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第40話
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11月15日
「……………………シンジィ~~~~~!!助けて~~~~!!」
………………………………………………………………。
…………………………………………………。
…………………………。
どこかで、聞きなれた声が聞こえた気がして須藤は、目を覚ました。
……またしても、気を失って床で寝てしまっていたようだ。
……そういえば、起きる寸前恋人のマキの声が聞こえた気がする。
ザアアアアアアアアアアアアア。
耳を澄ませるけれど、勢いを増した雨が降る音しか聞こえない。
気のせいか。そう思って、頭を振ってからゆっくりと立ち上がる。
……一体、これからどうしたら良いのだろうか。
椅子に座って、しばらく考え込んでいると、
須藤の横の壁がウィーン、ウィーン、と小さくモーターの音を響かせてゆっくりと上へ上がっていった。
「…………なぜ、壁が…………?」
訝しく思いながらも、通路へと出る。
すると、傍らに目の落ち窪んだ女が立っており、
「…………今のうちに、外へ逃げるわよ……」
そう言って、通路をスタスタと歩いていく。
呆然としていると、女が振り返り、切羽詰まった表情で、
「早くっっ!」
と言った。慌てて、先を歩いていく女に追いついて、
「……あなたは?」
と問いかけるものの、女は答えずに出口へと歩いていく。
やがて、2人は、通路の先にあった階段を上ると、一階へと出た。
「…………ここは…………?」
女は、片手にぶら下げていたライトをつけると
「こっち」
と、一言だけ言って、歩いていく。
須藤がついてゆくと、がっしりとした造りの木製の扉が見えた。
女は扉を開けて外へ出てゆく。
続いて須藤も外へ出た。
女が暗い鬱蒼とした森の先を指差して、
「……この先に道路があるから、麓まで行って警察を呼んできて!」
と言ったかと思うと、中へと引き返してゆく。
「……あの、あなたは?」
須藤の問いかけに答えることなく、女は再び地下へと歩き去った。
ーーと。
女が降りていった地下から男女の激しく言い争うような声が聞こえ、少ししてパーカー姿のマスクをした男が一人こちらにものすごいスピードで駆けてくると、片手に持った黒いリモコンのようなものを須藤の体に押し当てた。
バチッッ!!、という音が聞こえたかと思うと、須藤の意識は闇に沈んでいく。
………………そうか。スタンガン、か……クソッ……。
男は、バタリ、とその場に倒れた須藤を肩に担ぎ上げると、玄関の扉を閉めて鍵をかけ、地下へと引き返していった。
「……………………シンジィ~~~~~!!助けて~~~~!!」
………………………………………………………………。
…………………………………………………。
…………………………。
どこかで、聞きなれた声が聞こえた気がして須藤は、目を覚ました。
……またしても、気を失って床で寝てしまっていたようだ。
……そういえば、起きる寸前恋人のマキの声が聞こえた気がする。
ザアアアアアアアアアアアアア。
耳を澄ませるけれど、勢いを増した雨が降る音しか聞こえない。
気のせいか。そう思って、頭を振ってからゆっくりと立ち上がる。
……一体、これからどうしたら良いのだろうか。
椅子に座って、しばらく考え込んでいると、
須藤の横の壁がウィーン、ウィーン、と小さくモーターの音を響かせてゆっくりと上へ上がっていった。
「…………なぜ、壁が…………?」
訝しく思いながらも、通路へと出る。
すると、傍らに目の落ち窪んだ女が立っており、
「…………今のうちに、外へ逃げるわよ……」
そう言って、通路をスタスタと歩いていく。
呆然としていると、女が振り返り、切羽詰まった表情で、
「早くっっ!」
と言った。慌てて、先を歩いていく女に追いついて、
「……あなたは?」
と問いかけるものの、女は答えずに出口へと歩いていく。
やがて、2人は、通路の先にあった階段を上ると、一階へと出た。
「…………ここは…………?」
女は、片手にぶら下げていたライトをつけると
「こっち」
と、一言だけ言って、歩いていく。
須藤がついてゆくと、がっしりとした造りの木製の扉が見えた。
女は扉を開けて外へ出てゆく。
続いて須藤も外へ出た。
女が暗い鬱蒼とした森の先を指差して、
「……この先に道路があるから、麓まで行って警察を呼んできて!」
と言ったかと思うと、中へと引き返してゆく。
「……あの、あなたは?」
須藤の問いかけに答えることなく、女は再び地下へと歩き去った。
ーーと。
女が降りていった地下から男女の激しく言い争うような声が聞こえ、少ししてパーカー姿のマスクをした男が一人こちらにものすごいスピードで駆けてくると、片手に持った黒いリモコンのようなものを須藤の体に押し当てた。
バチッッ!!、という音が聞こえたかと思うと、須藤の意識は闇に沈んでいく。
………………そうか。スタンガン、か……クソッ……。
男は、バタリ、とその場に倒れた須藤を肩に担ぎ上げると、玄関の扉を閉めて鍵をかけ、地下へと引き返していった。
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