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4章
68話 斥候の報告
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フィーネさん達が来てから数日後。
斥候の人が帰って来たという事で、前回のメンバーで再び集まった。
客間には僕、母さん、師匠、レイア、フィーネさん、そしてラウルさんが待っている。
斥候の人はフィーネさんの所に膝をついて報告を始めた。
「南西の森の奥。全てを確認した訳ではありません。ですが、確認した中にバジリスク50体、ギガントバジリスクを2体発見しました。それにバジリスクから逃げるようにしてこちらに向かっているゴブリンやグレイウルフ等の集団もいます。それらの規模は……500から1000体はいると思われます」
「1000体……小規模……というくらいか」
「こちらの総数は?」
師匠が母さんに聞く。
「バルトラン男爵家の戦力は巡回の為の兵士が50人。屋敷の騎士も5人しかおりません。手伝ってくださっている【宿命の鐘】の方々を入れても10人。それが私達が出せる全てです」
「フィーネ殿は?」
「我々はラウルも含めて騎士25人。回復術師5人の編成です。領地に連絡が間に合えば1000位は引っ張って来ますが……魔物達はどれくらいで到着しそうですか?」
問われた斥候は答える。
「全てが真っすぐにこちらに向かっている訳ではありません。なのでハッキリとは言えません。ですが、遅くとも3日でここに来るかと……」
「3日……」
それは中央に今から連絡を送っても絶対に間に合わない。
しかも、町では流行り病が蔓延している状態だ。
師匠は総数をまとめてくれる。
「兵士は50人、騎士は35人。ここにいる者達を加えても、5人。総数90人か。1人10体倒せば勝てるかもしれないな」
「……」
師匠の言葉に絶望感が漂う。
しかし、師匠はそれから話を続ける。
「それで、男爵夫人。これからどうする? 持ち帰ってきたバジリスクの死体を解析して流行り病の原因はバジリスクの毒だと判明した。だが判明した程度で治療薬は出来ていないし、それだけの設備もない。それに、町民が全て逃げる時間もない」
そこまで言うと、斥候が更に口を開く。
「それに関してですが、もしかすると、一つ前の領地にも来るかもしれません」
「どういうことだ?」
「先ほど全てがこちらに来るわけではない。という事を申し上げたと思いますが、魔物の一部はここより中央に近い領地、サラザールにも向かっている様なのです」
「サラザール……あそこも男爵家が治めていたはずだな?」
師匠の言葉に母さんが答える。
「ええ、こことの付き合いは良くもなく悪くもなく。ですが、私個人としてはあまり好きになれる方々ではありません」
「理由を聞いても?」
「典型的な自分たちが良ければいい。というタイプの方々ですので」
「なるほど」
「後は、あそこはそこまで資金繰りもうまくいっていません。雇っている兵士の質も正直悪いかと思います」
「ではそちらに多少受け持ってもらうのは厳しい。という考えでいいのか?」
「分かりません。彼らであれば……逃げる可能性も十分にあります。というか、今回の事も気が付いていない可能性すらあるでしょう」
「そこまで使えないか……」
師匠はそう言って考え込む。
そして、母さんに向かって問いただす。
「それでバルトラン男爵夫人。これからの貴方の決断をお聞きしたい。ここは貴方がたの領地で、それをどうするのか。それは全て貴方の決断によって決まる。これは伯爵であるおれや、カヴァレ辺境伯の長女でも決める事は出来ない。それらのことはここに明言した上で聞く。バルトラン男爵夫人。これからの行動はどうする」
「……」
師匠は決して逃がさない。
そんな鋭い視線を母さんに向ける。
ここで先延ばしにするような事を口にすれば、どうなるか分からない。
でも、バルトラン男爵夫人として決めたことであるのなら、師匠は……なんとなく認めてくれるのではないか。
そんな風に思った。
母さんは拳を握りしめたりした後に、逆に師匠に聞き返した。
「ジェラルド・グランマール伯爵」
「なんだ」
「今回のスタンピード。町への被害を出さずに終わらせられると思いますか?」
「それは……貴方の決断次第だ」
「……わかりました」
母さんは少し俯いた後、キッと目を見開き、師匠の目を真っすぐに見つめる。
「私は諦め切れません。旦那様が守り育てて来たこの町を、そして、いずれはロベルトに受け継がせたいこの町を、私は決して諦めたくない」
「……」
母さんはそう言って立ち上がり、皆に向かって頭を下げる。
「ですのでどうか、皆さまのお力をお貸しください。とても危険で、死ぬかもしれない事は分かっています。ですが、どうか……私で支払えることは何でもいたします。ですので……どうか」
そんな母さんの姿を見て、僕も母さんの隣に並んで頭を下げる。
「僕に出来ることは少ないかもしれません。でも、この町を……この町の人達を1人でも多く守りたいんです。お願いします」
「……」
僕と母さんは皆に頭を下げていると、師匠が口を開く。
「2人共。頭をあげてくれ」
「……」
「……」
僕達はゆっくりと顔をあげる。
そこには、苦笑している人達がいた。
「バルトラン男爵夫人。おれはこれでも回復術師だ。この町で流行り病が起きているのに、そこから逃げ出す? そんな事をしたら、特級回復術師の位を返上しなければいけなくなる。少しだが困るんだ。力を貸そう」
「師匠……」
「グランマール伯爵……ありがとうございます」
次に口を開くのはレイアだ。
「力を貸してくれだ等と水臭い。アタシは元々戦いたくてここに来たんだ。むしろ金を払ってでも参加させてもらう」
「レイアは……変わらないね」
「ああ。それがアタシだ」
次に口を開くのはフィーネさん。
「お2人ともとてもかっこいいこと。そして、私も最初に言ったではありませんか。私はカヴァレ辺境伯の長女フィーネ。スタンピードが怖くて逃げたと言われる事は我慢なりません。ご一緒させて頂きましょう」
「フィーネさん……」
「姫様がそういうのであれば、従いましょう」
ラウルさんも仕方ないと言う様に言ってくれる。
皆が皆僕達の為に……この町の為に戦ってくれる。
こんなにありがたいことがあるのだろうか。
そこに、師匠が先導してくれる。
「これからの方針は決まったな。これから決める事は簡単だ。いかにして町に被害を出さずにスタンピードを殲滅するのか。それを決めなければならない」
「はい」
「そこで、まずはこの屋敷で使えそうな魔道具や何か……いや、町の物も含めてだ。出来るだけ出して欲しい。何がどこで使えるか分からない」
「ご案内します」
母さんがそのまま部屋の外に向かって行く。
ついていった先、それは母さん達の寝室。
クローゼットの中に金属で出来た扉があった。
「これは……」
「下に降ります」
母さんが扉を操作すると、扉は開き、下へと続く階段が現れる。
「これが我が家にある物の全てです。好きにお使いください」
母さんが部屋の明かりをつけると、そこには昔から貯めて来た金貨やヴィーからもらった贈り物、それにコンラート達から接収した物もそこにはおいてあった。
師匠はそれらを色々と物色し始める。
「何か良さそうな物はありますか?」
「そうだな……良い物は揃っているが……」
師匠は難しい顔をして、考え込んでいる。
僕も何か使い道がないかとある物を探す。
そして、それを見つけた。
「あ……」
手に持って見つけた瞬間、ヴィーの言葉が脳裏をよぎる。
次の瞬間には師匠に向かっていた。
「師匠。これ……使えませんか?」
師匠はこちらを振り向き、僕の手にある物を見つけると笑顔になっていく。
「ああ……これは……いけるかもしれないぞ」
「僕も……そう思います」
師匠はそう言うと、母さんの方を向く。
「夫人。金貨は今は要らない。これが終わった後に幾らでも使うといい。それよりも、これとこれは確実に使わせて頂く」
「問題ありません」
「これがあれば……町の被害は0に出来るかもしれない」
僕達は、これからの作戦を話し合うために客間に戻った。
斥候の人が帰って来たという事で、前回のメンバーで再び集まった。
客間には僕、母さん、師匠、レイア、フィーネさん、そしてラウルさんが待っている。
斥候の人はフィーネさんの所に膝をついて報告を始めた。
「南西の森の奥。全てを確認した訳ではありません。ですが、確認した中にバジリスク50体、ギガントバジリスクを2体発見しました。それにバジリスクから逃げるようにしてこちらに向かっているゴブリンやグレイウルフ等の集団もいます。それらの規模は……500から1000体はいると思われます」
「1000体……小規模……というくらいか」
「こちらの総数は?」
師匠が母さんに聞く。
「バルトラン男爵家の戦力は巡回の為の兵士が50人。屋敷の騎士も5人しかおりません。手伝ってくださっている【宿命の鐘】の方々を入れても10人。それが私達が出せる全てです」
「フィーネ殿は?」
「我々はラウルも含めて騎士25人。回復術師5人の編成です。領地に連絡が間に合えば1000位は引っ張って来ますが……魔物達はどれくらいで到着しそうですか?」
問われた斥候は答える。
「全てが真っすぐにこちらに向かっている訳ではありません。なのでハッキリとは言えません。ですが、遅くとも3日でここに来るかと……」
「3日……」
それは中央に今から連絡を送っても絶対に間に合わない。
しかも、町では流行り病が蔓延している状態だ。
師匠は総数をまとめてくれる。
「兵士は50人、騎士は35人。ここにいる者達を加えても、5人。総数90人か。1人10体倒せば勝てるかもしれないな」
「……」
師匠の言葉に絶望感が漂う。
しかし、師匠はそれから話を続ける。
「それで、男爵夫人。これからどうする? 持ち帰ってきたバジリスクの死体を解析して流行り病の原因はバジリスクの毒だと判明した。だが判明した程度で治療薬は出来ていないし、それだけの設備もない。それに、町民が全て逃げる時間もない」
そこまで言うと、斥候が更に口を開く。
「それに関してですが、もしかすると、一つ前の領地にも来るかもしれません」
「どういうことだ?」
「先ほど全てがこちらに来るわけではない。という事を申し上げたと思いますが、魔物の一部はここより中央に近い領地、サラザールにも向かっている様なのです」
「サラザール……あそこも男爵家が治めていたはずだな?」
師匠の言葉に母さんが答える。
「ええ、こことの付き合いは良くもなく悪くもなく。ですが、私個人としてはあまり好きになれる方々ではありません」
「理由を聞いても?」
「典型的な自分たちが良ければいい。というタイプの方々ですので」
「なるほど」
「後は、あそこはそこまで資金繰りもうまくいっていません。雇っている兵士の質も正直悪いかと思います」
「ではそちらに多少受け持ってもらうのは厳しい。という考えでいいのか?」
「分かりません。彼らであれば……逃げる可能性も十分にあります。というか、今回の事も気が付いていない可能性すらあるでしょう」
「そこまで使えないか……」
師匠はそう言って考え込む。
そして、母さんに向かって問いただす。
「それでバルトラン男爵夫人。これからの貴方の決断をお聞きしたい。ここは貴方がたの領地で、それをどうするのか。それは全て貴方の決断によって決まる。これは伯爵であるおれや、カヴァレ辺境伯の長女でも決める事は出来ない。それらのことはここに明言した上で聞く。バルトラン男爵夫人。これからの行動はどうする」
「……」
師匠は決して逃がさない。
そんな鋭い視線を母さんに向ける。
ここで先延ばしにするような事を口にすれば、どうなるか分からない。
でも、バルトラン男爵夫人として決めたことであるのなら、師匠は……なんとなく認めてくれるのではないか。
そんな風に思った。
母さんは拳を握りしめたりした後に、逆に師匠に聞き返した。
「ジェラルド・グランマール伯爵」
「なんだ」
「今回のスタンピード。町への被害を出さずに終わらせられると思いますか?」
「それは……貴方の決断次第だ」
「……わかりました」
母さんは少し俯いた後、キッと目を見開き、師匠の目を真っすぐに見つめる。
「私は諦め切れません。旦那様が守り育てて来たこの町を、そして、いずれはロベルトに受け継がせたいこの町を、私は決して諦めたくない」
「……」
母さんはそう言って立ち上がり、皆に向かって頭を下げる。
「ですのでどうか、皆さまのお力をお貸しください。とても危険で、死ぬかもしれない事は分かっています。ですが、どうか……私で支払えることは何でもいたします。ですので……どうか」
そんな母さんの姿を見て、僕も母さんの隣に並んで頭を下げる。
「僕に出来ることは少ないかもしれません。でも、この町を……この町の人達を1人でも多く守りたいんです。お願いします」
「……」
僕と母さんは皆に頭を下げていると、師匠が口を開く。
「2人共。頭をあげてくれ」
「……」
「……」
僕達はゆっくりと顔をあげる。
そこには、苦笑している人達がいた。
「バルトラン男爵夫人。おれはこれでも回復術師だ。この町で流行り病が起きているのに、そこから逃げ出す? そんな事をしたら、特級回復術師の位を返上しなければいけなくなる。少しだが困るんだ。力を貸そう」
「師匠……」
「グランマール伯爵……ありがとうございます」
次に口を開くのはレイアだ。
「力を貸してくれだ等と水臭い。アタシは元々戦いたくてここに来たんだ。むしろ金を払ってでも参加させてもらう」
「レイアは……変わらないね」
「ああ。それがアタシだ」
次に口を開くのはフィーネさん。
「お2人ともとてもかっこいいこと。そして、私も最初に言ったではありませんか。私はカヴァレ辺境伯の長女フィーネ。スタンピードが怖くて逃げたと言われる事は我慢なりません。ご一緒させて頂きましょう」
「フィーネさん……」
「姫様がそういうのであれば、従いましょう」
ラウルさんも仕方ないと言う様に言ってくれる。
皆が皆僕達の為に……この町の為に戦ってくれる。
こんなにありがたいことがあるのだろうか。
そこに、師匠が先導してくれる。
「これからの方針は決まったな。これから決める事は簡単だ。いかにして町に被害を出さずにスタンピードを殲滅するのか。それを決めなければならない」
「はい」
「そこで、まずはこの屋敷で使えそうな魔道具や何か……いや、町の物も含めてだ。出来るだけ出して欲しい。何がどこで使えるか分からない」
「ご案内します」
母さんがそのまま部屋の外に向かって行く。
ついていった先、それは母さん達の寝室。
クローゼットの中に金属で出来た扉があった。
「これは……」
「下に降ります」
母さんが扉を操作すると、扉は開き、下へと続く階段が現れる。
「これが我が家にある物の全てです。好きにお使いください」
母さんが部屋の明かりをつけると、そこには昔から貯めて来た金貨やヴィーからもらった贈り物、それにコンラート達から接収した物もそこにはおいてあった。
師匠はそれらを色々と物色し始める。
「何か良さそうな物はありますか?」
「そうだな……良い物は揃っているが……」
師匠は難しい顔をして、考え込んでいる。
僕も何か使い道がないかとある物を探す。
そして、それを見つけた。
「あ……」
手に持って見つけた瞬間、ヴィーの言葉が脳裏をよぎる。
次の瞬間には師匠に向かっていた。
「師匠。これ……使えませんか?」
師匠はこちらを振り向き、僕の手にある物を見つけると笑顔になっていく。
「ああ……これは……いけるかもしれないぞ」
「僕も……そう思います」
師匠はそう言うと、母さんの方を向く。
「夫人。金貨は今は要らない。これが終わった後に幾らでも使うといい。それよりも、これとこれは確実に使わせて頂く」
「問題ありません」
「これがあれば……町の被害は0に出来るかもしれない」
僕達は、これからの作戦を話し合うために客間に戻った。
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