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第一章 出会い
第七話 ダークエルフ
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食後も休みなく働いたラルフは焚火の前でうつらうつらしていた。
焚火の前で体育座りをして火を眺めるダークエルフに付き合って起きていたが、限界が近づいていたのだ。
ふと視線を感じる。目をやるとダークエルフがこちらを見ていた。
「ん?どうした」
眠い中、無理に声を出すとふにゃふにゃした声になってしまう。今はぎりぎり呂律は回っているが、そのうち意識が飛びそうだ。
ダークエルフはそれに関して特に気にせず語り掛ける。
「お前…名前は何て言った?」
「りゃりゅ…ん゛ん!…ラルフだ」
一瞬噛んだが、何とか言えた。
「そうか…」
また彼女は焚火に視線を戻し、沈黙の時間が訪れる。
「あの…私…私は…」
ドザッ…
ラルフは限界を迎えその場に倒れる。
「! ラルフ!!」
ダークエルフは慌ててラルフに駆け寄るが、寝ていることを確認すると安心した。疲れて寝てしまったラルフの顔に手をやる。
「ラルフ…お前は人間じゃないか…」
人間をこんな近くで見たことのなかった彼女はまじまじと見てしまう。
「…なんで私を助けたんだ?」
当然返事は帰ってはこないし、返事を期待したわけじゃない。ただ、寝てしまったラルフの顔を意味もなく見ていた。
――――――――――――――――――――――――
「本当に何も覚えてないのか?あの中で起きた出来事とか…城の中に落ちるまでの記憶とか…」
「ん~…中のことは全く覚えてない…ん~…死にそうになってフラフラ漂っていたら…落ちたのは覚えてるんだけど…」
彼女は必死になって思い出そうとしている。
朝起きるとダークエルフは寝袋に包まって、ラルフを見ていた。いつのまにか寝てしまった事を謝罪し、休息の有無などの簡単なあいさつの後、寝る前から気になっていたことを聞いたのだった。
(そうか…死にそうになって城に落ちたのか…)「ん?」
あれ?っと思って聞き返す。
「死にそうになって落ちたのか?あの傷は中でついた傷じゃないのか?」
「? そうだ、あの中に私を傷つけられる魔獣がいるならペットにしてやってもいいぞ!なんせ私は強いからな!」
(傷だらけだった奴が良く言うな~)
と思うとこがあるものの、この傲慢さからやはり貴族階級の、エルフの中でも上位者の家系なのだと察する。いい拾いモノだったのでは、と思うことにした。
それに先に死にかけていたのが事実なら、その状態を襲わなかったことになる。天井が崩れた音も鳴っていたことを思えば、もしかしてあの城に何もいないことの証明ではなかろうか?
「確かなんだな?」
「む?私を疑うのか?」
いぶかしい目を向けるダークエルフ。
ただ不機嫌になるだけで怒ったように見える。
「勘違いすんなよ?俺はあの城のお宝が目当てのトレジャーハンターだ」
「とれじゃーはんたー?」
今度は一転してきょとんとした間抜け顔になる。
「そうさ。万が一、俺が勝てない相手なら遭遇しないに限るだろう。俺は極力安全に、無傷でお宝を手に入れるのが目標の仕事を目指してるからな、情報が欲しかったが…覚えてないんじゃ仕方ないけどよ」
ラルフはどうするべきか考える。
城についての情報は粗方調べ挙げた。罠の類いがないことは城の設計図で分かっている。隠し扉などの領主しかわからないことはどうにもならないが、そこは各部屋くまなく探して、お宝がなかった時に考える。
あとは吸血鬼の居所だろうが、いないかもしれないことを考えると、かなり楽勝に感じた。洞窟に探査能力に秀でた魔鳥を用い、天然の罠でもあるガス溜まりや凶悪な魔獣に類する驚異を、早期に知る方法があるとドワーフから聞いたが、これは確かに便利だ。探索用の鳥を買うのもいいかもしれない。
ラルフが探索方法について物思いに耽っているその時
クゥッ…
かわいい音が沈黙を破る。
ダークエルフは顔を赤らめてお腹の音を静かに恥じていた。
「…朝飯にするか」
ラルフは火を焚いて小さな鍋に水を張り、お湯を作る。昨日「アルパザの底」からの帰りにリンゴに似た果物を買ったので、それを半分に切って、種の部分をナイフでほじくり出し、皿に置く。お湯が炊けたところでお椀を取り出し、スープの粉を入れ、お湯を注ぐ。
朝ご飯を準備し終えた段階で、一緒に食べ始める。
「果物食べたことなかったけど案外酸っぱいのね、甘いと思ってた…スープも薄いし…」
文句の多い奴だ。果物は十分甘いだろうに…
「悪かったな…今はこれしかないんだ、我慢してくれ」
ラルフ一人なら間違いなくここまで凝らない、多分果物を囓って終了だろう。昨日、怒りに任せて傷が治るまで食事管理を…などと言ったが、もしお偉いさんのお嬢様ならそんな必要はない。別に食わせてやる必要もなければ、看病もする必要なくなる。
里に送り届ければこの関係は終了するのだし、もしかしたら謝礼すら貰えるかもしれない。恩を売るのは間違いではない。今だけだという思いが、親切心を爆発させていた。
簡単な食事を済ませると、ダークエルフは食器を持って川に洗いに行った。まるで皿洗いが自分の担当であるかのように。
昨日渡した布巾を忘れずに持っていくあたり、こういうことに慣れているようにも感じ、貴族の使用人の可能性を考える。
そうなるとあの傷はかわいそうな理由が裏に隠れているようであり、余計な勘繰りが入る。
(これはもしや地雷の可能性があるのか?)
貴族令嬢か、わけあり使用人か。前者なら謝礼+善意のお礼、後者なら謝礼+強迫による口封じ。
といったところか?いや後者の場合は二人とも死ぬかも…
頭がこんがらがってきた。これ以上このことを思うのは不毛だと思った。
なんにせよ聞き取りをすることが現状を打開する方法ではないだろうか?ラルフは彼女の帰りを待った。
――――――――――――――――――――――――
「お前は何を言っているんだ?」
ラルフの問いに対し、疑問で返すダークエルフ。
「まず私はダークエルフではない。勘違いするな」
ダークエルフではなかった。
伝承は当てにならないと思った過去の自分を恥じ、伝承者に勝手に謝っていた。
「お前は私がダークエルフだから助けたのか?」
表情の機微に関して特に自信はなかったが、寂しそうにしているのを感じる。彼女の表情が読みやすいのだ。
「何言ってんだよ。そんなわけないだろ?傷ついているのが誰だろうと助けちまうもんさ」
実際あの時は特に何も考えず、生きているから助けただけだ。女性だろうが男性だろうが関係ない。
「そうか…そんなものか…」
より一層寂しそうになる。どういや良かったんだよ。
「ダークエルフじゃないって、じゃあ君はいったいなんなんだ?」
彼女は胸を張って告げる。
「私は魔族だ」
「魔族?」
魔族は人類の敵であり、現在も戦争中だ。このあたりに魔族がいないのは第三勢力が支配する地域だからだ。そんな中、傷だらけであの城にいたのは推して知るべしか。
「なるほど…つまり”古代竜”に喧嘩を売ったわけだ」
「なっ…!何故それを?お前もあいつらの回し者か!」
魔族である彼女は右手に魔力を凝縮させ、いつでも撃てると身構える。
「待った待った!!回し者とかは早とちりだ!俺はただの人間でお前の敵になるつもりはないって!」
先ほどからお伝えしている通り、人類と魔族は目下戦争中である。この必死の言い逃れも、「人間」の一言で撃たれる可能性の方が高い。しかしラルフは気づいていない。とにかく殺されないよう努める。
体の見えるところに着けていた武器を放り出し丸腰であることをアピールしつつ、彼女に必死の形相で伝える。
一般人が魔族に勝つことはできない。
それは周知の事実であり、常識だ。
鍛えている中堅どころの守衛でも瞬殺されるだろう。
その強さの秘密は、生まれながらの能力差だ。
基本的な肉体能力、基本的な魔力量、すべてが人の倍なので、下級悪魔一匹に対し兵士5,6人で対処すると指南書に書かれるくらいだ。
今では頂点と言われる”白の騎士団”の登場で、戦況も劇的に変わり、犠牲者も減ったと風の噂で知ったが、ラルフには関係のない話。
「私の敵でないと?それをどうやったら信用できる?」
知るか!…そう言えたらどれだけ楽か。
「君を助けた!…そうだ!俺は君を助けた!!」
そうだラルフは彼女を救った。瀕死の重傷だった彼女の手当てをしたのは他ならぬラルフ。
その時、魔力の塊は霧散する。
「何故…私を助けたんだ…」
彼女は膝から崩れ落ちその場でサメザメと泣き始めた。
ラルフはふいに消えた恐怖をぬぐい切れず、その場で震えていたが、あまりに小さく見えたその姿に、少女のような弱さを感じた。
「……なぁ、俺でよければ聞かせてくれないか?何があったのかをさ…」
まだ寄り添える程、恐怖は去っていないものの言葉だけでも優しく語り掛けた。
焚火の前で体育座りをして火を眺めるダークエルフに付き合って起きていたが、限界が近づいていたのだ。
ふと視線を感じる。目をやるとダークエルフがこちらを見ていた。
「ん?どうした」
眠い中、無理に声を出すとふにゃふにゃした声になってしまう。今はぎりぎり呂律は回っているが、そのうち意識が飛びそうだ。
ダークエルフはそれに関して特に気にせず語り掛ける。
「お前…名前は何て言った?」
「りゃりゅ…ん゛ん!…ラルフだ」
一瞬噛んだが、何とか言えた。
「そうか…」
また彼女は焚火に視線を戻し、沈黙の時間が訪れる。
「あの…私…私は…」
ドザッ…
ラルフは限界を迎えその場に倒れる。
「! ラルフ!!」
ダークエルフは慌ててラルフに駆け寄るが、寝ていることを確認すると安心した。疲れて寝てしまったラルフの顔に手をやる。
「ラルフ…お前は人間じゃないか…」
人間をこんな近くで見たことのなかった彼女はまじまじと見てしまう。
「…なんで私を助けたんだ?」
当然返事は帰ってはこないし、返事を期待したわけじゃない。ただ、寝てしまったラルフの顔を意味もなく見ていた。
――――――――――――――――――――――――
「本当に何も覚えてないのか?あの中で起きた出来事とか…城の中に落ちるまでの記憶とか…」
「ん~…中のことは全く覚えてない…ん~…死にそうになってフラフラ漂っていたら…落ちたのは覚えてるんだけど…」
彼女は必死になって思い出そうとしている。
朝起きるとダークエルフは寝袋に包まって、ラルフを見ていた。いつのまにか寝てしまった事を謝罪し、休息の有無などの簡単なあいさつの後、寝る前から気になっていたことを聞いたのだった。
(そうか…死にそうになって城に落ちたのか…)「ん?」
あれ?っと思って聞き返す。
「死にそうになって落ちたのか?あの傷は中でついた傷じゃないのか?」
「? そうだ、あの中に私を傷つけられる魔獣がいるならペットにしてやってもいいぞ!なんせ私は強いからな!」
(傷だらけだった奴が良く言うな~)
と思うとこがあるものの、この傲慢さからやはり貴族階級の、エルフの中でも上位者の家系なのだと察する。いい拾いモノだったのでは、と思うことにした。
それに先に死にかけていたのが事実なら、その状態を襲わなかったことになる。天井が崩れた音も鳴っていたことを思えば、もしかしてあの城に何もいないことの証明ではなかろうか?
「確かなんだな?」
「む?私を疑うのか?」
いぶかしい目を向けるダークエルフ。
ただ不機嫌になるだけで怒ったように見える。
「勘違いすんなよ?俺はあの城のお宝が目当てのトレジャーハンターだ」
「とれじゃーはんたー?」
今度は一転してきょとんとした間抜け顔になる。
「そうさ。万が一、俺が勝てない相手なら遭遇しないに限るだろう。俺は極力安全に、無傷でお宝を手に入れるのが目標の仕事を目指してるからな、情報が欲しかったが…覚えてないんじゃ仕方ないけどよ」
ラルフはどうするべきか考える。
城についての情報は粗方調べ挙げた。罠の類いがないことは城の設計図で分かっている。隠し扉などの領主しかわからないことはどうにもならないが、そこは各部屋くまなく探して、お宝がなかった時に考える。
あとは吸血鬼の居所だろうが、いないかもしれないことを考えると、かなり楽勝に感じた。洞窟に探査能力に秀でた魔鳥を用い、天然の罠でもあるガス溜まりや凶悪な魔獣に類する驚異を、早期に知る方法があるとドワーフから聞いたが、これは確かに便利だ。探索用の鳥を買うのもいいかもしれない。
ラルフが探索方法について物思いに耽っているその時
クゥッ…
かわいい音が沈黙を破る。
ダークエルフは顔を赤らめてお腹の音を静かに恥じていた。
「…朝飯にするか」
ラルフは火を焚いて小さな鍋に水を張り、お湯を作る。昨日「アルパザの底」からの帰りにリンゴに似た果物を買ったので、それを半分に切って、種の部分をナイフでほじくり出し、皿に置く。お湯が炊けたところでお椀を取り出し、スープの粉を入れ、お湯を注ぐ。
朝ご飯を準備し終えた段階で、一緒に食べ始める。
「果物食べたことなかったけど案外酸っぱいのね、甘いと思ってた…スープも薄いし…」
文句の多い奴だ。果物は十分甘いだろうに…
「悪かったな…今はこれしかないんだ、我慢してくれ」
ラルフ一人なら間違いなくここまで凝らない、多分果物を囓って終了だろう。昨日、怒りに任せて傷が治るまで食事管理を…などと言ったが、もしお偉いさんのお嬢様ならそんな必要はない。別に食わせてやる必要もなければ、看病もする必要なくなる。
里に送り届ければこの関係は終了するのだし、もしかしたら謝礼すら貰えるかもしれない。恩を売るのは間違いではない。今だけだという思いが、親切心を爆発させていた。
簡単な食事を済ませると、ダークエルフは食器を持って川に洗いに行った。まるで皿洗いが自分の担当であるかのように。
昨日渡した布巾を忘れずに持っていくあたり、こういうことに慣れているようにも感じ、貴族の使用人の可能性を考える。
そうなるとあの傷はかわいそうな理由が裏に隠れているようであり、余計な勘繰りが入る。
(これはもしや地雷の可能性があるのか?)
貴族令嬢か、わけあり使用人か。前者なら謝礼+善意のお礼、後者なら謝礼+強迫による口封じ。
といったところか?いや後者の場合は二人とも死ぬかも…
頭がこんがらがってきた。これ以上このことを思うのは不毛だと思った。
なんにせよ聞き取りをすることが現状を打開する方法ではないだろうか?ラルフは彼女の帰りを待った。
――――――――――――――――――――――――
「お前は何を言っているんだ?」
ラルフの問いに対し、疑問で返すダークエルフ。
「まず私はダークエルフではない。勘違いするな」
ダークエルフではなかった。
伝承は当てにならないと思った過去の自分を恥じ、伝承者に勝手に謝っていた。
「お前は私がダークエルフだから助けたのか?」
表情の機微に関して特に自信はなかったが、寂しそうにしているのを感じる。彼女の表情が読みやすいのだ。
「何言ってんだよ。そんなわけないだろ?傷ついているのが誰だろうと助けちまうもんさ」
実際あの時は特に何も考えず、生きているから助けただけだ。女性だろうが男性だろうが関係ない。
「そうか…そんなものか…」
より一層寂しそうになる。どういや良かったんだよ。
「ダークエルフじゃないって、じゃあ君はいったいなんなんだ?」
彼女は胸を張って告げる。
「私は魔族だ」
「魔族?」
魔族は人類の敵であり、現在も戦争中だ。このあたりに魔族がいないのは第三勢力が支配する地域だからだ。そんな中、傷だらけであの城にいたのは推して知るべしか。
「なるほど…つまり”古代竜”に喧嘩を売ったわけだ」
「なっ…!何故それを?お前もあいつらの回し者か!」
魔族である彼女は右手に魔力を凝縮させ、いつでも撃てると身構える。
「待った待った!!回し者とかは早とちりだ!俺はただの人間でお前の敵になるつもりはないって!」
先ほどからお伝えしている通り、人類と魔族は目下戦争中である。この必死の言い逃れも、「人間」の一言で撃たれる可能性の方が高い。しかしラルフは気づいていない。とにかく殺されないよう努める。
体の見えるところに着けていた武器を放り出し丸腰であることをアピールしつつ、彼女に必死の形相で伝える。
一般人が魔族に勝つことはできない。
それは周知の事実であり、常識だ。
鍛えている中堅どころの守衛でも瞬殺されるだろう。
その強さの秘密は、生まれながらの能力差だ。
基本的な肉体能力、基本的な魔力量、すべてが人の倍なので、下級悪魔一匹に対し兵士5,6人で対処すると指南書に書かれるくらいだ。
今では頂点と言われる”白の騎士団”の登場で、戦況も劇的に変わり、犠牲者も減ったと風の噂で知ったが、ラルフには関係のない話。
「私の敵でないと?それをどうやったら信用できる?」
知るか!…そう言えたらどれだけ楽か。
「君を助けた!…そうだ!俺は君を助けた!!」
そうだラルフは彼女を救った。瀕死の重傷だった彼女の手当てをしたのは他ならぬラルフ。
その時、魔力の塊は霧散する。
「何故…私を助けたんだ…」
彼女は膝から崩れ落ちその場でサメザメと泣き始めた。
ラルフはふいに消えた恐怖をぬぐい切れず、その場で震えていたが、あまりに小さく見えたその姿に、少女のような弱さを感じた。
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