゃ悪いが邪魔者の乱入のせいで面倒なことになっている。
ランタンや飯盒などアウトドアグッズが立ち並ぶ棚を見て回る。篠崎は割と真剣に見ているが、高橋と館川は全然別の物を見てきゃっきゃしてる。嘘を吐いて誤魔化した状況なわけだが、商品の数はそれなりなので篠崎と割と面白おかしく見る事が出来た。4人でキャンプの話が出た時はワクワクしたくらい。本来なら春田とこういう状況になっているはずだったが、今回はついてなかったと諦めるしかないだろう。
高橋と館川が別の棚に移動したとき、篠崎が声をかけた。
「……で?春田とはどこまで行ったの?」
その言葉に一瞬ドキッとする。動揺を見せるわけにはいかないと笑顔で取り繕う。
「……え?何の話?」
「んな隠さなくったって……ウチとみゆきの仲じゃん?」
篠崎はズイッと顔を近づける。
「みらいは反対みたいだけど、ウチはそうじゃないからみゆきの青春を邪魔なんかしないよ?」
ボソッと耳元で話してくる。
「春田くんとは何も無いよ。ちょっと暇だったから誘っただけで……」
「……春田ってさぁ、何でか絶対に目立たなかったよね。一応1年の時から知ってたけど、何故か存在感が薄いというかさ……」
篠崎は棚にあるランタンを取り出して眺めながら語り出す。
「体育祭とか文化祭とかサボらないし、かといって頑張りすぎもしない。期末での順位は上にも下にもいないし、運動だって出来ないわけじゃない。なんていうか雑草の様な存在だって思ってたな。いてもいなくても気にならないっていうかさ。多分こう思ってんのはウチだけじゃないと思う」
燃料バルブをいじったり、ひっくり返してみたり、ガラスに顔を写したりした後、元あった棚に戻す。
「あんな雑草みたいな奴が、なんで今注目を浴びているのか…気掛かりなのはそこよ」
言い方こそ棘があるものの、それは確かに気になる。虎田にはれっきとした理由があるわけだが、竹内や滝澤などの明らかに性格や性質がかけ離れた人たちまで引き寄せている。自分が知らないだけでもっとドラマチックな出会い方をしているかもしれないが、見てないので何とも言いようがない。
「……私は性格も何となく似てるし、絡みやすいって言うのが本音かなぁ……他はよく分かんないけど」
篠崎は「ふーん」と棚の上段を見る。
「……じゃあ別に春田の事なんてどうとも思ってないって事?」
「いや、それは……なんかそこまではっきり言うと……可哀そうって言うか……なんていうか……」
篠崎は飽きれた顔で虎田を見る。
「隠さなくて良くない?でもまぁ恥ずかしいか……あ~あ。ウチもそういう人が出来れば分かるのかなぁ……」
「も~そんなんじゃないって……!ただ買い物に付き合ってもらうだけの……」
「それはもういいから、だってお父さんの誕生日まだ先でしょ?」
その発言には驚いた。一瞬自分を嵌めるためのブラフかとも思ったが、次の言葉で愕然とした。
「去年は寒い時期に一緒に探しに行ったし……」
雑な嘘であったことは認めるし、騙そうとしたことも素直に悪い事だと反省しよう。問題は自身の記憶力だ。焦っていたとはいえあまりに頭が悪い。みんな疑問に思いながらも「それでいいや」と許容してくれたに他ならない。恥ずかしくて顔から火が出そうだ。
「……なんか……ごめん……」
「いいよ、別に怒ってないし」
虎田は俯いてしばらく考えた後、ボソボソ話始めた。
「……正直自分では好きなのかどうか……分からないとしか答えられない……」
篠崎はキョロキョロ周りを見回した後、またコソコソ話しかける。
「マジな話。いつから気になりだしたの?」
「えぇ~……」
マジな話4日前だ。両肩を手で挟み込まれた時から何故か目が離せなくなった。本来ならキモいと突っぱねる所を、普段の生活から春田が……というより普通の人は絶対にしないだろう行動に驚き戸惑った。何故あの時あの行動に出たのか考えるたびにドキドキする。春田という沼に入り込んだ……いや、取り込まれた印象だ。困り顔で返答に渋っていると。
「何してんすか?」
後ろから声をかけられれた。
「あ、高橋さん。ううん。何でもないよ」
「ひな先輩が呼んでるっす。竹さんたちがスタポいるって話で」
篠崎は一瞬「ちぇっ」と口を尖らすが、虎田の肩をポンッと叩く。
「じゃ行こうか。どうせ今日は買わないんでしょ?」
「そ、そうだね。行きましょうか」
館川はすでに店の入り口前で3人を待っていた。
「あっちも終わったみたいよ~。スタポ集合だって~」
「ああ、高橋後輩から聞いたよ。急ぐか。待たせちゃ悪いし」
4人そろってスタポへ行く間、虎田は悶々と考えていた。
(私は春田くんが好きなんだと思う……。今日1も2もなく、こみゅを送れたのはきっとそういう事なんだよね……)
でもハッキリと答えられない。それは恥ずかしさもあるが、人生で初の事なので決めきれない方が大きい。木島はたくさんの男の子と付き合ってきたが、こんな感じを味わっていたのだろうか?館川もそうだ。もっと早い段階からこういうドキドキを味わって慣れていたりするのだろうか?篠崎は周りからの黄色い声をよく聞くが男の子と付き合ったというのは聞いたことがない。
木島は同級生反対派だし、館川は茶化してくる。篠崎くらいしか相談対象がいない事を改めて実感すると、今回こうして詰めてきたのが篠崎で良かったのではないかと思えてきた。
正直この時間は心の底でイライラが募っていたが、良いきっかけになったと自分を慰める。諦めきれていなかった心の箍がスッと外れ、晴れやかな気持ちになった。
(……今日は楽しもう)
その顔は今日一番清々しい顔だった。
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