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50話 最終決戦④
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トカゲサルの光線が当たる。その瞬間、何かが私たちの前に飛び出る。
バチィ!!!!
「!?」
「何!?」
「大きい!?」
「この方は!?」
全長5mもある大きな茶色い体。頭には黄色いヘルメット。そして、奴の光線を受け止めるようにして差し出されたつるはし。その持ち主は。
「なんや! ちょっとばかし急ぎ過ぎとちゃうか!」
「キングモグーラ!」
「来てくれたのね……でも」
「遅いよー。もう手遅れだよー」
「次も来てくれるでしょうか……」
「皆!?」
折角来てくれたのに。皆の表情というか、声は重たい。
「なんやなんや! ワイが来たのにどないしとんねん!」
「貴様はキングモグーラか! おめおめと逃げ帰ったネズミ風情が。また負けに来たのか!」
「前回は調子が悪かっただけや! おい! お前ら! ワイが押さえる間に攻撃しろや! 食らえい!」
キングモグーラがつるはしを振りかぶり、トカゲサルに振り下ろした。
ドガアアアアアアアアアン!!!
奴はつるはしを受け止めるが、かなりの威力があるのか受け止めるので精一杯だ。
「ぐうう! 力は衰えていないな!」
「当たり前やで! ワイは毎日ずっと砂を掘ってたんや!」
「砂を掘るのか?」
「せや! 掘っても掘っても新しい砂が零れてくんねん!」
「……」
「その可哀そうなものを見る目はやめろや!」
私は今のうちに、奴の背後に回る。キングモグーラがやってくれている最中に攻撃を出来るだけしなければ、でも、どこに……。
「フユカ! 何処狙えばいいの!?」
「え!? そ『ソナー』! 腹です!」
「届かないよ! ナツキ! 道作って!」
「む、無理よ! あの中にはいは入れないわ!」
「じゃあアキなら狙えるよね!」
「え……。わ、分かった」
私は走り、右にキングモグーラ、左にトカゲサルというような場所を陣取る。
「アキ!」
「熱光線×2! 風の槍よ×5! 炎の槍よ×5!」
アキは出来る限りの魔法を唱えて奴に攻撃をする。
ドドドドドオオオオオオン!!!
「こそばゆいな!」
「なら突撃するしかないか! 『疾走』! それから『突進』!」
私はアキの攻撃が終わったのを見て、奴の足目掛けて攻撃を開始する。ただ、そこまでダメージが入っているようには見えない。どうしてだろうか。
「もっと気張った攻撃せんか! 全然ダメージ入っとらんぞ! ワイもずっとこれが出来る訳やない!」
私は走り回って助走をつける。アキはその間もずっと攻撃をし続けていた。しかし、奴の表情は全くと言っていいほど変わらない。
「どうして……。あたしの魔法が……」
「アキ! 頑張って! 私ももっとやるから! フユカ! 下の方で弱点ってないの!?」
「ありません! むしろ他の部分より堅いまであります!」
「ナツキ! シールドの距離足りなくてもいいから出して! それか細くしてもいい!」
「わ、分かったわ! ちゃんと道を作ってあげる! 『胞子シールド』!」
ナツキが作ってくれた細いシールドを私は駆け上る。
そして、奴の背中に向けて全速力の攻撃を繰り出す!
「『突進』!『ぶちかまし』!『牙で突く』!『牙で切り裂く』!」
私は持っている攻撃系統のスキルを全て乗せ、どれか1つでも効いたらと思い攻撃した。
しかし、
「効かんな。もしかして貴様、ワシをマッサージしてくれたのか?」
「そんな!」
「風よ吹け」
アキの魔法で安全に着地する。
それから何とかして攻撃を繰り返すも、ほとんど攻撃が通じているようには見えない。
「そろそろ限界ではないか?」
「何言うとんのや。ワイはまだまだやれるで!」
キングモグーラはそう言うけれど、顔は真っ赤になっているし、汗がこれでもかと流れ落ちている。
「ふん、こざかしい……。焼却光線!」
「何やて!?」
ドガアアアアアアン!!!
奴の光線がキングモグーラの顔に直撃し、黄色いヘルメットが吹き飛ぶ。
「ふん。大人しく地中に籠っていれば良いものを。さて、後はお前達だな」
「キングモグーラ!」
「無駄だ。もう動けまいよ。貴様らが終わったわゆっくりと調理してやるわ」
「そんな……」
キングモグーラは地面に横たわったまま動かない。
「楽しかったぞ。幼き戦士たちよ。死ね。焼却光線」
「『胞子シールド』!」
「無駄だ」
ナツキがシールドを5枚重ねて展開する。だが、何も無かったかのように破られ、私たちは吹き飛んだ。
「う……うぅん。皆……生きてる……?」
私は周囲を見回す。
ナツキもアキもフユカも地面に転がっていて、ピクリともしない。
「そ……んな……」
私は思い体を何とか持ち上げ、皆の方に近寄る。粒子になっていないということは多分まだ生きている。でも、どうして動かないのか。
「ナツキ……」
私は彼女を咥えて頭に乗せる。
「……」
彼女からの返事はない。じゃあ、起きるまで私が走らないと……。
「アキ……」
彼女は全く動く様子がない。でも、彼女は咥えて走れるかと言うと少し厳しい。
「フユカ……」
私は先にそっちだと思って彼女に近付くけど、彼女は丸まってピクリともしない。いや、プルプルと震えている。
「フユカ?」
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい。無理ですよ。幻想種なんて無理だったんです。トッププレイヤーですら倒せないと言われているのに、そんな相手に勝てる訳ないじゃないですか」
「フユカ……」
「そうだよ。わたし達じゃ勝てない。諦めましょう。次があるわ」
「アキ……」
アキは今までの口調とは全く違っていて、とても他人行儀だ。
「キングモグーラでさえ勝てない相手にどうやって勝つのか。想像も出来ない。こういうのは勝てない様に設計されてるモンスターなんじゃない?」
「アキ……」
「今回ダメでもいいじゃない。ゲームなんだもの。また次がある。今回は諦めましょう」
そんな、ゲームだからって、そんな簡単に諦めていいものなの? 相手が強いからって、次があるなんて思ってもいいの?
「僕もそう思います。僕たちのレベルだと勝てないんだと思います。やっぱりレベルをカンストまで育ててしまってからにするべきだと思うんです。もっと奥のフィールドに行けばそれだけいい護石とかもゲット出来ます。それからでもいいじゃないですか。ゲームなんですから」
「フユカ……」
アキもフユカも心が折れてしまっている。もうやつとは。トカゲサルとは戦えないのかもしれない。
「ハル。諦めましょう。マウンテンドラゴンコングはやっぱり幻想種。私達の勝てる相手じゃ無かったのよ」
「ナツキまで……」
私の上でそういう彼女の声は酷く重い。
「私の全力の『胞子シールド』色々検証したけど、少しもあいつの攻撃を止める事が出来なかった。私は、要らないのよ」
「そんなことないよ!」
「あるわ……。誰も守れない私にどうやってアイツと戦えって言うの?」
「ナツキ……」
あんなに一緒に頑張ろうって。戦おうって決めたのに。どうして、どうして!
「まだ戦いは終わってないよ! あんなに強烈な攻撃を放ったんだから! すぐには動けないかもしれないよ!」
「見てみなさい。奴は私たちの様子を楽しんでるわ」
「え……」
私は振り返ると、トカゲサルはニヤニヤと笑みを浮かべてただこちらを見ている。
攻撃して倒すことなど造作もない。しかし、私たちの心が折れるのを待っているかのようだ。
アキがため息がてら話す。私はアキの方を向く。
「分ったでしょう? ハル。わたし達は負けたのよ。キングモグーラの手伝いがあっても無理だった。スキルも限界まで伸ばして、護石も出来る限りのものをつけて、技術の実も限界まで食べた。これ以上どうしろっていうの?」
フユカも悔しそうに言う。
「そうですよ。僕体は出来る限りの立ち回りをしました。攻撃を最小限で避けて、効率的に攻撃もした。厳しい場面もありましたけど、何とか乗り切る事も出来ました。僕たちは最善を尽くしたんです」
ナツキは私を慰めるように優しく話す。
「ハル……。貴方と一番長くいるから分かるけど、今回は無理よ。どうしようもない。貴方がどうやっても地球を持ち上げられない様に、出来ないことはあるのよ。だから……。今回は……ね」
「……」
嫌だ。嫌だ嫌だ嫌だ。こんな負け方なんて嫌だ! 奴に皆の心が折られるように、もう無理だと諦めるなんて嫌だ。あんな奴にトカゲサルなんかに負けない。絶対に心が折られるなんて認められるものか。
皆が諦めても、私は諦めない。たとえ一人でも、私が道を切り開く。そうして出来た道に皆がついてきてくれればいい。時間がかかっても、私は待つから。
私はイノシシ、走る方向が変えられなくても、後ろを向けなくても、止まって待つことは出来るから。だから、私は皆より先に進む。
「皆。私の好きにしていい?」
「いいんじゃない。後一撃くらえば終わり」
アキはどうでもいいと言うように話す。
「どうぞ……」
フユカもお好きにと言った感じだ。
「……付いて行くわよ」
ナツキは仕方ないと言うようだ。
私はトカゲサルの方を振り向く。そして、正面から睨みつけると奴が少し驚いた様な顔をする。
「ほう? まだ向かって来るのか」
「当然だよ。私はイノシシ。前に進むことしかしない! トカゲサル。私はお前なんかに屈しない! 『疾走』!」
私は奴に向かって一歩踏み出した時、体中が光に包まれた。
バチィ!!!!
「!?」
「何!?」
「大きい!?」
「この方は!?」
全長5mもある大きな茶色い体。頭には黄色いヘルメット。そして、奴の光線を受け止めるようにして差し出されたつるはし。その持ち主は。
「なんや! ちょっとばかし急ぎ過ぎとちゃうか!」
「キングモグーラ!」
「来てくれたのね……でも」
「遅いよー。もう手遅れだよー」
「次も来てくれるでしょうか……」
「皆!?」
折角来てくれたのに。皆の表情というか、声は重たい。
「なんやなんや! ワイが来たのにどないしとんねん!」
「貴様はキングモグーラか! おめおめと逃げ帰ったネズミ風情が。また負けに来たのか!」
「前回は調子が悪かっただけや! おい! お前ら! ワイが押さえる間に攻撃しろや! 食らえい!」
キングモグーラがつるはしを振りかぶり、トカゲサルに振り下ろした。
ドガアアアアアアアアアン!!!
奴はつるはしを受け止めるが、かなりの威力があるのか受け止めるので精一杯だ。
「ぐうう! 力は衰えていないな!」
「当たり前やで! ワイは毎日ずっと砂を掘ってたんや!」
「砂を掘るのか?」
「せや! 掘っても掘っても新しい砂が零れてくんねん!」
「……」
「その可哀そうなものを見る目はやめろや!」
私は今のうちに、奴の背後に回る。キングモグーラがやってくれている最中に攻撃を出来るだけしなければ、でも、どこに……。
「フユカ! 何処狙えばいいの!?」
「え!? そ『ソナー』! 腹です!」
「届かないよ! ナツキ! 道作って!」
「む、無理よ! あの中にはいは入れないわ!」
「じゃあアキなら狙えるよね!」
「え……。わ、分かった」
私は走り、右にキングモグーラ、左にトカゲサルというような場所を陣取る。
「アキ!」
「熱光線×2! 風の槍よ×5! 炎の槍よ×5!」
アキは出来る限りの魔法を唱えて奴に攻撃をする。
ドドドドドオオオオオオン!!!
「こそばゆいな!」
「なら突撃するしかないか! 『疾走』! それから『突進』!」
私はアキの攻撃が終わったのを見て、奴の足目掛けて攻撃を開始する。ただ、そこまでダメージが入っているようには見えない。どうしてだろうか。
「もっと気張った攻撃せんか! 全然ダメージ入っとらんぞ! ワイもずっとこれが出来る訳やない!」
私は走り回って助走をつける。アキはその間もずっと攻撃をし続けていた。しかし、奴の表情は全くと言っていいほど変わらない。
「どうして……。あたしの魔法が……」
「アキ! 頑張って! 私ももっとやるから! フユカ! 下の方で弱点ってないの!?」
「ありません! むしろ他の部分より堅いまであります!」
「ナツキ! シールドの距離足りなくてもいいから出して! それか細くしてもいい!」
「わ、分かったわ! ちゃんと道を作ってあげる! 『胞子シールド』!」
ナツキが作ってくれた細いシールドを私は駆け上る。
そして、奴の背中に向けて全速力の攻撃を繰り出す!
「『突進』!『ぶちかまし』!『牙で突く』!『牙で切り裂く』!」
私は持っている攻撃系統のスキルを全て乗せ、どれか1つでも効いたらと思い攻撃した。
しかし、
「効かんな。もしかして貴様、ワシをマッサージしてくれたのか?」
「そんな!」
「風よ吹け」
アキの魔法で安全に着地する。
それから何とかして攻撃を繰り返すも、ほとんど攻撃が通じているようには見えない。
「そろそろ限界ではないか?」
「何言うとんのや。ワイはまだまだやれるで!」
キングモグーラはそう言うけれど、顔は真っ赤になっているし、汗がこれでもかと流れ落ちている。
「ふん、こざかしい……。焼却光線!」
「何やて!?」
ドガアアアアアアン!!!
奴の光線がキングモグーラの顔に直撃し、黄色いヘルメットが吹き飛ぶ。
「ふん。大人しく地中に籠っていれば良いものを。さて、後はお前達だな」
「キングモグーラ!」
「無駄だ。もう動けまいよ。貴様らが終わったわゆっくりと調理してやるわ」
「そんな……」
キングモグーラは地面に横たわったまま動かない。
「楽しかったぞ。幼き戦士たちよ。死ね。焼却光線」
「『胞子シールド』!」
「無駄だ」
ナツキがシールドを5枚重ねて展開する。だが、何も無かったかのように破られ、私たちは吹き飛んだ。
「う……うぅん。皆……生きてる……?」
私は周囲を見回す。
ナツキもアキもフユカも地面に転がっていて、ピクリともしない。
「そ……んな……」
私は思い体を何とか持ち上げ、皆の方に近寄る。粒子になっていないということは多分まだ生きている。でも、どうして動かないのか。
「ナツキ……」
私は彼女を咥えて頭に乗せる。
「……」
彼女からの返事はない。じゃあ、起きるまで私が走らないと……。
「アキ……」
彼女は全く動く様子がない。でも、彼女は咥えて走れるかと言うと少し厳しい。
「フユカ……」
私は先にそっちだと思って彼女に近付くけど、彼女は丸まってピクリともしない。いや、プルプルと震えている。
「フユカ?」
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい。無理ですよ。幻想種なんて無理だったんです。トッププレイヤーですら倒せないと言われているのに、そんな相手に勝てる訳ないじゃないですか」
「フユカ……」
「そうだよ。わたし達じゃ勝てない。諦めましょう。次があるわ」
「アキ……」
アキは今までの口調とは全く違っていて、とても他人行儀だ。
「キングモグーラでさえ勝てない相手にどうやって勝つのか。想像も出来ない。こういうのは勝てない様に設計されてるモンスターなんじゃない?」
「アキ……」
「今回ダメでもいいじゃない。ゲームなんだもの。また次がある。今回は諦めましょう」
そんな、ゲームだからって、そんな簡単に諦めていいものなの? 相手が強いからって、次があるなんて思ってもいいの?
「僕もそう思います。僕たちのレベルだと勝てないんだと思います。やっぱりレベルをカンストまで育ててしまってからにするべきだと思うんです。もっと奥のフィールドに行けばそれだけいい護石とかもゲット出来ます。それからでもいいじゃないですか。ゲームなんですから」
「フユカ……」
アキもフユカも心が折れてしまっている。もうやつとは。トカゲサルとは戦えないのかもしれない。
「ハル。諦めましょう。マウンテンドラゴンコングはやっぱり幻想種。私達の勝てる相手じゃ無かったのよ」
「ナツキまで……」
私の上でそういう彼女の声は酷く重い。
「私の全力の『胞子シールド』色々検証したけど、少しもあいつの攻撃を止める事が出来なかった。私は、要らないのよ」
「そんなことないよ!」
「あるわ……。誰も守れない私にどうやってアイツと戦えって言うの?」
「ナツキ……」
あんなに一緒に頑張ろうって。戦おうって決めたのに。どうして、どうして!
「まだ戦いは終わってないよ! あんなに強烈な攻撃を放ったんだから! すぐには動けないかもしれないよ!」
「見てみなさい。奴は私たちの様子を楽しんでるわ」
「え……」
私は振り返ると、トカゲサルはニヤニヤと笑みを浮かべてただこちらを見ている。
攻撃して倒すことなど造作もない。しかし、私たちの心が折れるのを待っているかのようだ。
アキがため息がてら話す。私はアキの方を向く。
「分ったでしょう? ハル。わたし達は負けたのよ。キングモグーラの手伝いがあっても無理だった。スキルも限界まで伸ばして、護石も出来る限りのものをつけて、技術の実も限界まで食べた。これ以上どうしろっていうの?」
フユカも悔しそうに言う。
「そうですよ。僕体は出来る限りの立ち回りをしました。攻撃を最小限で避けて、効率的に攻撃もした。厳しい場面もありましたけど、何とか乗り切る事も出来ました。僕たちは最善を尽くしたんです」
ナツキは私を慰めるように優しく話す。
「ハル……。貴方と一番長くいるから分かるけど、今回は無理よ。どうしようもない。貴方がどうやっても地球を持ち上げられない様に、出来ないことはあるのよ。だから……。今回は……ね」
「……」
嫌だ。嫌だ嫌だ嫌だ。こんな負け方なんて嫌だ! 奴に皆の心が折られるように、もう無理だと諦めるなんて嫌だ。あんな奴にトカゲサルなんかに負けない。絶対に心が折られるなんて認められるものか。
皆が諦めても、私は諦めない。たとえ一人でも、私が道を切り開く。そうして出来た道に皆がついてきてくれればいい。時間がかかっても、私は待つから。
私はイノシシ、走る方向が変えられなくても、後ろを向けなくても、止まって待つことは出来るから。だから、私は皆より先に進む。
「皆。私の好きにしていい?」
「いいんじゃない。後一撃くらえば終わり」
アキはどうでもいいと言うように話す。
「どうぞ……」
フユカもお好きにと言った感じだ。
「……付いて行くわよ」
ナツキは仕方ないと言うようだ。
私はトカゲサルの方を振り向く。そして、正面から睨みつけると奴が少し驚いた様な顔をする。
「ほう? まだ向かって来るのか」
「当然だよ。私はイノシシ。前に進むことしかしない! トカゲサル。私はお前なんかに屈しない! 『疾走』!」
私は奴に向かって一歩踏み出した時、体中が光に包まれた。
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