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今、わたしはひっつき虫
おばあちゃんに叱られた後でも、おかあさんはわたしを離してくれなくて、膝の上に抱き上げて座った。
寂しくないって言ってみたけど、会って笑いかけてくれてギュっとして貰うと心があったかいね。
「ルチアは今日から見習いだと聞いた。どうだった?ミシェリー様は優しくしてくれた?」
「うん! とっても不思議な事があってね!あっ、ハーブティーを作らせてもらったから、後で一緒にのんでくれる?おかあさん・・・」
「もちろん!ルチアの初仕事じゃないか。楽しみだね、みんなで頂こうか。シモンなんか感激しすぎて独り占めしようとするんじゃないのか?ははははっ」
ほがらかに笑って、実は過保護でわたしに激甘あまなおとうさんの行動が見えるようだと言った。
わたし愛されてるじゃない。親はがんばって働いてるだけだもんね。寂しいって言ったら我儘かなぁ
ひっつき虫をしている間に、おとうさんも帰っていたみたい。
ダイニングでは、じいちゃんがおとうさんを捕まえて酒盛するぞと騒がしいんだけど!んもぅ!
おばあちゃんに叱られるといいよ!!
晩ご飯は、お祝いだからって大好物ばかりが、たーくさんある!
天上の世界とはこのことかー!というぐらい豪勢だね!見たこともない食べ物もあるけどこれは・・・
「ルチ~これは迷宮産トマトだ。とても甘くて旨いぞ!やっと8歳になったからな解禁だなっ」
そう言って口元に、小さくて真っ赤で宝石みたいにツヤツヤの実をグイグイしてくる。
「んむぅぅっ!赤ちゃんじゃないんだから!自分でたべられるからおとうさん止めて!!」
手で押しのけたのに、めげずに更にグイグイくるって・・・攻防を止めてくれたのは、おばあちゃんだった。
「娘にデレデレなのはいいけどもさ、あーん♪ってしてやりたいだろうがね、こっちから見てると絵ずらが酷すぎて気持ち悪いからさ!おやめシモン!!」
「ええっ!酷いですよお義母さん。娘の初めてのあーんは父親のものですって!」
そんなわけないじゃない!うちのおとうさんの謎の主張がはじまっちったよ!見てみなよ!おかあさん表情死んでるよ
言い合う大人に呆れて、私は自分でその宝石みたいなトマトを口に放り込んだ。
「おぉっふぅ~」おうっ!口から変な声でた!
ナニコレ!あっまぁぁい!市場で売ってたイチゴより甘くて美味しい~!なんで今まで食べたことが無かったんだろう。おとうさんに説明を求めてみる!
「旨いだろう~これは迷宮でも深い階層で採れるんだ。その分、魔素も濃いから覚醒が済んでいない子供が食べると酔うんだよ。酷いと寝込むほどになるから魔力の流れが安定するまで食べさせないんだ」
「安定するのが8歳なの?」
「そう、7歳で儀をうけて一年かけて落ち着かせる。だからこの街では8歳は特別なんだよルチア」
さっきの変態さがウソのようだねおとうさん。しかも優しくナデナデしてくれて嬉しいくなっちゃう。
我ながら簡単すぎて、ちょっと恥ずかしいけどねっ。つまりこれからは、もっと美味しいものが食べられるんだねっ
そしてわたしが今日、8歳になった喜びをさらに噛みしめていると、
「「「「ルチア、お誕生日おめでとう」」」」
みんなで声を合わせてお祝いされたー!んんむっ嬉しくっても涙って出るんだぁ。
そして、
「ルチ、特別だから今までの誕生日とは違って、今日は君がとっても欲しいものを、おねだりして良い日でもあるんだよ。みんなが全力でその願いを叶えてあげるよ」
おとうさんの言葉に、サリーが教えてくれた意味に気が付いた。あの子先に8歳になったから、この特別な贈り物の事を知っていたんだね!本当にいいんだろうか。ゴクリを唾を飲み込んで皆の顔を一人一人見回す。
皆が笑って、うんうんって、わたしのお願いを待ってる!よ、よしっ!言うからねっ!サリーの仕込みだけどっ
「わ、た、わたし、欲しいものがあります!」緊張しちゃって、つい仕事場での言葉遣いになっちゃったけど・・
「わたし!可愛い弟か妹が欲しいのーーー!!!」
大人が全員、笑顔のままで固まった。 あれ?
おばあちゃんに叱られた後でも、おかあさんはわたしを離してくれなくて、膝の上に抱き上げて座った。
寂しくないって言ってみたけど、会って笑いかけてくれてギュっとして貰うと心があったかいね。
「ルチアは今日から見習いだと聞いた。どうだった?ミシェリー様は優しくしてくれた?」
「うん! とっても不思議な事があってね!あっ、ハーブティーを作らせてもらったから、後で一緒にのんでくれる?おかあさん・・・」
「もちろん!ルチアの初仕事じゃないか。楽しみだね、みんなで頂こうか。シモンなんか感激しすぎて独り占めしようとするんじゃないのか?ははははっ」
ほがらかに笑って、実は過保護でわたしに激甘あまなおとうさんの行動が見えるようだと言った。
わたし愛されてるじゃない。親はがんばって働いてるだけだもんね。寂しいって言ったら我儘かなぁ
ひっつき虫をしている間に、おとうさんも帰っていたみたい。
ダイニングでは、じいちゃんがおとうさんを捕まえて酒盛するぞと騒がしいんだけど!んもぅ!
おばあちゃんに叱られるといいよ!!
晩ご飯は、お祝いだからって大好物ばかりが、たーくさんある!
天上の世界とはこのことかー!というぐらい豪勢だね!見たこともない食べ物もあるけどこれは・・・
「ルチ~これは迷宮産トマトだ。とても甘くて旨いぞ!やっと8歳になったからな解禁だなっ」
そう言って口元に、小さくて真っ赤で宝石みたいにツヤツヤの実をグイグイしてくる。
「んむぅぅっ!赤ちゃんじゃないんだから!自分でたべられるからおとうさん止めて!!」
手で押しのけたのに、めげずに更にグイグイくるって・・・攻防を止めてくれたのは、おばあちゃんだった。
「娘にデレデレなのはいいけどもさ、あーん♪ってしてやりたいだろうがね、こっちから見てると絵ずらが酷すぎて気持ち悪いからさ!おやめシモン!!」
「ええっ!酷いですよお義母さん。娘の初めてのあーんは父親のものですって!」
そんなわけないじゃない!うちのおとうさんの謎の主張がはじまっちったよ!見てみなよ!おかあさん表情死んでるよ
言い合う大人に呆れて、私は自分でその宝石みたいなトマトを口に放り込んだ。
「おぉっふぅ~」おうっ!口から変な声でた!
ナニコレ!あっまぁぁい!市場で売ってたイチゴより甘くて美味しい~!なんで今まで食べたことが無かったんだろう。おとうさんに説明を求めてみる!
「旨いだろう~これは迷宮でも深い階層で採れるんだ。その分、魔素も濃いから覚醒が済んでいない子供が食べると酔うんだよ。酷いと寝込むほどになるから魔力の流れが安定するまで食べさせないんだ」
「安定するのが8歳なの?」
「そう、7歳で儀をうけて一年かけて落ち着かせる。だからこの街では8歳は特別なんだよルチア」
さっきの変態さがウソのようだねおとうさん。しかも優しくナデナデしてくれて嬉しいくなっちゃう。
我ながら簡単すぎて、ちょっと恥ずかしいけどねっ。つまりこれからは、もっと美味しいものが食べられるんだねっ
そしてわたしが今日、8歳になった喜びをさらに噛みしめていると、
「「「「ルチア、お誕生日おめでとう」」」」
みんなで声を合わせてお祝いされたー!んんむっ嬉しくっても涙って出るんだぁ。
そして、
「ルチ、特別だから今までの誕生日とは違って、今日は君がとっても欲しいものを、おねだりして良い日でもあるんだよ。みんなが全力でその願いを叶えてあげるよ」
おとうさんの言葉に、サリーが教えてくれた意味に気が付いた。あの子先に8歳になったから、この特別な贈り物の事を知っていたんだね!本当にいいんだろうか。ゴクリを唾を飲み込んで皆の顔を一人一人見回す。
皆が笑って、うんうんって、わたしのお願いを待ってる!よ、よしっ!言うからねっ!サリーの仕込みだけどっ
「わ、た、わたし、欲しいものがあります!」緊張しちゃって、つい仕事場での言葉遣いになっちゃったけど・・
「わたし!可愛い弟か妹が欲しいのーーー!!!」
大人が全員、笑顔のままで固まった。 あれ?
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