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第一章
メンバーと赤毛の少女1
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司令室を出た後、リウは食堂に足を運んだ。
食堂のおばさんは豚の見た目をした人外で、料理の腕・性格を嫌う者はほとんどいないと噂れている。
リウもおばさんの料理には目がなく、このガルーダ帝国に配属されてから三食必ず食べたいと思うくらい好きだった。
「おばさん、今日の朝ごはんって何?」
数十分前の曇った顔つきもいつの間にか晴れ、食べたいという欲に溢れた顔つきになっていた。
「あらリウちゃんじゃない!
今日は手作りの米粉パンとオムレツだよ。」
リウはおばさんの言葉に目を輝かせながら唾を飲み込む。
厨房の奥に進んでいったおばさんの背中を見ながら、リウは今日の予定を思い出していた。
午前はリウの所属する部隊のメンバーで模擬戦闘。午後は個人練習とステータスの更新。
普段とあまり変わらない予定だが、リウにとってはこの予定のままであって欲しかった。
約十年前から停戦状態になっているが、いつ戦争が始まってもおかしくない。
「リウ君ーーー!!」
「ぐえっ」
大きな声で名前を呼ばれたのと同時にリウはもろに突進をくらった。
ぼーっと考え事をしていたリウはあまりにも突然のことに対応することが出来ない。
「レイン、いつも言ってるけどいきなり突進しないで。」
「わかってるって!」
悪戯っぽい笑みをしながらレインはリウの髪をぐしゃぐしゃにした。
その可愛らしい笑顔でリウの怒りの気持ちがどこかに消え去っていた。
いつもこうやって許してしまうのだ。
彼女レイン・ヘルは、ボブヘアーにアホ毛が特徴の珍しい赤毛だ。
リウが知っている情報ではレインはリウと同じただの人だ。
しかし、不思議とレインの明るい性格のおかげで苦しい時もリウはいつも笑顔でいられるのだ。
「今から朝食食べるんだったら丁度良かった。 模擬戦闘のことも相談したいし、一緒に食べよう!」
「別にいいよ。」
約束をしてすぐに朝食が乗ったプレートをおばさんから貰うと、レインに席を案内して貰う。
リウの一日が始まるのだ。
席までたどり着くとリウのメンバーの一人がもうすでに座って待っていた。
「レイン遅いし…。しかもリウいるじゃん。
どーも、おはようございます。」
けだるそうに挨拶する彼女を見て、リウは苦笑いした。
「エフィなんか俺に対して冷たくない?」
「なわけ、自意識過剰なんじゃない。
普通だよ普通。」
そんな彼女も可愛らしい笑顔でリウの質問に答えた。
エフィ・ユーチスは人ではない。
三種族の中では人外に含まれるがエフィは精霊である。
レインとは真逆に、冷たい性格だが模擬戦闘などの訓練でも冷静な判断が出来るのでリウには必要な存在でもあった。
よく目立つ十字架のヘアピンに少しボサボサのサイドテールの彼女は、レインと同じ赤毛だった。
食堂のおばさんは豚の見た目をした人外で、料理の腕・性格を嫌う者はほとんどいないと噂れている。
リウもおばさんの料理には目がなく、このガルーダ帝国に配属されてから三食必ず食べたいと思うくらい好きだった。
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数十分前の曇った顔つきもいつの間にか晴れ、食べたいという欲に溢れた顔つきになっていた。
「あらリウちゃんじゃない!
今日は手作りの米粉パンとオムレツだよ。」
リウはおばさんの言葉に目を輝かせながら唾を飲み込む。
厨房の奥に進んでいったおばさんの背中を見ながら、リウは今日の予定を思い出していた。
午前はリウの所属する部隊のメンバーで模擬戦闘。午後は個人練習とステータスの更新。
普段とあまり変わらない予定だが、リウにとってはこの予定のままであって欲しかった。
約十年前から停戦状態になっているが、いつ戦争が始まってもおかしくない。
「リウ君ーーー!!」
「ぐえっ」
大きな声で名前を呼ばれたのと同時にリウはもろに突進をくらった。
ぼーっと考え事をしていたリウはあまりにも突然のことに対応することが出来ない。
「レイン、いつも言ってるけどいきなり突進しないで。」
「わかってるって!」
悪戯っぽい笑みをしながらレインはリウの髪をぐしゃぐしゃにした。
その可愛らしい笑顔でリウの怒りの気持ちがどこかに消え去っていた。
いつもこうやって許してしまうのだ。
彼女レイン・ヘルは、ボブヘアーにアホ毛が特徴の珍しい赤毛だ。
リウが知っている情報ではレインはリウと同じただの人だ。
しかし、不思議とレインの明るい性格のおかげで苦しい時もリウはいつも笑顔でいられるのだ。
「今から朝食食べるんだったら丁度良かった。 模擬戦闘のことも相談したいし、一緒に食べよう!」
「別にいいよ。」
約束をしてすぐに朝食が乗ったプレートをおばさんから貰うと、レインに席を案内して貰う。
リウの一日が始まるのだ。
席までたどり着くとリウのメンバーの一人がもうすでに座って待っていた。
「レイン遅いし…。しかもリウいるじゃん。
どーも、おはようございます。」
けだるそうに挨拶する彼女を見て、リウは苦笑いした。
「エフィなんか俺に対して冷たくない?」
「なわけ、自意識過剰なんじゃない。
普通だよ普通。」
そんな彼女も可愛らしい笑顔でリウの質問に答えた。
エフィ・ユーチスは人ではない。
三種族の中では人外に含まれるがエフィは精霊である。
レインとは真逆に、冷たい性格だが模擬戦闘などの訓練でも冷静な判断が出来るのでリウには必要な存在でもあった。
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