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九ノ段 伊織、義兄と事の真相を語りあう事。
(一)
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「ふうん……」
三木之助は、釣竿を上げて呟いた。針の先にある餌がなくなっている。
もっていかれたか、とぼやきながら、竿を倒して針を手に取った。
あの津田小次郎という若衆に決闘を挑まれてから、もう半月ほど経過している。
あの後で養父に手紙を送ったが、どうなったのかということは三木之助にもよく解らない。隣藩で歩けば二、三刻でつくとはいえ、やはりよその家のことであって、三木之助がどれだけ優秀であってもそうそう聞こえるものではない。
ただ、津田小次郎はあれっきり聞こえず、養父も無事であるようだ。
ならば、心配することもないだろうと三木之助は思った。
いやそもそも、あの新免武蔵を心配するということそのものが不遜であるのだが。
餌をつけ、竿を伸ばして糸をたらす。
ふと、三木之助は何かに気づいたように土手の方を見た。
「お久しゅう」
「お久しゅう」
挨拶を交わす。
旅装束の、宮本伊織がいた。
「何か、父上にありましたか?」
兄ではあるが血のつながりはない三木之助がそう声をかけると、「いえ」と伊織は首を振る。
「あのお父上です。何事もありはしません」
「それもそうですな。しばらくお会いしていないが……」
三木之助は遠くを見るような目をしてから。
「それでは、なんの御用で? 件の岩流とやらの始末はついてないのですか?」
「それは、もう済みました」
伊織の声は、抑えたようだった。
「今日は、三木之助殿にお伺いいたしたいことがありまして、直接ここに参上いたしました」
「ほう。それは?」
「船島の決闘の真相です」
三木之助の顔に、なんとも言えない、苦笑のような困惑のような、不可思議な表情が浮かんだ。
「それを聞くために、私に会いにこられたのか」
「他にもありますが……とりあえずは、今回の件の発端を突き詰めると、結局はそこにいきつきます」
そう。
自分が御前試合をする羽目になったのも、ゆうが明石の町にきたのも、小次郎が故郷を出奔したのも、的場だかいう兵法使いが再起不能になったのも――それこそ、今回に起きた諸々の事件の原因は、彼らの養父たる武蔵が多田市郎を撲殺したことに由来している。
しかし問題はこの決闘の当事者で現存しているのは武蔵当人しかおらず、その武蔵はまた語りたがらないということである。ことの真相が解らないということは、これから何が起きるのかも予想できないということであった。
(果たして、これでことが済んだのか、あるいはまだ何か起きる可能性があるのか――)
それが解らないと、おちおち寝ていることも出来ない。
伊織は今回に起きたことを、ゆうが語ったことを中心に自分の知りえる限りのことについて語った。
なんだかんだと決闘することになって、咄嗟に乱舞の型を見せることによって小次郎を困惑させたこと。
ゆうのこと。
引き分けた小次郎がどこかに去っていったこと。
とりあえず、今日が非番であることから三木之助ならば真相について知っているかもと思いたって急いでやってきたこと……などを。
三木之助はゆうのことを聞いて「ほう」と感心して、小次郎の登場に「へえ」と面白そうに唇を綻ばせ、決闘の段になっては膝を叩いて笑い出した。
さすがに、これには伊織も面白くない。自分はあの時は必死だったのだ。それを笑われるというのは――。
「いや、すまん。しかし伊織殿は話に聞いていた以上によくやる。御前試合で、まさかそんなことをするとはなあ……」
呆れたような、感心したような、とにかく悪意はなく、褒めているのだとは解る声ではあった。
「たいしたことではございません」
伊織の声は、対照的にそっけない。
「つまりは、無様な負け方をしなければよいのですから」
そうなのだ。
伊織は兵法者ではなかった。
だから、兵法者のような考え方はしなかった。
目的を見定めて、そのためにどうすればいいのかの最低限の画を描き、そのように振舞えばいい――
今回の決闘は御前試合であるから、まず命の危険はない。仕合というと命がけという風に聞こえるかもしれないが、何度も述べるように仕合には作法があるし、格式もある。殿の御前仕合では相手に直接当てるということは褒められたことではなく、それでも相手の技量によっては事故もありえる状況でもあり、それならば相手のことを信用せねばならず……決闘相手の小次郎の腕前については、伊織はそれこそ心配はしていなかった。
問題になるのは、決闘のあとにどうなるかである。
自分が決闘にひきずりだされた理由は、つまり御前試合で恥を曝させようという心算だったのだろう。伊織にはそこらの画はだいたい見えていた。藤右衛門にとっては棚ぼたであるが、ふってわいた好機を活かそうとしたのだろう。まったくもって熱心なことである。
ここで伊織が決闘を拒否することはできなかった。兵法者の息子として家を継いだのだから、伊織にはそれ相応の対処が求められていた。無様に負けてしまうなどとすれば腹を切る――とまではいかなくとも、近習としての立場は悪くなったのは間違いなく、下手をしたら格下げをされてしまったかもしれない。
伊織は藤右衛門が何処まで、何を求めていたのかまではわかっていなかったが。
「だからといって、まがりなりにも兵法者を前にして仕舞をしてみせるとはなあ」
そう。
この決闘での伊織の目的は、とにかく無事に決闘を敗北することである。
そのために乱舞の型を仕合の最中に見せるなどということをしたのだ。
無事な敗北とは、またおかしな言葉であるが……伊織の考えはこうだった。
「負けるだろうということは解っています」
「ふむ」
「それならば、こちらは無様にならないように……相手をうろめかせ、おびやかし、充分に惑わせてからすればよいかと」
「まったく」
三木之助は、今度は呆れたように息を吐く。
「相手が困惑した時にこちらが泰然としていれば、自ずと己が格上に見えるもの。その時点で目的は果たせているのだな。その後で何もせずに打たれても、勝ちを譲ったように見える」
「実際はどうであれ、そう見えることが肝要かと」
「そして、負けと決まれば伊織殿は『見事』と小次郎を誉め讃えたのだろうな。そうなれば皆は思うだろう。叔父の仇を討ちに来た前髪の、その心意気に打たれて勝ちを譲ったと――寸秒の隙もみせられぬ勝負に際し、見事に乱舞をしてみせた豪胆も併せて語られることだろう」
そういう計画を、父と相談しながら伊織は練っていたのだった。
その発想の根幹には、謡曲十五徳だの、能の運足でゆうをあしらった武蔵の姿があったのだが――
もっとも、仕合が始まってすぐにはそれも頭から飛んでいた。さすがに伊織とても、将来がかかった勝負では冷静ではいられなかったということだった。
もしも小次郎が、あの時にすぐさま勝ちにこずに微かにも逡巡していなければ――
すべてが皮算用に終わっていたかもしれない。
「しかし、それでも勝ちにいってしまったのは……欲が出たかね?」
「――未熟でございました」
「いや、たいしたものだ」
小次郎は勝負が引き分けに終わった後、日をおかずして姿を消した。自分が伊織の術中にはまってしまったことが悔しすぎたのかもしれない。武蔵に挑むという、当初の目標を果たすつもりにはなれなかったということは明らかだった。
今は何処で何をしているものか。
「まあ、そのうちにまた明石に舞い戻るかもしれんが、千載一遇の好機を逃したのだ。まず父上に勝負を挑むにしても――いや、ほっといても問題ないか」
三木之助の言葉は、最後は投げやりに聞こえた。
伊織はどういうことを義兄が言おうとしたのか解っていたのだが、それについては触れず。
「それで、船島のことでございますが」
「ああ、そのことについては、心配あるまい。もう二十年も昔の話だ。今更、岩流も多田家も好んでほじかえしたりはせん」
あまり、名誉なことではないからな――と三木之助は一人語散るように言い添えた。
「父上もそういわれましたが」
「なら、いいだろう」
「どうしても気になることがあります」
伊織はそこで息を吸って、吐いた。呼吸を落ち着かせようとしていた。
「ゆう殿から話を聞いていても、ぼやかされたままで、どうにも聞く機会がないので」
「彼女の父親は、誰なのですか?」
伊織は、しかしそう聞いた時、ほとんど答えを知っていた。
知っていたというのは違うかもしれない。
ただ、そうならば色々と辻褄が合うということだけであるが。
三木之助が押し黙ったのを見て、伊織はやはりと諦観にも似た確信を覚え、ついに言った。
「父上が、彼女の――」
「そうだ」
三木之助は観念したように、溜息を吐きながらそう答えた。
「二十一年前、父上は多田市郎の妹の、さち殿と通じて、そしてそれを知った彼が、父上に挑んだ――それが船島の決闘の理由だ」
三木之助は、釣竿を上げて呟いた。針の先にある餌がなくなっている。
もっていかれたか、とぼやきながら、竿を倒して針を手に取った。
あの津田小次郎という若衆に決闘を挑まれてから、もう半月ほど経過している。
あの後で養父に手紙を送ったが、どうなったのかということは三木之助にもよく解らない。隣藩で歩けば二、三刻でつくとはいえ、やはりよその家のことであって、三木之助がどれだけ優秀であってもそうそう聞こえるものではない。
ただ、津田小次郎はあれっきり聞こえず、養父も無事であるようだ。
ならば、心配することもないだろうと三木之助は思った。
いやそもそも、あの新免武蔵を心配するということそのものが不遜であるのだが。
餌をつけ、竿を伸ばして糸をたらす。
ふと、三木之助は何かに気づいたように土手の方を見た。
「お久しゅう」
「お久しゅう」
挨拶を交わす。
旅装束の、宮本伊織がいた。
「何か、父上にありましたか?」
兄ではあるが血のつながりはない三木之助がそう声をかけると、「いえ」と伊織は首を振る。
「あのお父上です。何事もありはしません」
「それもそうですな。しばらくお会いしていないが……」
三木之助は遠くを見るような目をしてから。
「それでは、なんの御用で? 件の岩流とやらの始末はついてないのですか?」
「それは、もう済みました」
伊織の声は、抑えたようだった。
「今日は、三木之助殿にお伺いいたしたいことがありまして、直接ここに参上いたしました」
「ほう。それは?」
「船島の決闘の真相です」
三木之助の顔に、なんとも言えない、苦笑のような困惑のような、不可思議な表情が浮かんだ。
「それを聞くために、私に会いにこられたのか」
「他にもありますが……とりあえずは、今回の件の発端を突き詰めると、結局はそこにいきつきます」
そう。
自分が御前試合をする羽目になったのも、ゆうが明石の町にきたのも、小次郎が故郷を出奔したのも、的場だかいう兵法使いが再起不能になったのも――それこそ、今回に起きた諸々の事件の原因は、彼らの養父たる武蔵が多田市郎を撲殺したことに由来している。
しかし問題はこの決闘の当事者で現存しているのは武蔵当人しかおらず、その武蔵はまた語りたがらないということである。ことの真相が解らないということは、これから何が起きるのかも予想できないということであった。
(果たして、これでことが済んだのか、あるいはまだ何か起きる可能性があるのか――)
それが解らないと、おちおち寝ていることも出来ない。
伊織は今回に起きたことを、ゆうが語ったことを中心に自分の知りえる限りのことについて語った。
なんだかんだと決闘することになって、咄嗟に乱舞の型を見せることによって小次郎を困惑させたこと。
ゆうのこと。
引き分けた小次郎がどこかに去っていったこと。
とりあえず、今日が非番であることから三木之助ならば真相について知っているかもと思いたって急いでやってきたこと……などを。
三木之助はゆうのことを聞いて「ほう」と感心して、小次郎の登場に「へえ」と面白そうに唇を綻ばせ、決闘の段になっては膝を叩いて笑い出した。
さすがに、これには伊織も面白くない。自分はあの時は必死だったのだ。それを笑われるというのは――。
「いや、すまん。しかし伊織殿は話に聞いていた以上によくやる。御前試合で、まさかそんなことをするとはなあ……」
呆れたような、感心したような、とにかく悪意はなく、褒めているのだとは解る声ではあった。
「たいしたことではございません」
伊織の声は、対照的にそっけない。
「つまりは、無様な負け方をしなければよいのですから」
そうなのだ。
伊織は兵法者ではなかった。
だから、兵法者のような考え方はしなかった。
目的を見定めて、そのためにどうすればいいのかの最低限の画を描き、そのように振舞えばいい――
今回の決闘は御前試合であるから、まず命の危険はない。仕合というと命がけという風に聞こえるかもしれないが、何度も述べるように仕合には作法があるし、格式もある。殿の御前仕合では相手に直接当てるということは褒められたことではなく、それでも相手の技量によっては事故もありえる状況でもあり、それならば相手のことを信用せねばならず……決闘相手の小次郎の腕前については、伊織はそれこそ心配はしていなかった。
問題になるのは、決闘のあとにどうなるかである。
自分が決闘にひきずりだされた理由は、つまり御前試合で恥を曝させようという心算だったのだろう。伊織にはそこらの画はだいたい見えていた。藤右衛門にとっては棚ぼたであるが、ふってわいた好機を活かそうとしたのだろう。まったくもって熱心なことである。
ここで伊織が決闘を拒否することはできなかった。兵法者の息子として家を継いだのだから、伊織にはそれ相応の対処が求められていた。無様に負けてしまうなどとすれば腹を切る――とまではいかなくとも、近習としての立場は悪くなったのは間違いなく、下手をしたら格下げをされてしまったかもしれない。
伊織は藤右衛門が何処まで、何を求めていたのかまではわかっていなかったが。
「だからといって、まがりなりにも兵法者を前にして仕舞をしてみせるとはなあ」
そう。
この決闘での伊織の目的は、とにかく無事に決闘を敗北することである。
そのために乱舞の型を仕合の最中に見せるなどということをしたのだ。
無事な敗北とは、またおかしな言葉であるが……伊織の考えはこうだった。
「負けるだろうということは解っています」
「ふむ」
「それならば、こちらは無様にならないように……相手をうろめかせ、おびやかし、充分に惑わせてからすればよいかと」
「まったく」
三木之助は、今度は呆れたように息を吐く。
「相手が困惑した時にこちらが泰然としていれば、自ずと己が格上に見えるもの。その時点で目的は果たせているのだな。その後で何もせずに打たれても、勝ちを譲ったように見える」
「実際はどうであれ、そう見えることが肝要かと」
「そして、負けと決まれば伊織殿は『見事』と小次郎を誉め讃えたのだろうな。そうなれば皆は思うだろう。叔父の仇を討ちに来た前髪の、その心意気に打たれて勝ちを譲ったと――寸秒の隙もみせられぬ勝負に際し、見事に乱舞をしてみせた豪胆も併せて語られることだろう」
そういう計画を、父と相談しながら伊織は練っていたのだった。
その発想の根幹には、謡曲十五徳だの、能の運足でゆうをあしらった武蔵の姿があったのだが――
もっとも、仕合が始まってすぐにはそれも頭から飛んでいた。さすがに伊織とても、将来がかかった勝負では冷静ではいられなかったということだった。
もしも小次郎が、あの時にすぐさま勝ちにこずに微かにも逡巡していなければ――
すべてが皮算用に終わっていたかもしれない。
「しかし、それでも勝ちにいってしまったのは……欲が出たかね?」
「――未熟でございました」
「いや、たいしたものだ」
小次郎は勝負が引き分けに終わった後、日をおかずして姿を消した。自分が伊織の術中にはまってしまったことが悔しすぎたのかもしれない。武蔵に挑むという、当初の目標を果たすつもりにはなれなかったということは明らかだった。
今は何処で何をしているものか。
「まあ、そのうちにまた明石に舞い戻るかもしれんが、千載一遇の好機を逃したのだ。まず父上に勝負を挑むにしても――いや、ほっといても問題ないか」
三木之助の言葉は、最後は投げやりに聞こえた。
伊織はどういうことを義兄が言おうとしたのか解っていたのだが、それについては触れず。
「それで、船島のことでございますが」
「ああ、そのことについては、心配あるまい。もう二十年も昔の話だ。今更、岩流も多田家も好んでほじかえしたりはせん」
あまり、名誉なことではないからな――と三木之助は一人語散るように言い添えた。
「父上もそういわれましたが」
「なら、いいだろう」
「どうしても気になることがあります」
伊織はそこで息を吸って、吐いた。呼吸を落ち着かせようとしていた。
「ゆう殿から話を聞いていても、ぼやかされたままで、どうにも聞く機会がないので」
「彼女の父親は、誰なのですか?」
伊織は、しかしそう聞いた時、ほとんど答えを知っていた。
知っていたというのは違うかもしれない。
ただ、そうならば色々と辻褄が合うということだけであるが。
三木之助が押し黙ったのを見て、伊織はやはりと諦観にも似た確信を覚え、ついに言った。
「父上が、彼女の――」
「そうだ」
三木之助は観念したように、溜息を吐きながらそう答えた。
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