異世界ボタンのその先に・・・・・

アンドーナツ

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ネイド一行、心のオアシスだ。私も駆けよりたいが、お姫様抱っこで離してくれない。お願いしよう。

「閣下申し訳ありません。離していただけませんか?」
「スズネ。名を呼べ。敬語もいらぬ」銀髪、まだ名前に凝っていたのか?しかも、敬語もと来た。どんだけハードルを上げるの?もう馬閣下で良いじゃない。

「・・・・。名を呼べば、離してくださいますか?」満面の笑みだ。「テオ。離してください?」そうっと、降ろしてもらえた、お礼のお辞儀をして、走ってネイド一行に近づく。

(ニャー。来るニャ-。ニャンで来るニャ。スズネが来たら。あの一行も来るニャーー)クラフトの絶叫だった。(何て事を言うの、抱き寄せらて、匂い嗅がれた。私は被害者よ。)(同じ事したニャ。似たものニャ。)忘れてたわ。
「あー。何が、あった?」クラフトが、涙しながら、話してる。「あー。番か。絆の儀式をするのか?スズネは成人前か?」
(何言ってます。目尻のシワがわからないのか?)
「まだ小さいから、少女よね。」違う違う。

「楽しそうな、お話しですわね。その方は?」優しそうな声だが、目が口元が全然笑ってない。それに同性には、嫌われる人だ。ロゼッタ嬢が、閣下にしなだれかかっている。これは、危なそうだ。

「ギルドから来てる。氷河だ。連れを保護してもらい感謝する。」ピューと口笛でアルバをよびよせた。私を隠すように、ラッシュさんに抱えられ。クラフトは、お辞儀をし挨拶をしている。
「騎士団の皆様。困ったところを助けていただき。ありがとうございましたニャ。」
そのまま立ち去ろうとしたら、前に来て行かせないように、ロゼッタ嬢が立ちはだかる。ネイドさんが、出て合図をした。私達は、そのまま立ち去る。

「ロゼッタ嬢。文句なら氷河のネイドが聞く」唇を噛みしめ悔しそうにしてる。これ以上は無駄だと、その場を立ち去った。

ネイドさんと合流して、その場を離れる。

「ニャ。帰りたいニャ。今回は地獄ニャ。銀将軍なんか、スズネを見ると睨んできたニャ。手綱も取られたニャ。逃げられニャかったニャ。好きで手綱を持たせてニャイ」とアルバに乗ったクラフトがずっと文句を言っている。

森のさらに奥地に進むと、大きな湖があった。滝もあり、その滝の流れ落ちるその先は、川になっている。

「ここで、テントを張る。結界も張ったから大丈夫だ。」テントを張り出した。昨夜のテントとは違っていた。このテントも小さくて、コンパクトだが、中は各部屋もあり大容量になってる。


ガウス ラッシュ アマンダさんは、森に晩ご飯の調達に行く。ネイド ルディ クラフトさんには、事情とルディさんの体を休ませる。テントに入ると、真ん中にラグがあり、その周りをクッションで囲んであった。

「さて、どうしてこうなった?」「ニャー。スズネが連れてきたニャ」ビッシと私の方を指さす。

「朝早く暇だったので、安全地帯近くの岩に腰掛けていたら、王弟が現れ匂いを嗅がれました。その時に、匂いが余りしないこと、共鳴 絆を見せろ、成人前かと言われて困ってます。」

「スズネは成人前だからか。匂いがまだ余りしないのかもな・・・・」
「身長が低く、小さいからでしょうか?」・・・・・・・何、この人達あほの子を見るような目をしてる。

「あー。匂いは芳香と言うんだ。花が固く閉じた蕾からダンダン咲き始めて、最後は花が咲く。花が咲いたときは、匂いが香るだろう?我々もだ。小さい頃は余り匂いがしないが、成長とともに芳香がするようになる、成人になった日、芳香で番を呼び寄せ。そして儀式をするんだ。」

何その食虫植物みたいな話し?フェロモンって事?

「今なぜ、成人って思ってるニャ。子供の時から芳香が匂ってると、番 絶対主義がさらって子供を監禁しちゃうニャ。

人族は余りにも、匂いも共鳴も分からなくって、困ったニャ。他種族は、番だと友好的だが、人族は違うニャ。さらわれた人族は困る所じゃニャイニャ。それが権力者の子供だったり既婚者なら、戦争ニャ。昔、実際にあったニャ。

それで、その時に成人の時に芳香と、さらに絆あわせの儀式が出来たニャ。それから子孫達には、成人に芳香が香るようにし、さらに絆を持って生まれるようになったにゃ。

で絆の儀式で合わさったら、番と分かるようにしたニャ。共鳴は心を通わせる事でもあるニャよ。今は人族自体いないから。匂い 共鳴 絆儀式ニャネ。儀式をしニャイと番と認められないニャ。」

「竜人族は匂い 共鳴で分かってるのに、ロゼッタ嬢と王弟はあんなにこじれてるのですか?」

「人族の血が濃いと、匂いも共鳴もしない。だから儀式で確認するようになった。だが今は昔ほど、人族の血が濃い者はいない。大体は 匂いで分かる。片方だけが匂いがすると言っても、認められない。今回も王弟が匂いもしない、番じゃ無いと分かっていても。人族の例がある。万が一に備えて、絆儀式で確認するんだ。それにあのワガママ姫だ、番儀式でもしないと、納得しないだろう?」

「それって、儀式のお断りはできないの?」

「儀式は断れないニャよ。番の法律ニャ。人族の血が入ってるなら、絆儀式は絶対ニャよ。今は入っていない種族を探す方が、難しいニャネ。」

皆さん、疲れた顔をしているね。知らないことで申し訳ない。
「スズネ。匂いがしないって事は、成人前だ。王弟が番の言葉を発したのなら、王弟から儀式の申し込みがあるぞ。」


えー。やだー。面倒くさい「王弟って、竜なんですよね。嫌だな。豹とか狼とか鳥とか毛があるのが良いな?変わらないかな?」
三人に、呆れられた。
「王弟は、銀将軍と言われ。ドラッヘン国軍、全てをまとめあげている。始祖返りが強いから、竜人で1番強い。ランクもSSだ。それに、あの容姿に王弟の身分だぞ。贅沢三昧だ。番と言われたい女がどれだけいると思う?」
じゃ。その女性に変わってもらいたい。「間違いだと思います。だから、毛がある番がいいです」

「馬鹿にゃ。アホニャ。王弟なんかに、関わるなんてイヤニャ。ドクデ茸は見つからないし。もう。地獄ニャ。」クラフト痩せた?

「ドクデ茸は見つからないだろう。目撃情報も茸もないからな。仕方ない。逃げ足が速いから、次の土地に異動したんだろう。ダドも、期待はしてないさ」
「一緒に謝ってあげるわ。」クラフトメソメソしてる。ずっとルディさんとネイドさんに確認してる。余程怖いんだな?三人には、晩御飯は、私が作るから、ゆっくりしてもらう。
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