422 / 718
第十一章 復讐
第二十三話 バランスブレイカー
しおりを挟む
「……どういうことだ?」
ロングマンは敵の目の前だというのに視線を外し、キョロキョロと空を見た。その問に答える声はない。
藤堂は諸手を上げてゆっくり左右に首を振る。
「俺への当てつけさ。異次元の扉を開いた俺には無間地獄こそ相応しいってな。ま、この何年かは退屈しなくて済んだがね……」
「なるほど、その鎖がお前を縛っているというわけか……」
目を細めて鎖を観察する。パルスの放った斬撃が確かに藤堂ごと真っ二つにしたはずだったが、今は特にそんなことなど無かったように再生している。そんな分析を藤堂はご明察と言いたげにロングマンに指を差した。その動作に少し苛立ちを覚えたが、分が悪いと悟って刀を鞘に仕舞った。
「おや?珍しい。俺ぁてっきり巻き藁のように滅多斬りにされると思ったが?」
「無駄なことはせん」
「恨みはあるが、殺せんとなれば話は別ってか?面白い、新たな一面を見たって感じだ。この際、仲直りでもしないか?」
「それは無い」
「……そうか、そりゃ残念。パルスはどうだ?童話が好きだったろう?また聞かせてやっても……」
ゴッ
大剣がパルスの手から離れ、藤堂に向かって飛んでくる。藤堂の体を分断した後、パルスの元に自動で戻ってきた。まるで自由意志があるかのような動きだった。
藤堂は勢いに押されて後ろに倒れるが、すぐに起き上がる。ただ押し倒されたかのような仕草にパルスもムッとした。
「おーい爺さん。あんたはどうだい?また酒でも飲んで……」
トドットにも声をかけるが、一切の音を遮断しているかのようにピクリとも反応しない。
「かぁーっ……嫌われたもんだねぇ。この調子じゃ他の連中も期待は薄いなぁ……」
「裏切り者の末路よ」
「……俺は裏切ってねぇ、お前らとは相容れなかっただけだ。それを言うに事欠いて……」
「もう黙れ、不愉快だ。パルス、この男にあれを」
パルスはこの言葉にコクリと頷いた。浮かぶ大剣をその手に収めると藤堂に切っ先を向ける。
「何をしたいのか分からんが、俺にばかり構ってて大丈夫か?」
スッと振り返る。ロングマンたちはその視線の先に目を向けた。
「俺ぁよ、顔馴染みが死んじまうのは見ちゃいられねぇんだ。例え俺に悪感情を抱いててもな……だからって敵を助けるほどお人好しでもねぇ。昔のよしみだ、忠告だけはしとくぜ」
「何をほざく。相手も中々出来るようだが、我らを殺すまでは無理であろう。少しすればこの均衡は崩れ、我らの勝利が確定する」
藤堂はチラッとロングマンを見る。
「そりゃ好きにしなよ。お前らにとっちゃただの裏切り者の言葉だ。信じるも信じないも勝手ってな」
「……パルス」
パルスは目だけを動かす。ロングマンは特に彼女を見ることもなく鞘を握る。
「ここは任せたぞ」
「ロングマン。此奴の戯言を信じると言うのか?」
「そうでは無い。長引くのも面倒でな、ここで奴らに引導を渡す。トドットよ、お前も抜かりなくな」
敵の言葉をまるっと信じるわけでは無いが、勝利を確実のものとするために自分が打って出ることにしたのだ。
トドットに一抹の不安が過ぎる。藤堂はいけ好かないが、こういう時に嘘を言わない男だと思い出してしまったから。
*
「もう良い」
ゼアルはジョーたちと少しの間、藤堂を探したが、どこにも見当たらないと見るや踵を返した。
彼が藤堂の居場所に拘ったのは、気配の無さ故だ。能力を底上げされたはずの自分の索敵に引っ掛からないのは正直相当不味い。今後、敵に回られた時が怖い。
とはいえ、そんなことはないと断じれるほど性格は良い。ルカとは違い、全てを曝け出せる気量を持っているからだ。
杞憂だの取り越し苦労だのと言われる類の心配だが、慎重を期すのに越したことはないだろう。
「奴がこの場から逃げようと、既に敵地に居ようと関係ない。終わらせるだけだ」
今度こそ魔剣を抜き払う。ゼアルは散歩に行くように気軽に歩き出す。次第に足早になるのは、気持ちを抑えられないからだ。
無理もない。最早人類では並び立つものが居なくなった力を存分に振るえるのだ。
「いざっ……!」
ガコッ
踏み出した地面がゼアルの力で抉れる。それも地面が極小規模で隆起したような不思議な抉れ方だ。そしてゼアルの姿は消えた。
その世界は不思議な世界だった。自分は走っている。風も感じるし、景色は一瞬で変わっていくのに、常に動き続けているルカの人形たちの動きがとても鈍い。
脇をすり抜けてスルスルと余計な動きをすることもなく、ジニオンとドゴールとガノンの戦場に到着した。
剣を横倒しにして突きの構えを取る。全てが鈍く感じる世界は速度超過のお陰だろうか?違う。ゼアルはスキルを発動させていない。
神の力は自身の想像を遥かに超えていた。
(この状態でクイックアップが使えたら、どうなってしまうのだろう?)
ゼアルは興味本位でスキルを発動させる。
この力は危険すぎた。
ボッ
何もかもが止まって見える。元気よく戦っていた敵も、勇ましく戦っていた味方も、大軍勢の人形も、空中に舞う塵でさえ停止した。
(ん?この魔剣は術者の力によって能力が変わるのか?この空間で五感が研ぎ澄まされるのを感じる……)
ゼアルは感心する。更に強化されたことに感激し、試し合いの場を作ってくれた全ての関係者たちに感謝を述べたい。
翳した剣を真っ先にジニオンにぶつける。きっと簡単に刃物は通らない。相手は魔族ではないので、良くて切り傷、悪くすれば薄皮一枚。
ゼアルの分析は正しい。彼が神から強化されていなかったとしたら、あまり大した働きは出来なかっただろう。
ボッ
ならば強化された今はどうだろう。全てが揃ったゼアルならどうなるだろう。
ボトッ……
それは即ち、ジニオンの硬い体をいとも容易く、まるでチーズかバターのように斬ってしまうということ。
丸太のような巨大な左腕がゴロリと転がる。何が起こったか全く分からないジニオンは、左手の切り口をボケッと見ている。信じられないモノを見る目で、ただただジッと眺める。
「俺の……腕……?」
やっと実感が湧いて来たのか、それとも血が噴き出した時か。ジニオンは完全に我に帰った。
「ぐがあぁぁぁっ……!!?」
ブシュウゥゥゥッ
噴水の如く噴き出す血液は、容赦なくジニオンの体から体温を奪う。力自慢の二人にすら無し得なかったことを、一人でやってのけた。
ドゴールもガノンもゼアルの唐突な参戦に驚きを隠せず、さらにこの成果に度肝を抜かれて目を見開いた。
「……二人共、驚いている場合か?さぁ行こう。反撃開始だ」
ロングマンは敵の目の前だというのに視線を外し、キョロキョロと空を見た。その問に答える声はない。
藤堂は諸手を上げてゆっくり左右に首を振る。
「俺への当てつけさ。異次元の扉を開いた俺には無間地獄こそ相応しいってな。ま、この何年かは退屈しなくて済んだがね……」
「なるほど、その鎖がお前を縛っているというわけか……」
目を細めて鎖を観察する。パルスの放った斬撃が確かに藤堂ごと真っ二つにしたはずだったが、今は特にそんなことなど無かったように再生している。そんな分析を藤堂はご明察と言いたげにロングマンに指を差した。その動作に少し苛立ちを覚えたが、分が悪いと悟って刀を鞘に仕舞った。
「おや?珍しい。俺ぁてっきり巻き藁のように滅多斬りにされると思ったが?」
「無駄なことはせん」
「恨みはあるが、殺せんとなれば話は別ってか?面白い、新たな一面を見たって感じだ。この際、仲直りでもしないか?」
「それは無い」
「……そうか、そりゃ残念。パルスはどうだ?童話が好きだったろう?また聞かせてやっても……」
ゴッ
大剣がパルスの手から離れ、藤堂に向かって飛んでくる。藤堂の体を分断した後、パルスの元に自動で戻ってきた。まるで自由意志があるかのような動きだった。
藤堂は勢いに押されて後ろに倒れるが、すぐに起き上がる。ただ押し倒されたかのような仕草にパルスもムッとした。
「おーい爺さん。あんたはどうだい?また酒でも飲んで……」
トドットにも声をかけるが、一切の音を遮断しているかのようにピクリとも反応しない。
「かぁーっ……嫌われたもんだねぇ。この調子じゃ他の連中も期待は薄いなぁ……」
「裏切り者の末路よ」
「……俺は裏切ってねぇ、お前らとは相容れなかっただけだ。それを言うに事欠いて……」
「もう黙れ、不愉快だ。パルス、この男にあれを」
パルスはこの言葉にコクリと頷いた。浮かぶ大剣をその手に収めると藤堂に切っ先を向ける。
「何をしたいのか分からんが、俺にばかり構ってて大丈夫か?」
スッと振り返る。ロングマンたちはその視線の先に目を向けた。
「俺ぁよ、顔馴染みが死んじまうのは見ちゃいられねぇんだ。例え俺に悪感情を抱いててもな……だからって敵を助けるほどお人好しでもねぇ。昔のよしみだ、忠告だけはしとくぜ」
「何をほざく。相手も中々出来るようだが、我らを殺すまでは無理であろう。少しすればこの均衡は崩れ、我らの勝利が確定する」
藤堂はチラッとロングマンを見る。
「そりゃ好きにしなよ。お前らにとっちゃただの裏切り者の言葉だ。信じるも信じないも勝手ってな」
「……パルス」
パルスは目だけを動かす。ロングマンは特に彼女を見ることもなく鞘を握る。
「ここは任せたぞ」
「ロングマン。此奴の戯言を信じると言うのか?」
「そうでは無い。長引くのも面倒でな、ここで奴らに引導を渡す。トドットよ、お前も抜かりなくな」
敵の言葉をまるっと信じるわけでは無いが、勝利を確実のものとするために自分が打って出ることにしたのだ。
トドットに一抹の不安が過ぎる。藤堂はいけ好かないが、こういう時に嘘を言わない男だと思い出してしまったから。
*
「もう良い」
ゼアルはジョーたちと少しの間、藤堂を探したが、どこにも見当たらないと見るや踵を返した。
彼が藤堂の居場所に拘ったのは、気配の無さ故だ。能力を底上げされたはずの自分の索敵に引っ掛からないのは正直相当不味い。今後、敵に回られた時が怖い。
とはいえ、そんなことはないと断じれるほど性格は良い。ルカとは違い、全てを曝け出せる気量を持っているからだ。
杞憂だの取り越し苦労だのと言われる類の心配だが、慎重を期すのに越したことはないだろう。
「奴がこの場から逃げようと、既に敵地に居ようと関係ない。終わらせるだけだ」
今度こそ魔剣を抜き払う。ゼアルは散歩に行くように気軽に歩き出す。次第に足早になるのは、気持ちを抑えられないからだ。
無理もない。最早人類では並び立つものが居なくなった力を存分に振るえるのだ。
「いざっ……!」
ガコッ
踏み出した地面がゼアルの力で抉れる。それも地面が極小規模で隆起したような不思議な抉れ方だ。そしてゼアルの姿は消えた。
その世界は不思議な世界だった。自分は走っている。風も感じるし、景色は一瞬で変わっていくのに、常に動き続けているルカの人形たちの動きがとても鈍い。
脇をすり抜けてスルスルと余計な動きをすることもなく、ジニオンとドゴールとガノンの戦場に到着した。
剣を横倒しにして突きの構えを取る。全てが鈍く感じる世界は速度超過のお陰だろうか?違う。ゼアルはスキルを発動させていない。
神の力は自身の想像を遥かに超えていた。
(この状態でクイックアップが使えたら、どうなってしまうのだろう?)
ゼアルは興味本位でスキルを発動させる。
この力は危険すぎた。
ボッ
何もかもが止まって見える。元気よく戦っていた敵も、勇ましく戦っていた味方も、大軍勢の人形も、空中に舞う塵でさえ停止した。
(ん?この魔剣は術者の力によって能力が変わるのか?この空間で五感が研ぎ澄まされるのを感じる……)
ゼアルは感心する。更に強化されたことに感激し、試し合いの場を作ってくれた全ての関係者たちに感謝を述べたい。
翳した剣を真っ先にジニオンにぶつける。きっと簡単に刃物は通らない。相手は魔族ではないので、良くて切り傷、悪くすれば薄皮一枚。
ゼアルの分析は正しい。彼が神から強化されていなかったとしたら、あまり大した働きは出来なかっただろう。
ボッ
ならば強化された今はどうだろう。全てが揃ったゼアルならどうなるだろう。
ボトッ……
それは即ち、ジニオンの硬い体をいとも容易く、まるでチーズかバターのように斬ってしまうということ。
丸太のような巨大な左腕がゴロリと転がる。何が起こったか全く分からないジニオンは、左手の切り口をボケッと見ている。信じられないモノを見る目で、ただただジッと眺める。
「俺の……腕……?」
やっと実感が湧いて来たのか、それとも血が噴き出した時か。ジニオンは完全に我に帰った。
「ぐがあぁぁぁっ……!!?」
ブシュウゥゥゥッ
噴水の如く噴き出す血液は、容赦なくジニオンの体から体温を奪う。力自慢の二人にすら無し得なかったことを、一人でやってのけた。
ドゴールもガノンもゼアルの唐突な参戦に驚きを隠せず、さらにこの成果に度肝を抜かれて目を見開いた。
「……二人共、驚いている場合か?さぁ行こう。反撃開始だ」
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。
玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!?
成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに!
故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。
この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。
持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。
主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。
期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。
その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。
仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!?
美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。
この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
【完結】妖精を十年間放置していた為SSSランクになっていて、何でもあり状態で助かります
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》五歳の時に両親を失い施設に預けられたスラゼは、十五歳の時に王国騎士団の魔導士によって、見えていた妖精の声が聞こえる様になった。
なんと十年間放置していたせいでSSSランクになった名をラスと言う妖精だった!
冒険者になったスラゼは、施設で一緒だった仲間レンカとサツナと共に冒険者協会で借りたミニリアカーを引いて旅立つ。
ラスは、リアカーやスラゼのナイフにも加護を与え、軽くしたりのこぎりとして使えるようにしてくれた。そこでスラゼは、得意なDIYでリアカーの改造、テーブルやイス、入れ物などを作って冒険を快適に変えていく。
そして何故か三人は、可愛いモモンガ風モンスターの加護まで貰うのだった。
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる