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1章
20話 保健室
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「うぅ……ここは……」
僕は目を覚まして起き上がると、そこはあまり来た事のない保健室だった。
棚にはこれでもかと薬品が並び、ベットが何台も置かれている。
「サナ……」
僕の隣にベッドにもたれ掛かって寝ているサナがいた。
サナの寝顔は天使……いや、天使等よりも素晴らしく美しい。
ずっとずっとこうして見ていたい。
そう思えるほどに可愛い。
僕は少し痛む体を動かさないようにして、何があったのかを思い出す。
色々と思う所があり、考えをまとめる必要がありそうだ。
そうして色々な事を考えて1時間ほどすると、扉が静かに開かれ学園長が入ってきた。
「おや、起きているのかね」
「学園長……なんとか無事です」
僕が返事をすると、学園長は申し訳なさそうに僕に頭を下げる。
「まずは申し訳ない。クトー君。危機から逃がそうと思ってダンジョンに送ったが……まさかダンジョンで待ち伏せされているとは思わんかった」
「学園長……いえ、それは……あ、レイラは、レイラは無事なんですか?」
僕は考えている時に不安だった、一緒に倒れていたレイラの事を聞く。
「レイラ嬢は無事じゃよ。体に異常がないことを確認した後に護衛の者達がすぐさま連れ去ってしまったが。それと、君たちが助けたもう一人も無事だ」
「そうですか……良かった」
レイラと彼が無事で良かった。
特にゴブリンジェネラルを倒すためとはいえ、レイラを殺しかけたのは事実だ。
そうするしか可能性がなかったとはいえ、殺しかけたのは事実。
なんて言って彼女に会えばいいのか分からないので、少し安堵してしまった。
そう考えた所で、ふと疑問に思う。
「僕達って、どうやってダンジョンから出て来たんですか? 3人とも眠っていたと思うんですけど……」
「それはな。ワシがつけておった護衛がやったんじゃよ」
「護衛? そんなの気が付きませんでしたが……」
「当然じゃろう。Cランク冒険者の斥候系じゃからな。それに、レイラ嬢もいる。万が一の事を考えてつけておいたのじゃが……ゴブリンジェネラルが現れた時に後ろから追いかけておっての……入り口が塞がれてしまって入れんかったと言うておった」
「ああ……」
確かに、急いで戻る前に岩を投げられて塞がれてしまった気がする。
「ワシの判断ミスじゃ……許してほしい」
「……僕は、感謝していますよ」
「感謝……?」
僕の言葉に、学園長が首を傾げる。
でも、そうではないだろうか、だって。
「僕は学園長のお陰で今回レイラと会わせて頂けました。それに、ゴブリンジェネラル……の変異種ですか? それを倒せた。しかも、自分で……自分でスキルをしっかりと磨くようにしないと、このまま行くときっと誰かを殺す。そう思えたことが、収穫だと思っています」
これが僕の隠すことのない本心だった。
今までの様に、ローバー先生やピューリ先生等の回復系統の授業の先生と仲良くするだけではない。
レイラと出会って話すことで、サナの治療がより早く進むかもしれない可能性が生まれた。
それだけで感謝するしかないのに、僕のもっともっとスキルを使いこなさなければならない。
確信することが出来た。
先ほども考えていたのだけれど、スキルに操られた時に不思議な事を言っていた。
『貴様の大切な者は誰だ。この力、なぜ望んだのか忘れたのか?』
スキルを神から授かる時、極……極低確率で、望んだスキルを授かれることがあるらしい。
望んだ時の条件は分かっていないけれど、少なくとも、心の底からそのことを望まなければ得ることは出来ないと言われている。
つまり、僕のスキルはサナの病を治療する可能性があるスキルを授かったのではないか。
そう思うのだ。
僕は、真っすぐに学園長を見る。
「だから、これから僕のスキルを使いこなすのに、手伝って頂けないでしょうか」
僕はベッドに座ったまま頭を下げる。
今までは学園長に言われるがまま……ではないけれど、その意味合いが強かった。
しかし、サナを治療出来るのなら話は変わってくる。
これからの時間配分は、よりスキルを使いこなす方にシフトしていかなけばならないだろう。
「良いのか……? ワシの……実験は少々過酷じゃぞ?」
「構いません。よろしくお願いします」
「……分かった。明日から本格的にスキルを使いこなす為に特訓をしよう。ただ、今日の所は休みなさい」
「はい。ありがとうございます」
少し驚いた学園長は優しそうに微笑むと、静かに保健室から出て行った。
僕はその背を見送ると、僕はサナの頭を優しくなでる。
「ぅ……ん……」
「サナ……僕は……絶対にお前を治療するからな」
******
次の日からスキルの訓練が始まった。
「まずは1日中スキルを展開していることを心がけるのじゃ。スキルは使えば使った分だけより感覚が近付く。そのスキルを使うのが日常的にする必要がある。出来れば寝ている時も発動した状態でいられるのにするのが好ましい」
「そこまでですか」
「そこまでじゃ。歴戦の戦士や魔法使いは自らのスキルを無意識下ですら自在に使いこなす」
「無意識下で……」
「そうじゃ。だから授業中も出来るだけスキルを発動させ、スキルを使っているのが当たり前の状態にしておくのじゃ」
「分かりました」
僕のスキルの特訓が始まった。
学園長からは出来るだけ長い時間スキルを発動しておくように言われ、授業中は勿論、トイレや風呂に入った時も使うようにしていた。
ただ、風呂でスキルを使うとなんだかぬめぬめになる。
と言われてしまったので湯船に入らない一部分だけをタコにするようにしていた。
授業中にペンを持って文字を書くのも触手、足も触手にして靴を履く。
僕の生活全てが触手であり、触手と共にあるという程になり始めていた。
「【触手強化】」
僕はいつもの様に歩いていた。
それもスキルを使い、更に体を強化しながらだ。
いざという時に強化して、それが自分の体の様に扱えないのでは意味がない。
だから、驚かれたりしない範囲で、こうして強化している。
その甲斐あって最初の頃はペンを持つのも苦労し、授業中のノートを取るのすら苦労していた。
けれど、1週間もすればそこそこ慣れ、文字程度であればかけるようになったのだ。
靴を履く時のコツも習得し、今では普通に走るよりも速く走れるかもしれない。
試していないけれど。
ただ、普通に歩くのと変わらない速度は出せるようにはなった。
「【保護色】」
僕は更にスキルを使って服の下に隠れている足の色を消す。
一度練習だと思って頭を消していたら、デュラハンが出たと思われて警備の人を呼ばれてしまったりもしたからだ。
気を付けないといけない。
授業中や、何もない時はそういうスキルを練習する。
そして、学園長が暇な……若しくは時間がある時には、学園長に頼んでクラーケンの力の練習をさせてもらっていた。
学園長がいる時であれば、いざという時にその魔法を使ってスキルを止める事が出来るからだ。
現に今も学園長の部屋でスキルの練習をしている。
「いつでも良いぞ」
「行きます。【タコ化:クラーケン】」
人間の形態で右手を2本の触手にして、その内の1本をクラーケンの触手にする。
「どうじゃ? 問題はないか?」
「はい……なんとか人の状態であれば抑える事が簡単なようです」
「では増やすかの?」
「……やってみます」
僕はもう一本の触手をゆっくり……ゆっくりと細心の注意を払ってクラーケンの力を浸透させていく。
少しでも気持ちを緩めたり、他の事を考えようものなら直ぐに体を乗っ取られてしまうかもしれない。
そして、僕はこの日、スキルの訓練を始めて2週間。
ついに、意識を保ったまま、2本の触手をクラーケンの物に変えることに成功した。
「すごいではないか! スキルの訓練をここまで真剣にやれるのは中々おらんぞ」
「学園長のお陰です」
「何を言う。自信を持って良い。それだけ、お主がスキルの習得を頑張ったのじゃ」
「……ありがとうございます」
学園長の応援もあり、僕は、メキメキとスキルの使い方がうまくなっていった。
僕は目を覚まして起き上がると、そこはあまり来た事のない保健室だった。
棚にはこれでもかと薬品が並び、ベットが何台も置かれている。
「サナ……」
僕の隣にベッドにもたれ掛かって寝ているサナがいた。
サナの寝顔は天使……いや、天使等よりも素晴らしく美しい。
ずっとずっとこうして見ていたい。
そう思えるほどに可愛い。
僕は少し痛む体を動かさないようにして、何があったのかを思い出す。
色々と思う所があり、考えをまとめる必要がありそうだ。
そうして色々な事を考えて1時間ほどすると、扉が静かに開かれ学園長が入ってきた。
「おや、起きているのかね」
「学園長……なんとか無事です」
僕が返事をすると、学園長は申し訳なさそうに僕に頭を下げる。
「まずは申し訳ない。クトー君。危機から逃がそうと思ってダンジョンに送ったが……まさかダンジョンで待ち伏せされているとは思わんかった」
「学園長……いえ、それは……あ、レイラは、レイラは無事なんですか?」
僕は考えている時に不安だった、一緒に倒れていたレイラの事を聞く。
「レイラ嬢は無事じゃよ。体に異常がないことを確認した後に護衛の者達がすぐさま連れ去ってしまったが。それと、君たちが助けたもう一人も無事だ」
「そうですか……良かった」
レイラと彼が無事で良かった。
特にゴブリンジェネラルを倒すためとはいえ、レイラを殺しかけたのは事実だ。
そうするしか可能性がなかったとはいえ、殺しかけたのは事実。
なんて言って彼女に会えばいいのか分からないので、少し安堵してしまった。
そう考えた所で、ふと疑問に思う。
「僕達って、どうやってダンジョンから出て来たんですか? 3人とも眠っていたと思うんですけど……」
「それはな。ワシがつけておった護衛がやったんじゃよ」
「護衛? そんなの気が付きませんでしたが……」
「当然じゃろう。Cランク冒険者の斥候系じゃからな。それに、レイラ嬢もいる。万が一の事を考えてつけておいたのじゃが……ゴブリンジェネラルが現れた時に後ろから追いかけておっての……入り口が塞がれてしまって入れんかったと言うておった」
「ああ……」
確かに、急いで戻る前に岩を投げられて塞がれてしまった気がする。
「ワシの判断ミスじゃ……許してほしい」
「……僕は、感謝していますよ」
「感謝……?」
僕の言葉に、学園長が首を傾げる。
でも、そうではないだろうか、だって。
「僕は学園長のお陰で今回レイラと会わせて頂けました。それに、ゴブリンジェネラル……の変異種ですか? それを倒せた。しかも、自分で……自分でスキルをしっかりと磨くようにしないと、このまま行くときっと誰かを殺す。そう思えたことが、収穫だと思っています」
これが僕の隠すことのない本心だった。
今までの様に、ローバー先生やピューリ先生等の回復系統の授業の先生と仲良くするだけではない。
レイラと出会って話すことで、サナの治療がより早く進むかもしれない可能性が生まれた。
それだけで感謝するしかないのに、僕のもっともっとスキルを使いこなさなければならない。
確信することが出来た。
先ほども考えていたのだけれど、スキルに操られた時に不思議な事を言っていた。
『貴様の大切な者は誰だ。この力、なぜ望んだのか忘れたのか?』
スキルを神から授かる時、極……極低確率で、望んだスキルを授かれることがあるらしい。
望んだ時の条件は分かっていないけれど、少なくとも、心の底からそのことを望まなければ得ることは出来ないと言われている。
つまり、僕のスキルはサナの病を治療する可能性があるスキルを授かったのではないか。
そう思うのだ。
僕は、真っすぐに学園長を見る。
「だから、これから僕のスキルを使いこなすのに、手伝って頂けないでしょうか」
僕はベッドに座ったまま頭を下げる。
今までは学園長に言われるがまま……ではないけれど、その意味合いが強かった。
しかし、サナを治療出来るのなら話は変わってくる。
これからの時間配分は、よりスキルを使いこなす方にシフトしていかなけばならないだろう。
「良いのか……? ワシの……実験は少々過酷じゃぞ?」
「構いません。よろしくお願いします」
「……分かった。明日から本格的にスキルを使いこなす為に特訓をしよう。ただ、今日の所は休みなさい」
「はい。ありがとうございます」
少し驚いた学園長は優しそうに微笑むと、静かに保健室から出て行った。
僕はその背を見送ると、僕はサナの頭を優しくなでる。
「ぅ……ん……」
「サナ……僕は……絶対にお前を治療するからな」
******
次の日からスキルの訓練が始まった。
「まずは1日中スキルを展開していることを心がけるのじゃ。スキルは使えば使った分だけより感覚が近付く。そのスキルを使うのが日常的にする必要がある。出来れば寝ている時も発動した状態でいられるのにするのが好ましい」
「そこまでですか」
「そこまでじゃ。歴戦の戦士や魔法使いは自らのスキルを無意識下ですら自在に使いこなす」
「無意識下で……」
「そうじゃ。だから授業中も出来るだけスキルを発動させ、スキルを使っているのが当たり前の状態にしておくのじゃ」
「分かりました」
僕のスキルの特訓が始まった。
学園長からは出来るだけ長い時間スキルを発動しておくように言われ、授業中は勿論、トイレや風呂に入った時も使うようにしていた。
ただ、風呂でスキルを使うとなんだかぬめぬめになる。
と言われてしまったので湯船に入らない一部分だけをタコにするようにしていた。
授業中にペンを持って文字を書くのも触手、足も触手にして靴を履く。
僕の生活全てが触手であり、触手と共にあるという程になり始めていた。
「【触手強化】」
僕はいつもの様に歩いていた。
それもスキルを使い、更に体を強化しながらだ。
いざという時に強化して、それが自分の体の様に扱えないのでは意味がない。
だから、驚かれたりしない範囲で、こうして強化している。
その甲斐あって最初の頃はペンを持つのも苦労し、授業中のノートを取るのすら苦労していた。
けれど、1週間もすればそこそこ慣れ、文字程度であればかけるようになったのだ。
靴を履く時のコツも習得し、今では普通に走るよりも速く走れるかもしれない。
試していないけれど。
ただ、普通に歩くのと変わらない速度は出せるようにはなった。
「【保護色】」
僕は更にスキルを使って服の下に隠れている足の色を消す。
一度練習だと思って頭を消していたら、デュラハンが出たと思われて警備の人を呼ばれてしまったりもしたからだ。
気を付けないといけない。
授業中や、何もない時はそういうスキルを練習する。
そして、学園長が暇な……若しくは時間がある時には、学園長に頼んでクラーケンの力の練習をさせてもらっていた。
学園長がいる時であれば、いざという時にその魔法を使ってスキルを止める事が出来るからだ。
現に今も学園長の部屋でスキルの練習をしている。
「いつでも良いぞ」
「行きます。【タコ化:クラーケン】」
人間の形態で右手を2本の触手にして、その内の1本をクラーケンの触手にする。
「どうじゃ? 問題はないか?」
「はい……なんとか人の状態であれば抑える事が簡単なようです」
「では増やすかの?」
「……やってみます」
僕はもう一本の触手をゆっくり……ゆっくりと細心の注意を払ってクラーケンの力を浸透させていく。
少しでも気持ちを緩めたり、他の事を考えようものなら直ぐに体を乗っ取られてしまうかもしれない。
そして、僕はこの日、スキルの訓練を始めて2週間。
ついに、意識を保ったまま、2本の触手をクラーケンの物に変えることに成功した。
「すごいではないか! スキルの訓練をここまで真剣にやれるのは中々おらんぞ」
「学園長のお陰です」
「何を言う。自信を持って良い。それだけ、お主がスキルの習得を頑張ったのじゃ」
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