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第一章 孤独の果てに
1-56 先の方針
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万の眼がその瞳の輝きを海面に落とす、満天の異世界の未だ見慣れぬ星空の下、波音だけをBGMに、俺達は月明かりも控えめな闇夜の中で、魔の海とも呼ばれるディープサウスを航海しながら話し合いを続けていた。
「なあキャプテン。
これから、どうやって西まで行くんだい。
まともに行こうとしても、連中はそうそう通してくれないだろう」
「まあ手が無いでもない。幻斉殿」
幻斉? また古風な。
そこに立っていた、四十代からあるいは五十代にかかっているかもしれない痩せた感じの、髪を後ろで結った面長の男性が目を細くして笑っていた。
「はは、キャプテン。
初対面の方の前で、そういう妙な名前での呼び方はよしなせえ。
お客人が本気にするでしょうに。
初めまして、お客人。
あっしの名は藤山宍道。
宍道湖といやあ蜆の名産地ですが、生憎と貝は貝でも蛤の魔物でして。
と、ここまで言えばご明察っと」
「蛤……まさか伝承に言うところの蜃気楼のように幻影を見せる能力をお持ちなのですか?」
「まさにそれだ。
そういう訳で蜃幻斉と呼ばせていただいておるわけよ」
「よかったなー、俺は変な仇名を付けられてなくて」
「はっはっは。
まあ、敵に見つかったら幻影能力であれこれと誤魔化していこうというわけでして」
「あ、俺はレーダーやソナーのような能力があるので索敵なら任せてくれ。
だがそれを胡麻化す敵もいるだろうから過信はできない。
電磁波の操作なんかを含む物理的な走査あたりがメインの能力で、雲や電離層なんかも活用しているよ。
あと同じような光学迷彩みたいな能力もある。
そして光学迷彩よりも、もっとあれこれできる物理系の隠蔽能力が得意だ」
「あんた、トリプルΩのくせに身を護るような小技が妙に得意なんだな。
ギガンテスっていうからには、もっと暴れん坊の脳筋なのかと思っていたが」
副船長の彰さんに妙な感心をされてしまった。
「ひでえな、俺は今回の帝国とやりあう前は、もっぱら冒険者が相手で一人も殺さないで穏便にやっていたくらいだぜ。
帝国の奴らはあまりにもしつこ過ぎたんで全部殺しちまったが。好きで殺したわけじゃないのだが、もう何人殺しちまったか数えられないなあ。
山に入って来た大旅団みたいな軍勢を丸ごと始末しちまったから、もう倒した敵の数は万人単位なんじゃないか」
これは、さすがに全員の苦笑を誘った。
おっと正直に言わない方がよかったかね。
「前言撤回、あんたも立派な魔神さんだね」
「だって、それくらいしないと子供達を守れなかったんだよ。
あいつら、本当に鬼畜なんだから。
おっと、一つ思いだした。
実は俺達は厄介な転移魔法持ちに追われている。
諜報部隊の指揮官みたいな奴で、名はロルス・コング。
似ても焼いても食えない最低最凶の野郎だ。
今回の艦隊をブシュレ港に瞬時に引っ張り込んだのも奴の仕業だろう。
アリエスの話だと、俺達を追っている連中の親玉はフィッツ・ゴドル・パーデン、ゲルンの猟犬と呼ばれる人間狩りが得意な将軍らしい」
それを聞いて、さすがのキャプテン・コマチも再び苦笑した。
「片目のフィッツか。
そいつらは我々もよく知っているよ。
何しろ、奴には散々追い回されたからねえ。
あいつらは魔獣を戦力と見做しているから、当然のように我々にも目をつける。
捕まって呪いの契約を植え込まれて使役されていた仲間までいたんで、そいつ自身と戦わないと救出できないシーンまであって閉口したよ。
あとロルスの野郎にも煮え湯は飲まされたな、思い出したくもない経験だったが。
そうか、奴が来るか。
転移魔法持ちの敵は本当に困る」
それは、非常にマズイ展開だな。
俺がその手の敵に落ちた仲間と出会わなくて幸いだった。
俺なら止むを得ずにそいつを殺してしまった事だろう。
あるいは能力の相性の組合せ次第では俺が倒されていたケースも考えられる。
「どうやってそいつを解呪したんだい」
「仲間にそういう能力を持っていた人がいてくれてね。
その人も今は稀人同盟の本部にいるのだ。
直接戦闘は苦手なんだが、非常に強力なカーズやアンカーズが得意なのだ。
ああ、もう一人この船のドクターを紹介しよう。
ドクター・ルシフェル」
おい、不吉な名前だな!
古風はどこへ行った。
そいつは天使か悪魔か、どっちなんだ!
そして、ロングストレートの髪をなびかせて、妖しい笑みを浮かべた独特のムードの二十代前半と思われる女性が髪を手櫛でかき上げながら前に進み出た。
ああ、白衣を着ているのだが何かこうマッドな雰囲気が伝わってくるな。
割と日本風の顔立ちのくせに金髪と青い目の組み合わせだな。
まあスタイルがいいのは一目でわかるし結構な美人なのだが。
「ふふ、よろしくね、魔神さん。
ドクター・ルシフェルこと、ルーシー・フェルディナント・古川よ。
正体は海藻タイプのドライアドで、強力な回復薬生成なんかも得意技だし、治癒回復には自信があるわ。
生前の職業的な知識や腕もあるし、人体についても熟知している。
アメリカ人と日本人のハーフで国籍は日本。
ルシフェルはファーストネームとミドルネームを合わせた愛称よ。
アメリカの大学在籍の外科医だったしね、そんな風に言われていたわ。
今回はまた楽しそうな旅になりそうなこと。
もしかしたら私の出番が多いのかしら。
ここの船員どもときたら、やたらと丈夫で自己回復もするから、なかなか私の出番がなくって」
なんてことを言いやがるのか、この女。
だが、副長として彰さんが諫めた。
「サタンの姐御、不吉な事を言うのは災いを呼ぶとして古来より海の上では御法度ですぜ」
「うるさい、アキラ。
我ら小町衆の有象無象のデカブツ魔物に、そこの出鱈目な強さのクイーン。
そして魔神ギガントに、帝国が妄執に駆られて全力で追い回している亡国の王女。
この面子で集まっておいて、その上あの帝国とガチンコバトル開始なのだぞ、今さら何を言うか!
それからサタン言うな、このアル中水夫め」
「へーい」
どうやら、この船の関係者の間では圧倒的に女が強いらしい。
まあいいんだけどな。
俺としては個人的に、お淑やか系の女性が好きです。
「まあ、見つかって逃げられなくなったなら力づくで血路を開くまでだな。
そこの魔神さんも殺る気充分のようだし。
このメンツならそうそう負けないだろう」
そう言って不敵に笑って腰の刀をポンポンと叩いているキャプテン・コマチが一番やる気ありそうだ。
まあ戦力には事欠かないからな。
だが、あの帝国って奴らはそれでも油断も隙もないのは身をもって知っている。
「なあキャプテン。
これから、どうやって西まで行くんだい。
まともに行こうとしても、連中はそうそう通してくれないだろう」
「まあ手が無いでもない。幻斉殿」
幻斉? また古風な。
そこに立っていた、四十代からあるいは五十代にかかっているかもしれない痩せた感じの、髪を後ろで結った面長の男性が目を細くして笑っていた。
「はは、キャプテン。
初対面の方の前で、そういう妙な名前での呼び方はよしなせえ。
お客人が本気にするでしょうに。
初めまして、お客人。
あっしの名は藤山宍道。
宍道湖といやあ蜆の名産地ですが、生憎と貝は貝でも蛤の魔物でして。
と、ここまで言えばご明察っと」
「蛤……まさか伝承に言うところの蜃気楼のように幻影を見せる能力をお持ちなのですか?」
「まさにそれだ。
そういう訳で蜃幻斉と呼ばせていただいておるわけよ」
「よかったなー、俺は変な仇名を付けられてなくて」
「はっはっは。
まあ、敵に見つかったら幻影能力であれこれと誤魔化していこうというわけでして」
「あ、俺はレーダーやソナーのような能力があるので索敵なら任せてくれ。
だがそれを胡麻化す敵もいるだろうから過信はできない。
電磁波の操作なんかを含む物理的な走査あたりがメインの能力で、雲や電離層なんかも活用しているよ。
あと同じような光学迷彩みたいな能力もある。
そして光学迷彩よりも、もっとあれこれできる物理系の隠蔽能力が得意だ」
「あんた、トリプルΩのくせに身を護るような小技が妙に得意なんだな。
ギガンテスっていうからには、もっと暴れん坊の脳筋なのかと思っていたが」
副船長の彰さんに妙な感心をされてしまった。
「ひでえな、俺は今回の帝国とやりあう前は、もっぱら冒険者が相手で一人も殺さないで穏便にやっていたくらいだぜ。
帝国の奴らはあまりにもしつこ過ぎたんで全部殺しちまったが。好きで殺したわけじゃないのだが、もう何人殺しちまったか数えられないなあ。
山に入って来た大旅団みたいな軍勢を丸ごと始末しちまったから、もう倒した敵の数は万人単位なんじゃないか」
これは、さすがに全員の苦笑を誘った。
おっと正直に言わない方がよかったかね。
「前言撤回、あんたも立派な魔神さんだね」
「だって、それくらいしないと子供達を守れなかったんだよ。
あいつら、本当に鬼畜なんだから。
おっと、一つ思いだした。
実は俺達は厄介な転移魔法持ちに追われている。
諜報部隊の指揮官みたいな奴で、名はロルス・コング。
似ても焼いても食えない最低最凶の野郎だ。
今回の艦隊をブシュレ港に瞬時に引っ張り込んだのも奴の仕業だろう。
アリエスの話だと、俺達を追っている連中の親玉はフィッツ・ゴドル・パーデン、ゲルンの猟犬と呼ばれる人間狩りが得意な将軍らしい」
それを聞いて、さすがのキャプテン・コマチも再び苦笑した。
「片目のフィッツか。
そいつらは我々もよく知っているよ。
何しろ、奴には散々追い回されたからねえ。
あいつらは魔獣を戦力と見做しているから、当然のように我々にも目をつける。
捕まって呪いの契約を植え込まれて使役されていた仲間までいたんで、そいつ自身と戦わないと救出できないシーンまであって閉口したよ。
あとロルスの野郎にも煮え湯は飲まされたな、思い出したくもない経験だったが。
そうか、奴が来るか。
転移魔法持ちの敵は本当に困る」
それは、非常にマズイ展開だな。
俺がその手の敵に落ちた仲間と出会わなくて幸いだった。
俺なら止むを得ずにそいつを殺してしまった事だろう。
あるいは能力の相性の組合せ次第では俺が倒されていたケースも考えられる。
「どうやってそいつを解呪したんだい」
「仲間にそういう能力を持っていた人がいてくれてね。
その人も今は稀人同盟の本部にいるのだ。
直接戦闘は苦手なんだが、非常に強力なカーズやアンカーズが得意なのだ。
ああ、もう一人この船のドクターを紹介しよう。
ドクター・ルシフェル」
おい、不吉な名前だな!
古風はどこへ行った。
そいつは天使か悪魔か、どっちなんだ!
そして、ロングストレートの髪をなびかせて、妖しい笑みを浮かべた独特のムードの二十代前半と思われる女性が髪を手櫛でかき上げながら前に進み出た。
ああ、白衣を着ているのだが何かこうマッドな雰囲気が伝わってくるな。
割と日本風の顔立ちのくせに金髪と青い目の組み合わせだな。
まあスタイルがいいのは一目でわかるし結構な美人なのだが。
「ふふ、よろしくね、魔神さん。
ドクター・ルシフェルこと、ルーシー・フェルディナント・古川よ。
正体は海藻タイプのドライアドで、強力な回復薬生成なんかも得意技だし、治癒回復には自信があるわ。
生前の職業的な知識や腕もあるし、人体についても熟知している。
アメリカ人と日本人のハーフで国籍は日本。
ルシフェルはファーストネームとミドルネームを合わせた愛称よ。
アメリカの大学在籍の外科医だったしね、そんな風に言われていたわ。
今回はまた楽しそうな旅になりそうなこと。
もしかしたら私の出番が多いのかしら。
ここの船員どもときたら、やたらと丈夫で自己回復もするから、なかなか私の出番がなくって」
なんてことを言いやがるのか、この女。
だが、副長として彰さんが諫めた。
「サタンの姐御、不吉な事を言うのは災いを呼ぶとして古来より海の上では御法度ですぜ」
「うるさい、アキラ。
我ら小町衆の有象無象のデカブツ魔物に、そこの出鱈目な強さのクイーン。
そして魔神ギガントに、帝国が妄執に駆られて全力で追い回している亡国の王女。
この面子で集まっておいて、その上あの帝国とガチンコバトル開始なのだぞ、今さら何を言うか!
それからサタン言うな、このアル中水夫め」
「へーい」
どうやら、この船の関係者の間では圧倒的に女が強いらしい。
まあいいんだけどな。
俺としては個人的に、お淑やか系の女性が好きです。
「まあ、見つかって逃げられなくなったなら力づくで血路を開くまでだな。
そこの魔神さんも殺る気充分のようだし。
このメンツならそうそう負けないだろう」
そう言って不敵に笑って腰の刀をポンポンと叩いているキャプテン・コマチが一番やる気ありそうだ。
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