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第一章 孤独の果てに
1-49 地獄に仏
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怒号と悲鳴、次々と増えて積み上がっていくサンマルコス王国の港湾守備隊の屍達。
平和な港の風景は、軍民の隔てなく冥界からのお迎えの死神の鎌が振り抜かれて、地獄の一丁目と化した。
血塗れになって死に切れない、敵味方を問わない重傷者達の群れの数えきれない苦鳴が、冬の澄んだ空気の中に陰鬱に響く。
まるで日本の戦国時代のような有様だ。
はみでた腸、切り飛ばされた手足、焼けただれた皮と肉の匂い。
魔法の閃光に飛び交う矢や槍、それらが肉を焼きまた裂くごとに犠牲者の数が一つまた一つと増え、地獄の版図を広げていった。
ついさっきまで平和な喧噪と笑いに満ちていた港を、戦の獣が放つ臭気と剣戟や気勢などの誼譟が満たし、血と爆炎が振りまかれる凄惨で酸鼻を極める地獄絵図を作り出していた。
「ああ、ああ、ああああっ」
アリエスは溢れる嗚咽を堪え切れないように口を華奢な手で覆い、涙を溢しながら、その己達のせいで勃発した悲惨な光景に魅入られたまま実物大少女人形のような彫像と化した。
メリーベルも呆然と目を見開いたままそれを眺めている。
おのれ帝国め、なんて真似をしやがるのだ。
後の子供達への心のケアが大変じゃないか。
「くそ、こいつはサンマルコス王国の方がどうにも旗色悪いな。
これこそ、まさに聖書でいうところのレギオンか。
どうする。
このままだと港はすぐに落ちると思われるが、俺達を縛る結界は健在だ。
こいつはマズイぜ、これはもう完璧に袋の鼠だ。
どうしたもんかな」
ロルスの野郎~、ふざけやがって!
何が「その方が手間も費用もかからなくていい」だ。
超特大の帝国軍大出血サービスじゃねえか。
そもそも諜報部隊指揮官の分際で海軍の艦隊なんか率いてくるんじゃないよ。
俺は物陰に退避して、その辺にあった木箱の山を収納してきて、その倉庫と倉庫の間の僅かな幅しかない狭い通路に積み上げてこの場所が見えないようにバリケードを敷き、そこに立て籠もって喫緊の課題である『すぐそこにある危機』に対する対策を練っていた。
今はまだ全滅していないサンマルコス軍に味方をして、隠蔽の中から反撃するか。
それとも、別の方法を捜すか。
しかし、これ以上この悲惨極まる戦場の光景をアリエスに見せたら、心が壊れてしまいそうだ。
何かこう万策が尽きたかの事態に、俺は魔神の厳つい額に大きく皺を寄せざるを得なかった。
どうするっ、大木仁!
このままじゃ、『多き人死』に改名しなくちゃいけなくなるぞ。
「お困りのようね、魔神さん」
「誰だっ!」
突然に降って沸いた、その女の声に俺は電光のように立ち上がり見回した。
くそっ、奴の、ロルスの手先か!
俺は魔力を増大させていき、戦闘準備動作に入っていった。
だが。
(慌て者ねえ、転生者さんというのは。
おはよう、こんにちは、こんばんは。
初めまして、ありがとう。
当方は音無晶と申します。
魔神さんのお名前は?
ああ、もちろん日本にいた頃の奴ね)
「なんだとっ」
俺は日本語ベースのテレパシーで話しかけられて、思わず声に出してしまった。
「ジン、どうしたの」
呆けたようにしていて、メリーベルと二人でお互いに寄りかかるようにして座り込んでいたアリエスが驚いたように訊き返した、のだが。
うちの駄犬はなんと早くも『そいつ』に向かって尻尾を振っていやがった。
急いでいたので、俺が積み損なって転がしてしまったバリケード用の木箱の上に、彼女は女の子らしい感じにスカートを膝の間に挟んでしゃがみこんで、大きく折った膝に頬杖をついてその嬉しそうにしている犬の顔をしげしげと覗き込んでいた。
この世界風の一般の女性が好むブラウスと膝下くらいあるミドル丈のスカートを履いてはいたが、黒髪黒目の面長で、目鼻立ちの整った美人の明らかにそれとわかる顔立ちの日本人女性で、若干吊り目で切れ長の目が美しい。
まだ美少女といってもいいような年齢なのだろう。
いきなり登場した彼女に王女二人も警戒心を露わにしたが、すぐに肩の力を抜いた。
それほどまでに、そいつが浮かべていた笑顔がこの戦場にはあまりにも似つかわしくないほど人好きがして魅力的だったからだ。
彼女がその瞳に浮かべて二人を射たものは、日本語でいうところの慈愛というべきものだったのだ。
「わあい、この人からはお父さんと同じ『匂い』がする~」
そして彼女は、うちのワンコに楽しそうに手を舐めさせていたが、このような事をのたもうた。
「あはは、この子はフェンリル?
物凄く可愛いじゃない、まるで日本の犬みたいよ。
やだ、あなた自分の飼い犬に『お父さん』なんて呼ばせているのね。
まあ喋る魔獣なんだし、よいのですけれど。
もう、そんな禍々しい巨大な図体をしているくせに、あなたも本当に可愛い人だわねえ」
「お前……も、日本からの転生者なのか」
「ええ、いい事を教えてあげるわ。
この世界へ『リーンカーネーション』してきた人間は、皆あなたや私のように人から魔神と呼ばれるような凄い力がある魔物になるわ。
同種の魔物よりも遥かに力が強いのよ。
ねえ、今は大ピンチなんでしょう?
助けてあげようか」
俺はしばし考えた。
この女は確かに転生者のようだが、果たして信用できるのだろうか。
帝国の手先なのかもしれない。
だが俺はその、うちの駄犬の喜びようを見て心を決めた。
少なくとも悪い奴には懐かないようには躾けてあるつもりだ。
そして俺自身も、自分の人を見る目を信用する事にした。
「俺は大木仁、名前の呼び方は音読みでジンって呼んでくれ。
転生者……さっきの台詞から判断すると、あんたも俺と同じような魔物なのか?」
「そうよ、私の本体はエターナルドラゴン。
仲間内では一番強い魔物だわね。
そして、質問です。
さて私はこの結界の中へどうやって入ってきたでしょう。
ヒント、海から来たわけじゃないわよ」
「本当に魔物なのか?
人の姿をしたあんたが?
もしかしたら、それが救ってもらえる方法という奴なのか」
「ええ、そして私達はあなたがその子達を安全な場所へ送り届けるお手伝いをさせていただくわ」
そして、その破格の申し出と共に、彼女は二心なき瞳で俺の心を射た。
「わかった。
ありがとう、元同郷人の世話になるよ。
もうどうしたらいいのかわからないんだ」
「ええ、この世界は甘くみない方がいいわ。
いかに個人が強大であろうが、このような苦境に陥る事もあるのだから。
私のような強力なドラゴンだって結構苦労したのよ」
「それで助けてくれるための条件は?」
「それは別にたいした事じゃないのよ。
私達の仲間に加入してちょうだい。
後は我々の秘密を順守してもらいます。
まあ、いわゆる守秘義務という奴?」
「仲間だって?」
「自分達では稀人同盟と呼んでいるわ。
魔物の体を持ってはいても心は人間でいたい。
そんな元人間であった『心だけは稀人の現地日本人会』よ。
そして、お互いに助け合うの。
あなたみたいに、よく困っている人もいるしね。
今度は、あなたが困っている誰かを助けるのよ。
あなたも自分だけなら、まったく困っていないのでしょうけれど、人助けに足を突っ込んでツボに嵌っているくらいだし。
たまたま、この港へ様子を見にきていた私が見つけたのだけれど、いかにも日本人らしくて思いっきり笑えたわ。
あなたに関しての個人的な考察は以上で終了ね」
「う、そこまで言われちゃぐうの音も出やしねえ。わかった、よろしく頼むよ」
こうして俺は唐突に、その美少女的な世話人の案内の元、現地異世界の日本人会へと入会したのであった。
平和な港の風景は、軍民の隔てなく冥界からのお迎えの死神の鎌が振り抜かれて、地獄の一丁目と化した。
血塗れになって死に切れない、敵味方を問わない重傷者達の群れの数えきれない苦鳴が、冬の澄んだ空気の中に陰鬱に響く。
まるで日本の戦国時代のような有様だ。
はみでた腸、切り飛ばされた手足、焼けただれた皮と肉の匂い。
魔法の閃光に飛び交う矢や槍、それらが肉を焼きまた裂くごとに犠牲者の数が一つまた一つと増え、地獄の版図を広げていった。
ついさっきまで平和な喧噪と笑いに満ちていた港を、戦の獣が放つ臭気と剣戟や気勢などの誼譟が満たし、血と爆炎が振りまかれる凄惨で酸鼻を極める地獄絵図を作り出していた。
「ああ、ああ、ああああっ」
アリエスは溢れる嗚咽を堪え切れないように口を華奢な手で覆い、涙を溢しながら、その己達のせいで勃発した悲惨な光景に魅入られたまま実物大少女人形のような彫像と化した。
メリーベルも呆然と目を見開いたままそれを眺めている。
おのれ帝国め、なんて真似をしやがるのだ。
後の子供達への心のケアが大変じゃないか。
「くそ、こいつはサンマルコス王国の方がどうにも旗色悪いな。
これこそ、まさに聖書でいうところのレギオンか。
どうする。
このままだと港はすぐに落ちると思われるが、俺達を縛る結界は健在だ。
こいつはマズイぜ、これはもう完璧に袋の鼠だ。
どうしたもんかな」
ロルスの野郎~、ふざけやがって!
何が「その方が手間も費用もかからなくていい」だ。
超特大の帝国軍大出血サービスじゃねえか。
そもそも諜報部隊指揮官の分際で海軍の艦隊なんか率いてくるんじゃないよ。
俺は物陰に退避して、その辺にあった木箱の山を収納してきて、その倉庫と倉庫の間の僅かな幅しかない狭い通路に積み上げてこの場所が見えないようにバリケードを敷き、そこに立て籠もって喫緊の課題である『すぐそこにある危機』に対する対策を練っていた。
今はまだ全滅していないサンマルコス軍に味方をして、隠蔽の中から反撃するか。
それとも、別の方法を捜すか。
しかし、これ以上この悲惨極まる戦場の光景をアリエスに見せたら、心が壊れてしまいそうだ。
何かこう万策が尽きたかの事態に、俺は魔神の厳つい額に大きく皺を寄せざるを得なかった。
どうするっ、大木仁!
このままじゃ、『多き人死』に改名しなくちゃいけなくなるぞ。
「お困りのようね、魔神さん」
「誰だっ!」
突然に降って沸いた、その女の声に俺は電光のように立ち上がり見回した。
くそっ、奴の、ロルスの手先か!
俺は魔力を増大させていき、戦闘準備動作に入っていった。
だが。
(慌て者ねえ、転生者さんというのは。
おはよう、こんにちは、こんばんは。
初めまして、ありがとう。
当方は音無晶と申します。
魔神さんのお名前は?
ああ、もちろん日本にいた頃の奴ね)
「なんだとっ」
俺は日本語ベースのテレパシーで話しかけられて、思わず声に出してしまった。
「ジン、どうしたの」
呆けたようにしていて、メリーベルと二人でお互いに寄りかかるようにして座り込んでいたアリエスが驚いたように訊き返した、のだが。
うちの駄犬はなんと早くも『そいつ』に向かって尻尾を振っていやがった。
急いでいたので、俺が積み損なって転がしてしまったバリケード用の木箱の上に、彼女は女の子らしい感じにスカートを膝の間に挟んでしゃがみこんで、大きく折った膝に頬杖をついてその嬉しそうにしている犬の顔をしげしげと覗き込んでいた。
この世界風の一般の女性が好むブラウスと膝下くらいあるミドル丈のスカートを履いてはいたが、黒髪黒目の面長で、目鼻立ちの整った美人の明らかにそれとわかる顔立ちの日本人女性で、若干吊り目で切れ長の目が美しい。
まだ美少女といってもいいような年齢なのだろう。
いきなり登場した彼女に王女二人も警戒心を露わにしたが、すぐに肩の力を抜いた。
それほどまでに、そいつが浮かべていた笑顔がこの戦場にはあまりにも似つかわしくないほど人好きがして魅力的だったからだ。
彼女がその瞳に浮かべて二人を射たものは、日本語でいうところの慈愛というべきものだったのだ。
「わあい、この人からはお父さんと同じ『匂い』がする~」
そして彼女は、うちのワンコに楽しそうに手を舐めさせていたが、このような事をのたもうた。
「あはは、この子はフェンリル?
物凄く可愛いじゃない、まるで日本の犬みたいよ。
やだ、あなた自分の飼い犬に『お父さん』なんて呼ばせているのね。
まあ喋る魔獣なんだし、よいのですけれど。
もう、そんな禍々しい巨大な図体をしているくせに、あなたも本当に可愛い人だわねえ」
「お前……も、日本からの転生者なのか」
「ええ、いい事を教えてあげるわ。
この世界へ『リーンカーネーション』してきた人間は、皆あなたや私のように人から魔神と呼ばれるような凄い力がある魔物になるわ。
同種の魔物よりも遥かに力が強いのよ。
ねえ、今は大ピンチなんでしょう?
助けてあげようか」
俺はしばし考えた。
この女は確かに転生者のようだが、果たして信用できるのだろうか。
帝国の手先なのかもしれない。
だが俺はその、うちの駄犬の喜びようを見て心を決めた。
少なくとも悪い奴には懐かないようには躾けてあるつもりだ。
そして俺自身も、自分の人を見る目を信用する事にした。
「俺は大木仁、名前の呼び方は音読みでジンって呼んでくれ。
転生者……さっきの台詞から判断すると、あんたも俺と同じような魔物なのか?」
「そうよ、私の本体はエターナルドラゴン。
仲間内では一番強い魔物だわね。
そして、質問です。
さて私はこの結界の中へどうやって入ってきたでしょう。
ヒント、海から来たわけじゃないわよ」
「本当に魔物なのか?
人の姿をしたあんたが?
もしかしたら、それが救ってもらえる方法という奴なのか」
「ええ、そして私達はあなたがその子達を安全な場所へ送り届けるお手伝いをさせていただくわ」
そして、その破格の申し出と共に、彼女は二心なき瞳で俺の心を射た。
「わかった。
ありがとう、元同郷人の世話になるよ。
もうどうしたらいいのかわからないんだ」
「ええ、この世界は甘くみない方がいいわ。
いかに個人が強大であろうが、このような苦境に陥る事もあるのだから。
私のような強力なドラゴンだって結構苦労したのよ」
「それで助けてくれるための条件は?」
「それは別にたいした事じゃないのよ。
私達の仲間に加入してちょうだい。
後は我々の秘密を順守してもらいます。
まあ、いわゆる守秘義務という奴?」
「仲間だって?」
「自分達では稀人同盟と呼んでいるわ。
魔物の体を持ってはいても心は人間でいたい。
そんな元人間であった『心だけは稀人の現地日本人会』よ。
そして、お互いに助け合うの。
あなたみたいに、よく困っている人もいるしね。
今度は、あなたが困っている誰かを助けるのよ。
あなたも自分だけなら、まったく困っていないのでしょうけれど、人助けに足を突っ込んでツボに嵌っているくらいだし。
たまたま、この港へ様子を見にきていた私が見つけたのだけれど、いかにも日本人らしくて思いっきり笑えたわ。
あなたに関しての個人的な考察は以上で終了ね」
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