48 / 59
第一章 孤独の果てに
1-48 港に逆戻り
しおりを挟む
俺達は包囲しようとする帝国艦隊の包囲網に近寄って、まだ甲板にいた二人をシルバーに迎えに行かせた。
まだ船は俺の隠蔽範囲内にいるので、ルーに知らせてシルバーに乗せる事にしたのだ。
「早く乗ってー」
「う、うん、ありがとう」
「どうしよう、あいつらが来ちゃったよ」
半泣きのメリーベルを慰めるように鼻面で優しく押しながらも、急かして二人を自分に乗せると、戦場からジャンプして自分の作った土魔法性の【船】に着地するシルバー。
そして、もはや隠すようなシーンも終了とばかりに、みるみるうちにそれを大型の土船ともいうべきものに仕上げていった。
「よおし、じゃあ行くぞ、二人とも」
そして俺が思いっきり、その船を推進させた。
凄まじい加速で、まるでスピードボートのような勢いで最短距離の陸地である港目掛けて海上を突っ走った。
無限に生まれる波の小人がリレー方式で超高速に船を次の担い手に手渡しているかのようにも錯覚する、その激しい動きに二人は必至でシルバーにしがみつき、彼も体を丸めて二人を守っている。
振り返れば、もうあのサンパースト号は完全に帝国の軍艦に囲まれて拿捕されてしまっているようだ。
帝国の海兵が多数、あの船に乗り込んでいく姿が見える。
こっちが実は囮で、向こうの船を逃がしたら向こうに二人が乗っていたとかありそうな話だからな。
今頃船内は乗り込んでいった帝国海軍兵が乱暴に略奪同然の捜索をしている頃だろう。
「お父さん、やっつける?」
「やめとけ。
相手にしたって、また援軍を呼ばれるだけだ。
あいつらは損耗なんて恐れていないからな。
あの時にロルス・コングを逃がしてしまったのが運の尽きだ。
仕方がない、一旦港に逃げ込むぞ」
見れば、追ってくる軍艦も魔法でブーストして加速してきていやがるのだ。
まるで絶対に逃がすまいとでもいうように、高速で走る魚を追い込む漁船団のように左右に各十隻くらいが回り込んできていた。
こっちの前に出られたら仕方がないので沈めるしかないのだが、奴らは左右から追い込んでくるだけで無理に前には出ようとはしていない。
何もかも計算づくで本当に厭らしい連中だ。
そしてみるみるうちに大きく迫ってくる港、だが大量に現れた帝国軍の軍艦の禍々しい雄姿に、港は瞬く間に尋常ではない喧噪に包まれていった。
「こりゃあ、もうこの港から普通に船で帝国を越えた西方面に行くのは無理そうだな」
「どうしよう、ジン」
アリエスは妹を抱きしめながら青い顔で訊いてきた。
「仕方がない、予定変更だ。
どこかで帝国の奴らを撒いて、このボートで目的地まで行くしかない。
あるいは東の平原の東端にある国の港を目指すか。
ここの港の連中も慌てているだろうな。
『帝国が攻めてきた』のだから」
「うわあ、私達のせいで大迷惑だわ……あの船だって、ううっ、ごめんなさい」
「まあ今更そんな事を言っていても仕方がない。
どの道、遅かれ早かれ帝国はここを攻めただろうさ。
そうら、港に逆戻りだ」
そして土船は勢いよく、まるでホバークラフトのように港に乗り上げていき、石の床との摩擦で派手に火花を散らせながら、擦過音を眷属に斜めに進みながら停止した。
船とは名ばかりの岩くれの皿を収納して、子供達をシルバーの上に乗せて俺達は一直線に街道目掛けて駆けた。
そして港の敷地から出ようとした時にそれは起こった。
「ぐはあ」
「うきゃー」
俺達の体は何かに激突したような感じで停められて、見事なまでに跳ね返った。慌てて俺は空中に飛ばされた二人をそっと掴まえて事なきを得た。
やっぱり腕が四本もあると便利だな。
二本の腕で体のバランスを取り、下の二本で二人を捕まえたのだ。
「どうしたの、ジン!?」
「シルちゃん~っ、大丈夫~」
だがシルバーは、すっくと立ちあがると一頻り頭を振り振りしてから、親友に向かって一声軽く吠えて、その無事を報せた。
地面に降ろされたメリーベルは安堵して、その首っ玉にむしゃぶりついている。
「わからんな、こいつは一体何だ」
その問いには博識なルーが答えてくれた。
「ジン、罠よ。
これは結界ね、魔物を通さないための特殊結界よ。
だから捉え損ねた時に港へ追い込まれたんだわ。
何があっても逃がさないという執念の籠った布陣ね。
へたをすると、最初からここへ追い込んで物量で押し潰すのが本当の狙いだったのかもしれないわ。
妙に敵の手際がいいと思った。
参ったわね、いかに強力な魔物であるあなたも、さすがにこいつは通れないわ。
シルバーに穴を掘らせたらどうかしら。
上空も塞がれているようだから、私の風魔法で脱出させるのも無理ね。
なんという魔力消費量かしら」
「まったくだ。
帝国め、マジでイカれてやがるな。
そーれ、シルバー。ここ掘れワンワン!」
言われるまでもなく、まるで掘削機のような勢いでシルバーは既に掘り進んでいたのだが、やがてしおしおと後ずさって出てきた。
「駄目ー、土の中も壁にぶち当たっちゃった」
「くそっ、これはまた念入りな事だな。
アリエス、お前達二人はそこから出られるか」
試した子供達は無事に抵抗なく通り抜けられたが、そのまま行かせるわけにはいかない。
足となる狼さえも失うのだから、二人だけで行かせたらあっという間に捜索隊に捕縛されてしまうだろう。
「どうしよう」
激しく動揺したアリエスも半泣きだったが、さすがの俺もこれには参った。
本当にどうしようか。
こうなったら戦って帝国軍を全滅させるしか道はないのだろうか。
だが、あのロルスが敵方にいる以上、出来ればそいつは避けたい。
どんな危険なカードを隠し持っているか知れたものではない。
二人に何かあっては困る。
しかし、この結界はどこで張っているのだ?
「サーチしてみるか」
俺そいつを発動している魔力の源を走査してみたが、海の中へと消えていった。
「結界の源は海中だと。
どうなっているんだ。
結界師は海の中に潜んでいやがるのか?」
「それは多分、海中と見せかけて空間魔法で遠隔操作しているのね。
それもあいつの仕業でしょう。
でも、これは弱ったわね。結界で封鎖されているのは港だけだから海方面から出られれば問題はないのでしょうが」
「その海から敵がザクザクと来ていて、網に追い込まれる魚のようにここへ逃げ込んだのだがなあ」
港では危機を知らせる鐘が激しく何個も鳴り響き、相手の動きが早過ぎて迎撃のための船を出すのは間に合わないので、強引に船を港へつけた帝国軍に向けてサンマルコス王国の魔法兵や弓兵が攻撃を仕掛けている。
火矢や火魔法で焼かれて燃え上がっている帝国船も何隻もあったが、その船からも鎧などに火の着いた兵士が溢れ出してきている。
もう港は敵の大量の海兵に乗り込まれてしまっていて、すでに激しい白兵戦になっている。
港に配備されているはずの防御用魔導兵器もこうなっては使えない。
それを狙っての空間魔法による電撃侵攻でもあった。
敵は防御を薄くして、敏捷さを武器に有利に戦っているようだ。
もちろん一撃されれば、その場でお陀仏なのであるが、さすがに損耗を恐れずに突っ込んでくる電撃突撃戦を得意とする帝国軍だ。
港の守備隊は念入りに攻撃準備を整えていた敵兵と違って、全てが後手後手に回ってしまっている。
ここに帝国とサンマルコス王国の間で、ついに戦争が勃発した。
「なんて無茶な奴らだ。
そして、俺達は二重の罠に嵌まってしまった!」
今は「頑張れサンマルコス王国軍」と言いたいところなのであるが、敵の兵士はどんどん上陸してくる。
畜生め、なんて数だ。
まるでフナムシのように次々と港へ這い上がってくる様には、さすがの俺も怖気を振るうぜ。
こいつはまるで二〇三高地ならぬ『二〇三港湾』と言ってしまってもいいような悲惨な有様だった。
奴ら帝国は最初に船の中にいた奴らだけではなく、転移魔法で応援の兵士を呼んでいないか。
もうこの港は駄目だろうな。
彼我の戦力差が大きすぎる。
まだ船は俺の隠蔽範囲内にいるので、ルーに知らせてシルバーに乗せる事にしたのだ。
「早く乗ってー」
「う、うん、ありがとう」
「どうしよう、あいつらが来ちゃったよ」
半泣きのメリーベルを慰めるように鼻面で優しく押しながらも、急かして二人を自分に乗せると、戦場からジャンプして自分の作った土魔法性の【船】に着地するシルバー。
そして、もはや隠すようなシーンも終了とばかりに、みるみるうちにそれを大型の土船ともいうべきものに仕上げていった。
「よおし、じゃあ行くぞ、二人とも」
そして俺が思いっきり、その船を推進させた。
凄まじい加速で、まるでスピードボートのような勢いで最短距離の陸地である港目掛けて海上を突っ走った。
無限に生まれる波の小人がリレー方式で超高速に船を次の担い手に手渡しているかのようにも錯覚する、その激しい動きに二人は必至でシルバーにしがみつき、彼も体を丸めて二人を守っている。
振り返れば、もうあのサンパースト号は完全に帝国の軍艦に囲まれて拿捕されてしまっているようだ。
帝国の海兵が多数、あの船に乗り込んでいく姿が見える。
こっちが実は囮で、向こうの船を逃がしたら向こうに二人が乗っていたとかありそうな話だからな。
今頃船内は乗り込んでいった帝国海軍兵が乱暴に略奪同然の捜索をしている頃だろう。
「お父さん、やっつける?」
「やめとけ。
相手にしたって、また援軍を呼ばれるだけだ。
あいつらは損耗なんて恐れていないからな。
あの時にロルス・コングを逃がしてしまったのが運の尽きだ。
仕方がない、一旦港に逃げ込むぞ」
見れば、追ってくる軍艦も魔法でブーストして加速してきていやがるのだ。
まるで絶対に逃がすまいとでもいうように、高速で走る魚を追い込む漁船団のように左右に各十隻くらいが回り込んできていた。
こっちの前に出られたら仕方がないので沈めるしかないのだが、奴らは左右から追い込んでくるだけで無理に前には出ようとはしていない。
何もかも計算づくで本当に厭らしい連中だ。
そしてみるみるうちに大きく迫ってくる港、だが大量に現れた帝国軍の軍艦の禍々しい雄姿に、港は瞬く間に尋常ではない喧噪に包まれていった。
「こりゃあ、もうこの港から普通に船で帝国を越えた西方面に行くのは無理そうだな」
「どうしよう、ジン」
アリエスは妹を抱きしめながら青い顔で訊いてきた。
「仕方がない、予定変更だ。
どこかで帝国の奴らを撒いて、このボートで目的地まで行くしかない。
あるいは東の平原の東端にある国の港を目指すか。
ここの港の連中も慌てているだろうな。
『帝国が攻めてきた』のだから」
「うわあ、私達のせいで大迷惑だわ……あの船だって、ううっ、ごめんなさい」
「まあ今更そんな事を言っていても仕方がない。
どの道、遅かれ早かれ帝国はここを攻めただろうさ。
そうら、港に逆戻りだ」
そして土船は勢いよく、まるでホバークラフトのように港に乗り上げていき、石の床との摩擦で派手に火花を散らせながら、擦過音を眷属に斜めに進みながら停止した。
船とは名ばかりの岩くれの皿を収納して、子供達をシルバーの上に乗せて俺達は一直線に街道目掛けて駆けた。
そして港の敷地から出ようとした時にそれは起こった。
「ぐはあ」
「うきゃー」
俺達の体は何かに激突したような感じで停められて、見事なまでに跳ね返った。慌てて俺は空中に飛ばされた二人をそっと掴まえて事なきを得た。
やっぱり腕が四本もあると便利だな。
二本の腕で体のバランスを取り、下の二本で二人を捕まえたのだ。
「どうしたの、ジン!?」
「シルちゃん~っ、大丈夫~」
だがシルバーは、すっくと立ちあがると一頻り頭を振り振りしてから、親友に向かって一声軽く吠えて、その無事を報せた。
地面に降ろされたメリーベルは安堵して、その首っ玉にむしゃぶりついている。
「わからんな、こいつは一体何だ」
その問いには博識なルーが答えてくれた。
「ジン、罠よ。
これは結界ね、魔物を通さないための特殊結界よ。
だから捉え損ねた時に港へ追い込まれたんだわ。
何があっても逃がさないという執念の籠った布陣ね。
へたをすると、最初からここへ追い込んで物量で押し潰すのが本当の狙いだったのかもしれないわ。
妙に敵の手際がいいと思った。
参ったわね、いかに強力な魔物であるあなたも、さすがにこいつは通れないわ。
シルバーに穴を掘らせたらどうかしら。
上空も塞がれているようだから、私の風魔法で脱出させるのも無理ね。
なんという魔力消費量かしら」
「まったくだ。
帝国め、マジでイカれてやがるな。
そーれ、シルバー。ここ掘れワンワン!」
言われるまでもなく、まるで掘削機のような勢いでシルバーは既に掘り進んでいたのだが、やがてしおしおと後ずさって出てきた。
「駄目ー、土の中も壁にぶち当たっちゃった」
「くそっ、これはまた念入りな事だな。
アリエス、お前達二人はそこから出られるか」
試した子供達は無事に抵抗なく通り抜けられたが、そのまま行かせるわけにはいかない。
足となる狼さえも失うのだから、二人だけで行かせたらあっという間に捜索隊に捕縛されてしまうだろう。
「どうしよう」
激しく動揺したアリエスも半泣きだったが、さすがの俺もこれには参った。
本当にどうしようか。
こうなったら戦って帝国軍を全滅させるしか道はないのだろうか。
だが、あのロルスが敵方にいる以上、出来ればそいつは避けたい。
どんな危険なカードを隠し持っているか知れたものではない。
二人に何かあっては困る。
しかし、この結界はどこで張っているのだ?
「サーチしてみるか」
俺そいつを発動している魔力の源を走査してみたが、海の中へと消えていった。
「結界の源は海中だと。
どうなっているんだ。
結界師は海の中に潜んでいやがるのか?」
「それは多分、海中と見せかけて空間魔法で遠隔操作しているのね。
それもあいつの仕業でしょう。
でも、これは弱ったわね。結界で封鎖されているのは港だけだから海方面から出られれば問題はないのでしょうが」
「その海から敵がザクザクと来ていて、網に追い込まれる魚のようにここへ逃げ込んだのだがなあ」
港では危機を知らせる鐘が激しく何個も鳴り響き、相手の動きが早過ぎて迎撃のための船を出すのは間に合わないので、強引に船を港へつけた帝国軍に向けてサンマルコス王国の魔法兵や弓兵が攻撃を仕掛けている。
火矢や火魔法で焼かれて燃え上がっている帝国船も何隻もあったが、その船からも鎧などに火の着いた兵士が溢れ出してきている。
もう港は敵の大量の海兵に乗り込まれてしまっていて、すでに激しい白兵戦になっている。
港に配備されているはずの防御用魔導兵器もこうなっては使えない。
それを狙っての空間魔法による電撃侵攻でもあった。
敵は防御を薄くして、敏捷さを武器に有利に戦っているようだ。
もちろん一撃されれば、その場でお陀仏なのであるが、さすがに損耗を恐れずに突っ込んでくる電撃突撃戦を得意とする帝国軍だ。
港の守備隊は念入りに攻撃準備を整えていた敵兵と違って、全てが後手後手に回ってしまっている。
ここに帝国とサンマルコス王国の間で、ついに戦争が勃発した。
「なんて無茶な奴らだ。
そして、俺達は二重の罠に嵌まってしまった!」
今は「頑張れサンマルコス王国軍」と言いたいところなのであるが、敵の兵士はどんどん上陸してくる。
畜生め、なんて数だ。
まるでフナムシのように次々と港へ這い上がってくる様には、さすがの俺も怖気を振るうぜ。
こいつはまるで二〇三高地ならぬ『二〇三港湾』と言ってしまってもいいような悲惨な有様だった。
奴ら帝国は最初に船の中にいた奴らだけではなく、転移魔法で応援の兵士を呼んでいないか。
もうこの港は駄目だろうな。
彼我の戦力差が大きすぎる。
0
あなたにおすすめの小説
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
追放された俺のスキル【整理整頓】が覚醒!もふもふフェンリルと訳あり令嬢と辺境で最強ギルドはじめます
黒崎隼人
ファンタジー
「お前の【整理整頓】なんてゴミスキル、もういらない」――勇者パーティーの雑用係だったカイは、ダンジョンの最深部で無一文で追放された。死を覚悟したその時、彼のスキルは真の能力に覚醒する。鑑定、無限収納、状態異常回復、スキル強化……森羅万象を“整理”するその力は、まさに規格外の万能チートだった! 呪われたもふもふ聖獣と、没落寸前の騎士令嬢。心優しき仲間と出会ったカイは、辺境の街で小さなギルド『クローゼット』を立ち上げる。一方、カイという“本当の勇者”を失ったパーティーは崩壊寸前に。これは、地味なスキル一つで世界を“整理整頓”していく、一人の青年の爽快成り上がり英雄譚!
【完結】不遇スキル『動物親和EX』で手に入れたのは、最強もふもふ聖霊獣とのほっこり異世界スローライフでした
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
ブラック企業で過労死した俺が異世界エルドラで授かったのは『動物親和EX』という一見地味なスキルだった。
日銭を稼ぐので精一杯の不遇な日々を送っていたある日、森で傷ついた謎の白い生き物「フェン」と出会う。
フェンは言葉を話し、実は強力な力を持つ聖霊獣だったのだ!
フェンの驚異的な素材発見能力や戦闘補助のおかげで、俺の生活は一変。
美味しいものを食べ、新しい家に住み、絆を深めていく二人。
しかし、フェンの力を悪用しようとする者たちも現れる。フェンを守り、より深い絆を結ぶため、二人は聖霊獣との正式な『契約の儀式』を行うことができるという「守り人の一族」を探す旅に出る。
最強もふもふとの心温まる異世界冒険譚、ここに開幕!
異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜
沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。
数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
異世界転生したおっさんが普通に生きる
カジキカジキ
ファンタジー
第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位
応援頂きありがとうございました!
異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界
主人公のゴウは異世界転生した元冒険者
引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。
知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
神樹の里で暮らす創造魔法使い ~幻獣たちとののんびりライフ~
あきさけ
ファンタジー
貧乏な田舎村を追い出された少年〝シント〟は森の中をあてどなくさまよい一本の新木を発見する。
それは本当に小さな新木だったがかすかな光を帯びた不思議な木。
彼が不思議そうに新木を見つめているとそこから『私に魔法をかけてほしい』という声が聞こえた。
シントが唯一使えたのは〝創造魔法〟といういままでまともに使えた試しのないもの。
それでも森の中でこのまま死ぬよりはまだいいだろうと考え魔法をかける。
すると新木は一気に生長し、天をつくほどの巨木にまで変化しそこから新木に宿っていたという聖霊まで姿を現した。
〝この地はあなたが創造した聖地。あなたがこの地を去らない限りこの地を必要とするもの以外は誰も踏み入れませんよ〟
そんな言葉から始まるシントののんびりとした生活。
同じように行き場を失った少女や幻獣や精霊、妖精たちなど様々な面々が集まり織りなすスローライフの幕開けです。
※この小説はカクヨム様でも連載しています。アルファポリス様とカクヨム様以外の場所では公開しておりません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる