異世界ボタンのその先に・・・・・

アンドーナツ

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ダドと宿を後にする。「何処に行くんだ?」「家具もドレスも全て作れて 口が堅いところに行くニャ。では。後日ニャネ。」そのまま、馬車を後にする。ケットシー族・・・食えない猫だ。

「ニャニャニャ。いるニャか?」ドアをガンガン鳴らす。「何だ。うるさい。」「仕事ニャよ。でも相変わらず、凄い店にゃ。」目の前のドワーフが怒る。「うるさい。仕方なかろう。わしを見ると皆逃げるんだ。何が悪い」
その顔に似合わずに、フリルやリボンの服をやめたら良いニャ。などは、絶対に口が裂けても言わないが・・・・。この店も凄い、フリルやリボン ピンクなど家具もまた花や蝶 可愛い動物などで統一されている。女子のお部屋になってる、そんなところに 厳つい顔のドワーフが、フリルとリボン お花の家具に囲まれて居たら、逃げるニャネ。
「家具を作って欲しいニャ。後 鞄はこれニャ。」スズネ原案を、出す。可愛いのが好きなら、これに飛びつくだろう。「これは、装飾はどうする?色は、ベットのカーテンは?」「任せるニャ。お金に糸目はつけニャイニャ。その代わり、このことは口外なしニャ。契約を結んで、ギルドに行くニャ」「分かった。すぐ行こう。ちょっと待っててくれ。リリスに出かけることを話してくる。」すぐに馬車に乗り込み。商業ギルドに契約に走る。

ギルドに着くと、衝撃のあまり、周りの職員が固まった。仕方ない、厳ついおっさんが フリルとリボンをふんだんに使った、シャツとズボンをはいてるから。本人は 自覚あるのか無いのか分からないニャ。
商業ギルドマスターが副マスターと出てきた。「何なの?」うっ、「お久しぶりですね。ドーリー。」「久しぶりだな。良い物があるので登録に来た」「分かりました。特別室に案内しましょう」4人で、部屋に行く。周りは あの格好に衝撃を受けていた。


部屋に着くとギルマスが「ダドまた何かあるのですか?」原案を、机に出す。ギルマス副マスも、目を見張った。「商品は 何処にあるのですか?」「まだ案だけだニャ。人形は借りてきたニャ。」息をのむ3人。「すぐに登録でいいですか?」副マスが 契約書を持ってきた。「まずは登録が先ニャ。すぐに売るのは、無理ニャ。高値になるニャ。それに これは、王族からの依頼ニャ。口外は死ニャ。」4人はうなずく。でもこれが売れたら、この商業ギルドの目玉商品になり、ここのギルドも潤うので是非とも契約が欲しい。
「契約内容は、売り上げの一部は、こちらのギルドですよね。跡見本品を こちらにも置かせて欲しいです。」鼻息荒い。「待つニャ。契約を詰めていくニャ。でも、今は、ヴィア様のだから慎重に行くニャ。誕生日までは、秘密で行くニャ」4人はうなずき。契約を詰めていく。そしてこれからのダド経由の物は、全てギルマス副マスが担当するので、他の職員は手出し無用になった。「発表が楽しみですね。」笑いが止まらんな・・・・商業で契約を詰めてきたので、ドーリーのお店に移動だ。

「お久しぶりですね。ダドさん。」「久しぶりにゃね。」夫婦でフリルいっぱいニャ。
「おい。仕事が入ったぞ。長期の仕事だ、これで外に行かなくって済むぞ」「やっとなのね。これで、お外で働かなくっても良いのね。店で仕事が出来るのね」奥さんの、リリスにも、手伝って貰う。3人で契約する。聞いたら、服はリリスの趣味だった。じゃ。ドーリーは、リリスのためだったのか、「可愛い物好きの、おっさんじゃ無かったニャ。」「うるさい。リリスの趣味じゃ。仕方なかろう・・・」ぽつぽつ話し始めた。この店の飾り付けは奥さんがしたそうだ、それにあの格好も奥さんの趣味だ。着て歩いたら誰かの目に留まる宣伝のためだった。それは確実に、逆効果になってるニャよ。腕が良くっても、あんなのが出てきたら、嫌だ。腕は良いし昔からのつきあいだから、この店に来てたが、フリルの謎が解けたのも良かったニャ。

「期限は2週間ニャ。その日の晩には、全て揃えて欲しいニャ。お願いするニャ。」と頭を下げておく。「任せろ。10日もあれば作れる。幸い他の仕事が無いのでな」奥様もうなずいた。これは早く 出来そうニャ。後は ヴィア様のドレスだが、それはリーンハルト様が手配してるニャね。



屋敷に着くと、家令達が慌ただしい。執事が迎えにきた「リーンハルト様。奥様がおいでになっていらっしゃいます」母上がいる客間に急ぐ。

「ただいま帰りました。母上?」「お帰りなさい。ルト?」ソファに座るよう促される。
「今日は どうされましたか?」ソファに座り、母上を見る。「ふふふ。何でも無いんですよ。ただ、余り話せませんでしたので、貴方の顔を見に来たまでです。」ニッコリ微笑まれた。方眉を上げて、母を見る。メイドがお茶を持ってきたので、それを口に含み、母上の動作を確認する。「それで、父上のことをお怒りですか?」「いいえ。暇なのですから、使えば良いのです。母が許します。フフフ。ルトいい顔になりましたね。」・・・・・「ッ」貴族として例え家族としても、顔色を読ませないよう、子供の頃から表情を隠していたが、ここ最近屋敷の物までにも、顔色を読まれてしまっている。舌打ちが出てしまう。「ルト。良いのですよ。母はうれしいのですよ。」うっすら目に涙が、浮かんでる。「母上?」ソファから立ち上がり、近づこうとするが、手で制止された。「フフフ。年を取ると涙もろくなるのですよ。少し安心しました。」それから、少し久しぶりに母と話し込んだ。
母上が、父上が心配するからと、父の元に帰っていく。母上を見送った後、後ろを振り返り執事に声をかける
「心配をかけた。」「いえいえ。私どもは リーンハルト様のお心のままに従います。」執事も 母と話したのだろう。
拒否するのでは無く、受け入れるのも・・・・か、そうかも知れない。俺も、儀式を申し込まなくってはならない。

その前に、本戦は勝ち取らなくてはならないな・・・


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