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第十章 虚空
第五話 何を今更
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全員で行こうというのが決まったところで、降りる準備をしていたブレイドが一つ気になることを口にした。
「……なんか向こう側の人たち、戦闘態勢に入ってませんか?」
その言葉にみんなの視線が映像に向く。そこには戦争準備している獣人族の姿があった。
「何を言ってますの?これだけ大きな建物がやって来たら警戒するのも無理ありませんわ」
メラは「何を今更」といった顔で映像から目を話して腰に剣を提げた。他の姉妹も同じように用意に取り掛かる中、ブレイドの言いたいことに次女のエールーが気付いた。
「おじいさん。カモフラージュ魔法はちゃんと機能してますの?」
みんな「あっ」と思い出したような顔をした。アスロンはコクリと頷き映像を眺める。
「発動しっぱなしの筈じゃ。実はそれに関しては前から薄々気付いておった。何故かこの要塞が事ある毎に先制攻撃を受けてしまうことにのぅ……」
顎ひげを撫でながら考え込む。ラルフは頬を掻きながら口を尖らせる。
「警戒ってことはねぇよな……バリバリ戦闘態勢だし……?」
「最近戦争地帯にばかり出くわしてたから全く違和感なかったよ。まさか故障?魔法に故障なんてあるの?」
アンノウンは首を傾げながら魔法のエキスパートたるアスロンとアルルを交互に見る。
「うむ。魔法陣に何らかの形で干渉された場合、その魔法の効力に何らかの異常が発生して……」
アスロンはそこまで話し、ハッとして口を噤んだ。
「あ……」
気付いた者から口々に声が出た。アスロンはこの要塞にガッツリ干渉している。この要塞の中枢に巣食う幽霊。そう、説明している自分の存在こそが異常の元凶だった。
「え?つまりちょいちょいカモフラージュが解けてたってこと?おじいちゃんのせいで?」
「……そノヨうです」
ミーシャとベルフィアも目を丸くしている。その顔を見ていられずアスロンは目を伏せた。ラルフは空気を読まない二人に非難の目を向けたが、意に解する訳もなく……。
「一体イツカラカ知ラ無イケド、今更言ッテモ仕方無イワ。ソンナ事ヨリ、コレカラノ事デショウ?」
ジュリアは腕を組みながら状況の進展を図る。「面目次第もない……」とアスロンの頭は地に沈むほど下がる。
「ちょっと考えたんだけどぉ、そこは灰燼を取り込んだベルフィアが気付くべきじゃなぁい?」
エレノアは素知らぬ顔をしていたベルフィアにも非があると指摘する。思っても見なかった飛び火にスッと無表情になった。
「そんな事ヨりこれからノ事じゃ」
ジュリアのセリフをそっくり引用して映像を確認した。そこにはたった一人で歩いてくる見るからに強そうな戦士がいた。それに目を細めて見ていたアロンツォが言及する。
「あれは……グランツ……か?」
熊の獣人であることには違いない。しかし色が違う。雪国の生物かと見まごうほどに真っ白だ。入院中に脱色したのなら分からないでもないが、わざわざそんなことをするだろうか?ストレスによる脱色か、全くの人違いか。
ナタリアも覗き込むように映像の御仁を見ながら唸る。
「……よく似ているけど年も大きさも違うわ。あれは”剛撃”じゃない」
断言するナタリアにラルフが首を傾げる。
「だとしたらあれは誰になるんだ?この国で強いって言えば激烈のルールーと剛撃のグランツだって聞いたが……」
敵に向かって一人歩いて来るとしたら余程の腕自慢だろう。それか単なる馬鹿か。
あれが国の上層部に顔の利く男なら、何とか丸め込んで説明してもらうのも悪くない。軍と別行動をしているのを考えれば、一般人の怖いもの知らずが見物に来ているのも想定できる。
その人物を測りかねていると、エレノアが微笑を湛えた。ミーシャが不思議そうに尋ねる。
「エレノア、あいつを知ってるの?」
「ん?そうねぇ。あれは確かぁ、ベリアって名前だったと思うよぉ」
その名に空王が映像を見返して、その名を頭で反芻した。
「その名……確かイーリスと行動を共にしていた獣人族の……」
誰にも知られることのない作戦。勇者ブレイブとその仲間たちの一人である”雨穿つイーリス”。翼人族で唯一ヲルト大陸に攻め込んだ女戦士。あれほどの戦士を失った悲しみの中、生き残った名前の中にベリアの名があった。
アスロンもその名に即座に顔を上げた。あまりの懐かしさに顔もほころぶ。
「おいおい、マジか……あれがクリムゾンテールの怪力男かよ。アスロンさんから聞いてはいたが、ありゃ確かに無双できそうだ」
映像越しからも分かる筋肉の張りは強者のオーラを滲み出す。
「でもよ、それもブレイドの生まれる前の話だぜ?何だってあんなに強そうなままなんだ?」
当時から数えて十五、六年は経っている。現在の体毛の白さを考えれば、当時からそんなに若くなかったことは想像に難くない。公式では既に最強の座から陥落しているというのに、その体は今こそが全盛期だと主張しているかのようだった。
ラルフの問いに答えることなど不可能だ。当然誰も知り得ない情報だから。
「……直接聞いてみるか。意外に意気投合できるかもしんないし」
「本気ぃ?かなり血の気が多かったって記憶してるよぉ。危ないんじゃなぁい?」
エレノアが初めて出会った頃を思い出して肩を竦める。気性の荒い彼はブレイブにちょっかいを出すエレノアを快く思っていなかった。その上、アスロンの話ではブレイブとアスロン合わせて裏切り者扱いされていた。ヒューマンに不信感を抱いていてもおかしくはない。
「お供します」
率先して前に出たのはブレイド。もし話が出来るようなら、当時のベリア視点の話が聞きたいという魂胆だろう。ブレイドの後ろには何食わぬ顔でアルルが立った。
「……そう。なら止めはしないわぁ。気を付けてね」
「そなたは行かないのか?知り合いなのであろう?」
アロンツォはエレノアの懐かしそうな顔からただならぬ関係であると思い込み、間抜けに尋ねる。ナタリアはため息をついた。
「ロン……私たちは何食わぬ顔でこうして魔族に混じっているけど、本来敵同士なのよ?顔見知りってことは浅からぬ因縁があるってことでしょ。少し考えてみれば分かるでしょうに……」
言われてみればそうである。アロンツォは口を噤んだ。
ラルフはナタリアの言葉を考慮して、先の決定を撤回。人族だけで一度降り立ち、何も気にせず進んでくるベリアと会話をしてみることで再合意した。
「えーっ!つまんなーい!」
ミーシャは駄々をこねる。
「すぐ降りられるって」
ラルフはミーシャの頭を撫でてあやした。
「……なんか向こう側の人たち、戦闘態勢に入ってませんか?」
その言葉にみんなの視線が映像に向く。そこには戦争準備している獣人族の姿があった。
「何を言ってますの?これだけ大きな建物がやって来たら警戒するのも無理ありませんわ」
メラは「何を今更」といった顔で映像から目を話して腰に剣を提げた。他の姉妹も同じように用意に取り掛かる中、ブレイドの言いたいことに次女のエールーが気付いた。
「おじいさん。カモフラージュ魔法はちゃんと機能してますの?」
みんな「あっ」と思い出したような顔をした。アスロンはコクリと頷き映像を眺める。
「発動しっぱなしの筈じゃ。実はそれに関しては前から薄々気付いておった。何故かこの要塞が事ある毎に先制攻撃を受けてしまうことにのぅ……」
顎ひげを撫でながら考え込む。ラルフは頬を掻きながら口を尖らせる。
「警戒ってことはねぇよな……バリバリ戦闘態勢だし……?」
「最近戦争地帯にばかり出くわしてたから全く違和感なかったよ。まさか故障?魔法に故障なんてあるの?」
アンノウンは首を傾げながら魔法のエキスパートたるアスロンとアルルを交互に見る。
「うむ。魔法陣に何らかの形で干渉された場合、その魔法の効力に何らかの異常が発生して……」
アスロンはそこまで話し、ハッとして口を噤んだ。
「あ……」
気付いた者から口々に声が出た。アスロンはこの要塞にガッツリ干渉している。この要塞の中枢に巣食う幽霊。そう、説明している自分の存在こそが異常の元凶だった。
「え?つまりちょいちょいカモフラージュが解けてたってこと?おじいちゃんのせいで?」
「……そノヨうです」
ミーシャとベルフィアも目を丸くしている。その顔を見ていられずアスロンは目を伏せた。ラルフは空気を読まない二人に非難の目を向けたが、意に解する訳もなく……。
「一体イツカラカ知ラ無イケド、今更言ッテモ仕方無イワ。ソンナ事ヨリ、コレカラノ事デショウ?」
ジュリアは腕を組みながら状況の進展を図る。「面目次第もない……」とアスロンの頭は地に沈むほど下がる。
「ちょっと考えたんだけどぉ、そこは灰燼を取り込んだベルフィアが気付くべきじゃなぁい?」
エレノアは素知らぬ顔をしていたベルフィアにも非があると指摘する。思っても見なかった飛び火にスッと無表情になった。
「そんな事ヨりこれからノ事じゃ」
ジュリアのセリフをそっくり引用して映像を確認した。そこにはたった一人で歩いてくる見るからに強そうな戦士がいた。それに目を細めて見ていたアロンツォが言及する。
「あれは……グランツ……か?」
熊の獣人であることには違いない。しかし色が違う。雪国の生物かと見まごうほどに真っ白だ。入院中に脱色したのなら分からないでもないが、わざわざそんなことをするだろうか?ストレスによる脱色か、全くの人違いか。
ナタリアも覗き込むように映像の御仁を見ながら唸る。
「……よく似ているけど年も大きさも違うわ。あれは”剛撃”じゃない」
断言するナタリアにラルフが首を傾げる。
「だとしたらあれは誰になるんだ?この国で強いって言えば激烈のルールーと剛撃のグランツだって聞いたが……」
敵に向かって一人歩いて来るとしたら余程の腕自慢だろう。それか単なる馬鹿か。
あれが国の上層部に顔の利く男なら、何とか丸め込んで説明してもらうのも悪くない。軍と別行動をしているのを考えれば、一般人の怖いもの知らずが見物に来ているのも想定できる。
その人物を測りかねていると、エレノアが微笑を湛えた。ミーシャが不思議そうに尋ねる。
「エレノア、あいつを知ってるの?」
「ん?そうねぇ。あれは確かぁ、ベリアって名前だったと思うよぉ」
その名に空王が映像を見返して、その名を頭で反芻した。
「その名……確かイーリスと行動を共にしていた獣人族の……」
誰にも知られることのない作戦。勇者ブレイブとその仲間たちの一人である”雨穿つイーリス”。翼人族で唯一ヲルト大陸に攻め込んだ女戦士。あれほどの戦士を失った悲しみの中、生き残った名前の中にベリアの名があった。
アスロンもその名に即座に顔を上げた。あまりの懐かしさに顔もほころぶ。
「おいおい、マジか……あれがクリムゾンテールの怪力男かよ。アスロンさんから聞いてはいたが、ありゃ確かに無双できそうだ」
映像越しからも分かる筋肉の張りは強者のオーラを滲み出す。
「でもよ、それもブレイドの生まれる前の話だぜ?何だってあんなに強そうなままなんだ?」
当時から数えて十五、六年は経っている。現在の体毛の白さを考えれば、当時からそんなに若くなかったことは想像に難くない。公式では既に最強の座から陥落しているというのに、その体は今こそが全盛期だと主張しているかのようだった。
ラルフの問いに答えることなど不可能だ。当然誰も知り得ない情報だから。
「……直接聞いてみるか。意外に意気投合できるかもしんないし」
「本気ぃ?かなり血の気が多かったって記憶してるよぉ。危ないんじゃなぁい?」
エレノアが初めて出会った頃を思い出して肩を竦める。気性の荒い彼はブレイブにちょっかいを出すエレノアを快く思っていなかった。その上、アスロンの話ではブレイブとアスロン合わせて裏切り者扱いされていた。ヒューマンに不信感を抱いていてもおかしくはない。
「お供します」
率先して前に出たのはブレイド。もし話が出来るようなら、当時のベリア視点の話が聞きたいという魂胆だろう。ブレイドの後ろには何食わぬ顔でアルルが立った。
「……そう。なら止めはしないわぁ。気を付けてね」
「そなたは行かないのか?知り合いなのであろう?」
アロンツォはエレノアの懐かしそうな顔からただならぬ関係であると思い込み、間抜けに尋ねる。ナタリアはため息をついた。
「ロン……私たちは何食わぬ顔でこうして魔族に混じっているけど、本来敵同士なのよ?顔見知りってことは浅からぬ因縁があるってことでしょ。少し考えてみれば分かるでしょうに……」
言われてみればそうである。アロンツォは口を噤んだ。
ラルフはナタリアの言葉を考慮して、先の決定を撤回。人族だけで一度降り立ち、何も気にせず進んでくるベリアと会話をしてみることで再合意した。
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