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第3話 ”罪”の精算

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第一話の年越しの祓としこしのはらえでもちらっと触れた穢れと罪ですが

なんとなく”罪”といわれると犯罪を思い浮かべてしまいますが、神道でいう罪というのは、いけないと分かっているけど嘘をついてしまったり、誰かのせいにしてしまったりという、日常のささいなことを指します。

自分や”良くないことをしてしまった”、”悪いことをしてしまった”というのが、積み重なってしまって心が不安定になってしまう、そう言った状態のことを穢れ(気枯れ)た罪穢れといいます。

さて、大晦日ということで近所の神社で大祓えをしてきて、罪も穢れも水に流れていることだと思いますが、やっぱり”LINEの返信していないな”とか、”あの時気の利かないこと言っちゃったな”ってことをふと思い出してしまいます。

思い出すと罪悪感がでてしまうもので、何だかすっきりしないなと思い、今日のお昼に気になった人にメッセージを送ったり、来年もよろしくと挨拶をしました。

その代わり大掃除が少し雑になってしまいましたが、色んなことに一区切りがついて、思い残すことなく新年を迎えることができそうです。

カクヨムには登録してまだ1週間も経っていませんが、素敵な縁がたくさん出来て大変嬉しく思います。

来年も仲良くしていただけると本当に嬉しいです、引き続きよろしくお願いします。
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