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3章
82話 サナの行方
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学園防衛戦から次の日。
僕はすがすがしい気持ちで朝を迎えた。
「ふ~。昨日は頑張ったからな……。今日は休みだし、他の人の手伝いに行ったり、サナに会いに行こうかな」
僕は今日の予定を決めた。
学園を守り切ることは出来たけれど、それでもこちらの被害も0ではない。
傷ついた生徒もいたし、死んでしまった教師も当然存在する。
そういう理由で、直ぐには学園の再開は出来ないだろう。
色々と支度をして、僕はサナの部屋へと向かう。
「【保護色】」
僕は姿を消して、急いでサナの部屋に向かう。
時間としてはそこまで遅い訳でもないし、別に行ってもきっと大丈夫だ。
しかし、部屋にはサナは居なかった。
「あれ……? どうしたのかな。ああ、サナの事だからきっと皆の手伝いに行ってるのか」
思わずよぎった嫌な考えを振り払って、学園中駆け回ってサナを探す。
「フェリス。サナを見なかった?」
「クトー様。いえ、今日は見ておりませんが」
「そう……ありがとう。じゃあね」
フェリスは知らなかった。
「レイラ。サナを見てない?」
「サナちゃん? あたしは見てないわよ。『聖なる祈りよ届け』」
彼女は救護室で回復魔法をかけていて知らなかったようだ。
「学園長。サナを知りませんか?」
「……ワシが目覚めて最初の一言がそれか。クトーよ」
「学園長が無事なのは知っているので、サナの無事を知りたい……と思いまして」
「……お主は変らんの。ジェレ」
「……」
学園長がジェレの名を呼ぶと、彼女は音もなく床に降り立つ。
保健室は人が少ないとは言え、彼女が降りて来たのを見た人は驚いていた。
「サナはどこにおる? 見つけて来てやるがいい」
「……いない」
「なんじゃと?」
「どういうこと?」
僕と学園長が同時に眉を寄せる。
「サナに付けていた護衛の行方も分からない」
「街中には?」
「探させている。でも見つかったという報告はない」
「……」
ジェレはそう淡々と報告をして来る。
僕は目の前が真っ暗になる気分だった。
「嘘……だよね? ねぇ、ジェレ。サナが……サナがいないなんて嘘だよね!?」
「……ここで嘘を言う必要がない」
「だって! だってサナはこの学園の中で安全に守られていたって! だから僕はあの人たちをと戦う為に外に……」
「恐らく、街の中にも内通者がいた。それに、一度貴方達が外に出た後に、何者かが侵入した形跡があった。恐らくその時に連れさられた」
「そんな……そんなのって!」
僕はジェレに掴みかかった。
彼女はそれを振り払うでもなく、見えているのか分からない真っ白な仮面で目を向けて来る。
「私に掴みかかっても意味はない」
「だけど! だけど! じゃあサナはどこに行ったのさ! 教えてよ! 僕のサナはどこに行ったの!」
僕の……命よりも大事なサナ。
彼女の為に僕は学園の為に戦ったと言ってもいい。
死ぬかもしれなかった危険な戦いをしたのは、サナを守りたかったからなのに。
どうして……どうして……。
「それについては、情報がある」
「え……」
てっきり誰が連れ去ったかも分からないままかと思っていたのに。
「昨日から〈選ばれし者〉のナンバーズを尋問して情報を得ている」
その後彼女は学園長に目を向けた。
学園長は頷くと魔法を唱える。
「『静寂よ』」
学園長の魔法の発動を確認したジェレは、僕に捕まれたまま話す。
「ナンバーズは本来学園の襲撃はするつもりはなかったと言っていた」
「え……」
「ローバー等のかたき討ちをしようとはしたけれど、そんなつもりはなかったと」
「じゃあ……なんで?」
僕は訳が分からず、ジェレの服を掴む手が緩む。
「彼らの前に現れた1人の男によって従わされたと。その男の名は〈黒神の祝福〉の盟主であるギーシュ」
「〈黒神の祝福〉!? しかも、ギーシュってリャーチェが言っていた名前……」
「恐らく、ギーシュはサナをさらうためだけに、〈選ばれし者〉を消しかけた」
「そんな……嘘……でしょ?」
「嘘は言わない。複数人から同じ話を聞いた。そして、ギーシュは〈時間〉を操ったかもしれない。そんな事を言っていた」
「時を操る……?」
「そう。レイラの様にほとんど使う者がいないとされる時の神系統のスキル」
「時の神……」
「貴方が使える次元の神もほとんどいないけれども。ちなみに、ロードのスキルは存在の神系統の力」
「神……学園長。〈黒神の祝福〉は黒の神を復活させようとしているそうなんですが、黒の神が復活するとどうなるのですか?」
「……」
「あれ? 学園長?」
僕がそのことを彼に問うと、彼は目を見開いて僕を見ている。
ジェレも仮面越しでよくわからないけれど、同じような事をしている気がする。
「クトー今なんと?」
「え? 黒の神が復活するとどうなるのですか……と」
「そこではない。もう一つ前じゃ」
「〈黒神の祝福〉は黒の神を復活させようとしているという事ですか?」
「それじゃ! なぜそんな事を知っておる? ワシでも知らぬ! 恐らく国王も知らぬことじゃろう!?」
「ああ、リャーチェから聞きました」
「な……そん……な……。なぜ言わんかったんじゃ」
「聞かれなかったので」
そう言えば、どうやったら〈黒神の祝福〉を潰せるかについては話した気がするけれど、目的については話した記憶は一切ない。
「はぁ……。仕方ないか、ワシもリャーチェに洗脳されておったからの……。いや、今はそれはいい。黒の神か、まずは神が9柱いるということは知っておるな?」
「子供でも知っています」
「何を司っておるか知っておるか?」
「火、水、風、土、光、闇、時、次元、存在。と聞いています」
「そうじゃ。そして、それぞれに特徴のある能力がある。火なら熱や変化、創造等じゃな。その中でも後ろの4つはとりわけ特殊と言われておる。そして、闇の神じゃが……。それは、堕落と復活を司ると言われておる」
「堕落と復活……?」
どういうことだろう?
火の能力は分かる所だけれど、意味が分からない。
「どういう……事でしょうか?」
「まぁ……そう言われているだけで、ワシも分かっておらぬ。少なくとも、いい方向に思われる神ではないの」
「それは……そうかもしれませんね」
復活はともかく、堕落は正直悪いイメージしか湧かない。
「もしくは、復活。ということであるのなら、誰かを蘇らせたい。ということであるのかもしれない」
「蘇らせる……。そんなことが出来るのでしょうか?」
「わからぬ。が、お主もサナが同じような事になったらするであろう?」
「それは……」
否定出来る訳がない。
自分の大事な人を呼び戻したい。
昔の僕の気持ちはこれだったように思う。
だから、学園長の言おうとしている事が分かってしまった。
「まぁ、闇の神は特殊じゃ。堕落と復活しか伝わっていないだけで、他にも何かあるかもしれん」
「分かりました。やっぱり、僕は教会本部のベネディラに向かうことにします」
「今からかね?」
「当然です。僕はサナを助ける事に止まる事は出来ません」
「そうか……ジェレ。ついて行ってやりなさい」
「いいの?」
「構わん。ここを狙って来るような連中もおらんじゃろう。というか、襲えるほどの勢力を持った者はもうおらぬ」
「分かった」
「ありがとうございます。学園長」
「よい。ワシはここからは離れられぬ。気をつけるのじゃぞ」
「はい。分かっています」
僕はここで話す事はないとばかりに学園長に背を向けて出口に向かう。
行き先は決まっている。
教会本部が置かれているベネディラ。
ここへ行き、囚われているであろうサナを救出する。
そして、ギーシュという奴を絶対にぶっ飛ばす。
僕はすがすがしい気持ちで朝を迎えた。
「ふ~。昨日は頑張ったからな……。今日は休みだし、他の人の手伝いに行ったり、サナに会いに行こうかな」
僕は今日の予定を決めた。
学園を守り切ることは出来たけれど、それでもこちらの被害も0ではない。
傷ついた生徒もいたし、死んでしまった教師も当然存在する。
そういう理由で、直ぐには学園の再開は出来ないだろう。
色々と支度をして、僕はサナの部屋へと向かう。
「【保護色】」
僕は姿を消して、急いでサナの部屋に向かう。
時間としてはそこまで遅い訳でもないし、別に行ってもきっと大丈夫だ。
しかし、部屋にはサナは居なかった。
「あれ……? どうしたのかな。ああ、サナの事だからきっと皆の手伝いに行ってるのか」
思わずよぎった嫌な考えを振り払って、学園中駆け回ってサナを探す。
「フェリス。サナを見なかった?」
「クトー様。いえ、今日は見ておりませんが」
「そう……ありがとう。じゃあね」
フェリスは知らなかった。
「レイラ。サナを見てない?」
「サナちゃん? あたしは見てないわよ。『聖なる祈りよ届け』」
彼女は救護室で回復魔法をかけていて知らなかったようだ。
「学園長。サナを知りませんか?」
「……ワシが目覚めて最初の一言がそれか。クトーよ」
「学園長が無事なのは知っているので、サナの無事を知りたい……と思いまして」
「……お主は変らんの。ジェレ」
「……」
学園長がジェレの名を呼ぶと、彼女は音もなく床に降り立つ。
保健室は人が少ないとは言え、彼女が降りて来たのを見た人は驚いていた。
「サナはどこにおる? 見つけて来てやるがいい」
「……いない」
「なんじゃと?」
「どういうこと?」
僕と学園長が同時に眉を寄せる。
「サナに付けていた護衛の行方も分からない」
「街中には?」
「探させている。でも見つかったという報告はない」
「……」
ジェレはそう淡々と報告をして来る。
僕は目の前が真っ暗になる気分だった。
「嘘……だよね? ねぇ、ジェレ。サナが……サナがいないなんて嘘だよね!?」
「……ここで嘘を言う必要がない」
「だって! だってサナはこの学園の中で安全に守られていたって! だから僕はあの人たちをと戦う為に外に……」
「恐らく、街の中にも内通者がいた。それに、一度貴方達が外に出た後に、何者かが侵入した形跡があった。恐らくその時に連れさられた」
「そんな……そんなのって!」
僕はジェレに掴みかかった。
彼女はそれを振り払うでもなく、見えているのか分からない真っ白な仮面で目を向けて来る。
「私に掴みかかっても意味はない」
「だけど! だけど! じゃあサナはどこに行ったのさ! 教えてよ! 僕のサナはどこに行ったの!」
僕の……命よりも大事なサナ。
彼女の為に僕は学園の為に戦ったと言ってもいい。
死ぬかもしれなかった危険な戦いをしたのは、サナを守りたかったからなのに。
どうして……どうして……。
「それについては、情報がある」
「え……」
てっきり誰が連れ去ったかも分からないままかと思っていたのに。
「昨日から〈選ばれし者〉のナンバーズを尋問して情報を得ている」
その後彼女は学園長に目を向けた。
学園長は頷くと魔法を唱える。
「『静寂よ』」
学園長の魔法の発動を確認したジェレは、僕に捕まれたまま話す。
「ナンバーズは本来学園の襲撃はするつもりはなかったと言っていた」
「え……」
「ローバー等のかたき討ちをしようとはしたけれど、そんなつもりはなかったと」
「じゃあ……なんで?」
僕は訳が分からず、ジェレの服を掴む手が緩む。
「彼らの前に現れた1人の男によって従わされたと。その男の名は〈黒神の祝福〉の盟主であるギーシュ」
「〈黒神の祝福〉!? しかも、ギーシュってリャーチェが言っていた名前……」
「恐らく、ギーシュはサナをさらうためだけに、〈選ばれし者〉を消しかけた」
「そんな……嘘……でしょ?」
「嘘は言わない。複数人から同じ話を聞いた。そして、ギーシュは〈時間〉を操ったかもしれない。そんな事を言っていた」
「時を操る……?」
「そう。レイラの様にほとんど使う者がいないとされる時の神系統のスキル」
「時の神……」
「貴方が使える次元の神もほとんどいないけれども。ちなみに、ロードのスキルは存在の神系統の力」
「神……学園長。〈黒神の祝福〉は黒の神を復活させようとしているそうなんですが、黒の神が復活するとどうなるのですか?」
「……」
「あれ? 学園長?」
僕がそのことを彼に問うと、彼は目を見開いて僕を見ている。
ジェレも仮面越しでよくわからないけれど、同じような事をしている気がする。
「クトー今なんと?」
「え? 黒の神が復活するとどうなるのですか……と」
「そこではない。もう一つ前じゃ」
「〈黒神の祝福〉は黒の神を復活させようとしているという事ですか?」
「それじゃ! なぜそんな事を知っておる? ワシでも知らぬ! 恐らく国王も知らぬことじゃろう!?」
「ああ、リャーチェから聞きました」
「な……そん……な……。なぜ言わんかったんじゃ」
「聞かれなかったので」
そう言えば、どうやったら〈黒神の祝福〉を潰せるかについては話した気がするけれど、目的については話した記憶は一切ない。
「はぁ……。仕方ないか、ワシもリャーチェに洗脳されておったからの……。いや、今はそれはいい。黒の神か、まずは神が9柱いるということは知っておるな?」
「子供でも知っています」
「何を司っておるか知っておるか?」
「火、水、風、土、光、闇、時、次元、存在。と聞いています」
「そうじゃ。そして、それぞれに特徴のある能力がある。火なら熱や変化、創造等じゃな。その中でも後ろの4つはとりわけ特殊と言われておる。そして、闇の神じゃが……。それは、堕落と復活を司ると言われておる」
「堕落と復活……?」
どういうことだろう?
火の能力は分かる所だけれど、意味が分からない。
「どういう……事でしょうか?」
「まぁ……そう言われているだけで、ワシも分かっておらぬ。少なくとも、いい方向に思われる神ではないの」
「それは……そうかもしれませんね」
復活はともかく、堕落は正直悪いイメージしか湧かない。
「もしくは、復活。ということであるのなら、誰かを蘇らせたい。ということであるのかもしれない」
「蘇らせる……。そんなことが出来るのでしょうか?」
「わからぬ。が、お主もサナが同じような事になったらするであろう?」
「それは……」
否定出来る訳がない。
自分の大事な人を呼び戻したい。
昔の僕の気持ちはこれだったように思う。
だから、学園長の言おうとしている事が分かってしまった。
「まぁ、闇の神は特殊じゃ。堕落と復活しか伝わっていないだけで、他にも何かあるかもしれん」
「分かりました。やっぱり、僕は教会本部のベネディラに向かうことにします」
「今からかね?」
「当然です。僕はサナを助ける事に止まる事は出来ません」
「そうか……ジェレ。ついて行ってやりなさい」
「いいの?」
「構わん。ここを狙って来るような連中もおらんじゃろう。というか、襲えるほどの勢力を持った者はもうおらぬ」
「分かった」
「ありがとうございます。学園長」
「よい。ワシはここからは離れられぬ。気をつけるのじゃぞ」
「はい。分かっています」
僕はここで話す事はないとばかりに学園長に背を向けて出口に向かう。
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