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第十一章 復讐
第十九話 瞬きの攻防
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シュタタタッ
地面に矢が生える。エルフの放った矢は何を捉えるでもなく地面に突き刺さった。更に部下たちは矢を放つ。矢の本数は決まっているので無駄に撃つ事は出来ない。しかし、その矢はやはり当たる事なく地面に突き刺さった。
エルフは弓矢の名手。自然と調和し生活する彼らにとって、これ以上にふさわしい武器はない。空気の流れ、風の強さ、温度湿度、全てをほぼ完璧に読んで放つ弓矢は、止まっている的ならば百発百中。動きの速い小動物、飛んでいる鳥などを日常的に射るので、腕が衰えることもない。冒険者チームに一人は欲しい種族である。
そんな彼らをして当てることが難しい獲物。
「ハンター様っ!」
部下の一人が声をかける。ハンターは部下をチラリとも見ずに小さく頷いた。マントを翻しながら動き回る影の如き敵。ここでエルフたちが放った矢は、全て罠だったことが分かる。影を追い詰めるべく部下たちは、ハンターの必殺の間合いに誘い込んでいたのだ。
ハンターは動き回るジョーカーを目で追う。彼の動体視力はエルフの中でも随一であり、既に他界した最強の戦士である”光弓”アイザック=ウォーカーが認めたほどの能力。ハンターは白の騎士団に名を連ねる腕前なのだ。
(……速すぎる)
だが、ジョーカーは自分の出会ってきた敵の中で最速と呼べる敵だった。当てる自信はある。しかし当たる確率は極僅か。
輪郭がブレるほどの勢いで動ける生物が、飛んでくる弓矢に対して何もしないだろうか?いや、そんなわけがない。受け止めるか、持っているダガーナイフで斬り払うか、そもそも射程範囲から逃げるか。こちらの策に自ら乗ってくれている以上逃げる事はないだろうが、当たってくれるはずはない。
ハンターは背中に背負った矢筒に手を掛ける。まだ弓に番えていないが、この状態で弓矢を構えた弓兵を上回る速射能力を有する。
ジョーカーはそうとも知らずにハンターに向かって走り出した。真っ先にリーダーを潰し、各個撃破を目論んでいると推察出来る。
「甘いっ!」
ボッ
ハンターは確かに矢筒に手を置いていただけだった。にも関わらず、弓から突然矢が発射されたような奇妙な光景を目の当たりにする。
まるで既に矢がセットされていたボーガンを持つ敵に対し、無防備にその身を晒して引き金を引かれたような間抜けな状況を幻視した。つまりは、ジョーカーを持ってして弓に矢を番えるその瞬間を捉えることが出来なかったということだ。
飛んでくる矢は三本。その矢には魔力が込められている。矢筒に手を置いていたのは、魔力を纏わせるためだったようだ。
(偏差撃ちは厳しいと思っていたけど、真っ直ぐ来るならこっちのものだよ)
ハンターの口元に薄っすら笑みが溢れる。
身を捻って避けるには厳しい。ならば叩き落とすことを主流に手を出すはず。炸裂系の魔法を弓矢に付与すれば、触れた途端にボンッ。余裕を見せて手で握って止めようが、ダガーナイフで切り払おうが必ずダメージが入る仕組みだ。
射抜くことに美学を感じていた亡き師、アイザックが見れば顔をしかめる攻撃だ。しかし、相手が相手だけに手段を選んでいられない。そして大方の予想通り、ジョーカーはダガーナイフを構えた。
「まず一手」
ギュルッ
確かにエルフたちの策にまんまとハマったが、事はそう単純でないことをマザマザと見せつけられる。
「!?」
ジョーカーの翳したダガーナイフは一瞬ドス黒いオーラに包まれる。何らかの能力が発動した事は明らかだが、その能力は凄まじいものだった。
三本の矢がまだ勢いに乗って飛んでいる最中だというのに、空中で一塊になり、何かに阻まれるようにベキベキと小さく折りたたまれる。ハンターが付与した炸裂魔法が発動したが、やはりこの爆発も空気の壁のようなものに阻まれ、弓矢は為す術もなく破壊された。
(重力操作!?)
木屑の小さな塊と化した矢を横に退けると、そのままの勢いでハンターに向かって走る。当初の予定通り、ハンターを先に潰すようだ。
ハンターとてただではやられない。ジョーカーの間合いまで把握は出来ないが、危険域を想定したら推定六歩。ギリギリまで発射出来る矢の本数は十二本。
ビュンッ
一気に放てるのは三本ずつ。速射しては一息つき、また連射しては一息つき……。
これが無駄だと分かる。先の防ぎ方を見れば、千の矢を放ったところで全てゴミになることは火を見るより明らか。現にジョーカーの足止めには至っていない。
が、これで良い。ジョーカーはハンターを仕留めるために真っ直ぐ突撃する。こうして攻撃を加えていれば「こいつは逃げない。確実に殺せる」と思ってくれるだろう。
ジョーカーの足がハンターの考える危険域に達した時、ハンターは魔法を発動させた。
ボンッ
それは爆発魔法。巻き上がった砂塵がハンターを隠し、ジョーカーはハンターを見失う。構わず突撃し、重力場を発生させた。砂が一気に凝縮される。しかし、砂のサラサラという音が凝縮されるばかりで骨がへし折れる音や、赤い液体が内部で吹き出している様子など見受けられない。そのまま砂塵を抜け、すぐさまブレーキをかける。
逃げた。砂塵を目くらましにハンターは爆風と共に真横に飛んだのだ。そう思ってハンターの姿を探すが、見つけられるはずもない。一息に殺そうと砂塵に飛び込んだのが裏目に出た。すぐに気づいて砂塵を抜けたのは良かったが、その頃にはハンターの姿などどこにも見当たらない。
ハンターとの勝負を挑んでこの間、実に四秒。
全ての行動は瞬きの攻防。凄まじい動体視力の中で、コンマ何秒の思考の元、この戦いは仕切り直しとなった。
エルフたちは目で追うのがやっとで、弓に矢を番えたまま口が開いていた。二人の動きに一瞬たりともついていけてない。ジョーカーが部下に狙いを定めていたら、瞬く間にひき潰されていた事だろう。
ハンターは岩陰からそっとジョーカーを見る。爆風に体を晒したせいで骨が軋む。先ほどのような真っ正面での攻防は不可能となった。
「さて……どう出ましょうかね……」
とりあえずは部下に隠れるように指示する必要がある。自分が囮になれない以上、狙いは他に向く。仮面のせいで見ただけでは視線がどこを向いているのか分からない。しかし、あからさまにキョロキョロしているところからハンターを見つけるべく目を配っているだろう事は理解出来る。
ハンターはジョーカーから視線を外さないように懐に手を入れる。ネックレスをそっと取り出し、蓋を開けるとグレースの肖像画が描かれていた。
「待っててねグレース。僕は必ず帰るから」
ラルフたちと離れて少し落ち着いてからグレースにプロポーズした。グレースは何やかやと逃げを打っていたが、ハンターの本気な姿勢に心打たれ、彼女もついに承諾した。
周りからの声は芳しくなかったが、森王は一も二もなく祝福してくれたお陰もあって、ハンターとグレースの結婚は国から認められることになる。
そんな中、幸せの絶頂に訪れた八大地獄との決戦。二人の結婚の前の壮絶な試練。幼い頃からの夢の実現を目指し、この場を生きて帰る。例え敗北で終わったとしてもこの身だけは無事に帰ろう。未来のために。
「……ふっ……こんな時、ラルフさんならどうするのかな?」
エルフェニアでの一件がフラッシュバックする。あの男はやらねばならぬことを完遂した。彼には強く頼れる仲間がいた。自分にもあれだけの手練がいれば、今のような状況も難なくことが運ぶだろう。
だがそれは白の騎士団レベルに強い自分だからこそ言える話。彼は弱者の身でありながら敵地に乗り込み、最後には生きてあの場を去った。その身を危険に晒しても、必ず生きて存在し続ける一介のヒューマンにハンターは一種の憧れを抱いている。
今も何処かで無謀なことに挑戦しているだろう彼を幻視し、ハンターは静かに笑った。
地面に矢が生える。エルフの放った矢は何を捉えるでもなく地面に突き刺さった。更に部下たちは矢を放つ。矢の本数は決まっているので無駄に撃つ事は出来ない。しかし、その矢はやはり当たる事なく地面に突き刺さった。
エルフは弓矢の名手。自然と調和し生活する彼らにとって、これ以上にふさわしい武器はない。空気の流れ、風の強さ、温度湿度、全てをほぼ完璧に読んで放つ弓矢は、止まっている的ならば百発百中。動きの速い小動物、飛んでいる鳥などを日常的に射るので、腕が衰えることもない。冒険者チームに一人は欲しい種族である。
そんな彼らをして当てることが難しい獲物。
「ハンター様っ!」
部下の一人が声をかける。ハンターは部下をチラリとも見ずに小さく頷いた。マントを翻しながら動き回る影の如き敵。ここでエルフたちが放った矢は、全て罠だったことが分かる。影を追い詰めるべく部下たちは、ハンターの必殺の間合いに誘い込んでいたのだ。
ハンターは動き回るジョーカーを目で追う。彼の動体視力はエルフの中でも随一であり、既に他界した最強の戦士である”光弓”アイザック=ウォーカーが認めたほどの能力。ハンターは白の騎士団に名を連ねる腕前なのだ。
(……速すぎる)
だが、ジョーカーは自分の出会ってきた敵の中で最速と呼べる敵だった。当てる自信はある。しかし当たる確率は極僅か。
輪郭がブレるほどの勢いで動ける生物が、飛んでくる弓矢に対して何もしないだろうか?いや、そんなわけがない。受け止めるか、持っているダガーナイフで斬り払うか、そもそも射程範囲から逃げるか。こちらの策に自ら乗ってくれている以上逃げる事はないだろうが、当たってくれるはずはない。
ハンターは背中に背負った矢筒に手を掛ける。まだ弓に番えていないが、この状態で弓矢を構えた弓兵を上回る速射能力を有する。
ジョーカーはそうとも知らずにハンターに向かって走り出した。真っ先にリーダーを潰し、各個撃破を目論んでいると推察出来る。
「甘いっ!」
ボッ
ハンターは確かに矢筒に手を置いていただけだった。にも関わらず、弓から突然矢が発射されたような奇妙な光景を目の当たりにする。
まるで既に矢がセットされていたボーガンを持つ敵に対し、無防備にその身を晒して引き金を引かれたような間抜けな状況を幻視した。つまりは、ジョーカーを持ってして弓に矢を番えるその瞬間を捉えることが出来なかったということだ。
飛んでくる矢は三本。その矢には魔力が込められている。矢筒に手を置いていたのは、魔力を纏わせるためだったようだ。
(偏差撃ちは厳しいと思っていたけど、真っ直ぐ来るならこっちのものだよ)
ハンターの口元に薄っすら笑みが溢れる。
身を捻って避けるには厳しい。ならば叩き落とすことを主流に手を出すはず。炸裂系の魔法を弓矢に付与すれば、触れた途端にボンッ。余裕を見せて手で握って止めようが、ダガーナイフで切り払おうが必ずダメージが入る仕組みだ。
射抜くことに美学を感じていた亡き師、アイザックが見れば顔をしかめる攻撃だ。しかし、相手が相手だけに手段を選んでいられない。そして大方の予想通り、ジョーカーはダガーナイフを構えた。
「まず一手」
ギュルッ
確かにエルフたちの策にまんまとハマったが、事はそう単純でないことをマザマザと見せつけられる。
「!?」
ジョーカーの翳したダガーナイフは一瞬ドス黒いオーラに包まれる。何らかの能力が発動した事は明らかだが、その能力は凄まじいものだった。
三本の矢がまだ勢いに乗って飛んでいる最中だというのに、空中で一塊になり、何かに阻まれるようにベキベキと小さく折りたたまれる。ハンターが付与した炸裂魔法が発動したが、やはりこの爆発も空気の壁のようなものに阻まれ、弓矢は為す術もなく破壊された。
(重力操作!?)
木屑の小さな塊と化した矢を横に退けると、そのままの勢いでハンターに向かって走る。当初の予定通り、ハンターを先に潰すようだ。
ハンターとてただではやられない。ジョーカーの間合いまで把握は出来ないが、危険域を想定したら推定六歩。ギリギリまで発射出来る矢の本数は十二本。
ビュンッ
一気に放てるのは三本ずつ。速射しては一息つき、また連射しては一息つき……。
これが無駄だと分かる。先の防ぎ方を見れば、千の矢を放ったところで全てゴミになることは火を見るより明らか。現にジョーカーの足止めには至っていない。
が、これで良い。ジョーカーはハンターを仕留めるために真っ直ぐ突撃する。こうして攻撃を加えていれば「こいつは逃げない。確実に殺せる」と思ってくれるだろう。
ジョーカーの足がハンターの考える危険域に達した時、ハンターは魔法を発動させた。
ボンッ
それは爆発魔法。巻き上がった砂塵がハンターを隠し、ジョーカーはハンターを見失う。構わず突撃し、重力場を発生させた。砂が一気に凝縮される。しかし、砂のサラサラという音が凝縮されるばかりで骨がへし折れる音や、赤い液体が内部で吹き出している様子など見受けられない。そのまま砂塵を抜け、すぐさまブレーキをかける。
逃げた。砂塵を目くらましにハンターは爆風と共に真横に飛んだのだ。そう思ってハンターの姿を探すが、見つけられるはずもない。一息に殺そうと砂塵に飛び込んだのが裏目に出た。すぐに気づいて砂塵を抜けたのは良かったが、その頃にはハンターの姿などどこにも見当たらない。
ハンターとの勝負を挑んでこの間、実に四秒。
全ての行動は瞬きの攻防。凄まじい動体視力の中で、コンマ何秒の思考の元、この戦いは仕切り直しとなった。
エルフたちは目で追うのがやっとで、弓に矢を番えたまま口が開いていた。二人の動きに一瞬たりともついていけてない。ジョーカーが部下に狙いを定めていたら、瞬く間にひき潰されていた事だろう。
ハンターは岩陰からそっとジョーカーを見る。爆風に体を晒したせいで骨が軋む。先ほどのような真っ正面での攻防は不可能となった。
「さて……どう出ましょうかね……」
とりあえずは部下に隠れるように指示する必要がある。自分が囮になれない以上、狙いは他に向く。仮面のせいで見ただけでは視線がどこを向いているのか分からない。しかし、あからさまにキョロキョロしているところからハンターを見つけるべく目を配っているだろう事は理解出来る。
ハンターはジョーカーから視線を外さないように懐に手を入れる。ネックレスをそっと取り出し、蓋を開けるとグレースの肖像画が描かれていた。
「待っててねグレース。僕は必ず帰るから」
ラルフたちと離れて少し落ち着いてからグレースにプロポーズした。グレースは何やかやと逃げを打っていたが、ハンターの本気な姿勢に心打たれ、彼女もついに承諾した。
周りからの声は芳しくなかったが、森王は一も二もなく祝福してくれたお陰もあって、ハンターとグレースの結婚は国から認められることになる。
そんな中、幸せの絶頂に訪れた八大地獄との決戦。二人の結婚の前の壮絶な試練。幼い頃からの夢の実現を目指し、この場を生きて帰る。例え敗北で終わったとしてもこの身だけは無事に帰ろう。未来のために。
「……ふっ……こんな時、ラルフさんならどうするのかな?」
エルフェニアでの一件がフラッシュバックする。あの男はやらねばならぬことを完遂した。彼には強く頼れる仲間がいた。自分にもあれだけの手練がいれば、今のような状況も難なくことが運ぶだろう。
だがそれは白の騎士団レベルに強い自分だからこそ言える話。彼は弱者の身でありながら敵地に乗り込み、最後には生きてあの場を去った。その身を危険に晒しても、必ず生きて存在し続ける一介のヒューマンにハンターは一種の憧れを抱いている。
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