異世界ボタンのその先に・・・・・

アンドーナツ

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テオバルト様に エスコートされ 儀式の間に二人で進んでいく。

真っ白の部屋の真ん中に、大きい水面がある。

前回リーンハルト様と来た時も思ったが、光り輝いて辺りが澄んでる ・・・・・

その光景に心を奪われていると、テオバルト様が腰に手を回しそのまま歩き出した。

水面を人が歩けてしまうなんて、二回目でも不思議で幻想的な光景で驚いてしまう。

儀式の間 水の間の中心に来た時、水がいろいろな色の糸になり 銀の衣装に銀や緑の刺繍がされた。

それはシンプルなワンピースが、刺繍によりきらきら輝いた。テオバルト様の衣装も、黒に銀 緑が混じった見事な衣装に仕上がった。

すると何処からか声がする。「祝福を、我が愛しい子達に・・・テオバルトよ。人を頼む。幸あれ」と聞こえた。

お互いの衣装を見る。不思議で幻想的すぎる。

あの水で、 私達の服に 刺繍が指された。

「ここは儀式の最後の場所。このお互いの種族の魔法の色をまとい、最後に祝福の 糸を紡いでもらう。ルトの衣装も見事だったが我のもとは。ここまで見事な物になるとは、思わなかった。スズネ。この間を出たら。蜜月が終わったことが、知れ渡ってる。皆からの祝福が待っているだろう。これから、少しずつ、ともに歩もう。」と耳元で囁かれた。頷くと お姫様抱っこで、儀式の間を出て行く。

すると儀式の間を出ると、教会の人達や蜜月が終わったことを聞きつけた。騎士の方も現れて、口々に祝福の言葉をもらった。挨拶をしようとしたら、抱えられ、テオとルト共に馬車に乗り込んだ。

テオを見ると 首を降り「挨拶と顔はまだ見せないで、良い。後々わかる。」と額に口づけされた。

ルトには「やはり 見事な衣装になるな。これならば、子も喜ぶだろう。」と私の服の袖を触って微笑んでくる。

テオもうなずき「ああ。喜ぶだろうな。スズネ。この衣装は、番ができるまでの間、子に受け継がれる。」と話してくれた。

女の子は子供のデビュタントなど ここぞの時に、母親の衣装をまとわす。


曰く 男達にどの親の子か わからす為に必ず着させる。力もあるこの儀式の衣装は とても大切で、子供に着せてやる。

男の子のほうは、親の(男親)衣装を着ることもできるが、皆着たがらない。それより、成人の儀での、物の方が価値があるから。

各々の家庭で儀の条件が違うが、男はかなりきつい条件になる。

男ならば、親に力で納得させろがあるし、各家庭の儀式は大抵は、あの家はあの儀式とわかる見たいで、女子の家庭は黙る。

男で親の衣装は着たがらないのは、皆何故、母の色や力を纏わないと駄目なのか?自分の番がするなら、嫌だ。と男の独占欲が働いたりするからもあるが・・・その理由は 男の世界らしい?

皆儀式の成功の証の、 石を宝飾にし成人の儀でつける。それを身に着け 初めて成人になり、一人前としてデビューする。

二人に儀式の事を聞いて見る。もし、男の子ならば、不安だ。

ルトが「我が家の儀式は、山に登っただけだよ(死の山だけどね。)テオより、楽だった。」と話された。

テオも「我は、石取りだ。(災害級魔物の体に着いてる 魔石だがな。魔物が動くから 留めを差すまでが・・・)子の実力により、幾つか選べるから平気だ。」と話す。

二人を見つめると、テオが「「今では、良い体験だった。その時になって、わかる。スズネは、気にしないで良い。」と笑顔で話してくれた。


良い思い出になってるんだ。ならば、大丈夫かな?

二人に お腹を、撫でられ。ルトが「まだまだ、先になる、いまは、ゆっくりしないとな。」と話してくれた。


屋敷につくと、医者の診察が行われ。異常無しだった。

これからは数日置きに、様子を見に来てくれるから、安心できる。

二人は必ずどちらかが私の側にいてくれる。私の側にいない方が、仕事をする。と話していた。


屋敷に帰り その話しが行われて、私の鞄をルトに返して貰う時に、少し事件が起きた・・・・下らない、喧嘩だ。
















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