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第六章 戦争Ⅱ
第十八話 再会
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「な、き……貴様は……」
銀爪討伐隊と別れたゼアルたちは他の勢力と鉢合わせた。ゼアルはその顔を見た瞬間いろんな事がフラッシュバックする。
白の騎士団最強と言われた剣技が易々と受け止められ、肋と腕を折られ、顔を叩かれ、尊厳を傷つけられた。人というものが如何に脆いかを体に刻まれたあの日。この三人の顔は忘れたくても忘れられない。
「ラルフさんじゃないですか」
ハンターは何でもないような、どちらかというと嬉しそうな顔でラルフたちを見ていた。歩も「あ、そっかこの人たちか……」と納得した。
「……っと、マジか?何でここで鉢合わせるんだよ……やっぱウィーは連れてくるべきだったな……」
こちらには索敵に特化した仲間がいない。こうして待ち伏せされても避ける事が出来ないし、罠を仕掛けられていたら目も当てられない。ゼアルを見た時、当時を思い出して周りを見渡す。
「……配置していない。相手が大勢だとこちらも相応の相手をしないといけないからな……」
「……そっか、安心したぜ。俺はてっきり囲まれてるかと……ま、いいや。そんなことよりハンターも団長さんも元気そうで何よりだ」
ラルフは片手を上げて挨拶する。軽口を叩いたラルフに対してゼアルは感情を剥き出しにして剣を構えた。
「おお……!?おいおい……」
ラルフは困惑したが、その動きにハンターと守護者以外の面々は一斉に構え始めた。黒曜騎士団の面子は当然として、ブレイドもアルルも事情をよく知らないデュラハンも構える。一触即発。ゼアルが一声上げればここは戦場になる。
「待て待て!止めろ、止めろって!!」
ラルフは騒ぎながら手をかざす。それを尻目にゼアルの構えと格好を見てミーシャはハッと思い出す。
「ん?お前は……あ、そうかあの街で会ったよね」
すっかり忘れていたが、アルパザであったことがある。
「ミーシャ様、ここは妾にお任せを。あやつを細切れにしてご覧に入れます」
ベルフィアが要塞への帰還を可能とする魔法の杖をくるりと回してご機嫌に前に出る。
「あノ時は不完全燃焼じゃっタノぅゼアル。ミーシャ様ノ手を煩ワせルまでも無い。妾がここで引導を渡そう」
「随分と喋るじゃないか化け物。貴様の実力では私には到底敵わないぞ?」
「ふふふ……言っタな?後悔すルなヨ……?」
ベルフィアとゼアルは睨み合う。前回の戦いの続きをしようというのだ。ゼアルは知らないが、ベルフィアは第六魔王”灰燼”を取り込んで実力を底上げした。必殺必中の剣のカラクリを知られたゼアルは完全に不利。素の実力でも十分強いが果たして勝ち目はあるのか?
「だから止めろってば!ここは話し合いで解決しよう!」
ラルフはベルフィアの肩を掴む。ベルフィアは肩を掴んだ手を見た後、怪訝な顔でラルフを見る。
「手を離せラルフ。話し合いなど無理に決まっとろうが」
「出来るって……!何でそう決め付けるんだよ!」
「先に構えタノがあやつじゃからじゃ。他に何があル?」
ラルフとベルフィアが言い争う中、守護者たちも慌ただしくなる。
「てか、あんた何でそっちにいるんすか?」
茂はアンノウンがラルフたちの側にいることに疑問をぶつけた。アンノウンは涼しい顔で守護者の面々を見渡す。
「……意味ないから、かな」
「は?……えっと、何が……?」
歩が間抜け面で首を傾げる。アンノウンは肩を竦めて微笑む。
「エルフは元の世界への戻し方を知らない。エルフの側にいても意味ないし、こっちにいる方が気楽で良さそうだから」
黙って見ていた美咲も質問する。
「ねぇ、あんたが男か女か知らないけど、エルフは悪くないと思うわよ?イケメンだし、アッチの方の反応いいし……ま、それは良くてさ。真面目な話、私ら同じ地球の仲間じゃん?一緒にいましょうよ」
「……君、しつこいよね。そんなだからハンターさんを堕とせないんだよ?」
バチィッ
静電気など及びもつかないほどの電力が美咲の手を包む。馬鹿にされた怒りで制御が効いてないようにも見える。
「ちょっ……お前もか……どいつもこいつも、ここで決着を付けようってのか?」
ラルフは頭を抱えたい気持ちになる。戦争に参加する気は毛頭なかったが、一部はすぐにも殴り合いそうだ。互いに様々な思いが交錯する。どちらも譲れない思いの丈を拳に乗せようとしたその時、
「はい、注目」
ミーシャがみんなの視線を集めた。
「ごめんなさいだけど、私たちは人狼を探しに来たの。相手にする暇ないから退いて」
「……人狼だと?」
ゼアルはその存在を思い出す。あの時は敵だったはずだし、確か吸血鬼に倒されていた。まだ生きていたのは知っていたが、わざわざあの街からここまで殺しに来たとでも言うつもりだろうか?相当恨みを買ったと見るのが妥当か?
「なるほど人探しですか、戦争に加担しようと思ってきたわけでは無いと……ゼアルさん、ここは手を引いてくれませんか?」
ハンターがゼアルに声をかけた。
「……正気か?有事でもなければそういうことは……」
「彼らは僕の……いや、僕らの命の恩人です。エルフはラルフさんたち一行がいなければ、僕らの代で終わっていた可能性も否めません。今回ばかりは見逃してください。エルフを代表してお願いします!」
ハンターがラルフたちの為に頭を下げている。事情が事情だけに自分の恨み辛みが矮小に感じる。自分も仲間を殺されたし命の尊さを思えばどちらが上とは言えないが、あの時の戦いはどちらかと言えば魔鳥人の方が図に乗っていたし、それは先の決闘で解消された。優先すべき方を天秤に掛けたゼアルは剣を鞘に仕舞った。
「……頭を上げろハンター。事情は分かった。人狼を見つけたら即刻この国から出て行くことを誓うなら私たちから攻撃することはない。何なら一緒に探してやっても良い」
「団長!」「宜しいのですか!?」部下たちはいきり立つ。ラルフといえば個人にして世界最高額の懸賞金をかけられた大悪党。それに追従する面子を見ても只者ではないと感じさせる。ここで何とかするのが人類の剣たる自分たちの仕事ではないのか?
しかし、ゼアルの決定は重い。自分たちがどうこう出来る立場にないので、諦めて剣を仕舞った。
ミーシャが声を上げた途端、拍子抜けするほど簡単に戦いが治る。ラルフが自分の声にそこまで力がないことを改めて痛感しているとベルフィアが陶酔した顔でミーシャを見ている。
「流石ミーシャ様。妾ノ預かり知らぬところでエルフを救うばかりか、ここノ雑魚までお救いになルとは……頭が下がります」
「だから言ったろ?話し合いで解決出来るってよ」
ラルフはハンターに目配せをしてウィンクで感謝を伝える。
「……納得出来ない」
その声は暗く沈んだ喉奥から絞り出す声だった。
バチンッ
「!?」
雷が真っ直ぐアンノウンに向かって走る。完全な不意打ち。アンノウンの体が後方に吹き飛び、地面を転がる。
「なっ!!」
停戦がなった後に放たれた一撃は、アンノウンも為す術なく食らう。みんなが面食らって動けない中、ラルフがアンノウンに駆け寄る。
「大丈夫か!!おい!!」
その言葉に弾かれたようにブレイドが美咲に剣を向けた。
「お前……!今上手く纏まってただろ!何で撃った!!」
「はぁ?聞いてなかったわけ?あいつが私を馬鹿にしたからよ!何もお咎めなしで「ハイそうですか」何てできないもん!!」
苛立ったから撃った。それだけ。周りの意見を完全に無視して自分の気持ちの良いことを率先してやる。美咲の性格がこの場をややこしくさせる。
「そ、そっすよねぇ、あいつが全面的に悪いっすよ。あんたらが勝手に停戦しても俺らには関係ないっすよ!」
美咲が攻撃したことにより、何故か活気付く茂。ここは宥めるべきであって賛同するところではない。変な気を利かせた茂と癇癪で攻撃を放った美咲をミーシャがギロリと睨みつけた。
「……お前ら……死にたいのか?」
その瞬間、心臓に氷柱が刺さったような看過できない感覚に襲われる。ゾッとどころではない。心臓を止めたくなるような殺気。二人とも一瞬意識が飛んで、片膝をついたときに目が覚める。自分が誰を相手にしているのか素性は知らなくても魂で知ることになる。こいつは化け物だと。
「待ってください」
吹き飛んだ先を見るとアンノウンが起き上がってくるところだった。
「私の責任ですし、私が片付けます」
そう言うとおもむろに手を地面に置いた。何をしているのか呆けて見ていると、アンノウンの手を基点に魔法陣と思われる幾何学模様が約10mに渡って展開される。驚いたのはいの一番に寄り添ったラルフだ。突然魔法陣に囲まれるなど初めての体験である。これはアンノウンの能力にして既に失伝したはずの秘術。
「召喚魔法か!」
アンノウンとラルフの足元から徐々に姿を現したのは羽の生えた竜。
「出でよファイアドラゴン」
銀爪討伐隊と別れたゼアルたちは他の勢力と鉢合わせた。ゼアルはその顔を見た瞬間いろんな事がフラッシュバックする。
白の騎士団最強と言われた剣技が易々と受け止められ、肋と腕を折られ、顔を叩かれ、尊厳を傷つけられた。人というものが如何に脆いかを体に刻まれたあの日。この三人の顔は忘れたくても忘れられない。
「ラルフさんじゃないですか」
ハンターは何でもないような、どちらかというと嬉しそうな顔でラルフたちを見ていた。歩も「あ、そっかこの人たちか……」と納得した。
「……っと、マジか?何でここで鉢合わせるんだよ……やっぱウィーは連れてくるべきだったな……」
こちらには索敵に特化した仲間がいない。こうして待ち伏せされても避ける事が出来ないし、罠を仕掛けられていたら目も当てられない。ゼアルを見た時、当時を思い出して周りを見渡す。
「……配置していない。相手が大勢だとこちらも相応の相手をしないといけないからな……」
「……そっか、安心したぜ。俺はてっきり囲まれてるかと……ま、いいや。そんなことよりハンターも団長さんも元気そうで何よりだ」
ラルフは片手を上げて挨拶する。軽口を叩いたラルフに対してゼアルは感情を剥き出しにして剣を構えた。
「おお……!?おいおい……」
ラルフは困惑したが、その動きにハンターと守護者以外の面々は一斉に構え始めた。黒曜騎士団の面子は当然として、ブレイドもアルルも事情をよく知らないデュラハンも構える。一触即発。ゼアルが一声上げればここは戦場になる。
「待て待て!止めろ、止めろって!!」
ラルフは騒ぎながら手をかざす。それを尻目にゼアルの構えと格好を見てミーシャはハッと思い出す。
「ん?お前は……あ、そうかあの街で会ったよね」
すっかり忘れていたが、アルパザであったことがある。
「ミーシャ様、ここは妾にお任せを。あやつを細切れにしてご覧に入れます」
ベルフィアが要塞への帰還を可能とする魔法の杖をくるりと回してご機嫌に前に出る。
「あノ時は不完全燃焼じゃっタノぅゼアル。ミーシャ様ノ手を煩ワせルまでも無い。妾がここで引導を渡そう」
「随分と喋るじゃないか化け物。貴様の実力では私には到底敵わないぞ?」
「ふふふ……言っタな?後悔すルなヨ……?」
ベルフィアとゼアルは睨み合う。前回の戦いの続きをしようというのだ。ゼアルは知らないが、ベルフィアは第六魔王”灰燼”を取り込んで実力を底上げした。必殺必中の剣のカラクリを知られたゼアルは完全に不利。素の実力でも十分強いが果たして勝ち目はあるのか?
「だから止めろってば!ここは話し合いで解決しよう!」
ラルフはベルフィアの肩を掴む。ベルフィアは肩を掴んだ手を見た後、怪訝な顔でラルフを見る。
「手を離せラルフ。話し合いなど無理に決まっとろうが」
「出来るって……!何でそう決め付けるんだよ!」
「先に構えタノがあやつじゃからじゃ。他に何があル?」
ラルフとベルフィアが言い争う中、守護者たちも慌ただしくなる。
「てか、あんた何でそっちにいるんすか?」
茂はアンノウンがラルフたちの側にいることに疑問をぶつけた。アンノウンは涼しい顔で守護者の面々を見渡す。
「……意味ないから、かな」
「は?……えっと、何が……?」
歩が間抜け面で首を傾げる。アンノウンは肩を竦めて微笑む。
「エルフは元の世界への戻し方を知らない。エルフの側にいても意味ないし、こっちにいる方が気楽で良さそうだから」
黙って見ていた美咲も質問する。
「ねぇ、あんたが男か女か知らないけど、エルフは悪くないと思うわよ?イケメンだし、アッチの方の反応いいし……ま、それは良くてさ。真面目な話、私ら同じ地球の仲間じゃん?一緒にいましょうよ」
「……君、しつこいよね。そんなだからハンターさんを堕とせないんだよ?」
バチィッ
静電気など及びもつかないほどの電力が美咲の手を包む。馬鹿にされた怒りで制御が効いてないようにも見える。
「ちょっ……お前もか……どいつもこいつも、ここで決着を付けようってのか?」
ラルフは頭を抱えたい気持ちになる。戦争に参加する気は毛頭なかったが、一部はすぐにも殴り合いそうだ。互いに様々な思いが交錯する。どちらも譲れない思いの丈を拳に乗せようとしたその時、
「はい、注目」
ミーシャがみんなの視線を集めた。
「ごめんなさいだけど、私たちは人狼を探しに来たの。相手にする暇ないから退いて」
「……人狼だと?」
ゼアルはその存在を思い出す。あの時は敵だったはずだし、確か吸血鬼に倒されていた。まだ生きていたのは知っていたが、わざわざあの街からここまで殺しに来たとでも言うつもりだろうか?相当恨みを買ったと見るのが妥当か?
「なるほど人探しですか、戦争に加担しようと思ってきたわけでは無いと……ゼアルさん、ここは手を引いてくれませんか?」
ハンターがゼアルに声をかけた。
「……正気か?有事でもなければそういうことは……」
「彼らは僕の……いや、僕らの命の恩人です。エルフはラルフさんたち一行がいなければ、僕らの代で終わっていた可能性も否めません。今回ばかりは見逃してください。エルフを代表してお願いします!」
ハンターがラルフたちの為に頭を下げている。事情が事情だけに自分の恨み辛みが矮小に感じる。自分も仲間を殺されたし命の尊さを思えばどちらが上とは言えないが、あの時の戦いはどちらかと言えば魔鳥人の方が図に乗っていたし、それは先の決闘で解消された。優先すべき方を天秤に掛けたゼアルは剣を鞘に仕舞った。
「……頭を上げろハンター。事情は分かった。人狼を見つけたら即刻この国から出て行くことを誓うなら私たちから攻撃することはない。何なら一緒に探してやっても良い」
「団長!」「宜しいのですか!?」部下たちはいきり立つ。ラルフといえば個人にして世界最高額の懸賞金をかけられた大悪党。それに追従する面子を見ても只者ではないと感じさせる。ここで何とかするのが人類の剣たる自分たちの仕事ではないのか?
しかし、ゼアルの決定は重い。自分たちがどうこう出来る立場にないので、諦めて剣を仕舞った。
ミーシャが声を上げた途端、拍子抜けするほど簡単に戦いが治る。ラルフが自分の声にそこまで力がないことを改めて痛感しているとベルフィアが陶酔した顔でミーシャを見ている。
「流石ミーシャ様。妾ノ預かり知らぬところでエルフを救うばかりか、ここノ雑魚までお救いになルとは……頭が下がります」
「だから言ったろ?話し合いで解決出来るってよ」
ラルフはハンターに目配せをしてウィンクで感謝を伝える。
「……納得出来ない」
その声は暗く沈んだ喉奥から絞り出す声だった。
バチンッ
「!?」
雷が真っ直ぐアンノウンに向かって走る。完全な不意打ち。アンノウンの体が後方に吹き飛び、地面を転がる。
「なっ!!」
停戦がなった後に放たれた一撃は、アンノウンも為す術なく食らう。みんなが面食らって動けない中、ラルフがアンノウンに駆け寄る。
「大丈夫か!!おい!!」
その言葉に弾かれたようにブレイドが美咲に剣を向けた。
「お前……!今上手く纏まってただろ!何で撃った!!」
「はぁ?聞いてなかったわけ?あいつが私を馬鹿にしたからよ!何もお咎めなしで「ハイそうですか」何てできないもん!!」
苛立ったから撃った。それだけ。周りの意見を完全に無視して自分の気持ちの良いことを率先してやる。美咲の性格がこの場をややこしくさせる。
「そ、そっすよねぇ、あいつが全面的に悪いっすよ。あんたらが勝手に停戦しても俺らには関係ないっすよ!」
美咲が攻撃したことにより、何故か活気付く茂。ここは宥めるべきであって賛同するところではない。変な気を利かせた茂と癇癪で攻撃を放った美咲をミーシャがギロリと睨みつけた。
「……お前ら……死にたいのか?」
その瞬間、心臓に氷柱が刺さったような看過できない感覚に襲われる。ゾッとどころではない。心臓を止めたくなるような殺気。二人とも一瞬意識が飛んで、片膝をついたときに目が覚める。自分が誰を相手にしているのか素性は知らなくても魂で知ることになる。こいつは化け物だと。
「待ってください」
吹き飛んだ先を見るとアンノウンが起き上がってくるところだった。
「私の責任ですし、私が片付けます」
そう言うとおもむろに手を地面に置いた。何をしているのか呆けて見ていると、アンノウンの手を基点に魔法陣と思われる幾何学模様が約10mに渡って展開される。驚いたのはいの一番に寄り添ったラルフだ。突然魔法陣に囲まれるなど初めての体験である。これはアンノウンの能力にして既に失伝したはずの秘術。
「召喚魔法か!」
アンノウンとラルフの足元から徐々に姿を現したのは羽の生えた竜。
「出でよファイアドラゴン」
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