61 / 100
2章
61話 VSリャーチェ②
しおりを挟む
リャーチェは僕を睨みつけながら呪術を放つ。
「『赤黄砂嵐』!」
僕の周囲で砂嵐が吹き荒れ、視界が一気に悪くなる。
その威力は彼女がさっき放ったものよりも別次元といえるほどの威力で、普通の人間であったなら数秒で切り刻まれて息絶える程。
しかも、視界がひどく悪くて、周囲は木々が生い茂っていたのにそれを見ることすら叶わない。
「【次元の門】」
僕はすぐ目の前にゲートを作り、その場から脱出した。
「ここも……」
先ほどの事を考えて、少し離れた位置にゲートを作ったのだけれど、そこにもまた砂嵐が吹き荒れていた。
「く……【自己再生】」
クラーケンの回復力を持ってすればこの程度は直ぐに回復する。
けれど、その間にリャーチェが何をしているかわからない。
急いでここを出て彼女を捕捉しなければ。
「【次元の門】」
僕はもう一度外に出るようにゲートを繋ぎ、一度目の空地よりも遠い場所にゲートを繋げた。
確実に砂嵐から出る積もりだったけれど、そこもまた砂嵐が吹き荒れている。
直ぐ近くには森の木々がそびえ立っているけれど、砂嵐のせいで既にボロボロになっていた。
彼女は、こんな広範囲に砂嵐を巻き起こして一体何をするつもりなのだろうか。
「……」
ドス。
「!? 【触手強化】!」
僕は背中から何かに刺され、それを振り払うように触手を振るう。
けれど、それは僕が気付いた瞬間に後ろに飛び去っていく。
その姿はリャーチェの様に見えた。
攻撃された部分はクラーケン化していたのでそこまで問題は無かったのが幸いだ。
でも、
「まさか、この中でも問題なく動けるっていうのか?」
それならば不味い。
純粋に不味い。
こちらは視界が悪く、しかも振動で察知したくともこの砂嵐だ。
触覚なんて物は使い物にならない。
それなのに、相手からは僕が丸見え……だとしたら、正直ヤバすぎる。
どうしたらいい?
このまま待ってカウンターをするか?
いや、相手は僕の事が分かるのだと思う。
出なければあんなにぴったりと攻撃をすることなんて出来ないだろう。
……本当にそうだろうか。
一度試してみる価値はある。
「【次元の門】」
僕はもう一度ゲートを生み出し、すぐさまそれに入っていく。
進む方向は先ほどと同じ前方だ。
「ここも……」
そして、またしても森の中なのに砂嵐が吹き荒れている。
一体どれだけの魔力を注いだんだろうか。
この森全体をカバーしているのかもしれない。
そう思っていると、またしても死角から攻撃が飛んでくる。
「っ!」
ブン!
今度の攻撃はなんとか避ける事が出来た。
でも、あまりこれを続ける事は得策ではない。
ただただ削られて行くだけになってしまう。
ではどうするか?
一度徹底的に離れるのだ。
「【次元の門】」
僕は今いる位置から上空100mの位置にゲートを作り、そこに飛び込む。
「!」
僕はそこから下を見て、驚く事になる。
森全域を囲っていると思っていた『赤黄砂嵐』は、僕が移動して来た場所だけを囲っている様だった。
まるで、僕が転移する位置が分かっているかのようだ。
「これは……本当にバレている?」
一度それを確かめるべきかもしれない。
そう思い、僕は出来るだけ近くにゲートを作り、潜る。
「【次元の門】」
ゴオオオオオオ!!!
そこをくぐり抜けるとやはり砂嵐が巻き起こっている。
これで確実になった。
リャーチェは僕がどこに転移出来るかを把握しているらしい。
そして、それが出来るということは……。
「【水流切断】!」
僕は背後から迫ってきているであろうリャーチェに向かってスキルを放つ。
シュパっ!
「!? もう気付いたかい!?」
「逃がさない!」
「遅いよ」
スキルも躱され、そしてそのまま陰の中に入り込むように隠れられてしまった。
ただ、その際に彼女がゴーグルの様な物で目を隠しているのを見る。
こうなってしまってはこちらから手出しする方法はない。
でも、このままでは勝つことも出来ない。
多少のダメージを覚悟しなければ、きっと彼女を捕まえる事は出来ない。
だから、僕は次の手を打つ。
「【次元の門】」
もう一度ゲートを作り、少し離れた先の部分に移動する。
そして、そこに出るなり僕はスキルを使う。
「【闇の牢獄】」
僕は周囲4方の地面に黒い棺を作る。
それもかなり長細い物で、僕の触手を入れるのにぴったりだ。
僕は急いで自分の触手を伸ばして入れ、時を待つ。
「ぐふっ!」
リャーチェは僕に向かって背後から奇襲を繰り出してくる。
ただ僕は今回は反撃するつもりはなく、完全に受けに回っていた。
その為、彼女の持つロッドでのどが切り裂かれる。
でも、そのお陰で彼女がこれまでにないほどに近づいてくれた。
「解除」
「!?」
僕は【闇の牢獄】を解除して、彼女に一番近い触手で彼女を決して離さないように掴む。
そして、逃げられない様にまずは足でも……。
「『銀の境界』」
彼女が詠唱を唱えた瞬間、砂嵐が唐突に止み、僕の触手が千切れ飛んだ。
「な!」
「惜しかったね」
罠を張ったつもりが誘われていたのだろうか。
彼女は僕の触手から自由になると、そのまま右手に持っているロッドを僕に向けてくる。
触手が千切れたばかりで彼女には……。
「【墨吐き】!」
僕はのどから血が溢れ出るのを何とか抑え、今最も早く使う事の出来るスキルを彼女に向かって放つ。
「『金銀顕現』!?」
彼女の目に……いや、ゴーグルに墨を吐き掛け、そして、僕はすぐ横に飛ぶ。
次の瞬間に僕がいた場所を金銀色の綺麗な光が天を貫いた。
僕はリャーチェに向かって突撃する。
彼女が何かする前に決着をつけなければならない。
「【触手強化】」
「くっ! 『黄』 がはっ!」
彼女がゴーグルを脱ぎ、僕に向かって呪術を使う前に彼女の腹に強化した触手を叩きつける。
メキメキミシ!!!
彼女の腹の骨が粉々に砕ける音がして吹き飛んだ。
「【自己再生】」
僕は自身の体を再生させながら彼女に追撃を仕掛ける。
彼女の魔力が一体どれだけあるのかわからない。
もしも、さっきの金と銀の閃光を食らっていたらどうなるか。
その後をチラリとと見たけれど、地面の土が最初から存在していなかったように消え去ってしまっていたのだ。
地面をバウンドし、地面に寝転がるリャーチェ。
ただ、今回は彼女は起き上がって来ようとはしない。
でも、僕は油断しない。
戦いの場では油断した方がから負けるのだから。
彼女に向かって触手を振り下ろそうとし……。
「待ちな」
ピタ。
僕は、彼女に振り下ろそうとしていた触手を止めてしまった。
「『赤黄砂嵐』!」
僕の周囲で砂嵐が吹き荒れ、視界が一気に悪くなる。
その威力は彼女がさっき放ったものよりも別次元といえるほどの威力で、普通の人間であったなら数秒で切り刻まれて息絶える程。
しかも、視界がひどく悪くて、周囲は木々が生い茂っていたのにそれを見ることすら叶わない。
「【次元の門】」
僕はすぐ目の前にゲートを作り、その場から脱出した。
「ここも……」
先ほどの事を考えて、少し離れた位置にゲートを作ったのだけれど、そこにもまた砂嵐が吹き荒れていた。
「く……【自己再生】」
クラーケンの回復力を持ってすればこの程度は直ぐに回復する。
けれど、その間にリャーチェが何をしているかわからない。
急いでここを出て彼女を捕捉しなければ。
「【次元の門】」
僕はもう一度外に出るようにゲートを繋ぎ、一度目の空地よりも遠い場所にゲートを繋げた。
確実に砂嵐から出る積もりだったけれど、そこもまた砂嵐が吹き荒れている。
直ぐ近くには森の木々がそびえ立っているけれど、砂嵐のせいで既にボロボロになっていた。
彼女は、こんな広範囲に砂嵐を巻き起こして一体何をするつもりなのだろうか。
「……」
ドス。
「!? 【触手強化】!」
僕は背中から何かに刺され、それを振り払うように触手を振るう。
けれど、それは僕が気付いた瞬間に後ろに飛び去っていく。
その姿はリャーチェの様に見えた。
攻撃された部分はクラーケン化していたのでそこまで問題は無かったのが幸いだ。
でも、
「まさか、この中でも問題なく動けるっていうのか?」
それならば不味い。
純粋に不味い。
こちらは視界が悪く、しかも振動で察知したくともこの砂嵐だ。
触覚なんて物は使い物にならない。
それなのに、相手からは僕が丸見え……だとしたら、正直ヤバすぎる。
どうしたらいい?
このまま待ってカウンターをするか?
いや、相手は僕の事が分かるのだと思う。
出なければあんなにぴったりと攻撃をすることなんて出来ないだろう。
……本当にそうだろうか。
一度試してみる価値はある。
「【次元の門】」
僕はもう一度ゲートを生み出し、すぐさまそれに入っていく。
進む方向は先ほどと同じ前方だ。
「ここも……」
そして、またしても森の中なのに砂嵐が吹き荒れている。
一体どれだけの魔力を注いだんだろうか。
この森全体をカバーしているのかもしれない。
そう思っていると、またしても死角から攻撃が飛んでくる。
「っ!」
ブン!
今度の攻撃はなんとか避ける事が出来た。
でも、あまりこれを続ける事は得策ではない。
ただただ削られて行くだけになってしまう。
ではどうするか?
一度徹底的に離れるのだ。
「【次元の門】」
僕は今いる位置から上空100mの位置にゲートを作り、そこに飛び込む。
「!」
僕はそこから下を見て、驚く事になる。
森全域を囲っていると思っていた『赤黄砂嵐』は、僕が移動して来た場所だけを囲っている様だった。
まるで、僕が転移する位置が分かっているかのようだ。
「これは……本当にバレている?」
一度それを確かめるべきかもしれない。
そう思い、僕は出来るだけ近くにゲートを作り、潜る。
「【次元の門】」
ゴオオオオオオ!!!
そこをくぐり抜けるとやはり砂嵐が巻き起こっている。
これで確実になった。
リャーチェは僕がどこに転移出来るかを把握しているらしい。
そして、それが出来るということは……。
「【水流切断】!」
僕は背後から迫ってきているであろうリャーチェに向かってスキルを放つ。
シュパっ!
「!? もう気付いたかい!?」
「逃がさない!」
「遅いよ」
スキルも躱され、そしてそのまま陰の中に入り込むように隠れられてしまった。
ただ、その際に彼女がゴーグルの様な物で目を隠しているのを見る。
こうなってしまってはこちらから手出しする方法はない。
でも、このままでは勝つことも出来ない。
多少のダメージを覚悟しなければ、きっと彼女を捕まえる事は出来ない。
だから、僕は次の手を打つ。
「【次元の門】」
もう一度ゲートを作り、少し離れた先の部分に移動する。
そして、そこに出るなり僕はスキルを使う。
「【闇の牢獄】」
僕は周囲4方の地面に黒い棺を作る。
それもかなり長細い物で、僕の触手を入れるのにぴったりだ。
僕は急いで自分の触手を伸ばして入れ、時を待つ。
「ぐふっ!」
リャーチェは僕に向かって背後から奇襲を繰り出してくる。
ただ僕は今回は反撃するつもりはなく、完全に受けに回っていた。
その為、彼女の持つロッドでのどが切り裂かれる。
でも、そのお陰で彼女がこれまでにないほどに近づいてくれた。
「解除」
「!?」
僕は【闇の牢獄】を解除して、彼女に一番近い触手で彼女を決して離さないように掴む。
そして、逃げられない様にまずは足でも……。
「『銀の境界』」
彼女が詠唱を唱えた瞬間、砂嵐が唐突に止み、僕の触手が千切れ飛んだ。
「な!」
「惜しかったね」
罠を張ったつもりが誘われていたのだろうか。
彼女は僕の触手から自由になると、そのまま右手に持っているロッドを僕に向けてくる。
触手が千切れたばかりで彼女には……。
「【墨吐き】!」
僕はのどから血が溢れ出るのを何とか抑え、今最も早く使う事の出来るスキルを彼女に向かって放つ。
「『金銀顕現』!?」
彼女の目に……いや、ゴーグルに墨を吐き掛け、そして、僕はすぐ横に飛ぶ。
次の瞬間に僕がいた場所を金銀色の綺麗な光が天を貫いた。
僕はリャーチェに向かって突撃する。
彼女が何かする前に決着をつけなければならない。
「【触手強化】」
「くっ! 『黄』 がはっ!」
彼女がゴーグルを脱ぎ、僕に向かって呪術を使う前に彼女の腹に強化した触手を叩きつける。
メキメキミシ!!!
彼女の腹の骨が粉々に砕ける音がして吹き飛んだ。
「【自己再生】」
僕は自身の体を再生させながら彼女に追撃を仕掛ける。
彼女の魔力が一体どれだけあるのかわからない。
もしも、さっきの金と銀の閃光を食らっていたらどうなるか。
その後をチラリとと見たけれど、地面の土が最初から存在していなかったように消え去ってしまっていたのだ。
地面をバウンドし、地面に寝転がるリャーチェ。
ただ、今回は彼女は起き上がって来ようとはしない。
でも、僕は油断しない。
戦いの場では油断した方がから負けるのだから。
彼女に向かって触手を振り下ろそうとし……。
「待ちな」
ピタ。
僕は、彼女に振り下ろそうとしていた触手を止めてしまった。
0
あなたにおすすめの小説
チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」
その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。
影響するステータスは『運』。
聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。
第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。
すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。
より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!
真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。
【簡単な流れ】
勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ
【原題】
『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
世界最強の賢者、勇者パーティーを追放される~いまさら帰ってこいと言われてももう遅い俺は拾ってくれた最強のお姫様と幸せに過ごす~
aoi
ファンタジー
「なぁ、マギそろそろこのパーティーを抜けてくれないか?」
勇者パーティーに勤めて数年、いきなりパーティーを戦闘ができずに女に守られてばかりだからと追放された賢者マギ。王都で新しい仕事を探すにも勇者パーティーが邪魔をして見つからない。そんな時、とある国のお姫様がマギに声をかけてきて......?
お姫様の為に全力を尽くす賢者マギが無双する!?
竜騎士の俺は勇者達によって無能者とされて王国から追放されました、俺にこんな事をしてきた勇者達はしっかりお返しをしてやります
しまうま弁当
ファンタジー
ホルキス王家に仕えていた竜騎士のジャンはある日大勇者クレシーと大賢者ラズバーによって追放を言い渡されたのだった。
納得できないジャンは必死に勇者クレシーに訴えたが、ジャンの意見は聞き入れられずにそのまま国外追放となってしまう。
ジャンは必ずクレシーとラズバーにこのお返しをすると誓ったのだった。
そしてジャンは国外にでるために国境の町カリーナに向かったのだが、国境の町カリーナが攻撃されてジャンも巻き込まれてしまったのだった。
竜騎士ジャンの無双活劇が今始まります。
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流@3/19書籍発売!
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる
遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」
「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」
S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。
村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。
しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。
とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
【本編45話にて完結】『追放された荷物持ちの俺を「必要だ」と言ってくれたのは、落ちこぼれヒーラーの彼女だけだった。』
ブヒ太郎
ファンタジー
「お前はもう用済みだ」――荷物持ちとして命懸けで尽くしてきた高ランクパーティから、ゼロスは無能の烙印を押され、なんの手切れ金もなく追放された。彼のスキルは【筋力強化(微)】。誰もが最弱と嘲笑う、あまりにも地味な能力。仲間たちは彼の本当の価値に気づくことなく、その存在をゴミのように切り捨てた。
全てを失い、絶望の淵をさまよう彼に手を差し伸べたのは、一人の不遇なヒーラー、アリシアだった。彼女もまた、治癒の力が弱いと誰からも相手にされず、教会からも冒険者仲間からも居場所を奪われ、孤独に耐えてきた。だからこそ、彼女だけはゼロスの瞳の奥に宿る、静かで、しかし折れない闘志の光を見抜いていたのだ。
「私と、パーティを組んでくれませんか?」
これは、社会の評価軸から外れた二人が出会い、互いの傷を癒しながらどん底から這い上がり、やがて世界を驚かせる伝説となるまでの物語。見捨てられた最強の荷物持ちによる、静かで、しかし痛快な逆襲劇が今、幕を開ける!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる