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結局ね、あの後あまりお腹が空かなかったの。
あたしとしては、食べなくてもいいかなぁって思ったんだけど、そうすると空腹で夜中に目が覚めることになるっていうから、いつも食べる早い時間じゃなくて、宿屋の遅番のお手伝いさんが食べる時、一緒にというとになった。
一緒に食事をするのは、リサさんとレネさん。
料理人としているリヒテさんと合わせて3人は神殿孤児院から来てもらってる。
前にいた人は冒険者になって、今は迷宮に潜ってるらしい。
3人は、見習いじゃなくてちゃんと従業員になる人たちだよ!こ、雇用契約?っていうのを結んだら通いじゃなくて、住み込みになるんだって。
前にいたお兄さんは、ちょっと怖い感じだったから、優しい人に代わってくれてよかった。
うっかりそう言っちゃった時、リヒテさんは苦笑いしてたね。
「彼は怖い人じゃなくて、ぶっきらぼうだから子供に怖がられているうちに、どう接していいのかわからなくなっちゃったらしいよ。不器用な人っていうやつだねぇ。ははっ」って
「そもそも悪人がこの宿に関わる事は、ほぼありえないだろうし。だから安心していいよ」だって!!
それって、やっすい宿だから悪い人ですら近づかないって事?!かと思ったら全然ちがったわ。
むしろこの宿の決まり事にびっくりしたもん!
まず、冒険者ギルドの紹介状が無いといけない事でしょ。その紹介状が取れるのは、
素行の悪くない真面目な新人さんじゃないとダメなんだって。
だけど稼ぎが少ない人ばかり泊めていたら宿が立ち行かないからね。ギルドから補助金ていうのが出てるって!!
それ故に紹介状がもらえるのは簡単じゃないらしい! というか、ここ宿?って言っていいの??
なんか、宿舎とか寮とかいうんじゃないの?だから従業員もすくないんじゃないの?!!!
この話を最初に聞いた時、あたしはまだ6才だったから、分かったような~分からないような~だったこと思い出したよ。
ま、そういう宿だから、継ぎなさいとか言われなくて自由なんだろうなぁっと思う。
誰がが一人で『経営』している感じじゃなくて、『共同で暮らしてる』のほうがしっくりくるんだもん。
つらつら考えながら、いつもの美味しいスープを、食べ・・・あれ?
いつも食べ過ぎちゃう、リヒテさんのスープだよ?・・・んー、んん?
こう、染みわたる感じなのは変わらないんだけど、いつもより何かが薄い?かなぁ
お行儀が悪いけど、匙を咥えて考えてみても、良く分からなくて・・・
「味、変わった?」
ぽそっと呟いただけで、リヒテさんは理解したみたい。凄いお兄さんだ!!
ふむふむ。なるほど、このスープの食材は自炊したい冒険者さんに提供されてるお野菜なのね。
でもって、『料理』のスキルが得られるように、スキル持ちのリヒテさんが指導しながら作ってるのかぁ~
沢山作る必要があるから、節約のために安い低魔素の食材を利用してるんだ。
しかもあたしはお子ちゃまで、魔素の濃いものは解禁前だったから丁度良かったという事なのね。あたしのご飯にそんな秘密が!
ちなみに、自炊するとさらに宿泊代が安く抑えられるから、金欠君達はスキルのためというより必要に迫られて料理してるそうな・・・
あっ、なんか気がついちゃったかも!
薄い味ばかり食べていたら、濃い味のものも食べたくなるよねぇ。
そりゃあ、串焼き肉が食べられた日は雄叫びも上げたくなると。そうですかー
「串焼きは命」の意味が丸っきり変わっちゃって・・・やっすいじゃなく、うっすい感じ・・ぷぷっ
げっ!あたしも串焼き肉の味知っちゃったよ・・・ぉぉ人の事笑ってる場合じゃなかった・・
どんよりした気持ちで、静かに食事をとっているリサさんとレネさんに視線を向ければ
二人は気が付いてにっこり笑ってくれた。
「私たちはもともと魔力がほとんど無いので低魔素の食事で大丈夫なんです。何よりルチアちゃんと一緒なのが嬉しいから大丈夫。」
清らかな微笑みだぁ~。なんて素敵な、ずーっとこの宿にいてくれないかな!!!
あたしとしては、食べなくてもいいかなぁって思ったんだけど、そうすると空腹で夜中に目が覚めることになるっていうから、いつも食べる早い時間じゃなくて、宿屋の遅番のお手伝いさんが食べる時、一緒にというとになった。
一緒に食事をするのは、リサさんとレネさん。
料理人としているリヒテさんと合わせて3人は神殿孤児院から来てもらってる。
前にいた人は冒険者になって、今は迷宮に潜ってるらしい。
3人は、見習いじゃなくてちゃんと従業員になる人たちだよ!こ、雇用契約?っていうのを結んだら通いじゃなくて、住み込みになるんだって。
前にいたお兄さんは、ちょっと怖い感じだったから、優しい人に代わってくれてよかった。
うっかりそう言っちゃった時、リヒテさんは苦笑いしてたね。
「彼は怖い人じゃなくて、ぶっきらぼうだから子供に怖がられているうちに、どう接していいのかわからなくなっちゃったらしいよ。不器用な人っていうやつだねぇ。ははっ」って
「そもそも悪人がこの宿に関わる事は、ほぼありえないだろうし。だから安心していいよ」だって!!
それって、やっすい宿だから悪い人ですら近づかないって事?!かと思ったら全然ちがったわ。
むしろこの宿の決まり事にびっくりしたもん!
まず、冒険者ギルドの紹介状が無いといけない事でしょ。その紹介状が取れるのは、
素行の悪くない真面目な新人さんじゃないとダメなんだって。
だけど稼ぎが少ない人ばかり泊めていたら宿が立ち行かないからね。ギルドから補助金ていうのが出てるって!!
それ故に紹介状がもらえるのは簡単じゃないらしい! というか、ここ宿?って言っていいの??
なんか、宿舎とか寮とかいうんじゃないの?だから従業員もすくないんじゃないの?!!!
この話を最初に聞いた時、あたしはまだ6才だったから、分かったような~分からないような~だったこと思い出したよ。
ま、そういう宿だから、継ぎなさいとか言われなくて自由なんだろうなぁっと思う。
誰がが一人で『経営』している感じじゃなくて、『共同で暮らしてる』のほうがしっくりくるんだもん。
つらつら考えながら、いつもの美味しいスープを、食べ・・・あれ?
いつも食べ過ぎちゃう、リヒテさんのスープだよ?・・・んー、んん?
こう、染みわたる感じなのは変わらないんだけど、いつもより何かが薄い?かなぁ
お行儀が悪いけど、匙を咥えて考えてみても、良く分からなくて・・・
「味、変わった?」
ぽそっと呟いただけで、リヒテさんは理解したみたい。凄いお兄さんだ!!
ふむふむ。なるほど、このスープの食材は自炊したい冒険者さんに提供されてるお野菜なのね。
でもって、『料理』のスキルが得られるように、スキル持ちのリヒテさんが指導しながら作ってるのかぁ~
沢山作る必要があるから、節約のために安い低魔素の食材を利用してるんだ。
しかもあたしはお子ちゃまで、魔素の濃いものは解禁前だったから丁度良かったという事なのね。あたしのご飯にそんな秘密が!
ちなみに、自炊するとさらに宿泊代が安く抑えられるから、金欠君達はスキルのためというより必要に迫られて料理してるそうな・・・
あっ、なんか気がついちゃったかも!
薄い味ばかり食べていたら、濃い味のものも食べたくなるよねぇ。
そりゃあ、串焼き肉が食べられた日は雄叫びも上げたくなると。そうですかー
「串焼きは命」の意味が丸っきり変わっちゃって・・・やっすいじゃなく、うっすい感じ・・ぷぷっ
げっ!あたしも串焼き肉の味知っちゃったよ・・・ぉぉ人の事笑ってる場合じゃなかった・・
どんよりした気持ちで、静かに食事をとっているリサさんとレネさんに視線を向ければ
二人は気が付いてにっこり笑ってくれた。
「私たちはもともと魔力がほとんど無いので低魔素の食事で大丈夫なんです。何よりルチアちゃんと一緒なのが嬉しいから大丈夫。」
清らかな微笑みだぁ~。なんて素敵な、ずーっとこの宿にいてくれないかな!!!
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