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第一章 【出会い編】
6.遭遇
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「きゃっ。」
ライラと町を歩いているとドンッとぶつかられた。
私でよかった。
背丈は私と同じくらいだから同年代の子だろう。
「どこ見てるのよ。気を付けなさいよ!!」
とても気が強い子らしい。
ここは貴族専用の公園だから貴族の子しか入れないから何処かのご令嬢だろう。
それにしても口が悪いな。
「ごめんなさい。でもここは小さい子もいますのであなたも気を付けてくださいね。」
「なんですって!?私に指図する気??」
「とんでもございませんわ。そんな風に思われたならすみません。皆が楽しく公園で過ごせるように言いましたの。」
「はぁ!?いい子ぶっちゃって!!あなたと話してると気分悪いわ。私にそんなこと言うなんてなかなかいないわ。」
幸せな子なのね。我が儘を言っても周りに守られて育ったのね。
「おねえちゃま、早く行こー。」
手を引っ張りながら目の前の女の子を睨んでる。
ライラどうしちゃったの??
見たことない怖い顔をしたライラに戸惑いながらこの子と放した方がいいだろうと無意識に思ってしまう。
「そうだね。不愉快な思いさせてごめんなさい。では失礼しま「どうしたの?何か揉め事??」
離れようとするときに短髪の青い髪の男の子が話しかけてきた。
「いいえ、もう終わりま「そうなんですぅ。私が不注意でぶつかってしまって謝ってるんですが許してくれず困ってたのですぅ。。グスンッ。」
目の前の子の変わり身に呆気にとられ方針状態になってしまった。
「いえ、全く話が違いますわ。小さい子がいるので気を付けてくださいと言っただけですわ。」
「はぁ……こんなかわいい子が嘘言うわけないだろう。ははっ。君ももう少し自分磨きをしたらどうだ。」
えっ!?この男の子から貶されましたか??
初対面でこんなことを言われるなんてすごい方です。
確かに目の前の女の子はとても可愛く茶色のクリクリお目目にウェーブかかった薄茶色の髪がフワフワして柔らかな雰囲気をかもしだしてます。
可愛さも何もかもライラに負けてますがそこは心にとどめておこう。
「なんですって!?わたちのおねえちゃまは世界一素敵なんでしゅ。」
ライラの一言だけで私は生きていけるな。
他の人がどう思っても構いません。
ただ、ライラの素敵なお姉さんになるためにも私も磨かないと駄目ね。
いい教訓になったわ。
「はっ!!お子ちゃまは黙ってろよ。本当の事言っただけだろうが。」
隣でしおらしく男の子に寄り添っている目の前の女の子には脱帽でした。
「何事だ!?」
ライラと町を歩いているとドンッとぶつかられた。
私でよかった。
背丈は私と同じくらいだから同年代の子だろう。
「どこ見てるのよ。気を付けなさいよ!!」
とても気が強い子らしい。
ここは貴族専用の公園だから貴族の子しか入れないから何処かのご令嬢だろう。
それにしても口が悪いな。
「ごめんなさい。でもここは小さい子もいますのであなたも気を付けてくださいね。」
「なんですって!?私に指図する気??」
「とんでもございませんわ。そんな風に思われたならすみません。皆が楽しく公園で過ごせるように言いましたの。」
「はぁ!?いい子ぶっちゃって!!あなたと話してると気分悪いわ。私にそんなこと言うなんてなかなかいないわ。」
幸せな子なのね。我が儘を言っても周りに守られて育ったのね。
「おねえちゃま、早く行こー。」
手を引っ張りながら目の前の女の子を睨んでる。
ライラどうしちゃったの??
見たことない怖い顔をしたライラに戸惑いながらこの子と放した方がいいだろうと無意識に思ってしまう。
「そうだね。不愉快な思いさせてごめんなさい。では失礼しま「どうしたの?何か揉め事??」
離れようとするときに短髪の青い髪の男の子が話しかけてきた。
「いいえ、もう終わりま「そうなんですぅ。私が不注意でぶつかってしまって謝ってるんですが許してくれず困ってたのですぅ。。グスンッ。」
目の前の子の変わり身に呆気にとられ方針状態になってしまった。
「いえ、全く話が違いますわ。小さい子がいるので気を付けてくださいと言っただけですわ。」
「はぁ……こんなかわいい子が嘘言うわけないだろう。ははっ。君ももう少し自分磨きをしたらどうだ。」
えっ!?この男の子から貶されましたか??
初対面でこんなことを言われるなんてすごい方です。
確かに目の前の女の子はとても可愛く茶色のクリクリお目目にウェーブかかった薄茶色の髪がフワフワして柔らかな雰囲気をかもしだしてます。
可愛さも何もかもライラに負けてますがそこは心にとどめておこう。
「なんですって!?わたちのおねえちゃまは世界一素敵なんでしゅ。」
ライラの一言だけで私は生きていけるな。
他の人がどう思っても構いません。
ただ、ライラの素敵なお姉さんになるためにも私も磨かないと駄目ね。
いい教訓になったわ。
「はっ!!お子ちゃまは黙ってろよ。本当の事言っただけだろうが。」
隣でしおらしく男の子に寄り添っている目の前の女の子には脱帽でした。
「何事だ!?」
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