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第五章 戦争
第二話 食事
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野営の支度を整えた一行は焚き火を囲んで食事をしていた。
「これは……なんて……なんて美味しいの……」
グレースは感動からスープを眺めていた。ハンターも舌鼓を打ち、にっこりと笑う。
「これ本当に美味しい!こんな場所でこんなの食べられるなんて思っても見なかったね!」
ブレイドはアルルのおかわりを注ぎながらハンター達に目をやる。
「口に合ったなら良かったです。料理の腕には多少なり自信がありますから」
「はい」とアルルにお椀を渡す。
「これにお米を入れたら雑炊になって腹持ちもよくなるんですが、生憎持ち合わせがなくて……」
「何言ってるのすごく美味しいわ!貴方お店開けるわよ!これだけでも贅沢だと思えるのに……雑炊も食べてみたいけど……」
グレースは興奮気味に捲したてる。ブレイドが困ったように苦笑いを見せるとアルルが何故か誇らしげにしているのが見えた。ミーシャも「ん~」と美味しい口で唸りながら賛同する。
「それは私も思った。お金取れると思う」
ウィーは他の人以上に懸命に食べている。木のスプーンを握ってかき込む姿にブレイドが「慌てないで」と注意する。焚き火の近くに刺した焼き魚の焼き加減を見ながらラルフはブレイドを見た。
「……事態が好転したら俺たちで店を構えるのもアリだよな」
ありえないと思いながらも夢を見たくなる普通の生活。誰にも虐げられることもなく、狙われることも敵対視されることもない、そんな普通の生活。
この言葉にミーシャは俯いた。人間でない自分は一緒に居られないかもしれないとふと思ってしまったからだ。目の端でその様子に気付いたラルフはミーシャに真っ先に焼き魚を差し出す。
「もちろんミーシャもベルフィアも一緒だ。俺たちはあの時から運命共同体だって事を忘れたのか?」
ミーシャは程良く焼けて焦げ目も美味しそうな魚を見やり、差し出すラルフを見た後朗らかにその魚を受け取る。
「……そうだね」
二人のやりとりで場が静かになったところでアルルが話を切り出した。
「グレースさんとハンターさんは付き合ってるんですか?」
「はっ?!」「えっ!?」と驚きの声が二人から聞こえる。二人で視線を交わしあって突然切り出された質問にしどろもどろになる。
「ア、アルルさん?貴女なんて事を聞くのよ……」
「そ、そそ、そうだよ。僕らが付き合っているなんてそんな……」
二人してチラチラ意識し合う。
「アルルは不躾にも程があるよ……」
ブレイドは頭を抱えながらため息をつく。
「だって凄くお似合いのお二人でしょ?そういうのあるのかなって思った」
グレースはドキドキしながら気持ちを落ち着ける。
「もー、ないない。ウチらただの幼馴染みだし、国でも会うこと事態珍しかったんだから。今回の仕事で指名されてなかったら今度いつ会えるのか分からないくらいだし……」
地味で光の当たらない研究員とド派手でアイドルのようにハンサムで有名な弓兵。釣り合う事はあり得ないし、そもそもの話し付き合ってない。
しかしあまりに手を横に振ったり、首を横に振ったりされるとハンターも言いたいことが出来る。
「まぁまぁ、そんなに否定しなくても……僕とグレースは言うほど悪くないんじゃないかな?」
頬を掻きながら苦笑い。
「はぁ……?!」
その返答にイラっとしながら恥ずかしさから顔真っ赤にプイッと横に逸らしてハンターの目を見ない様にする。(青いなぁ……)と思いながら眺めるラルフ。ミーシャはグレースと同じくちょっと恥ずかしくなった。周りから見たら恋する女とかこんな風に見えるのかと自身と重ねた所もある。
「あ、魚焼けたぞ」
――――――――――――――――――――――――
食事を終えたラルフたちは片づけを終えて一息ついていた。
「なぁ、天樹ってのは結局何なんだ?」
ラルフはずっと疑問に思っていた事を確認する。エルフェニアにあると言われる天を衝く巨大な木。しかし、そんな木があればすぐにでもエルフの里を確認できてしまうだろう。秘匿されている理由として魔法が関係している事をハンターから聞いたが、そもそもその木で何ができるというのか?それにはグレースが答えた。
「この世界の始まりから存在していると言われている巨大で立派な木です。何でも神様と交信を可能にするとか。ウチらエルフの中でも神聖な力を持つ巫女がその木を介して色々な情報を里に居ながら開示する事が出来ます」
「そんな便利なものが……」
ラルフは顎を触りながらそのことについてを考える。
「でも巫女にも才能に差があって今回の巫女は波長しか見られないって聞いたけど?例のベルフィアさん?って人の居場所なんて探れるのかな?」
ハンターは弓の手入れをしながらグレースをラルフの会話に割り込む。
「波長は重要よ。なんせ魔王ともなれば隠しきれない力が存在するもの。もし魔法で秘匿されていてもその秘匿魔法による何らかの波が見えるはずだし、見てもらって損はないと思うわ」
グレースは持論を用いて反論する。
「なるほど、考えてもみなかったな……流石グレース」
いつもの様にハンターはグレースを褒める。ラルフは神の存在についてサトリの事を思い出した。死神であり生と死の境界線にいる不確かな存在。
「その神とやらと会話が可能なのか?」
「いえ、神様との交信は一方的なもので会話を行ったという歴史は創世の時代……いわゆる神話……というよりおとぎ話の領域です。ウチら研究員の観点では眉唾だと一笑に付されます。天樹そのものに力があり、巫女はそれに呼応する力を生まれながらに持つため、その木を利用できているのだと考えられてます」
グレースはプレゼンをするように淡々と語る。ミーシャはそこに口を挟む。
「でもオロチは”神が面白がって植えた”って言ってたよ。人間が神と会話する為にって。神も暇なんじゃないかな?」
それには大いに賛成だ。あいつらは永劫の時の中で暇してるから時々人間と喋りたくなったりするんだろう。サトリの雰囲気を見ればすぐにわかる。
「オロチ……とは一体誰でしょうか?」
天樹の話を聞いた時にすぐさま食いついたミーシャがオロチなるものの存在の話をしていたのを思い出す。
「バカでかい蛇だよ。自分で神が作った監視者的な事言ってたと思う」
グレースはバカでかい蛇で知識の中から該当する魔物や神のように崇められている存在を探るが、すぐに考えるのをやめた。分からないものを考えても不毛なだけだと早い段階で切り捨てたのだ。
「まぁとにかく。問題なのはどうやって力を使わせるかだな……」
ラルフは俯き加減で考える。
「脅せばいいんじゃないかな?」
ミーシャはこともなげに語る。しかしそれは最終手段だろう。
「いきなり行って脅すのはちょっと野蛮じゃないでしょうか?取引とかで事を荒げない様にする方法はありませんか?」
ブレイドは平和的解決をハンターとグレースに提案する。グレースはため息交じりに話す。
「無理ね。こう言ってはなんだけど、魔族であるミーシャさんを里に入れる時点でウチらは反逆者。脅されて仕方なく案内したというのがまかり通っても、ウチらを助けるための交渉なんて聞き入れないでしょう……」
「ん?待て、それじゃ君らは助からないじゃないか。どうするつもりなんだ?」
脅されたから仕方なくを演出するつもりで案内を引き受けたはずなのに、どのみち反逆罪なら極刑は免れない。
「連れてってもらうんですから守ってあげましょうよ~。もし帰れなくても私たちとくればいいじゃないですか、ねぇ?」
アルルはあっけらかんと話す。ウィーもうんうん頷いて賛同する。
「簡単に言うなよ。グレースとハンターにだって生活がある。俺達と同じ場所に来たら二度と里には戻れないかもしれない……ここは俺が何とか考えてみよう。一晩考えてなんも出なけりゃ……その時はまた考えるさ」
グレースはハンターをチラリと見る。ハンターはその視線に一つ頷くと、ラルフ達に目を向ける。
「……僕らもどうするか考えます。ハッキリ大丈夫とは言えませんが、何とかなるように立ちまわるつもりです」
アルルがサムズアップでグッドサインを出すと「支援しまーす」といった。
「……頼もしい限りだな。それじゃ明日は早いし、とっとと休もう」
「これは……なんて……なんて美味しいの……」
グレースは感動からスープを眺めていた。ハンターも舌鼓を打ち、にっこりと笑う。
「これ本当に美味しい!こんな場所でこんなの食べられるなんて思っても見なかったね!」
ブレイドはアルルのおかわりを注ぎながらハンター達に目をやる。
「口に合ったなら良かったです。料理の腕には多少なり自信がありますから」
「はい」とアルルにお椀を渡す。
「これにお米を入れたら雑炊になって腹持ちもよくなるんですが、生憎持ち合わせがなくて……」
「何言ってるのすごく美味しいわ!貴方お店開けるわよ!これだけでも贅沢だと思えるのに……雑炊も食べてみたいけど……」
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「それは私も思った。お金取れると思う」
ウィーは他の人以上に懸命に食べている。木のスプーンを握ってかき込む姿にブレイドが「慌てないで」と注意する。焚き火の近くに刺した焼き魚の焼き加減を見ながらラルフはブレイドを見た。
「……事態が好転したら俺たちで店を構えるのもアリだよな」
ありえないと思いながらも夢を見たくなる普通の生活。誰にも虐げられることもなく、狙われることも敵対視されることもない、そんな普通の生活。
この言葉にミーシャは俯いた。人間でない自分は一緒に居られないかもしれないとふと思ってしまったからだ。目の端でその様子に気付いたラルフはミーシャに真っ先に焼き魚を差し出す。
「もちろんミーシャもベルフィアも一緒だ。俺たちはあの時から運命共同体だって事を忘れたのか?」
ミーシャは程良く焼けて焦げ目も美味しそうな魚を見やり、差し出すラルフを見た後朗らかにその魚を受け取る。
「……そうだね」
二人のやりとりで場が静かになったところでアルルが話を切り出した。
「グレースさんとハンターさんは付き合ってるんですか?」
「はっ?!」「えっ!?」と驚きの声が二人から聞こえる。二人で視線を交わしあって突然切り出された質問にしどろもどろになる。
「ア、アルルさん?貴女なんて事を聞くのよ……」
「そ、そそ、そうだよ。僕らが付き合っているなんてそんな……」
二人してチラチラ意識し合う。
「アルルは不躾にも程があるよ……」
ブレイドは頭を抱えながらため息をつく。
「だって凄くお似合いのお二人でしょ?そういうのあるのかなって思った」
グレースはドキドキしながら気持ちを落ち着ける。
「もー、ないない。ウチらただの幼馴染みだし、国でも会うこと事態珍しかったんだから。今回の仕事で指名されてなかったら今度いつ会えるのか分からないくらいだし……」
地味で光の当たらない研究員とド派手でアイドルのようにハンサムで有名な弓兵。釣り合う事はあり得ないし、そもそもの話し付き合ってない。
しかしあまりに手を横に振ったり、首を横に振ったりされるとハンターも言いたいことが出来る。
「まぁまぁ、そんなに否定しなくても……僕とグレースは言うほど悪くないんじゃないかな?」
頬を掻きながら苦笑い。
「はぁ……?!」
その返答にイラっとしながら恥ずかしさから顔真っ赤にプイッと横に逸らしてハンターの目を見ない様にする。(青いなぁ……)と思いながら眺めるラルフ。ミーシャはグレースと同じくちょっと恥ずかしくなった。周りから見たら恋する女とかこんな風に見えるのかと自身と重ねた所もある。
「あ、魚焼けたぞ」
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食事を終えたラルフたちは片づけを終えて一息ついていた。
「なぁ、天樹ってのは結局何なんだ?」
ラルフはずっと疑問に思っていた事を確認する。エルフェニアにあると言われる天を衝く巨大な木。しかし、そんな木があればすぐにでもエルフの里を確認できてしまうだろう。秘匿されている理由として魔法が関係している事をハンターから聞いたが、そもそもその木で何ができるというのか?それにはグレースが答えた。
「この世界の始まりから存在していると言われている巨大で立派な木です。何でも神様と交信を可能にするとか。ウチらエルフの中でも神聖な力を持つ巫女がその木を介して色々な情報を里に居ながら開示する事が出来ます」
「そんな便利なものが……」
ラルフは顎を触りながらそのことについてを考える。
「でも巫女にも才能に差があって今回の巫女は波長しか見られないって聞いたけど?例のベルフィアさん?って人の居場所なんて探れるのかな?」
ハンターは弓の手入れをしながらグレースをラルフの会話に割り込む。
「波長は重要よ。なんせ魔王ともなれば隠しきれない力が存在するもの。もし魔法で秘匿されていてもその秘匿魔法による何らかの波が見えるはずだし、見てもらって損はないと思うわ」
グレースは持論を用いて反論する。
「なるほど、考えてもみなかったな……流石グレース」
いつもの様にハンターはグレースを褒める。ラルフは神の存在についてサトリの事を思い出した。死神であり生と死の境界線にいる不確かな存在。
「その神とやらと会話が可能なのか?」
「いえ、神様との交信は一方的なもので会話を行ったという歴史は創世の時代……いわゆる神話……というよりおとぎ話の領域です。ウチら研究員の観点では眉唾だと一笑に付されます。天樹そのものに力があり、巫女はそれに呼応する力を生まれながらに持つため、その木を利用できているのだと考えられてます」
グレースはプレゼンをするように淡々と語る。ミーシャはそこに口を挟む。
「でもオロチは”神が面白がって植えた”って言ってたよ。人間が神と会話する為にって。神も暇なんじゃないかな?」
それには大いに賛成だ。あいつらは永劫の時の中で暇してるから時々人間と喋りたくなったりするんだろう。サトリの雰囲気を見ればすぐにわかる。
「オロチ……とは一体誰でしょうか?」
天樹の話を聞いた時にすぐさま食いついたミーシャがオロチなるものの存在の話をしていたのを思い出す。
「バカでかい蛇だよ。自分で神が作った監視者的な事言ってたと思う」
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「まぁとにかく。問題なのはどうやって力を使わせるかだな……」
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「脅せばいいんじゃないかな?」
ミーシャはこともなげに語る。しかしそれは最終手段だろう。
「いきなり行って脅すのはちょっと野蛮じゃないでしょうか?取引とかで事を荒げない様にする方法はありませんか?」
ブレイドは平和的解決をハンターとグレースに提案する。グレースはため息交じりに話す。
「無理ね。こう言ってはなんだけど、魔族であるミーシャさんを里に入れる時点でウチらは反逆者。脅されて仕方なく案内したというのがまかり通っても、ウチらを助けるための交渉なんて聞き入れないでしょう……」
「ん?待て、それじゃ君らは助からないじゃないか。どうするつもりなんだ?」
脅されたから仕方なくを演出するつもりで案内を引き受けたはずなのに、どのみち反逆罪なら極刑は免れない。
「連れてってもらうんですから守ってあげましょうよ~。もし帰れなくても私たちとくればいいじゃないですか、ねぇ?」
アルルはあっけらかんと話す。ウィーもうんうん頷いて賛同する。
「簡単に言うなよ。グレースとハンターにだって生活がある。俺達と同じ場所に来たら二度と里には戻れないかもしれない……ここは俺が何とか考えてみよう。一晩考えてなんも出なけりゃ……その時はまた考えるさ」
グレースはハンターをチラリと見る。ハンターはその視線に一つ頷くと、ラルフ達に目を向ける。
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