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第一章 渡り人
1-21 やってきた災厄
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「ねえ、みんなマリアの言う事は大人しく聞くんだねえ」
「そらまあ、歳がねえ」
「ああ、納得」
エルフのマリアから見たら、みんな赤ん坊も同然だよな。
「おや、珍しいお客だの」
黒猫先生が彼らの気配を感じて、姿を現した。
「あ、先生。エルフと精霊のコンビだよ」
「へえ、家付きの精霊さんか。ここはいい家だな」
「そうなの?」
「ああ。精霊がずっといついてくれるなど、滅多にない事さ。精霊はお気に入りの人と付き合っているだけだ。そいつが死んでしまえば、ふらっといなくなるものよ。『家を守る』など、よほどの思い入れでもなければな。そいつは、お前の先祖の人徳さね」
「へええ。そうだったのかあ。すげえ、俺の先祖」
「いや、坊よ。それほどのものではないわい。わしは世を捨てた精霊じゃきにのう」
世捨て人ならぬ世捨て精霊かあ。まあ、先生はのんびりしているから、そんなものかな。
「ねえ、先生はどう思う? ゴブリンの連中の事」
「うむ。その事なんじゃがな。おお、坊。なかなか良いスキルを集めたものじゃのう。それなら案外いけるかもしれんな」
「はあ?」
何の話だろう。俺が首を捻っていると、先生はとんでもない事を言った。
「凄まじい数の悪鬼の気配を感じる。これは15年前の比ではないわ。しかし、その姿はどこにもない」
俺は思わず唾を飲み込んで、先生の顔をじっと見つめてしまった。
「な、なにを言っているんだよ、先生。15年前だって三百はいたんだろ、キングがいて、でかいゴブリンのリーダーが十も」
だがマリアの顔がみるみる青ざめていた。
「まさか!」
「そのまさかじゃ。この気配は、それも有り得る」
マリアの傍の精霊は少し自信が無さそうにしている。
「僕はよくわからないな。嫌な感じは凄くしているんだけど」
「ええ、私もクロちゃんと同じ意見よ」
振り向いたら、いつのまにかテーブルの上に教会の極楽鳥がいた。クロちゃん……。
だが彼女は続けて、とんでもない事を言い放った。
「いる。絶対に奴らはいるわ。それに、随分と性質の悪いのがいるようね。アンソニー。死にたくないのなら、大切な家族を守りたいのなら気張りなさい。おー、噂をすれば。来るわよ」
「何が?」
「人が、『ゴブリン・スタンピード』と呼ぶものが。そして、その中には」
「メイジ。おそらく、数えきれないほどたくさんのメイジが湧いているはず。そいつらが力を合わせれば、ゴブリンの大軍勢、いえ超大群、打撃群と呼ばれる強大な集団を包み隠して進軍する事が可能なのよ」
続けて言葉を継いだマリア。なんだとーっ! なんじゃそれは~。俺は聞いてねえぞ、そんなもんの話は。
「お、叔父さんに、あっちのパーティに知らせないと」
「もう遅い、お前の叔父さんも含めて、まさに今この瞬間に敵と遭遇した。忌々しい事に、こちらへ向かってくる奴らもおりよるわ。村のはずれにも今現れたようだ。なんという事か。堂々と森から真っ直ぐに来よる。半分ずつに分かれたようね。その数およそ、各5万ずつ」
え、極楽鳥さんってば、今なんて言ったの。こっちの戦力は10人ぽっちで、5人ずつで五万の大群を相手にしないといけないんですけど。
これ、軍隊が出動しないといけない案件ですよね。どこから湧いた、ゴブリン。何を食って、そんなに増えたの。ありえねーよ。
「はっ。お母さん、お父さんは?」
「自警団の仕事で、村長さん達と一緒よ」
「うわーん、ゴブリンが攻めてきたー。すごい数だよー。みんな死んじゃうー」
「ええっ」
そこへ三人の冒険者が外から飛び込んできた。
「マリア、大変だ。ゴブリンが」
「ええ、今聞いたところよ」
「その数、およそ5……万。うち、ゴブリンキングが百体、ゴブリン・リーダーが千体、ゴブリンメイジが二千……」
アイサはそこで言葉を途切らせた。目が半分死んでいる。おいおいおい。ちょっと待って、お姉さん方ってば。アイリーンも泣きそうな顔でマリアを見ている。天を仰ぐストーガ。
「よし、行くぞ。勇者アンソニー」
え? 俺は一瞬何を言われているのかよくわからなかった。だがマリアは無念そうに言葉を続けた。
「大変言いにくいのだが、今なあ。アラビムの奴が死んだ。隠ぺいされた大群がいきなり背中から襲い掛かって、その先頭にゴブリンキングが百体、ゴブリン・リーダーが千体、ゴブリンメイジが二千という布陣でな。敵の損害はゼロだ」
ゴブリン~~! ありえねえだろ、それ。だけど、こちらのメインウエポンは見事に奇襲でやられちまった。
「ああ、駄目だわ。引き続き、戦士が足止めしておったが、今ゴブリンキングの群れが覆いかぶさって頭をかち割られた。ああ、同じく足止めしておった男と女も今、死んだ。
だが、お前の叔父は無事じゃ。もう一人の女と一緒に森の奥へと逃げておる。間髪入れずに戦闘力をもっとも持たぬ彼女を連れて逡巡なく逃げたのじゃ。いい判断だ。賢い男じゃのう。他の者も立派で勇敢な最期じゃった」
くっ。なんだよ、あいつら。凄くいい奴じゃねえか。俺は悪く言ってしまったな。また二度とどうにもできないような失敗したぜ。
くそ、それならやる事が一つだけある。逃げた二人が戻ってくるような馬鹿な事をしないように。アリエスも森の番人たる叔父さんと一緒なら、きっと生き延びられるだろう。
「ああいいよ、やってやらあ。もとより、やらなきゃやられるだけなんだから。奴らの目標はおそらくここじゃなく、サラムの街、そして街道へ出る事なんだろ」
黙って頷くマリア。さすがに渋い顔をしていたが。ええい、くそったれ~。
「ああ、そして町々を蹂躙して数を増やして進むのじゃ。奴ら自身が亡ぶまで。何のためにそうまでするのかわからぬが、それが魔物というものじゃ。
姿を隠蔽したゴブリンの大軍勢。国の連中も何が起きたか、すぐに把握できまい。そして一つ一つ町が背中から討たれる。
チーム・アラビムのようにな。そして、この集団は異常に賢い。相当経験を積んだ賢者がついておる。へたをすれば、この国が亡ぶやもしれんぞ」
俺は吹いた。ありえねえだろ、ゴブリン。どれだけ強いんだよ。底辺魔物じゃあなかったのかよ。くそ、あいつら、あっさり全滅しやがって。
おかげで二歳児にかかる期待が半端ないんですけど。ああ、アリエス。俺のふかふかおっぱい。無事でいてくれよ、叔父さんもさ。
「マリア。二人のために赤信号弾を打ってくれ。敵を一瞬でも引き付けられるだろうし、彼らは帰ってこないで済む。それから、冒険者のみんな。どうせ逃げられやしねえんだ。ここで覚悟を決めな」
図体がでかいだけの二歳の幼児にそこまで言われて、驚く三人。あまりにも太々しい態度だからな。それから家族の方に向き直って言った。
「今からゴブリンが攻めてくる。俺、行かなくちゃいけないから。ミハエルお兄ちゃん、みんなを宜しくね」
「宜しく、ってお前」
呆然とする兄上。そりゃあ兄の自分が家にいて、二歳の弟に戦いに赴かせるのは少しあれだろうな。だから、俺はあるスキルを発揮した。
『スキル兄抱っこ』
我が敬愛する藤原家のご先祖様、藤原大五郎先生は『スキル這い這い』を開発したように成長が早かった。
二歳の時にはすでに一切年上の兄を相撲で負かしたという。いつも、ふざけて兄を抱っこしていたので彼の方が兄と思われていた節がある。
俺は兄上を後ろから抱えて抱っこしてやった。
「うお、アンソニー。お前はついにこの兄を越えたか。わかった、いってこい。でも危ない事をするんじゃないぞ」
兄上、本当は事態をよく理解できていないよね。まあパニックを起こされるよりいいかな。
そして長い棒切れを槍のように持って「こっちは俺に任せろ」のポーズで見送ってくれる彼を置いて、俺は出かけた。
時間が惜しい。その様子をじっと見ていただけで俺が出ていくのを止めなかった母親が、背後できびきびと指示を出している。
「さあ、家の戸締りをしっかり!」
まあ戸締りしても無駄だろうけど。それなりの安心感はあるよな。
うちの母ちゃんって、すげえ。尊敬するわあ。さて、後は俺の仕事だ。こんなところじゃ死なねえぞお!
「そらまあ、歳がねえ」
「ああ、納得」
エルフのマリアから見たら、みんな赤ん坊も同然だよな。
「おや、珍しいお客だの」
黒猫先生が彼らの気配を感じて、姿を現した。
「あ、先生。エルフと精霊のコンビだよ」
「へえ、家付きの精霊さんか。ここはいい家だな」
「そうなの?」
「ああ。精霊がずっといついてくれるなど、滅多にない事さ。精霊はお気に入りの人と付き合っているだけだ。そいつが死んでしまえば、ふらっといなくなるものよ。『家を守る』など、よほどの思い入れでもなければな。そいつは、お前の先祖の人徳さね」
「へええ。そうだったのかあ。すげえ、俺の先祖」
「いや、坊よ。それほどのものではないわい。わしは世を捨てた精霊じゃきにのう」
世捨て人ならぬ世捨て精霊かあ。まあ、先生はのんびりしているから、そんなものかな。
「ねえ、先生はどう思う? ゴブリンの連中の事」
「うむ。その事なんじゃがな。おお、坊。なかなか良いスキルを集めたものじゃのう。それなら案外いけるかもしれんな」
「はあ?」
何の話だろう。俺が首を捻っていると、先生はとんでもない事を言った。
「凄まじい数の悪鬼の気配を感じる。これは15年前の比ではないわ。しかし、その姿はどこにもない」
俺は思わず唾を飲み込んで、先生の顔をじっと見つめてしまった。
「な、なにを言っているんだよ、先生。15年前だって三百はいたんだろ、キングがいて、でかいゴブリンのリーダーが十も」
だがマリアの顔がみるみる青ざめていた。
「まさか!」
「そのまさかじゃ。この気配は、それも有り得る」
マリアの傍の精霊は少し自信が無さそうにしている。
「僕はよくわからないな。嫌な感じは凄くしているんだけど」
「ええ、私もクロちゃんと同じ意見よ」
振り向いたら、いつのまにかテーブルの上に教会の極楽鳥がいた。クロちゃん……。
だが彼女は続けて、とんでもない事を言い放った。
「いる。絶対に奴らはいるわ。それに、随分と性質の悪いのがいるようね。アンソニー。死にたくないのなら、大切な家族を守りたいのなら気張りなさい。おー、噂をすれば。来るわよ」
「何が?」
「人が、『ゴブリン・スタンピード』と呼ぶものが。そして、その中には」
「メイジ。おそらく、数えきれないほどたくさんのメイジが湧いているはず。そいつらが力を合わせれば、ゴブリンの大軍勢、いえ超大群、打撃群と呼ばれる強大な集団を包み隠して進軍する事が可能なのよ」
続けて言葉を継いだマリア。なんだとーっ! なんじゃそれは~。俺は聞いてねえぞ、そんなもんの話は。
「お、叔父さんに、あっちのパーティに知らせないと」
「もう遅い、お前の叔父さんも含めて、まさに今この瞬間に敵と遭遇した。忌々しい事に、こちらへ向かってくる奴らもおりよるわ。村のはずれにも今現れたようだ。なんという事か。堂々と森から真っ直ぐに来よる。半分ずつに分かれたようね。その数およそ、各5万ずつ」
え、極楽鳥さんってば、今なんて言ったの。こっちの戦力は10人ぽっちで、5人ずつで五万の大群を相手にしないといけないんですけど。
これ、軍隊が出動しないといけない案件ですよね。どこから湧いた、ゴブリン。何を食って、そんなに増えたの。ありえねーよ。
「はっ。お母さん、お父さんは?」
「自警団の仕事で、村長さん達と一緒よ」
「うわーん、ゴブリンが攻めてきたー。すごい数だよー。みんな死んじゃうー」
「ええっ」
そこへ三人の冒険者が外から飛び込んできた。
「マリア、大変だ。ゴブリンが」
「ええ、今聞いたところよ」
「その数、およそ5……万。うち、ゴブリンキングが百体、ゴブリン・リーダーが千体、ゴブリンメイジが二千……」
アイサはそこで言葉を途切らせた。目が半分死んでいる。おいおいおい。ちょっと待って、お姉さん方ってば。アイリーンも泣きそうな顔でマリアを見ている。天を仰ぐストーガ。
「よし、行くぞ。勇者アンソニー」
え? 俺は一瞬何を言われているのかよくわからなかった。だがマリアは無念そうに言葉を続けた。
「大変言いにくいのだが、今なあ。アラビムの奴が死んだ。隠ぺいされた大群がいきなり背中から襲い掛かって、その先頭にゴブリンキングが百体、ゴブリン・リーダーが千体、ゴブリンメイジが二千という布陣でな。敵の損害はゼロだ」
ゴブリン~~! ありえねえだろ、それ。だけど、こちらのメインウエポンは見事に奇襲でやられちまった。
「ああ、駄目だわ。引き続き、戦士が足止めしておったが、今ゴブリンキングの群れが覆いかぶさって頭をかち割られた。ああ、同じく足止めしておった男と女も今、死んだ。
だが、お前の叔父は無事じゃ。もう一人の女と一緒に森の奥へと逃げておる。間髪入れずに戦闘力をもっとも持たぬ彼女を連れて逡巡なく逃げたのじゃ。いい判断だ。賢い男じゃのう。他の者も立派で勇敢な最期じゃった」
くっ。なんだよ、あいつら。凄くいい奴じゃねえか。俺は悪く言ってしまったな。また二度とどうにもできないような失敗したぜ。
くそ、それならやる事が一つだけある。逃げた二人が戻ってくるような馬鹿な事をしないように。アリエスも森の番人たる叔父さんと一緒なら、きっと生き延びられるだろう。
「ああいいよ、やってやらあ。もとより、やらなきゃやられるだけなんだから。奴らの目標はおそらくここじゃなく、サラムの街、そして街道へ出る事なんだろ」
黙って頷くマリア。さすがに渋い顔をしていたが。ええい、くそったれ~。
「ああ、そして町々を蹂躙して数を増やして進むのじゃ。奴ら自身が亡ぶまで。何のためにそうまでするのかわからぬが、それが魔物というものじゃ。
姿を隠蔽したゴブリンの大軍勢。国の連中も何が起きたか、すぐに把握できまい。そして一つ一つ町が背中から討たれる。
チーム・アラビムのようにな。そして、この集団は異常に賢い。相当経験を積んだ賢者がついておる。へたをすれば、この国が亡ぶやもしれんぞ」
俺は吹いた。ありえねえだろ、ゴブリン。どれだけ強いんだよ。底辺魔物じゃあなかったのかよ。くそ、あいつら、あっさり全滅しやがって。
おかげで二歳児にかかる期待が半端ないんですけど。ああ、アリエス。俺のふかふかおっぱい。無事でいてくれよ、叔父さんもさ。
「マリア。二人のために赤信号弾を打ってくれ。敵を一瞬でも引き付けられるだろうし、彼らは帰ってこないで済む。それから、冒険者のみんな。どうせ逃げられやしねえんだ。ここで覚悟を決めな」
図体がでかいだけの二歳の幼児にそこまで言われて、驚く三人。あまりにも太々しい態度だからな。それから家族の方に向き直って言った。
「今からゴブリンが攻めてくる。俺、行かなくちゃいけないから。ミハエルお兄ちゃん、みんなを宜しくね」
「宜しく、ってお前」
呆然とする兄上。そりゃあ兄の自分が家にいて、二歳の弟に戦いに赴かせるのは少しあれだろうな。だから、俺はあるスキルを発揮した。
『スキル兄抱っこ』
我が敬愛する藤原家のご先祖様、藤原大五郎先生は『スキル這い這い』を開発したように成長が早かった。
二歳の時にはすでに一切年上の兄を相撲で負かしたという。いつも、ふざけて兄を抱っこしていたので彼の方が兄と思われていた節がある。
俺は兄上を後ろから抱えて抱っこしてやった。
「うお、アンソニー。お前はついにこの兄を越えたか。わかった、いってこい。でも危ない事をするんじゃないぞ」
兄上、本当は事態をよく理解できていないよね。まあパニックを起こされるよりいいかな。
そして長い棒切れを槍のように持って「こっちは俺に任せろ」のポーズで見送ってくれる彼を置いて、俺は出かけた。
時間が惜しい。その様子をじっと見ていただけで俺が出ていくのを止めなかった母親が、背後できびきびと指示を出している。
「さあ、家の戸締りをしっかり!」
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