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「ようやく現れたわね。ニィーア様私から雲隠れするなんて余程私の存在が怖いのかしら?わかりますよ、私からルゥドリッヒさ……殿下を取られるのが嫌なんでしょう。」
取られる感情よりも以前の問題で、そのルゥーから、ビッヒ男爵令嬢の厄介な行動のせいで今まで私軟禁生活だったんだから。
ようやく、説得してようやく学園に行ってもいいって言わせたのに来た早々絡まれてこれでまた来れなくなったらどうしてくれるのよ。
「もう私に構わないでください。ビッヒ男爵令嬢と関わると私が大変な目にあうのでご自由になさってください。」
ほんと、勘弁してほしい。
今のこの状況も絡まれてるとわかるとルゥーは飛んでくるだろうし、また『ニィーアのことが心配で学園には行かせられない。家でも家庭教師で学園の勉強範囲は終えてるなら行かなくていい。王妃教育も終えてるから問題ないだろう。ニィーアが学園に行かないなら俺の側にいて安心できるし。』と問題ありあり発言をルゥーはする。絶対にする。
休みのとき……いや休まされてる時も『バーニャに会いたいな』と呟いた数時間後には私の部屋にバーニャが訪れてた。
ルゥーの行動力は凄まじい。
私が外に出たいと言えば………外出させてくれたがルゥーも一緒に少し離れたの湖へピクニックに連れていってくれて、馬車の中でも私の側を離れず、シートを広げてキラキラ光る湖を眺めながら一緒にランチをとると言う幸せな時間に間違いはない。
が、私からどんな時も離れない。
「私を気にせずルゥーは動いていいよ。ルゥーに言わずに何処にも行かないから……公務は大丈夫?」と言うと「公務はニィーアが寝てる時に寝顔が見える場所で行ってるから大丈夫だ。ニィーアが起きてる時は俺が側にいて俺を見てほしいんだ。」と言われクラリと目眩がした。
なんて?何て言った??
ルゥーが怖いことをさらりと言ってきたけど、色々突っ込みたい。
最初朝起きたときに私のベッドの側で座ってるのはビックリした。
それが毎日続くと早起きしてきてくれてるんだなぁと思うようになったけどまさか王城に帰ってないなんて。
「ルッルゥー……は王城に帰ってないの?まさか寝てるときも側にいると思わなかった。」
「王城にはニィーアがいないのに帰れないな。ニィーアの表情や仕草を見れなくなるなんて考えられない。側にいて寝顔もしっかり目に焼き付けないと安心できない。」
いやいやいやーーーー。私がとか言ってる場合じゃなくない?
どんだけ私に執着してるんだ!
末期だ!!末期になってるルゥーが……王城に帰ってないなんて知らなかった。
王様や王妃様はなんて思ってるんだろう………怖くて聞けない。
「ああ、大丈夫だ。父上も母上も脅し……説得して納得してるよ。公務はきちんとしてるしね。俺からニィーアを取り上げることは恐ろしくて出来ないだろう。」
ルゥー!?
脅してって言おうとしたよね!?
国王様に王妃様を脅したの?
………息子が時期国王たる成長を見せて喜んだのか恐ろしい成長をして怖くなったのか定かじゃないけど、大丈夫だろうか。
今のルゥーのニヤリと悪どい顔を見ると、何考えてるのかわからなくてそれはそれは恐ろしい。
とにかく、ルゥーの愛情表現は凄かった。
いや毎日毎日増していく。
目の前にいるヒロインのせいでこうなったと思うと、何故今回現れた?と問い詰めたくなる。
前回の方がまだ一人の優雅な時間があったのに………今回は振り向けばルゥーがいるという状況だ。
まさか………と振り返ると、こっちをジーーーっと見て歩いてくるルゥーがいた。
いた。さっき教室に行くと別れたばかりなのに別れてなかった。
ルゥーの愛の深さが半端なくてこの先絶対に逃れられない確定だろう。
取られる感情よりも以前の問題で、そのルゥーから、ビッヒ男爵令嬢の厄介な行動のせいで今まで私軟禁生活だったんだから。
ようやく、説得してようやく学園に行ってもいいって言わせたのに来た早々絡まれてこれでまた来れなくなったらどうしてくれるのよ。
「もう私に構わないでください。ビッヒ男爵令嬢と関わると私が大変な目にあうのでご自由になさってください。」
ほんと、勘弁してほしい。
今のこの状況も絡まれてるとわかるとルゥーは飛んでくるだろうし、また『ニィーアのことが心配で学園には行かせられない。家でも家庭教師で学園の勉強範囲は終えてるなら行かなくていい。王妃教育も終えてるから問題ないだろう。ニィーアが学園に行かないなら俺の側にいて安心できるし。』と問題ありあり発言をルゥーはする。絶対にする。
休みのとき……いや休まされてる時も『バーニャに会いたいな』と呟いた数時間後には私の部屋にバーニャが訪れてた。
ルゥーの行動力は凄まじい。
私が外に出たいと言えば………外出させてくれたがルゥーも一緒に少し離れたの湖へピクニックに連れていってくれて、馬車の中でも私の側を離れず、シートを広げてキラキラ光る湖を眺めながら一緒にランチをとると言う幸せな時間に間違いはない。
が、私からどんな時も離れない。
「私を気にせずルゥーは動いていいよ。ルゥーに言わずに何処にも行かないから……公務は大丈夫?」と言うと「公務はニィーアが寝てる時に寝顔が見える場所で行ってるから大丈夫だ。ニィーアが起きてる時は俺が側にいて俺を見てほしいんだ。」と言われクラリと目眩がした。
なんて?何て言った??
ルゥーが怖いことをさらりと言ってきたけど、色々突っ込みたい。
最初朝起きたときに私のベッドの側で座ってるのはビックリした。
それが毎日続くと早起きしてきてくれてるんだなぁと思うようになったけどまさか王城に帰ってないなんて。
「ルッルゥー……は王城に帰ってないの?まさか寝てるときも側にいると思わなかった。」
「王城にはニィーアがいないのに帰れないな。ニィーアの表情や仕草を見れなくなるなんて考えられない。側にいて寝顔もしっかり目に焼き付けないと安心できない。」
いやいやいやーーーー。私がとか言ってる場合じゃなくない?
どんだけ私に執着してるんだ!
末期だ!!末期になってるルゥーが……王城に帰ってないなんて知らなかった。
王様や王妃様はなんて思ってるんだろう………怖くて聞けない。
「ああ、大丈夫だ。父上も母上も脅し……説得して納得してるよ。公務はきちんとしてるしね。俺からニィーアを取り上げることは恐ろしくて出来ないだろう。」
ルゥー!?
脅してって言おうとしたよね!?
国王様に王妃様を脅したの?
………息子が時期国王たる成長を見せて喜んだのか恐ろしい成長をして怖くなったのか定かじゃないけど、大丈夫だろうか。
今のルゥーのニヤリと悪どい顔を見ると、何考えてるのかわからなくてそれはそれは恐ろしい。
とにかく、ルゥーの愛情表現は凄かった。
いや毎日毎日増していく。
目の前にいるヒロインのせいでこうなったと思うと、何故今回現れた?と問い詰めたくなる。
前回の方がまだ一人の優雅な時間があったのに………今回は振り向けばルゥーがいるという状況だ。
まさか………と振り返ると、こっちをジーーーっと見て歩いてくるルゥーがいた。
いた。さっき教室に行くと別れたばかりなのに別れてなかった。
ルゥーの愛の深さが半端なくてこの先絶対に逃れられない確定だろう。
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