605 / 718
第十五章 終焉
第三話 虫の報せ
しおりを挟む
「……ん?」
森王はベッドの上で目を開く。掛け布団を退かして起き上がると目だけで辺りを見渡した。
「なんだ?この焦燥感は……。誰か!誰か居ないか!」
声を張り上げて静寂を押しのける。側女はその声に急いで寝室に駆けつけた。
「森王様。どうかなさいましたでしょうか?」
「むっ、そなたか。わがままを言って申し訳ないが、外の様子を見て来てくれまいか?……委細変わりないかを確認して欲しいのだ」
「はっ」
側女はささっと寝室から出る。森王は自分が見て来たい気持ちを抑えて側女が戻ってくるのを待つ。
結界が発動し、厳戒態勢を解いたせいで少し不安に駆られてしまっただけだろう。最近気を張っていたのが今に波及しているだけだと森王は首を振った。
「……ハンターとグレースの結婚、これに何かあってはいかんからな。これは良い虫の知らせであろう」
自分に言い聞かせるように肩の力を抜く。何もなければ良し、そうでないならその時に考えれば良い。
そんなことを考えているとパタパタと走ってくる音が聞こえた。何かが起こっているはずがない。何故ならつい数時間前に史上最高の結界を展開させたのだから……。
*
「……手前ぇら……何の用だ?」
ガノンはギザギザの歯を剥き出しにして威嚇するように大剣を掲げる。周りには本日夜番に当たっていた弓兵が弓矢を引き絞って攻撃の合図を待っていた。その中心にいるのは密入国したラルフ一行。
「ええっと、あんた確かガノンって言ったよな?白の騎士団のさ。ここに来たのは誰かを傷つけるためじゃないんだ。そいつを納めてくれないかな?」
馴れ馴れしい語り口調ではあったが、ラルフは両手を上げて降参の意を示している。戦う気は微塵もないという意思表示である。
だが圧倒的な戦力差を鑑みればラルフの行動に余裕が見え、逆にガノンを煽っているようにも感じた。煽る煽らないは個人的な意見だが、それ以上にラルフはここに居てはいけない厄介な連中を連れて来てしまっていた。
「……ざけんな。よりによってその屑どもをこの国に入れておいて傷つけるつもりはないだと?誰が信じるんだよそんな嘘」
ラルフはガノンの視線の先に目をやる。八大地獄の面々が特段気にすることもなく、黙って成り行きを見ている。人族や魔族に傾倒しない独立した暴力装置である八大地獄の存在は、当然のように警戒される。ラルフとて野放しにしておくのは危険と捉え、要塞が健在だった時は閉じ込めていたくらいだ。目を瞑れなどと自分が出来なかったことを言うつもりは毛頭ない。
どうしようかと考えるラルフを見兼ねてミーシャが前に出た。
「おい、そこのヒューマン。私たちはただ休むためだけにこの国に来た。そう長居するつもりもないからそこを退け。退かないならどうなるか分かっているだろうな?」
シンプルな脅しである。
「……やってみろよ。たとえ相手が誰だろうが関係ねぇ。死んでもそいつの喉笛に噛り付いてぶっ殺す」
闘気立ち昇るその姿に確かな強さを感じた。しかし所詮はヒューマン。人族の中でも最強の一角に数えられたところで高が知れている。ガノンの実力をよく知るジニオンがニヤリと笑った。
「へっ!活きが良いなぁ。でもよぉ、この俺とさえサシでまともに戦うことも出来ねぇ野郎が調子こいてんじゃねぇぞ?」
火に油を注ぐとはこのこと。ガノンの筋肉はミキミキと音を立てて膨れ上がる。戦意が向上し、魔族相手だろうと一息で五人は真っ二つに出来るだろう。エルフの弓兵にも怒りは伝播し、もはや戦闘は避けられない局面にまで発展しようとしていた。
思っていた状況とはまるで別、戦闘意欲の高い連中ばかりに任せていては何のためにここに来たのか分からない。
「ちょっ……やめろやめろ!ミーシャはともかくあんたは口を出さないでくれよ。さっき傷付ける気はないって宣言したばっかだぞ?」
ラルフは安全な国としてエルフェニアを紹介した。目的も休息を考えてのこと。争いなど以ての外だ。
「ふむ。とはいえこうして警戒されていてはいつまで経っても体を休めることなど不可能。浜辺で寝ていた方がマシだったな」
ロングマンは情けない現状に正論をチクリ。しかし、この状況になってしまった元凶が文句を垂れているのには素直に肯定出来ない。
「……あんたも黙っててくれ」
何と言おうが浜辺に戻る気などさらさら無い。ミーシャたちのわがままを聞き入れた手前、ここで引くことも出来ないラルフはガノンから視線を外す。
「森王と話をさせてくれ!」
エルフの弓兵はラルフの言葉に引き絞った弓矢を、さらに弦が切れそうなほど引いた。統治者を狙おうなど考慮にも値しない。
「……間抜けが。それこそ無理に決まってんだろ!話にならねぇ!!」
今にも始まるエルフェニア内での戦い。こうならないために結界を張ったと言うのに、これでは全くの無意味である。全ての努力が水泡に帰すかと思われたその時──。
「双方待てぇっ!!」
森王は一触即発の空気を切り裂いた。肌着にローブを纏った、如何にも今眠りから覚めましたと言わんばかりの格好で走って来た。側女もエルフの戦士たちも同様に息を切らせてやってくる。
「ヨうやくか。伝達ノ遅い連中じゃノぅ」
ベルフィアは愚痴をこぼす。それを尻目に手を振り上げて弓兵の戦闘態勢を解除させた。
「ガノンよ、そなたは下がれ。ここは私が話す」
「……話し合うことなんざねぇ。あそこに居るのは八大地獄の連中だぜ?……時間の無駄だ。野放しにすりゃ死人が出る。戦って生き残る選択をするべきだぜ」
危険な連中であることは経験則からの言葉だ。報告を聞き、その危険を何となくでも知っている森王はロングマンたちを見据えて口を開いた。
「ラルフ。悪いがその危険な連中を遠ざけてくれまいか?一番は結界の外に出すことだが……このままではそなたとの交渉ごともままならんぞ?」
「え?……ってことは彼らが居なければ寝泊まりさせてくれるってこと?」
アンノウンはここぞとばかりに声を上げる。話し合いの前に外に出せと言ってるのに、厚かましいにもほどがある。
「なるほど、宿を貸せと言うことか……良いだろう。但しその者たちはダメだ。先も言ったが、この国への入国を拒否する。すぐにどうするか決めてもらおう」
「チッ……面倒な野郎だ。こうなったらエルフなんぞ俺が皆殺しにして……!」
ジニオンは手の骨を鳴らして前に出る。直後、ジニオンのデカイ体は地面に吸い込まれるように消えた。
「だから傷つけねぇって言ってんだろうが。ちったぁ反省しろ……あんたらも異空間に入っててくれ。この国から出た時に出してやるから」
これには文句の一つも言いたいところだが、逆らったところで強制的に落とされる。従った方がストレスはないので、八大地獄はぶつくさと文句を垂れながら自ら収容されに行った。
「ふふ、俺ぁ許されたな」
藤堂は一人ニヤニヤしていたが、背後からロングマンがガスッと蹴って異空間の穴に入れた。八大地獄が影も形もなくなったところでラルフが口を開く。
「……これで蟠りは解消か?」
何が起こったのかいまいち分からなかった森王たちだったが、ラルフの言う通り確かに余計な心配ごとは一つ消えた。
「こっちは譲歩した。次はそっちの番じゃねぇか?」
図々しい言いようだが、森王は「良いだろう」と返答する。
「……だがここに居る以上は暴れてくれるなよ?」
「おう、もちろんだぜ」
森王はベッドの上で目を開く。掛け布団を退かして起き上がると目だけで辺りを見渡した。
「なんだ?この焦燥感は……。誰か!誰か居ないか!」
声を張り上げて静寂を押しのける。側女はその声に急いで寝室に駆けつけた。
「森王様。どうかなさいましたでしょうか?」
「むっ、そなたか。わがままを言って申し訳ないが、外の様子を見て来てくれまいか?……委細変わりないかを確認して欲しいのだ」
「はっ」
側女はささっと寝室から出る。森王は自分が見て来たい気持ちを抑えて側女が戻ってくるのを待つ。
結界が発動し、厳戒態勢を解いたせいで少し不安に駆られてしまっただけだろう。最近気を張っていたのが今に波及しているだけだと森王は首を振った。
「……ハンターとグレースの結婚、これに何かあってはいかんからな。これは良い虫の知らせであろう」
自分に言い聞かせるように肩の力を抜く。何もなければ良し、そうでないならその時に考えれば良い。
そんなことを考えているとパタパタと走ってくる音が聞こえた。何かが起こっているはずがない。何故ならつい数時間前に史上最高の結界を展開させたのだから……。
*
「……手前ぇら……何の用だ?」
ガノンはギザギザの歯を剥き出しにして威嚇するように大剣を掲げる。周りには本日夜番に当たっていた弓兵が弓矢を引き絞って攻撃の合図を待っていた。その中心にいるのは密入国したラルフ一行。
「ええっと、あんた確かガノンって言ったよな?白の騎士団のさ。ここに来たのは誰かを傷つけるためじゃないんだ。そいつを納めてくれないかな?」
馴れ馴れしい語り口調ではあったが、ラルフは両手を上げて降参の意を示している。戦う気は微塵もないという意思表示である。
だが圧倒的な戦力差を鑑みればラルフの行動に余裕が見え、逆にガノンを煽っているようにも感じた。煽る煽らないは個人的な意見だが、それ以上にラルフはここに居てはいけない厄介な連中を連れて来てしまっていた。
「……ざけんな。よりによってその屑どもをこの国に入れておいて傷つけるつもりはないだと?誰が信じるんだよそんな嘘」
ラルフはガノンの視線の先に目をやる。八大地獄の面々が特段気にすることもなく、黙って成り行きを見ている。人族や魔族に傾倒しない独立した暴力装置である八大地獄の存在は、当然のように警戒される。ラルフとて野放しにしておくのは危険と捉え、要塞が健在だった時は閉じ込めていたくらいだ。目を瞑れなどと自分が出来なかったことを言うつもりは毛頭ない。
どうしようかと考えるラルフを見兼ねてミーシャが前に出た。
「おい、そこのヒューマン。私たちはただ休むためだけにこの国に来た。そう長居するつもりもないからそこを退け。退かないならどうなるか分かっているだろうな?」
シンプルな脅しである。
「……やってみろよ。たとえ相手が誰だろうが関係ねぇ。死んでもそいつの喉笛に噛り付いてぶっ殺す」
闘気立ち昇るその姿に確かな強さを感じた。しかし所詮はヒューマン。人族の中でも最強の一角に数えられたところで高が知れている。ガノンの実力をよく知るジニオンがニヤリと笑った。
「へっ!活きが良いなぁ。でもよぉ、この俺とさえサシでまともに戦うことも出来ねぇ野郎が調子こいてんじゃねぇぞ?」
火に油を注ぐとはこのこと。ガノンの筋肉はミキミキと音を立てて膨れ上がる。戦意が向上し、魔族相手だろうと一息で五人は真っ二つに出来るだろう。エルフの弓兵にも怒りは伝播し、もはや戦闘は避けられない局面にまで発展しようとしていた。
思っていた状況とはまるで別、戦闘意欲の高い連中ばかりに任せていては何のためにここに来たのか分からない。
「ちょっ……やめろやめろ!ミーシャはともかくあんたは口を出さないでくれよ。さっき傷付ける気はないって宣言したばっかだぞ?」
ラルフは安全な国としてエルフェニアを紹介した。目的も休息を考えてのこと。争いなど以ての外だ。
「ふむ。とはいえこうして警戒されていてはいつまで経っても体を休めることなど不可能。浜辺で寝ていた方がマシだったな」
ロングマンは情けない現状に正論をチクリ。しかし、この状況になってしまった元凶が文句を垂れているのには素直に肯定出来ない。
「……あんたも黙っててくれ」
何と言おうが浜辺に戻る気などさらさら無い。ミーシャたちのわがままを聞き入れた手前、ここで引くことも出来ないラルフはガノンから視線を外す。
「森王と話をさせてくれ!」
エルフの弓兵はラルフの言葉に引き絞った弓矢を、さらに弦が切れそうなほど引いた。統治者を狙おうなど考慮にも値しない。
「……間抜けが。それこそ無理に決まってんだろ!話にならねぇ!!」
今にも始まるエルフェニア内での戦い。こうならないために結界を張ったと言うのに、これでは全くの無意味である。全ての努力が水泡に帰すかと思われたその時──。
「双方待てぇっ!!」
森王は一触即発の空気を切り裂いた。肌着にローブを纏った、如何にも今眠りから覚めましたと言わんばかりの格好で走って来た。側女もエルフの戦士たちも同様に息を切らせてやってくる。
「ヨうやくか。伝達ノ遅い連中じゃノぅ」
ベルフィアは愚痴をこぼす。それを尻目に手を振り上げて弓兵の戦闘態勢を解除させた。
「ガノンよ、そなたは下がれ。ここは私が話す」
「……話し合うことなんざねぇ。あそこに居るのは八大地獄の連中だぜ?……時間の無駄だ。野放しにすりゃ死人が出る。戦って生き残る選択をするべきだぜ」
危険な連中であることは経験則からの言葉だ。報告を聞き、その危険を何となくでも知っている森王はロングマンたちを見据えて口を開いた。
「ラルフ。悪いがその危険な連中を遠ざけてくれまいか?一番は結界の外に出すことだが……このままではそなたとの交渉ごともままならんぞ?」
「え?……ってことは彼らが居なければ寝泊まりさせてくれるってこと?」
アンノウンはここぞとばかりに声を上げる。話し合いの前に外に出せと言ってるのに、厚かましいにもほどがある。
「なるほど、宿を貸せと言うことか……良いだろう。但しその者たちはダメだ。先も言ったが、この国への入国を拒否する。すぐにどうするか決めてもらおう」
「チッ……面倒な野郎だ。こうなったらエルフなんぞ俺が皆殺しにして……!」
ジニオンは手の骨を鳴らして前に出る。直後、ジニオンのデカイ体は地面に吸い込まれるように消えた。
「だから傷つけねぇって言ってんだろうが。ちったぁ反省しろ……あんたらも異空間に入っててくれ。この国から出た時に出してやるから」
これには文句の一つも言いたいところだが、逆らったところで強制的に落とされる。従った方がストレスはないので、八大地獄はぶつくさと文句を垂れながら自ら収容されに行った。
「ふふ、俺ぁ許されたな」
藤堂は一人ニヤニヤしていたが、背後からロングマンがガスッと蹴って異空間の穴に入れた。八大地獄が影も形もなくなったところでラルフが口を開く。
「……これで蟠りは解消か?」
何が起こったのかいまいち分からなかった森王たちだったが、ラルフの言う通り確かに余計な心配ごとは一つ消えた。
「こっちは譲歩した。次はそっちの番じゃねぇか?」
図々しい言いようだが、森王は「良いだろう」と返答する。
「……だがここに居る以上は暴れてくれるなよ?」
「おう、もちろんだぜ」
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。
玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!?
成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに!
故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。
この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。
持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。
主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。
期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。
その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。
仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!?
美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。
この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
【完結】妖精を十年間放置していた為SSSランクになっていて、何でもあり状態で助かります
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》五歳の時に両親を失い施設に預けられたスラゼは、十五歳の時に王国騎士団の魔導士によって、見えていた妖精の声が聞こえる様になった。
なんと十年間放置していたせいでSSSランクになった名をラスと言う妖精だった!
冒険者になったスラゼは、施設で一緒だった仲間レンカとサツナと共に冒険者協会で借りたミニリアカーを引いて旅立つ。
ラスは、リアカーやスラゼのナイフにも加護を与え、軽くしたりのこぎりとして使えるようにしてくれた。そこでスラゼは、得意なDIYでリアカーの改造、テーブルやイス、入れ物などを作って冒険を快適に変えていく。
そして何故か三人は、可愛いモモンガ風モンスターの加護まで貰うのだった。
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる