344 / 718
第九章 頂上
第三十四話 ひと休み
しおりを挟む
戦場を後にしたラルフたちは大広間に集まって治療に専念していた。
エレノアは既に完治しているのだが、問題は第四魔王”竜胆”である。第十一魔王”橙将”に昏倒させられてから目を覚ます気配がない。アスロンとアルルがその原因を探っていた。
「いや、何でよ。すぐに殺してしまえば良いでしょう?」
それに端を発したのはナタリアだ。それはまさに正論と言える。魔王を生かしておいても百害あって一利なしだ。ミーシャとエレノアとベルフィアの三人は除く。
「そう簡単に殺したりすると情報を逃す可能性があるってのが分からないか?」
ラルフは常識のように返答する。
「つってもまぁ、こいつに関しては俺もあんたと同意見だけどな。連れて来たんだからついでに情報を吐かせちまおうってことだよ」
「……はぁ……あれだけ戦っといて危険であることを考慮に入れないわけね。これだからヒューマンは……」
「何ぃ?」
喧嘩腰の二人の間にブレイドが割って入る。
「二人ともやめてください。治療を進めている以上、争っても仕方ないことでしょう?」
「そういうことよな。余らは座して成り行きを見守るのみよ」
アロンツォは空王たちと共に優雅にお茶を嗜んでいる。エレノアとアンノウン、ジュリアも同席してみんなでゆったりしている。ミーシャとベルフィアは浴場に液体を洗い流しに向かったので二人の姿はない。
「そーそー。二人ともぉ座ったらどぉ?これ美味しいよ?」
「ちょっと、母さんは休んでなきゃダメだって。ほらっ部屋に戻るよ」
腹に穴が開いて苦しんでいたというのに、治ったからと余裕をぶっこいている。ブレイドは、そんなエレノアの手を引っ張るが「嫌ー」と子供のように駄々をこねた。
「というかお前らめっちゃくつろいでるけど、いつまでいるつもりだよ。もう南の島に帰っても良いんだぞ?」
ラルフの懸賞金を取り下げさせる名目でグレートロックに連れて来たのだが、戦争のゴタゴタで諸々忘却の彼方に飛んでおり、空王の姿を見てハッと思い出した。引き返しても良かったのだが、ブレイドから八大地獄の襲撃の件を報告され、ひとしきり悩んだ挙句離れることを決定した。
ここまで来たのが橙将と古代種の討伐のために来たみたいで癪だったが、エレノアが殺されかけたとあっては諦めざるを得なかった。
無論、ミーシャがいれば何ということもないのかもしれないが、犠牲者が出てからでは遅い。万が一にも備えてのことだ。
「全く……王の敬い方というのがまるで分かっていないようね。あなたが私をここまで連れて来たのよ?ならば送るのもあなた、役目でしょ」
湯気の立つコーヒーカップを傾けてお茶を飲む空王。侍女たちもすぐ側で頷きながらラルフを見る。
「えー?面倒臭いなぁ。あんなに離れたがってたのに、戻ってくるなんて思わなかったぜ……」
彼女たちは鋼王に助けを求めるためにグレートロックに侵入した。しかし中はもぬけの殻で、誰一人として残っていなかった。戦争だったのだから逃げ出すのは当然のこと。
しかし空王にとってはショックだったらしく、部下の制止を振り切って要塞に出戻りした。戦場に赴いたアロンツォとナタリアの生還だけが彼女の支えとなっていた。今ではすっかり元気を取り戻してお茶まで啜っている。何かしら吹っ切れたのだろう。
「みなさん、お茶のおかわりをお持ちしましたわ。たくさん淹れて来たので少し落ち着きませんか?」
デュラハン姉妹がぞろぞろと大広間に入って来た。すっかり大所帯となってパーティーでも開くのかというような雰囲気に辟易する。まだお茶を手にしていないナタリアやラルフにも手渡された。
「なぁ、イーファ」
ラルフにお茶を持って来たデュラハンを呼び止める。彼女は最初にラルフの世話を始めてからというもの、専属メイドのような扱いを受けていた。
「何か?」
「せっかくだからウィーも連れて来てくれ。いつもの鍛冶場にいるだろうからさ」
「……」
返事をすることもなくイーファは部屋から出て行った。ナタリアは訝しい顔でラルフを見た。
「あなたはさぁ……慕われてるの?それとも嫌われてるの?」
「……俺も分からん……仲間によりけりだな」
ナタリアの困惑はもっともだ。仲間に加入している大半がラルフの……いや、人類の敵だった。きっとヒューマン如きと見下されているのだろう。答えが気にならないように、その質問をそっと心に仕舞い込んだ。
バンッ
大きな音で大広間の両扉を押し開けた。そこには寝間着のような白いワンピースに身を包んだミーシャの姿と、付き従うベルフィアの姿があった。
「おう、ミーシャ。綺麗になったな」
「まーね」
ラルフの言葉を軽く流してアルルとアスロンの元に歩く。エレノアがミーシャの姿に気づき、懐かしさを覚えた。
「あらぁ、その格好ぉ久し振りじゃなぁい?」
「ん?ああ、そうかもね。でも外に出るわけでもないし、こんなんでいいでしょ?」
その言葉にエレノアは感心した。ミーシャは年がら年中同じ服を着ていた。聞いた話ではクローゼットは同じ服で埋め尽くされ、パーティードレスやオシャレ服など全く興味がなかったそうだ。
そんなミーシャが別の服を着ているのも珍しかったのに、いつものワンピースに戻ったと思いきや、これを部屋着用だと認識しているではないか。驚かないほうがおかしい。
そんな変化の根元にラルフがいるのだろうと、エレノアはチラッと彼を見た。
「どうした?」
「いやぁ……ふふっ……ただぁ、ミーシャも女の子なんだって思ってぇ……」
「ちょっ……おいおい、勘違いすんなよ?こいつの服は最初俺が揃えたんだ。ずっと無防備な格好だったしな。後からアンノウンの機転で服を大量に仕入れたから幅が広がっただけだぜ?今でも服に無頓着なんだから、その辺の女の子みたいなオシャレはとてもとても……」
「えぇっとぉ……そぉじゃないんだけどねぇ。言いたいのはさぁ……」
二人ですれ違いコントのようなことを繰り広げているのを尻目に、ミーシャは竜胆のすぐ近くにまで近寄った。
「まだ目が覚めないのか?」
「はい。体内に入った毒を中和するのに時間がかかっています。おじいちゃんがいてくれたお陰で最適な魔法を短時間で組めていますが、もう少し時間がかかるかなって……」
そんな会話をしていた時、アスロンが声を上げた。
「アルル!見よ!」
竜胆はうっすらと目を開けて、ぼんやりと虚空を見ていた。まだまだ中和には時間がかかるというのにもう意識が戻りかけている。流石は竜魔人の長。世界でも屈指の身体能力保有者というのは伊達ではない。
「もうすぐ起きそうだね。あ、そうそう。全部中和する必要はないよ。動き回られるのも面倒だし、夢心地の状態で話を聞きましょ」
「それは名案でございます。アルル、適当なところで切り上げて意識を覚醒させルことに専念せヨ」
ベルフィアの無茶振り。でもアルルは「やってみます」と強気の姿勢だ。遠巻きに見ていたラルフはミーシャに感心する。
「……俺のセリフを見事にとっていきやがった。成長したな、ミーシャ」
「まぁねぇ。あの子はぁ染まりやすいからぁ……」
「なるほどね、俺の背を見て育ったわけだ。悔しいがここはミーシャに譲るぜ」
エレノアはラルフにジトッとした目を向けた。「何で分からないの?」と言いたげだ。
その目に気づいたナタリアがエレノアに気の毒な目を向ける。
「……女心の分からない男。慕われてるか、嫌われてるか……どっち付かずなのが何となく分かった気がするわ」
「ふっ、それが男というもの。ラルフに限った話ではないぞ、ナターシャ」
アロンツォに返答することなく、ナタリアは腕を組んだ。アロンツォは肩を竦める。
「やはり余もどっち付かず。罪な男よ……」
それから一時間と経つことなく竜胆は半分覚醒した。その機を逃さず話しかける。
「おはようティアマト。元気?」
その質問に眠たげな声で応答があった。
「……最、悪……」
エレノアは既に完治しているのだが、問題は第四魔王”竜胆”である。第十一魔王”橙将”に昏倒させられてから目を覚ます気配がない。アスロンとアルルがその原因を探っていた。
「いや、何でよ。すぐに殺してしまえば良いでしょう?」
それに端を発したのはナタリアだ。それはまさに正論と言える。魔王を生かしておいても百害あって一利なしだ。ミーシャとエレノアとベルフィアの三人は除く。
「そう簡単に殺したりすると情報を逃す可能性があるってのが分からないか?」
ラルフは常識のように返答する。
「つってもまぁ、こいつに関しては俺もあんたと同意見だけどな。連れて来たんだからついでに情報を吐かせちまおうってことだよ」
「……はぁ……あれだけ戦っといて危険であることを考慮に入れないわけね。これだからヒューマンは……」
「何ぃ?」
喧嘩腰の二人の間にブレイドが割って入る。
「二人ともやめてください。治療を進めている以上、争っても仕方ないことでしょう?」
「そういうことよな。余らは座して成り行きを見守るのみよ」
アロンツォは空王たちと共に優雅にお茶を嗜んでいる。エレノアとアンノウン、ジュリアも同席してみんなでゆったりしている。ミーシャとベルフィアは浴場に液体を洗い流しに向かったので二人の姿はない。
「そーそー。二人ともぉ座ったらどぉ?これ美味しいよ?」
「ちょっと、母さんは休んでなきゃダメだって。ほらっ部屋に戻るよ」
腹に穴が開いて苦しんでいたというのに、治ったからと余裕をぶっこいている。ブレイドは、そんなエレノアの手を引っ張るが「嫌ー」と子供のように駄々をこねた。
「というかお前らめっちゃくつろいでるけど、いつまでいるつもりだよ。もう南の島に帰っても良いんだぞ?」
ラルフの懸賞金を取り下げさせる名目でグレートロックに連れて来たのだが、戦争のゴタゴタで諸々忘却の彼方に飛んでおり、空王の姿を見てハッと思い出した。引き返しても良かったのだが、ブレイドから八大地獄の襲撃の件を報告され、ひとしきり悩んだ挙句離れることを決定した。
ここまで来たのが橙将と古代種の討伐のために来たみたいで癪だったが、エレノアが殺されかけたとあっては諦めざるを得なかった。
無論、ミーシャがいれば何ということもないのかもしれないが、犠牲者が出てからでは遅い。万が一にも備えてのことだ。
「全く……王の敬い方というのがまるで分かっていないようね。あなたが私をここまで連れて来たのよ?ならば送るのもあなた、役目でしょ」
湯気の立つコーヒーカップを傾けてお茶を飲む空王。侍女たちもすぐ側で頷きながらラルフを見る。
「えー?面倒臭いなぁ。あんなに離れたがってたのに、戻ってくるなんて思わなかったぜ……」
彼女たちは鋼王に助けを求めるためにグレートロックに侵入した。しかし中はもぬけの殻で、誰一人として残っていなかった。戦争だったのだから逃げ出すのは当然のこと。
しかし空王にとってはショックだったらしく、部下の制止を振り切って要塞に出戻りした。戦場に赴いたアロンツォとナタリアの生還だけが彼女の支えとなっていた。今ではすっかり元気を取り戻してお茶まで啜っている。何かしら吹っ切れたのだろう。
「みなさん、お茶のおかわりをお持ちしましたわ。たくさん淹れて来たので少し落ち着きませんか?」
デュラハン姉妹がぞろぞろと大広間に入って来た。すっかり大所帯となってパーティーでも開くのかというような雰囲気に辟易する。まだお茶を手にしていないナタリアやラルフにも手渡された。
「なぁ、イーファ」
ラルフにお茶を持って来たデュラハンを呼び止める。彼女は最初にラルフの世話を始めてからというもの、専属メイドのような扱いを受けていた。
「何か?」
「せっかくだからウィーも連れて来てくれ。いつもの鍛冶場にいるだろうからさ」
「……」
返事をすることもなくイーファは部屋から出て行った。ナタリアは訝しい顔でラルフを見た。
「あなたはさぁ……慕われてるの?それとも嫌われてるの?」
「……俺も分からん……仲間によりけりだな」
ナタリアの困惑はもっともだ。仲間に加入している大半がラルフの……いや、人類の敵だった。きっとヒューマン如きと見下されているのだろう。答えが気にならないように、その質問をそっと心に仕舞い込んだ。
バンッ
大きな音で大広間の両扉を押し開けた。そこには寝間着のような白いワンピースに身を包んだミーシャの姿と、付き従うベルフィアの姿があった。
「おう、ミーシャ。綺麗になったな」
「まーね」
ラルフの言葉を軽く流してアルルとアスロンの元に歩く。エレノアがミーシャの姿に気づき、懐かしさを覚えた。
「あらぁ、その格好ぉ久し振りじゃなぁい?」
「ん?ああ、そうかもね。でも外に出るわけでもないし、こんなんでいいでしょ?」
その言葉にエレノアは感心した。ミーシャは年がら年中同じ服を着ていた。聞いた話ではクローゼットは同じ服で埋め尽くされ、パーティードレスやオシャレ服など全く興味がなかったそうだ。
そんなミーシャが別の服を着ているのも珍しかったのに、いつものワンピースに戻ったと思いきや、これを部屋着用だと認識しているではないか。驚かないほうがおかしい。
そんな変化の根元にラルフがいるのだろうと、エレノアはチラッと彼を見た。
「どうした?」
「いやぁ……ふふっ……ただぁ、ミーシャも女の子なんだって思ってぇ……」
「ちょっ……おいおい、勘違いすんなよ?こいつの服は最初俺が揃えたんだ。ずっと無防備な格好だったしな。後からアンノウンの機転で服を大量に仕入れたから幅が広がっただけだぜ?今でも服に無頓着なんだから、その辺の女の子みたいなオシャレはとてもとても……」
「えぇっとぉ……そぉじゃないんだけどねぇ。言いたいのはさぁ……」
二人ですれ違いコントのようなことを繰り広げているのを尻目に、ミーシャは竜胆のすぐ近くにまで近寄った。
「まだ目が覚めないのか?」
「はい。体内に入った毒を中和するのに時間がかかっています。おじいちゃんがいてくれたお陰で最適な魔法を短時間で組めていますが、もう少し時間がかかるかなって……」
そんな会話をしていた時、アスロンが声を上げた。
「アルル!見よ!」
竜胆はうっすらと目を開けて、ぼんやりと虚空を見ていた。まだまだ中和には時間がかかるというのにもう意識が戻りかけている。流石は竜魔人の長。世界でも屈指の身体能力保有者というのは伊達ではない。
「もうすぐ起きそうだね。あ、そうそう。全部中和する必要はないよ。動き回られるのも面倒だし、夢心地の状態で話を聞きましょ」
「それは名案でございます。アルル、適当なところで切り上げて意識を覚醒させルことに専念せヨ」
ベルフィアの無茶振り。でもアルルは「やってみます」と強気の姿勢だ。遠巻きに見ていたラルフはミーシャに感心する。
「……俺のセリフを見事にとっていきやがった。成長したな、ミーシャ」
「まぁねぇ。あの子はぁ染まりやすいからぁ……」
「なるほどね、俺の背を見て育ったわけだ。悔しいがここはミーシャに譲るぜ」
エレノアはラルフにジトッとした目を向けた。「何で分からないの?」と言いたげだ。
その目に気づいたナタリアがエレノアに気の毒な目を向ける。
「……女心の分からない男。慕われてるか、嫌われてるか……どっち付かずなのが何となく分かった気がするわ」
「ふっ、それが男というもの。ラルフに限った話ではないぞ、ナターシャ」
アロンツォに返答することなく、ナタリアは腕を組んだ。アロンツォは肩を竦める。
「やはり余もどっち付かず。罪な男よ……」
それから一時間と経つことなく竜胆は半分覚醒した。その機を逃さず話しかける。
「おはようティアマト。元気?」
その質問に眠たげな声で応答があった。
「……最、悪……」
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。
玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!?
成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに!
故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。
この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。
持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。
主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。
期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。
その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。
仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!?
美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。
この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
【完結】妖精を十年間放置していた為SSSランクになっていて、何でもあり状態で助かります
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》五歳の時に両親を失い施設に預けられたスラゼは、十五歳の時に王国騎士団の魔導士によって、見えていた妖精の声が聞こえる様になった。
なんと十年間放置していたせいでSSSランクになった名をラスと言う妖精だった!
冒険者になったスラゼは、施設で一緒だった仲間レンカとサツナと共に冒険者協会で借りたミニリアカーを引いて旅立つ。
ラスは、リアカーやスラゼのナイフにも加護を与え、軽くしたりのこぎりとして使えるようにしてくれた。そこでスラゼは、得意なDIYでリアカーの改造、テーブルやイス、入れ物などを作って冒険を快適に変えていく。
そして何故か三人は、可愛いモモンガ風モンスターの加護まで貰うのだった。
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる