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5章
80話 行商人
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「大丈夫ですか!?」
僕は勢いよく吹雪の道に飛び降りた。
ズボッ
「!?」
勢いよく飛び降りたはいいけれど、足を雪にとられてしまい僕は頭から雪に突っ込む。
バフっ
服を着ていない顔や手を冷たい雪が襲う。
つ、冷たい、体が芯から凍えてしまいそうだ。
「エミリオ様!?」
「エミリオ!?」
サシャがすぐに降りてきてくれて、僕を助け起こしてくれた。
「あ、ありがとう……サシャ。あ、でもそこに人が」
「おれが行く」
そう言って師匠が僕の代わりに行ってくれた。
流石師匠だ、頼りになる。
「おい! 大丈夫か!?」
師匠は木のそばで寝そべっている人の肩を揺する。
すると、揺すられた人はゆっくりと起き上がった。
「んん~っと。アンタは誰だい? ちょっと寝ていただけなんだが……」
「寝ていたって……こんな吹雪の中か?」
「え? まぁ……そのうち止むだろうとは思っていたんだけどね。まさかサラザールを出て王都に戻ろうとしたんだが……こんなに吹雪くとは思っていなくて……ハハハ」
「ハハハって……そんな貴様……死ぬ気か?」
「大丈夫大丈夫。多分何とかあるから」
そう言って旅人? の彼は笑う。
肝が太いというか……なんというか。
色んな意味で凄い人だと思う。
「というかこんな時期に何をしにサラザールに来たんだ? 流行り病やスタンピードのことは聞いていないのか?」
「ああ、あっしは旅の行商でね。そういう時にこそ物は売れるんですよ。だから見てください。あっしは今ほとんどの物を売ってしまいましてね。身軽なんです」
持ってきた物が全て売れたからか、彼はとても嬉しそうに語ってくれる。
マントとフードの下から見える彼の姿は確かにちょっとふくよかだった。
そんな彼に僕は感謝の気持ちを持つ。
こんな時こそ売れる。
確かにそうだとは思う。
けれど、サラザールでは流行り病というか、スタンピードが起きた隣の町だし、なんならこんな雪の中である。
それを押して来てくれた彼に、感謝をしない訳にはいかない。
「あの、それでしたら、途中までご一緒しませんか?」
「え? あっしをですか? しかし……貴族様に心配させた挙句一緒に乗るというのは……」
「そうですよ。幾らなんでもそれは……」
サシャもそれには反対のようだ。
でも、これは彼女が言ったことでもある。
よいことをしてくれた相手には頭を下げる。
それに、僕たちの馬車も一応空いているんだ。
折角ここまで来てくれた人なのだから、何かしてあげなければ。
「サシャ。彼をこのままここに置いて行くことなんて出来ないと思わない?」
「それは……」
「それに、彼はこんな時に売れる。っていう事で来てくれたけれど、裏を返せばこんな時でも来てくれた。って考えないといけないと思う」
「そうかもしれないですけど……」
「という訳で次の町か……途中までは一緒に乗って行きませんか?」
「よろしいんですかい? あっしは……その……礼儀などは分からないんですが……」
「大丈夫です。町の恩人にそんな事は出来ません」
彼は伺うように師匠の方を見ると、師匠は仕方ないと言うように頷いてくれた。
「いいだろう」
「ありがとうございます! これで問題ありませんね!」
「え、ええ……分かりました。よろしくお願いします」
「はい!」
こうして、2日だけではあるけれど、旅の行商人、ボルグさんが途中まで一緒に行くということになった。
4人で馬車の中で自己紹介をした後は、僕が彼に聞きたかった事を聞きまくった。
それは彼が旅の行商人ということで、旅のことについて沢山聞きたかったのだ。
今まで会ってきた人は基本旅に出るという事はあんまりない人が多かった。
だからこそ、ここでこうやって出会えたことが、幸運の様に思えたのだ。
そんな彼の話はとても面白かった。
人が住んでいるのか怪しい様な山奥に行き、そこでわざわざ新しい交易路を開いたという話。
海を越えて独特の文化を形成する島国に行った話。
信じられない程世界は広く、僕の胸を打つ話ばかりだった。
「すごいです! ボルグさんのお話をもっと聞かせて欲しいです!」
「ハハハ……すごい食いつきだな……」
彼はそう言いつつも、満更ではなさそうに話をしてくれる。
でも、それを止める人がいた。
「エミリオ様。流石に今日はもう遅いです。明日に差しさわりますから、今日の所はこれまでにいたしましょう」
「そんな……ダメ?」
「うぅ……そんな顔をされてもダメです。まずは楽しみにしていた食事にしますよ」
「食事!?」
「はい。旅の途中では定番のマメのスープと干し肉です」
「やった!」
個人的にはこの料理も食べてみたかった。
いや、食べたこと自体はあるのだけれど、こうやって旅先で食べる。
ということをやりたかったんだ。
夜になる頃には吹雪きも収まり、はらりはらりと雪が落ちてくる程度になった。
僕達は5人で火を囲み、一緒に食事をとる。
僕は念願だった旅先での干し肉に噛みつく。
「……」
歯を何度立てても千切れず、中々に固い。
そんな事をやっていると、サシャが笑いながら教えてくれた。
「エミリオ様。いきなり食べるのは固くて難しいので、スープで少しふやかしてから食べるのがいいですよ」
「そうなんだ!」
僕は言われた通りにして干し肉を食べる。
「……うん。これはこれで」
美味しい。
とは決して言わない。
けれど、こうやって1つの火を皆で囲み、同じ食事をする。
本で読んだ英雄たちがやっていたようで、自分も……そんな英雄の1人になれたようで少し嬉しい。
僕はそんな思いに胸を満たされながら、食事を食べきった。
「ふぁ……」
そんな事をしていると、ふと眠気が襲ってくる。
サシャが僕の隣に座った。
「エミリオ様。そろそろ寝ましょう。馬車の中で準備していますので」
「ううん。僕……今日はここで寝たい……」
「しかし……ここは寒いですし、魔物が出るかもしれませんよ」
「サシャが守ってくれるんじゃないの……」
「それは……そうですが……」
「お願い……サシャ」
僕はそう言って眠りに落ちた。
******
***サシャ視点***
「もう……エミリオ様……。私はエミリオ様を馬車で寝かせて来ます」
「いいのか? 一緒に寝たいと言っていたが」
「主の命と天秤にはかけられませんよ」
私は、エミリオ様を馬車の中に戻す。
馬車から戻ると、そこではジェラルド様とボルグという男がしんみりと酒をたしなんでいた。
御者は後からの警戒の為に寝たのだろう。
「サシャ嬢もどうだ?」
「いえ、私は遠慮しておきます」
「そうか」
「はい」
ジェラルド様とそう話した後に、ボルグさんが口を開く。
「それで、本当にあっしなんか一緒に乗って良かったんですかい? どう見てもいいとこのお坊ちゃんでしょう。名前から考えると、バルトランの……」
「なんでもいいではないですか。エミリオ様はエミリオ様です」
「……そうですかい。野暮な事を言いましたな。それにしても、いい方だ。あっしの様な平民にあんな風に話かけて来るなんて」
「ええ、エミリオ様は……とてもお優しい方ですよ。多くの人を平等に救いたい。素晴らしい方です」
「へぇ……そりゃぁ……凄い。よくそんな方がこんな時に旅をしているもんで」
「色々と事情があるのですよ」
「そうですかい。というか、あっしは話をするだけでいいんですかね? もう少し何かした方がいいかと思ったんですが……」
「エミリオ様が優しさでそう言っただけですからね。問題ないと思いますよ」
「そうですかい。でも……このままというのは……ちょっとありますね。何か出来たらいいんですが」
「その気持ちだけで十分だと思います」
そんな会話をしながら、夜は更けて行く。
ただ、決して油断はしない。
エミリオ様が誘った手前、彼に何かすることは出来ない。
それに魔物もまだここでは出るかもしれない。
万が一の事を考えて、私は警戒を続ける。
******
翌朝。
僕達は朝食を取り、馬車に乗って移動を開始する。
今日はいい天気で、雪に日差しが反射してとても明るい。
僕達はいつものように馬車に乗り、移動を開始する。
そんな移動の仕方を見て、ボルグさんは驚いた様に話す。
「これは……凄いですね。昨日、あっしはこの馬車は魔道具なのか? と思っていたんですが……。まさか魔法に乗せてやっていたとは……」
「ふふん。もっと褒めてもいいのですよ?」
サシャがまるで自分のことの様に話す。
それには一応理由があって、僕は魔法を使えない。
という設定を守ってくれているからだ。
「ええ……あっしも……多少魔法の心得がありますが……ここまでは……」
「え? ボルグさんも魔法が使えるんですか!?」
「はい、といっても戦闘用という感じではなく、緊急用……という感じではあるんですが……」
「緊急用?」
僕がそう首を捻った時、御者の声が馬車の中に響く。
「魔物です! 警戒!」
「!?」
馬車の中に居た者全員に衝撃が走った。
僕は勢いよく吹雪の道に飛び降りた。
ズボッ
「!?」
勢いよく飛び降りたはいいけれど、足を雪にとられてしまい僕は頭から雪に突っ込む。
バフっ
服を着ていない顔や手を冷たい雪が襲う。
つ、冷たい、体が芯から凍えてしまいそうだ。
「エミリオ様!?」
「エミリオ!?」
サシャがすぐに降りてきてくれて、僕を助け起こしてくれた。
「あ、ありがとう……サシャ。あ、でもそこに人が」
「おれが行く」
そう言って師匠が僕の代わりに行ってくれた。
流石師匠だ、頼りになる。
「おい! 大丈夫か!?」
師匠は木のそばで寝そべっている人の肩を揺する。
すると、揺すられた人はゆっくりと起き上がった。
「んん~っと。アンタは誰だい? ちょっと寝ていただけなんだが……」
「寝ていたって……こんな吹雪の中か?」
「え? まぁ……そのうち止むだろうとは思っていたんだけどね。まさかサラザールを出て王都に戻ろうとしたんだが……こんなに吹雪くとは思っていなくて……ハハハ」
「ハハハって……そんな貴様……死ぬ気か?」
「大丈夫大丈夫。多分何とかあるから」
そう言って旅人? の彼は笑う。
肝が太いというか……なんというか。
色んな意味で凄い人だと思う。
「というかこんな時期に何をしにサラザールに来たんだ? 流行り病やスタンピードのことは聞いていないのか?」
「ああ、あっしは旅の行商でね。そういう時にこそ物は売れるんですよ。だから見てください。あっしは今ほとんどの物を売ってしまいましてね。身軽なんです」
持ってきた物が全て売れたからか、彼はとても嬉しそうに語ってくれる。
マントとフードの下から見える彼の姿は確かにちょっとふくよかだった。
そんな彼に僕は感謝の気持ちを持つ。
こんな時こそ売れる。
確かにそうだとは思う。
けれど、サラザールでは流行り病というか、スタンピードが起きた隣の町だし、なんならこんな雪の中である。
それを押して来てくれた彼に、感謝をしない訳にはいかない。
「あの、それでしたら、途中までご一緒しませんか?」
「え? あっしをですか? しかし……貴族様に心配させた挙句一緒に乗るというのは……」
「そうですよ。幾らなんでもそれは……」
サシャもそれには反対のようだ。
でも、これは彼女が言ったことでもある。
よいことをしてくれた相手には頭を下げる。
それに、僕たちの馬車も一応空いているんだ。
折角ここまで来てくれた人なのだから、何かしてあげなければ。
「サシャ。彼をこのままここに置いて行くことなんて出来ないと思わない?」
「それは……」
「それに、彼はこんな時に売れる。っていう事で来てくれたけれど、裏を返せばこんな時でも来てくれた。って考えないといけないと思う」
「そうかもしれないですけど……」
「という訳で次の町か……途中までは一緒に乗って行きませんか?」
「よろしいんですかい? あっしは……その……礼儀などは分からないんですが……」
「大丈夫です。町の恩人にそんな事は出来ません」
彼は伺うように師匠の方を見ると、師匠は仕方ないと言うように頷いてくれた。
「いいだろう」
「ありがとうございます! これで問題ありませんね!」
「え、ええ……分かりました。よろしくお願いします」
「はい!」
こうして、2日だけではあるけれど、旅の行商人、ボルグさんが途中まで一緒に行くということになった。
4人で馬車の中で自己紹介をした後は、僕が彼に聞きたかった事を聞きまくった。
それは彼が旅の行商人ということで、旅のことについて沢山聞きたかったのだ。
今まで会ってきた人は基本旅に出るという事はあんまりない人が多かった。
だからこそ、ここでこうやって出会えたことが、幸運の様に思えたのだ。
そんな彼の話はとても面白かった。
人が住んでいるのか怪しい様な山奥に行き、そこでわざわざ新しい交易路を開いたという話。
海を越えて独特の文化を形成する島国に行った話。
信じられない程世界は広く、僕の胸を打つ話ばかりだった。
「すごいです! ボルグさんのお話をもっと聞かせて欲しいです!」
「ハハハ……すごい食いつきだな……」
彼はそう言いつつも、満更ではなさそうに話をしてくれる。
でも、それを止める人がいた。
「エミリオ様。流石に今日はもう遅いです。明日に差しさわりますから、今日の所はこれまでにいたしましょう」
「そんな……ダメ?」
「うぅ……そんな顔をされてもダメです。まずは楽しみにしていた食事にしますよ」
「食事!?」
「はい。旅の途中では定番のマメのスープと干し肉です」
「やった!」
個人的にはこの料理も食べてみたかった。
いや、食べたこと自体はあるのだけれど、こうやって旅先で食べる。
ということをやりたかったんだ。
夜になる頃には吹雪きも収まり、はらりはらりと雪が落ちてくる程度になった。
僕達は5人で火を囲み、一緒に食事をとる。
僕は念願だった旅先での干し肉に噛みつく。
「……」
歯を何度立てても千切れず、中々に固い。
そんな事をやっていると、サシャが笑いながら教えてくれた。
「エミリオ様。いきなり食べるのは固くて難しいので、スープで少しふやかしてから食べるのがいいですよ」
「そうなんだ!」
僕は言われた通りにして干し肉を食べる。
「……うん。これはこれで」
美味しい。
とは決して言わない。
けれど、こうやって1つの火を皆で囲み、同じ食事をする。
本で読んだ英雄たちがやっていたようで、自分も……そんな英雄の1人になれたようで少し嬉しい。
僕はそんな思いに胸を満たされながら、食事を食べきった。
「ふぁ……」
そんな事をしていると、ふと眠気が襲ってくる。
サシャが僕の隣に座った。
「エミリオ様。そろそろ寝ましょう。馬車の中で準備していますので」
「ううん。僕……今日はここで寝たい……」
「しかし……ここは寒いですし、魔物が出るかもしれませんよ」
「サシャが守ってくれるんじゃないの……」
「それは……そうですが……」
「お願い……サシャ」
僕はそう言って眠りに落ちた。
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***サシャ視点***
「もう……エミリオ様……。私はエミリオ様を馬車で寝かせて来ます」
「いいのか? 一緒に寝たいと言っていたが」
「主の命と天秤にはかけられませんよ」
私は、エミリオ様を馬車の中に戻す。
馬車から戻ると、そこではジェラルド様とボルグという男がしんみりと酒をたしなんでいた。
御者は後からの警戒の為に寝たのだろう。
「サシャ嬢もどうだ?」
「いえ、私は遠慮しておきます」
「そうか」
「はい」
ジェラルド様とそう話した後に、ボルグさんが口を開く。
「それで、本当にあっしなんか一緒に乗って良かったんですかい? どう見てもいいとこのお坊ちゃんでしょう。名前から考えると、バルトランの……」
「なんでもいいではないですか。エミリオ様はエミリオ様です」
「……そうですかい。野暮な事を言いましたな。それにしても、いい方だ。あっしの様な平民にあんな風に話かけて来るなんて」
「ええ、エミリオ様は……とてもお優しい方ですよ。多くの人を平等に救いたい。素晴らしい方です」
「へぇ……そりゃぁ……凄い。よくそんな方がこんな時に旅をしているもんで」
「色々と事情があるのですよ」
「そうですかい。というか、あっしは話をするだけでいいんですかね? もう少し何かした方がいいかと思ったんですが……」
「エミリオ様が優しさでそう言っただけですからね。問題ないと思いますよ」
「そうですかい。でも……このままというのは……ちょっとありますね。何か出来たらいいんですが」
「その気持ちだけで十分だと思います」
そんな会話をしながら、夜は更けて行く。
ただ、決して油断はしない。
エミリオ様が誘った手前、彼に何かすることは出来ない。
それに魔物もまだここでは出るかもしれない。
万が一の事を考えて、私は警戒を続ける。
******
翌朝。
僕達は朝食を取り、馬車に乗って移動を開始する。
今日はいい天気で、雪に日差しが反射してとても明るい。
僕達はいつものように馬車に乗り、移動を開始する。
そんな移動の仕方を見て、ボルグさんは驚いた様に話す。
「これは……凄いですね。昨日、あっしはこの馬車は魔道具なのか? と思っていたんですが……。まさか魔法に乗せてやっていたとは……」
「ふふん。もっと褒めてもいいのですよ?」
サシャがまるで自分のことの様に話す。
それには一応理由があって、僕は魔法を使えない。
という設定を守ってくれているからだ。
「ええ……あっしも……多少魔法の心得がありますが……ここまでは……」
「え? ボルグさんも魔法が使えるんですか!?」
「はい、といっても戦闘用という感じではなく、緊急用……という感じではあるんですが……」
「緊急用?」
僕がそう首を捻った時、御者の声が馬車の中に響く。
「魔物です! 警戒!」
「!?」
馬車の中に居た者全員に衝撃が走った。
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