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突然の転属内示
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――このまま十月騎士団に残り、文官騎士として秘書官を務めてみないか?
そんな内示を受けたのは、今日突然のこと。
客員として招かれていた自分を世話してくれていた文官が訪ねて、こちらの意向を伺うように問われたけれど、それはすでに決定が下されている内部人事であることを即座に感じとれたので、カノアは姿勢を正し、この国に十二ある騎士団のなかでもっとも高潔なる七月騎士団団員である矜持を放つように、角度に寸分の狂いもなく頭を下げた。
――謹んでお受けいたします、と。
ほんとうであれば、すこし考える時間が欲しかった。
ほんとうであれば、考える必要などなく、ただ一言、
――なぜ武官の俺が、文官に成り下がらなければならないんだッ!
こう言ってやりたかった。
言う?
いや、怒鳴り散らすように叫んでやりたかった!
だが、この国――トゥブアン皇国の「決断の長」である十月騎士団団長直々の要請であると知らされ、これまで武官騎士として腕を振るってきた所属先の七月騎士団、その最高位である団長が自分を引き止めなかったとすれば、どうして見放された身で終われる職に縋ることができようか?
カノアは下げた顔の形相を見せぬよう、歯ぎしりしながらこの言葉を口から出さないようにするのが精いっぱいだった。
姿勢を戻すと、内示を告げに来た文官が酷く怯えたようにこちらを見ながら青ざめている。彼の目は、辛うじて「心中お察しします」と同情を含んでいるようで、「自分に憤懣をぶつけられても……」とも含んでいる。
それくらいに目の前の文官を見やるカノアは眼光鋭く、心中で荒れ狂う「承服できぬ!」のひと言を煮えたぎらせた怒りに染まる金色の眼を彼にぶつけていた。
――いったい、俺に何の落ち度があってッ?
――俺は突然「左遷」の沙汰を受けるような真似をしたかッ?
どうにか耐えようと拳をにぎるが、これは相手に振り上げないのが不思議なくらいに震え、力がこもっていた。
だが……自分はいま、声に出して返答してしまった。
――謹んでお受けいたします、と。
声に出した以上、心中では真逆な感情であっても取り下げることはできない。
さあ、お前が上官に持ち帰りたい言葉は発してやった。
それを伝えにさっさと俺の前から失せろ……ッ。
あと三秒待ってやる。それ以上は手もとが狂ったって知らないからな!
目の前の文官に眼光で告げると、彼は正しく理解したようにそそくさと部屋を出ていく。
身体はほとんど逃げ帰っていくふうだったのに、扉を閉めるさいは音も立てずに丁寧に閉ざすとは。さすがはトゥブアン皇国に十二ある騎士団のうち、文官の最高峰である十月騎士団所属の文官騎士というべきか。
カノアはどうでもいいことをとにかく頭のなかに浮かべて、すこしでも冷静さを取り戻そうとしたが失敗し、落胆に身を沈めるようにその場に座りこんでしまう。
両手で顔を覆うようにして、そのまま深くうなだれた。
――俺がいったい、何をしたというんだ……ッ?
□ □
薄茶色の髪はさほど癖もなく、ほとんどまっすぐ腰もとまで流れていた。
普段はそれを緩めに編んだ三つ編みでまとめている。
容姿は端麗な美丈夫にも見えるし、秀麗な美形――美人にも見えるそれ。
けっして女性と見間違われる背格好ではないが、目鼻立ちの線はどこか細く、武官として日々鍛えている体躯もしなやかなで優美だ。
第一、なよなよしたような雰囲気はカノアからは微塵も感じられない。
濃紺の生地を主軸に仕立てられた軍装は、七月騎士団の特色。
肩章は武官を表わすそれで、肩から胸もとにかけて数本下がる飾り紐も七月騎士団の特色金糸で編み込まれた飾緒。
――歩けば目を引く容貌のカノアは、現在二十七歳。
所属する騎士団は、七月騎士団。
これはトゥブアン皇国にある十二の騎士団のうち武官の最高峰であり、この皇国をつねに海洋域で護りつづけてきた誇り高き海軍騎士が所属する騎士団で、栄誉、実力ともに花形の騎士団だ。
カノアはそこで軍船師団の長を務めるほどの実力の持ち主で、同時に明晰な一面も持ち合わせていたため、しばしば参謀職も兼任していた。その実績を見込まれて、文官の頂点に立つ十月騎士団で海洋を戦場とする海戦の「いろは」をレクチャーするため、ひと月ほど前から客員として招かれていたのがはじまりで……。
――トゥブアン皇国は十年と平和がつづいたことがないからねぇ。
最初に客員として面々と顔を合わせたとき、国事のひとつを預かる十月騎士団の上層部たちがそれとなく言ったので、カノアはすぐに自分の立場を理解した。
――もしかすると、この国にふたたび戦禍が訪れようとしているのだろうか。
そう読み取ることができたので、カノアは積極的に講話し、海軍騎士の七月騎士団が根拠地とする主要な軍港、そこに配される鎮守府、軍船、配属されている武官……海軍騎士たちの日ごろどのような鍛錬をして、有事の際にはどのような行動をとるのかを事細かく話し、準備が必要な気配があるのであれば大げさには捉えず、すぐに号令を下してほしいと説いた。
戦争というものは一朝一夕で用意が整うわけではないのだ。
――この国は六年前、大規模な海洋海戦を経験している。
そのときも勝利は収めたが、それは「辛うじて」の結果で、七月騎士団は一度壊滅状態まで陥っている。
失われた軍船、武官騎士たちの数は計り知れず。
生き残った者を指で数えたほうが早いほど、戦時経験を積んだ貴重な人材が悉く海の底へと沈んでしまった。
それから六年。常備常設に戻るにはまだ至らず、その年月のなかにも海洋海戦を経験せざるを得ない事態にも遭遇している。
トゥブアン皇国の国民性は陽気に穏やかだというのに、ほんとうに平和だけに包まれて過ごした年月はいくつもない。
――世界地図を広げてみると……。
トゥブアン皇国はちょうど西の大陸、東の大陸、それらを大きく隔てている海洋の中心、やや下側に位置する巨大な島のような大陸で長く一国制度を保ち、豊富な資源を持ち、あまりにも恵まれた国土を持っているため――それゆえに世界の文化中心圏とされている西の大陸諸国からの国土侵略戦争が後を絶たなかった。
四方を大海洋に囲まれたトゥブアン皇国にとって、他国との戦争はつねに海洋での海戦。一度だって他国に国土を踏ませたことはない。
そのため、海軍騎士としての七月騎士団はトゥブアン皇国においてはもっとも重要な騎士団。
そこに所属し、武官として務めるのは「騎士」としてもっとも栄誉。
カノアも少年兵を一人前に育てることを目的とする十二月騎士団を十七歳で修了してから、ずっとこの七月騎士団で奮励努力をしつづけてきた。
六年前の大海戦を生き残り、以降も仕掛けられる海戦に向かい、勝利に貢献し、このトゥブアン皇国をつねに護りつづけてきた。
――今回の、客員として招かれた理由もそうだ。
きっと、あと数年もかからず新たな侵略戦争の恐れがあるのだろう。
それも――六年前に匹敵するような大規模な。
だからカノアも教訓を生かすため、軍備を整えるための「手伝い」をするために招かれたという意識が強かったため、客員としてではなく、このまま正式に十月騎士団に転属して秘書官を務めてほしいと告げられた内示はあまりにも唐突すぎた。
――十月騎士団に何を気に入られ、転属を望まれたのだろう?
――七月騎士団は何が気に食わず、カノアを引き止めようとしなかったのだろう?
表面的に見れば、参謀職も経験しているカノアにとってそれは栄転だったかもしれないが、剣技はまだまだ達者、武官としての誇りも高く、年齢だって首を切られるほどの老齢ではない。
――まだ二十七歳だというのに、なぜ、いきなりッ?
カノアの性格はけっして温厚ばかりではない。気性の激しい面も持つが、高潔なる魂は忘れず、他者には敬意、女性には紳士であれ、そんな教本のような面も持ち合わせている。誰の目から見ても落ち度など何ひとつない。
――その気高き海軍騎士が、陸で書類を抱える文官になれとは……。
考えようによってこれは戦力外通告だった。
あるいは、身に覚えはないがよほどの失態をし、その報いの左遷なのかもしれない。
どちらにせよ、カノアにとっては青天の霹靂だった。
軍船と、剣技と。――そればかりが身体に染みついているというのに、それに棄てられて、この先どう生きろというのだろう?
重要な海戦を経験し、武功を立てて生き抜いてきたカノアにとってこの突然の転属内示は矜持を一瞬で粉々に砕かれた、それだけの衝撃があった――
そんな内示を受けたのは、今日突然のこと。
客員として招かれていた自分を世話してくれていた文官が訪ねて、こちらの意向を伺うように問われたけれど、それはすでに決定が下されている内部人事であることを即座に感じとれたので、カノアは姿勢を正し、この国に十二ある騎士団のなかでもっとも高潔なる七月騎士団団員である矜持を放つように、角度に寸分の狂いもなく頭を下げた。
――謹んでお受けいたします、と。
ほんとうであれば、すこし考える時間が欲しかった。
ほんとうであれば、考える必要などなく、ただ一言、
――なぜ武官の俺が、文官に成り下がらなければならないんだッ!
こう言ってやりたかった。
言う?
いや、怒鳴り散らすように叫んでやりたかった!
だが、この国――トゥブアン皇国の「決断の長」である十月騎士団団長直々の要請であると知らされ、これまで武官騎士として腕を振るってきた所属先の七月騎士団、その最高位である団長が自分を引き止めなかったとすれば、どうして見放された身で終われる職に縋ることができようか?
カノアは下げた顔の形相を見せぬよう、歯ぎしりしながらこの言葉を口から出さないようにするのが精いっぱいだった。
姿勢を戻すと、内示を告げに来た文官が酷く怯えたようにこちらを見ながら青ざめている。彼の目は、辛うじて「心中お察しします」と同情を含んでいるようで、「自分に憤懣をぶつけられても……」とも含んでいる。
それくらいに目の前の文官を見やるカノアは眼光鋭く、心中で荒れ狂う「承服できぬ!」のひと言を煮えたぎらせた怒りに染まる金色の眼を彼にぶつけていた。
――いったい、俺に何の落ち度があってッ?
――俺は突然「左遷」の沙汰を受けるような真似をしたかッ?
どうにか耐えようと拳をにぎるが、これは相手に振り上げないのが不思議なくらいに震え、力がこもっていた。
だが……自分はいま、声に出して返答してしまった。
――謹んでお受けいたします、と。
声に出した以上、心中では真逆な感情であっても取り下げることはできない。
さあ、お前が上官に持ち帰りたい言葉は発してやった。
それを伝えにさっさと俺の前から失せろ……ッ。
あと三秒待ってやる。それ以上は手もとが狂ったって知らないからな!
目の前の文官に眼光で告げると、彼は正しく理解したようにそそくさと部屋を出ていく。
身体はほとんど逃げ帰っていくふうだったのに、扉を閉めるさいは音も立てずに丁寧に閉ざすとは。さすがはトゥブアン皇国に十二ある騎士団のうち、文官の最高峰である十月騎士団所属の文官騎士というべきか。
カノアはどうでもいいことをとにかく頭のなかに浮かべて、すこしでも冷静さを取り戻そうとしたが失敗し、落胆に身を沈めるようにその場に座りこんでしまう。
両手で顔を覆うようにして、そのまま深くうなだれた。
――俺がいったい、何をしたというんだ……ッ?
□ □
薄茶色の髪はさほど癖もなく、ほとんどまっすぐ腰もとまで流れていた。
普段はそれを緩めに編んだ三つ編みでまとめている。
容姿は端麗な美丈夫にも見えるし、秀麗な美形――美人にも見えるそれ。
けっして女性と見間違われる背格好ではないが、目鼻立ちの線はどこか細く、武官として日々鍛えている体躯もしなやかなで優美だ。
第一、なよなよしたような雰囲気はカノアからは微塵も感じられない。
濃紺の生地を主軸に仕立てられた軍装は、七月騎士団の特色。
肩章は武官を表わすそれで、肩から胸もとにかけて数本下がる飾り紐も七月騎士団の特色金糸で編み込まれた飾緒。
――歩けば目を引く容貌のカノアは、現在二十七歳。
所属する騎士団は、七月騎士団。
これはトゥブアン皇国にある十二の騎士団のうち武官の最高峰であり、この皇国をつねに海洋域で護りつづけてきた誇り高き海軍騎士が所属する騎士団で、栄誉、実力ともに花形の騎士団だ。
カノアはそこで軍船師団の長を務めるほどの実力の持ち主で、同時に明晰な一面も持ち合わせていたため、しばしば参謀職も兼任していた。その実績を見込まれて、文官の頂点に立つ十月騎士団で海洋を戦場とする海戦の「いろは」をレクチャーするため、ひと月ほど前から客員として招かれていたのがはじまりで……。
――トゥブアン皇国は十年と平和がつづいたことがないからねぇ。
最初に客員として面々と顔を合わせたとき、国事のひとつを預かる十月騎士団の上層部たちがそれとなく言ったので、カノアはすぐに自分の立場を理解した。
――もしかすると、この国にふたたび戦禍が訪れようとしているのだろうか。
そう読み取ることができたので、カノアは積極的に講話し、海軍騎士の七月騎士団が根拠地とする主要な軍港、そこに配される鎮守府、軍船、配属されている武官……海軍騎士たちの日ごろどのような鍛錬をして、有事の際にはどのような行動をとるのかを事細かく話し、準備が必要な気配があるのであれば大げさには捉えず、すぐに号令を下してほしいと説いた。
戦争というものは一朝一夕で用意が整うわけではないのだ。
――この国は六年前、大規模な海洋海戦を経験している。
そのときも勝利は収めたが、それは「辛うじて」の結果で、七月騎士団は一度壊滅状態まで陥っている。
失われた軍船、武官騎士たちの数は計り知れず。
生き残った者を指で数えたほうが早いほど、戦時経験を積んだ貴重な人材が悉く海の底へと沈んでしまった。
それから六年。常備常設に戻るにはまだ至らず、その年月のなかにも海洋海戦を経験せざるを得ない事態にも遭遇している。
トゥブアン皇国の国民性は陽気に穏やかだというのに、ほんとうに平和だけに包まれて過ごした年月はいくつもない。
――世界地図を広げてみると……。
トゥブアン皇国はちょうど西の大陸、東の大陸、それらを大きく隔てている海洋の中心、やや下側に位置する巨大な島のような大陸で長く一国制度を保ち、豊富な資源を持ち、あまりにも恵まれた国土を持っているため――それゆえに世界の文化中心圏とされている西の大陸諸国からの国土侵略戦争が後を絶たなかった。
四方を大海洋に囲まれたトゥブアン皇国にとって、他国との戦争はつねに海洋での海戦。一度だって他国に国土を踏ませたことはない。
そのため、海軍騎士としての七月騎士団はトゥブアン皇国においてはもっとも重要な騎士団。
そこに所属し、武官として務めるのは「騎士」としてもっとも栄誉。
カノアも少年兵を一人前に育てることを目的とする十二月騎士団を十七歳で修了してから、ずっとこの七月騎士団で奮励努力をしつづけてきた。
六年前の大海戦を生き残り、以降も仕掛けられる海戦に向かい、勝利に貢献し、このトゥブアン皇国をつねに護りつづけてきた。
――今回の、客員として招かれた理由もそうだ。
きっと、あと数年もかからず新たな侵略戦争の恐れがあるのだろう。
それも――六年前に匹敵するような大規模な。
だからカノアも教訓を生かすため、軍備を整えるための「手伝い」をするために招かれたという意識が強かったため、客員としてではなく、このまま正式に十月騎士団に転属して秘書官を務めてほしいと告げられた内示はあまりにも唐突すぎた。
――十月騎士団に何を気に入られ、転属を望まれたのだろう?
――七月騎士団は何が気に食わず、カノアを引き止めようとしなかったのだろう?
表面的に見れば、参謀職も経験しているカノアにとってそれは栄転だったかもしれないが、剣技はまだまだ達者、武官としての誇りも高く、年齢だって首を切られるほどの老齢ではない。
――まだ二十七歳だというのに、なぜ、いきなりッ?
カノアの性格はけっして温厚ばかりではない。気性の激しい面も持つが、高潔なる魂は忘れず、他者には敬意、女性には紳士であれ、そんな教本のような面も持ち合わせている。誰の目から見ても落ち度など何ひとつない。
――その気高き海軍騎士が、陸で書類を抱える文官になれとは……。
考えようによってこれは戦力外通告だった。
あるいは、身に覚えはないがよほどの失態をし、その報いの左遷なのかもしれない。
どちらにせよ、カノアにとっては青天の霹靂だった。
軍船と、剣技と。――そればかりが身体に染みついているというのに、それに棄てられて、この先どう生きろというのだろう?
重要な海戦を経験し、武功を立てて生き抜いてきたカノアにとってこの突然の転属内示は矜持を一瞬で粉々に砕かれた、それだけの衝撃があった――
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