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第160話 屋敷
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ダイラス連邦で公爵に叙爵されてしまい、褒美としてダイラス連邦内に屋敷をもらうことになった。
ダイラス連邦から貸し出された屋敷は、どう使えば良いのか、悩むところだ。
この屋敷は、すこし古いけど、作りががっしりして頑丈そうな屋敷だ。
屋敷の土地も広いけど、ただ広いだけじゃなく、敷地内に温泉が出ているそうだ。
式典が終わったので、全員で馬車に乗って、屋敷に到着したところだけど。
この屋敷は、街から少し離れたところの小高い丘に一軒だけ建っている。
まず、屋敷に入ってみると、屋敷は4階建ての大きな建物で、部屋の数がわからないくらいある。
お屋敷で働く人も管理人として住んでいたりするけど、屋敷の横にある使用人専用の建物に住んでいるそうだ。
使用人は国直属の人らしいので、管理も行き届いているみたい。
警備の人も常駐ではないけど、警備をしていると言っていた。
だから、いつ来てもいいように準備だけはしておくけど、食材の無駄になるから料理だけは準備してくれと言われた。
俺は主の部屋があるので、そこに決めた。
主の部屋は、大きく執務室があり机が置いてある。
机とは別に、丸テーブルの大きなのがあり、会議ができるようになっている。
そして長い椅子もあるし、十分な設備だと思う。執務室の横のドアを開けると、ベットの部屋にいく事ができるみたい。
メンバーも好きな部屋を決めたみたい。
オーリス王国の屋敷は貴族街の街中にあるので、この屋敷と比べると雲泥の差があるけど、ほとんどは屋敷よりも評価が高いのは、温泉だ。
俺たちは全員で外に出てきて、温泉を見に行くことにした。
温泉棟を中に入ると、内湯が2つ、露天は真ん中に壁があるけど、その先で、つながっている。
つまり、露天は混浴になる。
一応、衝立で仕切られているけど、露天を先に進むと、一つになってしまう。
俺たちは温泉で喜んでいたのに露天を見た瞬間に固まってしまった。
内湯は男女は別だけど、露天に入るのは、ちょっと、勇気がいる。
まぁ、一緒にならなければいいだけの話だ。
風呂に入るのに、全員が同じ時刻に入ることはない。
だから大丈夫だと思うけど。
何が大丈夫なのかと言うのは想像してもらう。
温泉に喜んで入ったら、塀があって、のぞき込んだら、男がいた、と言うことにならなければいい。
俺は女の子4人は静かになった現場から何も言わないで立ち去った。
屋敷をいろいろ見てもらったけど、庭はお風呂棟があるだけで、変わったものはなかった。
最近は、本当に慌ただしいことが多くあったので、部屋の詳しい探索と、ゆっくりしたいと思って部屋に帰ってきた。
ベッドに寝転がって、今までいろいろあったなと考えている。
俺が覚醒する前に、住んでいた村は、田舎だから、自然が多かったけど、ここの屋敷は、丘の上にあって、少しだけ田舎に似ている。
村が懐かしいなぁ
と考えながら、ウトウトしだした。
どれぐらい時間が経ったか、わからなかったけど、あたりはもう暗くなってきていた。
そういえば、ここには温泉があったんだなと、ぼーっとしながら考えながら、温泉に入ろうと思って、男性用の脱衣場に転移した。
温泉棟には、ほのかに明かりがついていた。
俺は、すぐに洋服を脱いで、かけ湯をして、外の露天風呂に来て、湯船につかって空を見上げている。
空には、星が瞬き出している。
本当にいい星空だ。
今日は晴れているみたいだから、本当に星が綺麗だ。などと思っていたら、なんだか外が騒がしい。
もしかしたら?と思っていたら、内湯の扉が開いて女性4人が入ってきた。
俺が動けないでいると、「きゃーっ」とイザベラが悲鳴をあげた。
誰も入っていないと思って、全員が裸だったからだ。
すぐに内湯の扉の中に隠れた。
しばらくすると、アリシアが顔を赤くしながら、えへへ、と言いながらタオルを巻いて露天に入ってきた。
「クリス、いるなら、いるって言ってよ」
「俺の方こそ、びっくりしたよ」と言い訳をした。
「最近、忙しかったから、ゆっくりしようと思って明かりをつけなかったんだ。」
・・・・・・タオルを巻いたままアリシアは露天の、お湯につかってきた。
「昔、村に住んでいた小さい時は、クリスとお風呂入ったよね」
「そうだね」
「あー、なんだか懐かしいなぁ」とアリシアが言った。
そこで他のメンバー3人も露天を覗き込むようにして、タオルを巻いて、コソコソと湯船に入ってきた。
できるだけ3人のメンバーの方には目が行かないようにして、キレイな空を見あげる。
アリシアには目がいってしまう。
もう、そろそろ出ようかと言う話になって、でも俺はタオルを持ってきてない
どうしようか?
思い悩んでいると、なかなか湯船から上がろうとしない俺に、何を持ったのか女性たちが動き出した。
俺は、いいのかなぁと思いながら、見ないようにしていたが、どうしても目がチラチラ見てしまう。
そんな俺を見ていたアリシアが、立ち上がって俺のほうに来た。
そして、後ろに回って俺の目を手で見えないようにした。
俺の目を手でふさいだアリシアは、タオル1枚で立っている。
しかも俺の目を見えないようにするために、かなり近づいているので、頭に胸が当たっている。
俺はドキドキしながら、感触を楽しんでいた。
そして全員が上がったので、アリシアが手を離して自分も上がっていく。
アリシアの肌に濡れたタオルが密着して、体のラインがきれいにわかる。
最近は、昔と違って女らしくなってきているので、ウェストが細くしまっていて、バストも結構ある。
残念なのは、タオル越しだけど、タオルを巻いている女性もいいよね。
アリシアが脱衣場に入って扉を閉めても、俺は、しばらく同じ方向から目を離すことができなかった。
つい最後まで見てしまった。
もちろん見たのはアリシアの……
ダイラス連邦から貸し出された屋敷は、どう使えば良いのか、悩むところだ。
この屋敷は、すこし古いけど、作りががっしりして頑丈そうな屋敷だ。
屋敷の土地も広いけど、ただ広いだけじゃなく、敷地内に温泉が出ているそうだ。
式典が終わったので、全員で馬車に乗って、屋敷に到着したところだけど。
この屋敷は、街から少し離れたところの小高い丘に一軒だけ建っている。
まず、屋敷に入ってみると、屋敷は4階建ての大きな建物で、部屋の数がわからないくらいある。
お屋敷で働く人も管理人として住んでいたりするけど、屋敷の横にある使用人専用の建物に住んでいるそうだ。
使用人は国直属の人らしいので、管理も行き届いているみたい。
警備の人も常駐ではないけど、警備をしていると言っていた。
だから、いつ来てもいいように準備だけはしておくけど、食材の無駄になるから料理だけは準備してくれと言われた。
俺は主の部屋があるので、そこに決めた。
主の部屋は、大きく執務室があり机が置いてある。
机とは別に、丸テーブルの大きなのがあり、会議ができるようになっている。
そして長い椅子もあるし、十分な設備だと思う。執務室の横のドアを開けると、ベットの部屋にいく事ができるみたい。
メンバーも好きな部屋を決めたみたい。
オーリス王国の屋敷は貴族街の街中にあるので、この屋敷と比べると雲泥の差があるけど、ほとんどは屋敷よりも評価が高いのは、温泉だ。
俺たちは全員で外に出てきて、温泉を見に行くことにした。
温泉棟を中に入ると、内湯が2つ、露天は真ん中に壁があるけど、その先で、つながっている。
つまり、露天は混浴になる。
一応、衝立で仕切られているけど、露天を先に進むと、一つになってしまう。
俺たちは温泉で喜んでいたのに露天を見た瞬間に固まってしまった。
内湯は男女は別だけど、露天に入るのは、ちょっと、勇気がいる。
まぁ、一緒にならなければいいだけの話だ。
風呂に入るのに、全員が同じ時刻に入ることはない。
だから大丈夫だと思うけど。
何が大丈夫なのかと言うのは想像してもらう。
温泉に喜んで入ったら、塀があって、のぞき込んだら、男がいた、と言うことにならなければいい。
俺は女の子4人は静かになった現場から何も言わないで立ち去った。
屋敷をいろいろ見てもらったけど、庭はお風呂棟があるだけで、変わったものはなかった。
最近は、本当に慌ただしいことが多くあったので、部屋の詳しい探索と、ゆっくりしたいと思って部屋に帰ってきた。
ベッドに寝転がって、今までいろいろあったなと考えている。
俺が覚醒する前に、住んでいた村は、田舎だから、自然が多かったけど、ここの屋敷は、丘の上にあって、少しだけ田舎に似ている。
村が懐かしいなぁ
と考えながら、ウトウトしだした。
どれぐらい時間が経ったか、わからなかったけど、あたりはもう暗くなってきていた。
そういえば、ここには温泉があったんだなと、ぼーっとしながら考えながら、温泉に入ろうと思って、男性用の脱衣場に転移した。
温泉棟には、ほのかに明かりがついていた。
俺は、すぐに洋服を脱いで、かけ湯をして、外の露天風呂に来て、湯船につかって空を見上げている。
空には、星が瞬き出している。
本当にいい星空だ。
今日は晴れているみたいだから、本当に星が綺麗だ。などと思っていたら、なんだか外が騒がしい。
もしかしたら?と思っていたら、内湯の扉が開いて女性4人が入ってきた。
俺が動けないでいると、「きゃーっ」とイザベラが悲鳴をあげた。
誰も入っていないと思って、全員が裸だったからだ。
すぐに内湯の扉の中に隠れた。
しばらくすると、アリシアが顔を赤くしながら、えへへ、と言いながらタオルを巻いて露天に入ってきた。
「クリス、いるなら、いるって言ってよ」
「俺の方こそ、びっくりしたよ」と言い訳をした。
「最近、忙しかったから、ゆっくりしようと思って明かりをつけなかったんだ。」
・・・・・・タオルを巻いたままアリシアは露天の、お湯につかってきた。
「昔、村に住んでいた小さい時は、クリスとお風呂入ったよね」
「そうだね」
「あー、なんだか懐かしいなぁ」とアリシアが言った。
そこで他のメンバー3人も露天を覗き込むようにして、タオルを巻いて、コソコソと湯船に入ってきた。
できるだけ3人のメンバーの方には目が行かないようにして、キレイな空を見あげる。
アリシアには目がいってしまう。
もう、そろそろ出ようかと言う話になって、でも俺はタオルを持ってきてない
どうしようか?
思い悩んでいると、なかなか湯船から上がろうとしない俺に、何を持ったのか女性たちが動き出した。
俺は、いいのかなぁと思いながら、見ないようにしていたが、どうしても目がチラチラ見てしまう。
そんな俺を見ていたアリシアが、立ち上がって俺のほうに来た。
そして、後ろに回って俺の目を手で見えないようにした。
俺の目を手でふさいだアリシアは、タオル1枚で立っている。
しかも俺の目を見えないようにするために、かなり近づいているので、頭に胸が当たっている。
俺はドキドキしながら、感触を楽しんでいた。
そして全員が上がったので、アリシアが手を離して自分も上がっていく。
アリシアの肌に濡れたタオルが密着して、体のラインがきれいにわかる。
最近は、昔と違って女らしくなってきているので、ウェストが細くしまっていて、バストも結構ある。
残念なのは、タオル越しだけど、タオルを巻いている女性もいいよね。
アリシアが脱衣場に入って扉を閉めても、俺は、しばらく同じ方向から目を離すことができなかった。
つい最後まで見てしまった。
もちろん見たのはアリシアの……
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