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第一章
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あぁ~…どうしよ。怒られるかな?
でも、これは僕のせいじゃないよね!?
そりゃ、多少、声は大きかったかも知れないけど…。
等と考えていたら人間さんが口を開いた。
「人型の…神獣…?」
「こんにちは~…」
一応、挨拶してみた。
入って来た人間さんもこれまた美形で切れ長の目が印象的だ。
そしてカインと同じような騎士服を着ていた。
挨拶してみたもののずっと黙って僕を上から下までジーッと見ている。
特に耳としっぽ。
あ、羽はしまってあるから今は見えてないよ!
「あの…」
僕が戸惑っているとその人間さんが口を開いた。
「失礼。今、騒がれているカインの契約獣は…君か…?」
「あ、そう…」
そうだけど。と言う前にその人は僕の方へズカズカと歩いて来て僕の手を取った。
頭や肩に乗っていた鳥達が羽ばたいてお外に行っちゃった。
「手もスベスベだ…。そして瞳の色は虹色…。耳としっぽは真っ白。なんて美しい」
「えっ…?」
「人型になれる神獣は珍しい。かなりの上位種でなければここまで美しい姿すらなれない。そして何より煌めく美しい虹色の瞳。君は何の神獣だ?」
あれ程、僕が人前に出てはいけないと言われ続けているのにここで簡単に言ってしまえばカインやレオンに申し訳ないと思い僕は…。
でも、これは僕のせいじゃないよね!?
そりゃ、多少、声は大きかったかも知れないけど…。
等と考えていたら人間さんが口を開いた。
「人型の…神獣…?」
「こんにちは~…」
一応、挨拶してみた。
入って来た人間さんもこれまた美形で切れ長の目が印象的だ。
そしてカインと同じような騎士服を着ていた。
挨拶してみたもののずっと黙って僕を上から下までジーッと見ている。
特に耳としっぽ。
あ、羽はしまってあるから今は見えてないよ!
「あの…」
僕が戸惑っているとその人間さんが口を開いた。
「失礼。今、騒がれているカインの契約獣は…君か…?」
「あ、そう…」
そうだけど。と言う前にその人は僕の方へズカズカと歩いて来て僕の手を取った。
頭や肩に乗っていた鳥達が羽ばたいてお外に行っちゃった。
「手もスベスベだ…。そして瞳の色は虹色…。耳としっぽは真っ白。なんて美しい」
「えっ…?」
「人型になれる神獣は珍しい。かなりの上位種でなければここまで美しい姿すらなれない。そして何より煌めく美しい虹色の瞳。君は何の神獣だ?」
あれ程、僕が人前に出てはいけないと言われ続けているのにここで簡単に言ってしまえばカインやレオンに申し訳ないと思い僕は…。
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