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最終章
98 未来に向けて2
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東京に帰ってきた。一度自室に荷物を置くと、そのまま兄の会社の二十八階の社長室へ向かった。二十八階の廊下、丁度兄が廊下で秘書の真木と話をしていた。そこに小走りで兄に近づく。
「お兄様ー!」
「紗彩、帰ったのか」
兄に突進し、兄に抱き付いた。そして顔を上げる。
「今帰ったの!」
「……すごく機嫌がいいな?」
兄は私の頭に手を置き、真木とはそこで別れ、私は兄と共に社長室へ入室した。そして部屋で二人になったとたん、兄が口を開いた。
「何か流雨と、いいことでもあったか?」
「……どうして分かるの?」
「分かるよ。ずっと紗彩は元気がなかったけど、今日は全身から花が飛んでる」
見てすぐ分かるとは、さすが兄。
「えへへ! あのねぇ、るー君と結婚することになった!」
「……そうか。良かったな」
驚いた顔をした兄は、すぐに笑って私を抱きしめてくれた。
「流雨から好きって言われたか?」
「うん」
「良かったな」
「うん!」
兄から体を離した。
「るー君ね、私と一緒にいても死なないんですって。防御ができる石の力があるから。ずっと一緒にいてくれるって!」
「石の力? 時間を戻すやつか」
「ううん、それじゃないって言ってたけれど、何かはわかんない」
「……流雨がそう言ってたんだな? 流雨から何か俺に預かってるか?」
「うん、動画を預かってきたよ」
「分かった、あとでくれ」
私は頷く。流雨が帝国で生きることになってから、私が東京に戻るたびに、兄と流雨は動画や手紙でやり取りをしているのだ。兄はひとまず安心したのか、私の手を握った。
「流雨なら紗彩を任せられる。今だから言うが、流雨はこっちにいるときから紗彩のことが好きだったんだぞ」
「……そうなの?」
そんなこと初めて聞いた。嬉しいのと恥ずかしいので顔が熱い。
「い、いつからかな?」
「恋愛的な意味なら、一、二年くらい前か? でも、小さいころから色んな意味で好きだったからな」
「……小さいころ? ……あの、るー君が私を好きなのって、今がピークじゃないよね? 私、もう小さくないよ」
兄は一瞬止まると、笑いだした。
「それは流雨に聞いてみろ。そういう不安は、流雨に解決してもらえ」
「えぇ?」
そんなこと聞いて嫌われたりしないだろうか。でも、確かに聞いておきたいから、帝国に帰ったら聞いてみよう。
それから夜になり、学校から帰ってきた麻彩にも流雨との結婚のことを伝えると、泣かれてしまった。
「ほら、やっぱり! さーちゃん、るー君とは結婚しないって言ってたのにぃ!」
「ごめんね、まーちゃん……」
「絶対るー君と結婚すると思ってた! さーちゃん、すぐるー君、るー君って言うし! るー君と結婚したら、さーちゃん帰ってこなくなるんだ」
「そんなことないよ! 今までと同じくらいのペースで帰って来るから! ほら、私あと一年しないうちに卒業だから、そしたら、まーちゃんと二人で旅行とか行きやすくなるよ」
「……二人で? ちょっと長く泊まりで行ける?」
「行ける行ける!」
今は旅行と言っても一泊二日が限界だけれど、学校に行かなくてよくなるだけでも、時間ができる。仕事はあるだろうけれど、今より余裕はあるだろう。
「……さーちゃんがちゃんと帰って来るなら、るー君と結婚してもいいよ」
「ありがとう、まーちゃん!」
「さーちゃんが帰ってこなくなったら、るー君を呪うから」
「オ、オッケー……」
流雨にも麻彩の呪いの魔の手が。しかし、私がちゃんと定期的に東京に戻るので、何も問題ないはず。
そんなこんなで、兄と麻彩に結婚の報告は終わった。
そして、次の日。母と連絡を取り、とあるホテルのカフェにやってきた。カフェの個室では先に母が到着していた。母は綺麗めのタイトなワンピースを着て、優雅に紅茶を飲んでいた。私も席に着き、紅茶とケーキセットを注文する。
「紗彩がわざわざ会って話したいって、珍しいわ。帝国で何かあったの?」
「婚約が決まったので、お母様に顔合わせの場に来てもらいたいの」
「そういえば、前の相手はダメになったのだったわね。私が行くのは構わないけれど、契約書でやり取りするだけでは済まない相手ってこと?」
「うん。ルーウェン・ウォン・リンケルトなの」
「……………………リンケルト公爵子息?」
「うん」
朗らかに笑みを浮かべていた母が、真剣な顔をした。
「……いくら私が放任主義とは言っても、さすがに娘がおもちゃにされるかもとなれば、話は別よ」
「……うん?」
「幸い、まだ婚約はしていないのだから、あちら様には諦めてもらいましょう」
「ちょ、ちょっと待って!?」
母は勘違いをしている。私は慌ててルーウェンが流雨だという説明をした。そのことは東京では兄と麻彩にしか話をしていなかった。結婚がなければ母には言わないつもりだったが、結婚するとなれば話は別だ。流雨がルーウェンだということも含めて話す必要があったから、今回母と会って話すことにしたのだ。
死んだはずの流雨が帝国で生きることになった経緯を説明し、母は驚いていたけれど、ほっとした顔をしていた。
「ルーウェン・ウォン・リンケルトが流雨くんだとは驚きだけれど、そういうことなら問題ないわ。顔合わせは任せて頂戴」
「ありがとう、お母様!」
「でも、良かったわ。紗彩のその顔、ちゃんと流雨くんが好きなのね」
「う、うん……るー君が好き」
「好きな人と一緒になれるのが一番よ。紗彩は他の貴族のように家のための結婚をしようとしていたけれど、やっぱりねぇ、女は愛されてなんぼよ。流雨くんはしっかりしているし、昔から紗彩を可愛がっていたし、安心だわ」
母も流雨との結婚に賛成してくれているようで嬉しい。母が今度帝国に来てくれることになり、少しずつ婚約に近づいていくのを実感するのだった。
「お兄様ー!」
「紗彩、帰ったのか」
兄に突進し、兄に抱き付いた。そして顔を上げる。
「今帰ったの!」
「……すごく機嫌がいいな?」
兄は私の頭に手を置き、真木とはそこで別れ、私は兄と共に社長室へ入室した。そして部屋で二人になったとたん、兄が口を開いた。
「何か流雨と、いいことでもあったか?」
「……どうして分かるの?」
「分かるよ。ずっと紗彩は元気がなかったけど、今日は全身から花が飛んでる」
見てすぐ分かるとは、さすが兄。
「えへへ! あのねぇ、るー君と結婚することになった!」
「……そうか。良かったな」
驚いた顔をした兄は、すぐに笑って私を抱きしめてくれた。
「流雨から好きって言われたか?」
「うん」
「良かったな」
「うん!」
兄から体を離した。
「るー君ね、私と一緒にいても死なないんですって。防御ができる石の力があるから。ずっと一緒にいてくれるって!」
「石の力? 時間を戻すやつか」
「ううん、それじゃないって言ってたけれど、何かはわかんない」
「……流雨がそう言ってたんだな? 流雨から何か俺に預かってるか?」
「うん、動画を預かってきたよ」
「分かった、あとでくれ」
私は頷く。流雨が帝国で生きることになってから、私が東京に戻るたびに、兄と流雨は動画や手紙でやり取りをしているのだ。兄はひとまず安心したのか、私の手を握った。
「流雨なら紗彩を任せられる。今だから言うが、流雨はこっちにいるときから紗彩のことが好きだったんだぞ」
「……そうなの?」
そんなこと初めて聞いた。嬉しいのと恥ずかしいので顔が熱い。
「い、いつからかな?」
「恋愛的な意味なら、一、二年くらい前か? でも、小さいころから色んな意味で好きだったからな」
「……小さいころ? ……あの、るー君が私を好きなのって、今がピークじゃないよね? 私、もう小さくないよ」
兄は一瞬止まると、笑いだした。
「それは流雨に聞いてみろ。そういう不安は、流雨に解決してもらえ」
「えぇ?」
そんなこと聞いて嫌われたりしないだろうか。でも、確かに聞いておきたいから、帝国に帰ったら聞いてみよう。
それから夜になり、学校から帰ってきた麻彩にも流雨との結婚のことを伝えると、泣かれてしまった。
「ほら、やっぱり! さーちゃん、るー君とは結婚しないって言ってたのにぃ!」
「ごめんね、まーちゃん……」
「絶対るー君と結婚すると思ってた! さーちゃん、すぐるー君、るー君って言うし! るー君と結婚したら、さーちゃん帰ってこなくなるんだ」
「そんなことないよ! 今までと同じくらいのペースで帰って来るから! ほら、私あと一年しないうちに卒業だから、そしたら、まーちゃんと二人で旅行とか行きやすくなるよ」
「……二人で? ちょっと長く泊まりで行ける?」
「行ける行ける!」
今は旅行と言っても一泊二日が限界だけれど、学校に行かなくてよくなるだけでも、時間ができる。仕事はあるだろうけれど、今より余裕はあるだろう。
「……さーちゃんがちゃんと帰って来るなら、るー君と結婚してもいいよ」
「ありがとう、まーちゃん!」
「さーちゃんが帰ってこなくなったら、るー君を呪うから」
「オ、オッケー……」
流雨にも麻彩の呪いの魔の手が。しかし、私がちゃんと定期的に東京に戻るので、何も問題ないはず。
そんなこんなで、兄と麻彩に結婚の報告は終わった。
そして、次の日。母と連絡を取り、とあるホテルのカフェにやってきた。カフェの個室では先に母が到着していた。母は綺麗めのタイトなワンピースを着て、優雅に紅茶を飲んでいた。私も席に着き、紅茶とケーキセットを注文する。
「紗彩がわざわざ会って話したいって、珍しいわ。帝国で何かあったの?」
「婚約が決まったので、お母様に顔合わせの場に来てもらいたいの」
「そういえば、前の相手はダメになったのだったわね。私が行くのは構わないけれど、契約書でやり取りするだけでは済まない相手ってこと?」
「うん。ルーウェン・ウォン・リンケルトなの」
「……………………リンケルト公爵子息?」
「うん」
朗らかに笑みを浮かべていた母が、真剣な顔をした。
「……いくら私が放任主義とは言っても、さすがに娘がおもちゃにされるかもとなれば、話は別よ」
「……うん?」
「幸い、まだ婚約はしていないのだから、あちら様には諦めてもらいましょう」
「ちょ、ちょっと待って!?」
母は勘違いをしている。私は慌ててルーウェンが流雨だという説明をした。そのことは東京では兄と麻彩にしか話をしていなかった。結婚がなければ母には言わないつもりだったが、結婚するとなれば話は別だ。流雨がルーウェンだということも含めて話す必要があったから、今回母と会って話すことにしたのだ。
死んだはずの流雨が帝国で生きることになった経緯を説明し、母は驚いていたけれど、ほっとした顔をしていた。
「ルーウェン・ウォン・リンケルトが流雨くんだとは驚きだけれど、そういうことなら問題ないわ。顔合わせは任せて頂戴」
「ありがとう、お母様!」
「でも、良かったわ。紗彩のその顔、ちゃんと流雨くんが好きなのね」
「う、うん……るー君が好き」
「好きな人と一緒になれるのが一番よ。紗彩は他の貴族のように家のための結婚をしようとしていたけれど、やっぱりねぇ、女は愛されてなんぼよ。流雨くんはしっかりしているし、昔から紗彩を可愛がっていたし、安心だわ」
母も流雨との結婚に賛成してくれているようで嬉しい。母が今度帝国に来てくれることになり、少しずつ婚約に近づいていくのを実感するのだった。
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