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「さてと、本日も業務に異常なし!よしっ!」
転移の魔法陣に乗って地上にむかいまーす!
元日本人、村岡真一です。現在は、シーンと名乗っております。
職業は、「ダンジョンマスター」やっとります。
ここまで来るのに色々ありましたよ?マジで勘弁してほしい。
突然異世界に放り出されるとかな。ラノベによく有る、あかん召喚じゃなかっただけマシ??
でも嫁とずーっと一緒に居られる事になりまして、結果オーライなんだろうけどなぁ。
うちの嫁さん、ハイエルフなんだよねぇ。寿命信じられないほど長くてさ、知り合ったばかりの頃
俺は普通の人族だったからさ、置いて先に逝くこと確定で申し訳なくってさ。
愛の力か、異世界転移の恩恵か?一度はぶち殺されたと言っても過言ではねーぞ!
だがしかし!見た目も若返って良いこと尽くしだ。
ミシェリーと再開した時に事の顛末を聞いて、あーんのクッソエルフにはお仕置きしましたんで、ざまぁって奴な。
なんと言っても俺に直接手を下したのは奴だ。過ぎた事だからなんて良い人ぶったりはしませんよ。
あの時、瀕死の状態であのダンジョンに捨てられなければ、俺マジで詰んでたな。あの頃の迷宮は築浅でしたのでぇー剝き出しのコアの上に捨ててくとか、奴は抜けてんだろうなぁ。バカだろうなっ!
証拠は残したくなかったからなのか、ただの洞窟と思い込んでいたのかすらわかんねぇけど。
しかも、コアが己の成長のために俺の持つ異世界の知識はひっじょぅに有効と判断して生かす方向で助けてくれるとは思わなかった。のちに、もっと別の何かが関わっていてビビりましたけども!
おかげさまで特殊な体になりまして、復讐もし放題の素敵プランに移行いたしました!!
満を持して奴と対面したが、やつのデコに嫁の魔力で「恨みます!!」って書いてあるように見えて何事かと
思ったら、悲しくて引き籠る直前奴めがけて王冠をぶち当ててやったらしい。そこについた裂傷に気持ちが入って「呪い」になっちゃってたわけ。その呪いのせいで奴はシワシワヨボヨボでゴボウみたいになってていて、まわりの連中ですら遠巻きにして近づいてこないのに自覚なし。自覚なしといえば、嫁もだった!
すげぇ!本人は呪った自覚なしだったよ?!俺も怒られないように気を付けよう・・・
ほとほとと、静かだけど来たとわかるくらいの力で部屋の扉をたたくと、嫁のミシェリーが出迎えた。
「てっきり昼間に、会いにこられるかと思っていましたのよ」なんて言いながら、お茶を淹れてくれて元女王とは思えぬ、かいがいしさで俺幸せ!
昼間って言うと、ルチルか。俺の息子の直系の子孫。子孫だよなぁ~むしろ、良く繋がったよな。途切れたっておかしくない年月だ。
最後に見た息子はやつれて可哀そうだった。お前の父と母は元気でやっていくから気にすんなって教えてやりたかったな。
またどこかで会えたらいいなと思ってるよ。ルチルみたいに転生してくるかもしれないしな。
体ごと変質してしまったせいか、多少人間的な感情や個人情報がちょいちょい抜けてるが、関わった彼らを思い出さない日はないよ。
「それで?今日のルチルはどうだった?」と問えば、
「ル・チ・ア! んもぅ名前を間違うなんて。呼ぶときは気を付けてくださいね?子供はそんな些細な事でさえ傷つきますのよ?」
とか言われちゃうし。
「すまん。どうも人間辞めちゃってから、関心も執着を感じるのは君だけなんだよなぁ」
そう言われれば悪い気はしないのか照れたように微笑んで、しょうがない方ね♪なんて・・嫁が美し可愛くて理性がry
「いやいや。本日の話題はそこじゃない!あの子は前世の記憶は有りそうか?」
「いいえ。いたって普通の女の子で、生粋の迷宮っ子って感じよ?むしろ本当に異世界からの訪問者なのかしら?」
それは間違いないんだ。この特殊な体で対象を鑑定すると、本人が隠蔽しているような称号まで丸裸なんだ。
あの子の称号に「異世界からの転生者」を見つけたものの、そんな素振りが全くないし大人しいし、可愛いし良い子そうだからな。
「転生ヒャッハーチートで無双だヨッシャー」感が全くないが、何切っ掛けで思い出すか分からんので
いざという時に、道とか人生とか踏み外さないように経過観察中なんだが。
それにしてもうちの嫁さん、るち・・ルチアの事を気に入り過ぎじゃなかろうか?
「あら?シーンは気が付いてないの?ルチアちゃんって私たちの息子にそっくりよ?」
な、なんだってー?!!あの、俺の遺伝子ピコも感じねえやたら美人な嫁そっくりな息子にか!!
「そりゃぁ、そりゃぁ、父親も過保護になるわな・・・」ついボソリと呟いたが、うちの嫁さんは完璧でしたー!
「元々の顔を知っている家族ならまだしも、知人程度には普通の子に見えるように認識阻害かけてあるわよ♪」
そういう事なら安心デスよねー。しかもハイエルフのかける魔法だしな、早々に破られることはあるまい。うむ。
そして俺もこっそりとこの一帯の防御結界と外から来た奴はゆるーぅくこの場所を避けたくなる魔法陣敷いたし!
「後は、書には触れさせてみたんだっけ?反応はどうだった?」
「面白い顔してたわ。ふふふふふふっ。え、絵が観えることに驚くより、奥さん強い・・・って呟くからぁほほほっもうおかしくって、今も思い出したら・・んふっ!」嫁の爆笑ごちそうさまです!!
あの子、すこーし天然か?まあ、そのままふんわりした性格のまま大きくなれよってことだな。
「ただ、あの書を利用し始めると知能が一気に引き上げられる可能性もあるから、よく見といてやってくれ」
「ええ、そこは特に注意しておくわね。それとあの子の特別な贈り物が何か聞こえた?」んー?
「まぁな。ここの街全体が今は俺のフィールドだからな・・知りたいのか?」
「そうね。何をお願いしたのかしら?仕事の道具類なら親御さんと相談して色々取り揃えられるわよ!すぐにでも」
ニコニコしている嫁が可愛いです。
「欲しいのは、可愛い弟か妹!だそうだ」
嫁の、あらあらうふふが発動中だが、こればかりはこっちで用意出来るものでもないしなぁ。
転移の魔法陣に乗って地上にむかいまーす!
元日本人、村岡真一です。現在は、シーンと名乗っております。
職業は、「ダンジョンマスター」やっとります。
ここまで来るのに色々ありましたよ?マジで勘弁してほしい。
突然異世界に放り出されるとかな。ラノベによく有る、あかん召喚じゃなかっただけマシ??
でも嫁とずーっと一緒に居られる事になりまして、結果オーライなんだろうけどなぁ。
うちの嫁さん、ハイエルフなんだよねぇ。寿命信じられないほど長くてさ、知り合ったばかりの頃
俺は普通の人族だったからさ、置いて先に逝くこと確定で申し訳なくってさ。
愛の力か、異世界転移の恩恵か?一度はぶち殺されたと言っても過言ではねーぞ!
だがしかし!見た目も若返って良いこと尽くしだ。
ミシェリーと再開した時に事の顛末を聞いて、あーんのクッソエルフにはお仕置きしましたんで、ざまぁって奴な。
なんと言っても俺に直接手を下したのは奴だ。過ぎた事だからなんて良い人ぶったりはしませんよ。
あの時、瀕死の状態であのダンジョンに捨てられなければ、俺マジで詰んでたな。あの頃の迷宮は築浅でしたのでぇー剝き出しのコアの上に捨ててくとか、奴は抜けてんだろうなぁ。バカだろうなっ!
証拠は残したくなかったからなのか、ただの洞窟と思い込んでいたのかすらわかんねぇけど。
しかも、コアが己の成長のために俺の持つ異世界の知識はひっじょぅに有効と判断して生かす方向で助けてくれるとは思わなかった。のちに、もっと別の何かが関わっていてビビりましたけども!
おかげさまで特殊な体になりまして、復讐もし放題の素敵プランに移行いたしました!!
満を持して奴と対面したが、やつのデコに嫁の魔力で「恨みます!!」って書いてあるように見えて何事かと
思ったら、悲しくて引き籠る直前奴めがけて王冠をぶち当ててやったらしい。そこについた裂傷に気持ちが入って「呪い」になっちゃってたわけ。その呪いのせいで奴はシワシワヨボヨボでゴボウみたいになってていて、まわりの連中ですら遠巻きにして近づいてこないのに自覚なし。自覚なしといえば、嫁もだった!
すげぇ!本人は呪った自覚なしだったよ?!俺も怒られないように気を付けよう・・・
ほとほとと、静かだけど来たとわかるくらいの力で部屋の扉をたたくと、嫁のミシェリーが出迎えた。
「てっきり昼間に、会いにこられるかと思っていましたのよ」なんて言いながら、お茶を淹れてくれて元女王とは思えぬ、かいがいしさで俺幸せ!
昼間って言うと、ルチルか。俺の息子の直系の子孫。子孫だよなぁ~むしろ、良く繋がったよな。途切れたっておかしくない年月だ。
最後に見た息子はやつれて可哀そうだった。お前の父と母は元気でやっていくから気にすんなって教えてやりたかったな。
またどこかで会えたらいいなと思ってるよ。ルチルみたいに転生してくるかもしれないしな。
体ごと変質してしまったせいか、多少人間的な感情や個人情報がちょいちょい抜けてるが、関わった彼らを思い出さない日はないよ。
「それで?今日のルチルはどうだった?」と問えば、
「ル・チ・ア! んもぅ名前を間違うなんて。呼ぶときは気を付けてくださいね?子供はそんな些細な事でさえ傷つきますのよ?」
とか言われちゃうし。
「すまん。どうも人間辞めちゃってから、関心も執着を感じるのは君だけなんだよなぁ」
そう言われれば悪い気はしないのか照れたように微笑んで、しょうがない方ね♪なんて・・嫁が美し可愛くて理性がry
「いやいや。本日の話題はそこじゃない!あの子は前世の記憶は有りそうか?」
「いいえ。いたって普通の女の子で、生粋の迷宮っ子って感じよ?むしろ本当に異世界からの訪問者なのかしら?」
それは間違いないんだ。この特殊な体で対象を鑑定すると、本人が隠蔽しているような称号まで丸裸なんだ。
あの子の称号に「異世界からの転生者」を見つけたものの、そんな素振りが全くないし大人しいし、可愛いし良い子そうだからな。
「転生ヒャッハーチートで無双だヨッシャー」感が全くないが、何切っ掛けで思い出すか分からんので
いざという時に、道とか人生とか踏み外さないように経過観察中なんだが。
それにしてもうちの嫁さん、るち・・ルチアの事を気に入り過ぎじゃなかろうか?
「あら?シーンは気が付いてないの?ルチアちゃんって私たちの息子にそっくりよ?」
な、なんだってー?!!あの、俺の遺伝子ピコも感じねえやたら美人な嫁そっくりな息子にか!!
「そりゃぁ、そりゃぁ、父親も過保護になるわな・・・」ついボソリと呟いたが、うちの嫁さんは完璧でしたー!
「元々の顔を知っている家族ならまだしも、知人程度には普通の子に見えるように認識阻害かけてあるわよ♪」
そういう事なら安心デスよねー。しかもハイエルフのかける魔法だしな、早々に破られることはあるまい。うむ。
そして俺もこっそりとこの一帯の防御結界と外から来た奴はゆるーぅくこの場所を避けたくなる魔法陣敷いたし!
「後は、書には触れさせてみたんだっけ?反応はどうだった?」
「面白い顔してたわ。ふふふふふふっ。え、絵が観えることに驚くより、奥さん強い・・・って呟くからぁほほほっもうおかしくって、今も思い出したら・・んふっ!」嫁の爆笑ごちそうさまです!!
あの子、すこーし天然か?まあ、そのままふんわりした性格のまま大きくなれよってことだな。
「ただ、あの書を利用し始めると知能が一気に引き上げられる可能性もあるから、よく見といてやってくれ」
「ええ、そこは特に注意しておくわね。それとあの子の特別な贈り物が何か聞こえた?」んー?
「まぁな。ここの街全体が今は俺のフィールドだからな・・知りたいのか?」
「そうね。何をお願いしたのかしら?仕事の道具類なら親御さんと相談して色々取り揃えられるわよ!すぐにでも」
ニコニコしている嫁が可愛いです。
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