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第五章 戦争
第二十五話 移動要塞
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第六魔王”灰燼”。ベルフィアを攫った現時点で最強のアンデッド。久しく忘れた皮膚の心地を噛み締め夕涼みに城の外に出ていた。
「ああ……何百年ぶりかのぅ、この感覚は……」
手をかざして体の芯から風を感じる。吸血鬼の体を解剖し、自分に移植する事で感覚を手に入れたのだ。
「吸血鬼を滅ぼすなど何を考えていたのか……若気の至りとはいえ、失敗じゃった……じゃがあの小娘が一匹だけ隠していたお陰で、こうして我が手を得た」
ギシッと皮が張るほど握る。痛覚がその手に宿り心地よい。「感覚など不要」と断じて身を削ったが、不要な物など無かったのだと失くしてから気付いた。必要なのはただ生きる事ではない。それを実感する心身がなければ繁栄を謳歌する事などあり得ない。
「ヒヒヒヒィ……」
灰燼の後ろから低く喉から絞り出すような笑い声が響く。
「……婆やか」
振り返る事もなく声で判別する。婆やと呼ばれた老婆のような魔物がヒョコッと顔を出した。腰が曲がり、手を前に出しながらバランスを取っている。
「何やら嬉しそうな気配がしましてなぁ……この気配を感じるのは、おおよそ百と四十年も前の事にございます……」
その言葉に振り返る。皺だらけのシミが浮き出て垢だらけの汚らしい灰色の肌。目は落ち窪んで目の玉がないように見える。その目が開かないように瞼を糸で縫い付け、見るものにその異常性と恐怖を植え付ける。鉤鼻で馬面。茶色く薄汚れたフード付きマントを羽織り、まともに肌が出ているのは手の先と顔だけである。
彼女は灰燼の古くからの家臣、アンデッド魔導師”デスウィッチ”。能力の強さは目を見張るものがあるが、醜悪な外見と性格、そして悪臭から魔族界隈でもかなりの嫌われ者。普段は城の奥底に引きこもり滅多に出てくることはない。現在地下から引っ張り出して吸血鬼の研究を手伝わせている。
「そんなにか?よぅ覚えていたな」
デスウィッチは顔を傾けて声を聞くために耳を少し前に出す。目が見えないので他の感覚で相手の機微を捉えようとしている。
「ヒヒ……記憶だけは良いものでして……気に入って貰えたようで良うございました……」
「儂も焼きが回ったものよ。不死となりてこの方、生の喜びを無駄だと断じてきたのに……こうして手を握れば思い出す。生きていたあの時を……」
「ヒヒヒ……懐かしさとは切っても切れない存在の証明にございます……振り返る事は決して悪い事ではありませぬ……不死の身となりこの世界にあり続けても正気を失う事なくやって来れたのは、まさに記憶あっての事……婆やはそのように思っておりまする……」
自分がこうなった経緯を振り返り「ふっ」と笑う。
最初は単純に死にたく無かったからだった。そこから多くの知識と力を蓄える内に強者となり、魔王の座まで上り詰めた。不死の王として君臨し、その座を脅かしかねないもの達を片っ端から排除して地位を盤石のものとした。
全ては身を守る堅牢な盾を作る為だったのだと気付く。こうして見返すと何と愚かで矮小な事か。自分を卑下してもしたりない。
だがそれも終わりを告げる。吸血鬼ベルフィアがその鍵となる。彼女を解剖し、研究を続ければ続ける程にその考えはより確かなものになった。これほど楽しい事もない。真に永遠の存在となり、この世界に君臨する。それも後少しで……。
「しかし惜しいのぅ。一匹だけでは研究も鈍くなってしまう……当時の儂を叱責したいくらいじゃ」
「ヒヒ……それもこれもまた一興でございます……何せ我らの時間は無限にございますゆえ……」
空腹もなければ眠る事もない。ただひたすらに研究に没頭し、実現させる事の出来る不死の肉体。その上でこの世の絶対的で圧倒的な支配者の道を進んでいるのだ。慌てる事はない。この移動浮遊要塞"スカイ・ウォーカー"には周囲の光を遮断、反射させる事により光の屈折現象で要塞を隠せる。魔力を展開すれば侵入はおろか、見つかる事もない。二人でくつくつと笑い合いながら未来を思う。いずれは円卓すらも超え、唯一の頂点となる。
「……ふふふ……ふははははははっ……!!」
その笑い声に一瞬何が起こったのか周りを見渡す。しかしすぐに気付く。
「……吸血鬼か?なぜ笑っておるのか?」
「……気が……触れてしまいましたかねぇ……」
二人は城内に入り実験室を目指す。その間も高笑いを続けるベルフィアをその目に見た。
「何を笑っている?吸血鬼よ」
「……ふふふ……気付かぬか?そノままで良い。お主らは消滅すルまでそノままで良い。マヌケどもめ……」
切り刻まれてもすぐに再生し、研究の跡など一つも見当たらない綺麗な体。鎖に繋がれ屈辱にまみれる恥辱の姿で、それでも尚その傲岸不遜な態度を崩さない。
「切り刻まれても声の一つも出さなかったというに……何故今、元気になったかのぅ?」
白く若くなった手を顎に当てて撫でる。どうにも分からないという雰囲気にベルフィアは嬉しそうに、しかし呆れた顔で深くため息を吐く。
「はぁー……本当に分からぬノか?なればヒントをやろう。特別にノぅ」
ニヤニヤと笑いながら見下し、勿体ぶった態度で口を開く。
「妾は自由となり、お主らは今日消滅すル。それも無残に跡形もなくノぅ」
それを聞いて「フッ」と吹き出す。
「なるほどなるほど……どうやってそれを成すつもりかな?手を千切り、足を千切って自由になるのか?それとも骨を折って脱出するか?いくら自由となっても儂には勝てぬぞ……いや、貴様ではとてもとても……」
「ヒヒヒ……喋り出したかと思えば白昼夢をご覧になり、勝てると妄想してしまいましたか……いやはや何とも……可哀想でございますなぁ……」
二人してベルフィアを馬鹿にする。だがまさにその通り。ベルフィアでは逆立ちしてもこの魔王に勝つ事は出来ない。あの場所で完封されたのはマグレではない。百戦やり合って千通りの負け方をする程にベルフィアと灰燼の差はあるのだ。その反応を見てベルフィアは憤慨するかと思いきや、また高笑いを始める。
「ふふははははっ!!まだ分からぬか?呆れ返ル程マヌケヨ!」
腹を抱えたいが鎖が邪魔をしてジャリジャリうるさい。しかし、灰燼とデスウィッチの予想通りの反応に笑わずにいられなかった。二人はいよいよ訝しんでベルフィアに奇異の目を向ける。
「妾は幸せ者じゃ……まさかこんなに嬉しい事が起ころうなどと夢にも思わん。同胞が死んで百余年……妾ノ孤独は生涯癒せぬと思うておっタノじゃが……これが仲間というもノなノじゃな……」
ベルフィアの目がうっとり虚空を見つめる。陶酔した目にやはり気が触れたのだと確信したまさにその時。
ドゴォンッ
浮遊要塞は何者かの攻撃を受けて大きく揺れた。
「ぬっ!!?……何事かぁ!!」
灰燼は通路に向かって叫ぶ。番兵が来るより早くベルフィアが呟く。
「ああ……まさか助けに来てくれルとは……ミーシャ様ぁ……」
振り返りベルフィアを見る。
(あり得ぬ……この場所が割れた?いや、それよりも何も感じなかったぞ……?!何故吸血鬼如きが儂より先に……!?)
衝撃を受けていると部下が入ってくる。
「ゲギャッゲギャギャッ(攻撃を受けております)!!」
言葉にならない鳴き声だが、灰燼はその言葉を介する。
「そんな事は分かっておる!!」
誰が攻撃したのかすぐに知る為、急いで外に向かって移動する。夕涼みしていた場所へ到着すると目を細め、小さく点のような空中に浮かぶ五人を視認する。
「……鏖!?」
ミーシャは浮かびながら、その手に貯めた魔力を要塞の下辺りに向けて撃つ。また大きくドォンッと揺れを感じ、立ってられなくなった灰燼は床に手を付いた。
「……ダメだ、ダメだ!!儂の夢は終わらぬ!!迎撃じゃ!!迎撃を開始せよ!!!」
「ああ……何百年ぶりかのぅ、この感覚は……」
手をかざして体の芯から風を感じる。吸血鬼の体を解剖し、自分に移植する事で感覚を手に入れたのだ。
「吸血鬼を滅ぼすなど何を考えていたのか……若気の至りとはいえ、失敗じゃった……じゃがあの小娘が一匹だけ隠していたお陰で、こうして我が手を得た」
ギシッと皮が張るほど握る。痛覚がその手に宿り心地よい。「感覚など不要」と断じて身を削ったが、不要な物など無かったのだと失くしてから気付いた。必要なのはただ生きる事ではない。それを実感する心身がなければ繁栄を謳歌する事などあり得ない。
「ヒヒヒヒィ……」
灰燼の後ろから低く喉から絞り出すような笑い声が響く。
「……婆やか」
振り返る事もなく声で判別する。婆やと呼ばれた老婆のような魔物がヒョコッと顔を出した。腰が曲がり、手を前に出しながらバランスを取っている。
「何やら嬉しそうな気配がしましてなぁ……この気配を感じるのは、おおよそ百と四十年も前の事にございます……」
その言葉に振り返る。皺だらけのシミが浮き出て垢だらけの汚らしい灰色の肌。目は落ち窪んで目の玉がないように見える。その目が開かないように瞼を糸で縫い付け、見るものにその異常性と恐怖を植え付ける。鉤鼻で馬面。茶色く薄汚れたフード付きマントを羽織り、まともに肌が出ているのは手の先と顔だけである。
彼女は灰燼の古くからの家臣、アンデッド魔導師”デスウィッチ”。能力の強さは目を見張るものがあるが、醜悪な外見と性格、そして悪臭から魔族界隈でもかなりの嫌われ者。普段は城の奥底に引きこもり滅多に出てくることはない。現在地下から引っ張り出して吸血鬼の研究を手伝わせている。
「そんなにか?よぅ覚えていたな」
デスウィッチは顔を傾けて声を聞くために耳を少し前に出す。目が見えないので他の感覚で相手の機微を捉えようとしている。
「ヒヒ……記憶だけは良いものでして……気に入って貰えたようで良うございました……」
「儂も焼きが回ったものよ。不死となりてこの方、生の喜びを無駄だと断じてきたのに……こうして手を握れば思い出す。生きていたあの時を……」
「ヒヒヒ……懐かしさとは切っても切れない存在の証明にございます……振り返る事は決して悪い事ではありませぬ……不死の身となりこの世界にあり続けても正気を失う事なくやって来れたのは、まさに記憶あっての事……婆やはそのように思っておりまする……」
自分がこうなった経緯を振り返り「ふっ」と笑う。
最初は単純に死にたく無かったからだった。そこから多くの知識と力を蓄える内に強者となり、魔王の座まで上り詰めた。不死の王として君臨し、その座を脅かしかねないもの達を片っ端から排除して地位を盤石のものとした。
全ては身を守る堅牢な盾を作る為だったのだと気付く。こうして見返すと何と愚かで矮小な事か。自分を卑下してもしたりない。
だがそれも終わりを告げる。吸血鬼ベルフィアがその鍵となる。彼女を解剖し、研究を続ければ続ける程にその考えはより確かなものになった。これほど楽しい事もない。真に永遠の存在となり、この世界に君臨する。それも後少しで……。
「しかし惜しいのぅ。一匹だけでは研究も鈍くなってしまう……当時の儂を叱責したいくらいじゃ」
「ヒヒ……それもこれもまた一興でございます……何せ我らの時間は無限にございますゆえ……」
空腹もなければ眠る事もない。ただひたすらに研究に没頭し、実現させる事の出来る不死の肉体。その上でこの世の絶対的で圧倒的な支配者の道を進んでいるのだ。慌てる事はない。この移動浮遊要塞"スカイ・ウォーカー"には周囲の光を遮断、反射させる事により光の屈折現象で要塞を隠せる。魔力を展開すれば侵入はおろか、見つかる事もない。二人でくつくつと笑い合いながら未来を思う。いずれは円卓すらも超え、唯一の頂点となる。
「……ふふふ……ふははははははっ……!!」
その笑い声に一瞬何が起こったのか周りを見渡す。しかしすぐに気付く。
「……吸血鬼か?なぜ笑っておるのか?」
「……気が……触れてしまいましたかねぇ……」
二人は城内に入り実験室を目指す。その間も高笑いを続けるベルフィアをその目に見た。
「何を笑っている?吸血鬼よ」
「……ふふふ……気付かぬか?そノままで良い。お主らは消滅すルまでそノままで良い。マヌケどもめ……」
切り刻まれてもすぐに再生し、研究の跡など一つも見当たらない綺麗な体。鎖に繋がれ屈辱にまみれる恥辱の姿で、それでも尚その傲岸不遜な態度を崩さない。
「切り刻まれても声の一つも出さなかったというに……何故今、元気になったかのぅ?」
白く若くなった手を顎に当てて撫でる。どうにも分からないという雰囲気にベルフィアは嬉しそうに、しかし呆れた顔で深くため息を吐く。
「はぁー……本当に分からぬノか?なればヒントをやろう。特別にノぅ」
ニヤニヤと笑いながら見下し、勿体ぶった態度で口を開く。
「妾は自由となり、お主らは今日消滅すル。それも無残に跡形もなくノぅ」
それを聞いて「フッ」と吹き出す。
「なるほどなるほど……どうやってそれを成すつもりかな?手を千切り、足を千切って自由になるのか?それとも骨を折って脱出するか?いくら自由となっても儂には勝てぬぞ……いや、貴様ではとてもとても……」
「ヒヒヒ……喋り出したかと思えば白昼夢をご覧になり、勝てると妄想してしまいましたか……いやはや何とも……可哀想でございますなぁ……」
二人してベルフィアを馬鹿にする。だがまさにその通り。ベルフィアでは逆立ちしてもこの魔王に勝つ事は出来ない。あの場所で完封されたのはマグレではない。百戦やり合って千通りの負け方をする程にベルフィアと灰燼の差はあるのだ。その反応を見てベルフィアは憤慨するかと思いきや、また高笑いを始める。
「ふふははははっ!!まだ分からぬか?呆れ返ル程マヌケヨ!」
腹を抱えたいが鎖が邪魔をしてジャリジャリうるさい。しかし、灰燼とデスウィッチの予想通りの反応に笑わずにいられなかった。二人はいよいよ訝しんでベルフィアに奇異の目を向ける。
「妾は幸せ者じゃ……まさかこんなに嬉しい事が起ころうなどと夢にも思わん。同胞が死んで百余年……妾ノ孤独は生涯癒せぬと思うておっタノじゃが……これが仲間というもノなノじゃな……」
ベルフィアの目がうっとり虚空を見つめる。陶酔した目にやはり気が触れたのだと確信したまさにその時。
ドゴォンッ
浮遊要塞は何者かの攻撃を受けて大きく揺れた。
「ぬっ!!?……何事かぁ!!」
灰燼は通路に向かって叫ぶ。番兵が来るより早くベルフィアが呟く。
「ああ……まさか助けに来てくれルとは……ミーシャ様ぁ……」
振り返りベルフィアを見る。
(あり得ぬ……この場所が割れた?いや、それよりも何も感じなかったぞ……?!何故吸血鬼如きが儂より先に……!?)
衝撃を受けていると部下が入ってくる。
「ゲギャッゲギャギャッ(攻撃を受けております)!!」
言葉にならない鳴き声だが、灰燼はその言葉を介する。
「そんな事は分かっておる!!」
誰が攻撃したのかすぐに知る為、急いで外に向かって移動する。夕涼みしていた場所へ到着すると目を細め、小さく点のような空中に浮かぶ五人を視認する。
「……鏖!?」
ミーシャは浮かびながら、その手に貯めた魔力を要塞の下辺りに向けて撃つ。また大きくドォンッと揺れを感じ、立ってられなくなった灰燼は床に手を付いた。
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