13 / 40
状況整理がしたい
しおりを挟む
洗脳に、操る。
その言葉に少なからず動揺してしまった紅音を落ち着かせるため、パルアドルフ達は部屋の中央にあるチャブ台を囲むように座った。
「お茶は美味しいですか?紅音さん」
「は、はい、美味しいです。ありがとうございます。ルカ様」
「よかった、落ち着いたみたいで」
神様達と肩を並べチャブ台を囲み、用意されていたお茶を飲むと言う、なんともシュールな光景。
でも、美味しいお茶を飲んでいたら不思議と紅音の動揺も落ち着いてきた。
「だが、あの姫川 柚莉愛って言う娘は、どう解釈したのか、この世界へ来る事を望んでいた。何か勘違いしている様だったが・・・」
「え?勘違い?」
話の口火を切ったレニックス様が苦々しく溜息を吐く。
その言葉に、内心ちょっと驚いた。
「せっかく忠告をして上げたのに、完全に無視!紅音がお城を出た後も柚莉愛ちゃんをなんとかしようと思って、今度は私が声をかけたら、モブ女は黙ってろって言われた!!酷いでしょ!?」
「とにかく話をしようと言えば、ゲームやシナリオがどうこう言っていて、話にならずでね」
おそらく、柚莉愛に謝罪しに行っていたであろう、レイ様、ロディ様、レニックス様が苦々しい顔をした。
初対面の私にモブとかオバさんとか言って邪険にしていたからなぁ・・・・。
と言うよりも、あの子はこの異なる世界に対しての知識、この国の王子の名前や宰相様の名前、初めて見る筈の魔道具の名前を知っていた。何よりも警戒心が殆ど無いに等しかった。
「彼女の思考を読んでみたら、どうやら、この世界は彼女がハマっていた恋愛ゲームの世界観と人物が似ているらしく、彼女はそのゲームの世界だと信じ切っているらしいんだ」
「あ・・・・、そう言えば、召喚されて時に、『イセコイ』とかなんとか、言っていたような・・・・・」
生憎、私はゲーム関連には疎い。
と言うよりも、貧乏生活でゲームをする余裕が無かった。
だけど、確か、会社の新米の後輩がそんなゲームにハマって、推しのイケメンキャラクターにお布施し過ぎてお給料が足らないって嘆いていたっけ・・・。
「じゃあ、此処はゲームの世界、になるんですか?」
無意識に首を傾げながら困惑する紅音。
「似て非なるモノ、だな」
「似て非なるモノ、ですか?」
「世界観や人物の酷似は多少有るだろうが、基本的には別物と考えた方がいいだろうな」
「じゃあ、此処は、彼女がハマっている恋愛ゲームの世界では無いと言う事ですか?」
「いや、それが、そうとも言い切れないのが、また面倒な事情なんだ」
「ふえ?」
レイ様が困ったように眉を下げ、苦笑いをする。
「実は、異世界からコチラの世界へ召喚される人間は過去にも数人居るんだ。先程も説明したように、主にオーバー・ゲートが開いた時に異世界からの人間を召喚する事が多いし、そんな、召喚された人間達を元の世界に返還してあげたり、記憶を改竄したりするのも、僕たちの仕事でもあるんだよ」
「はぁ・・・・・・・・へ!?」
あまりにも普通に話すレイ様に一瞬、聞き逃しそうになった。
「元の世界に返還って、帰れるんですか!?」
「ああ、現に120年前に召喚された聖女として召喚された少女も無事に元の世界へ戻したよ。勿論、今すぐと言う訳には行かないけど、この世界の魔素がある一定までの濃度になれば君を元の世界へ帰還する事が出来るんだよ」
「ほ、本当ですか!?」
レイ様の言葉に消えていた元の世界へ帰れる希望が見えて来て。
「ただし、今から50年後位にはなるがな」
「5、50年・・・・・」
だが、レニックス様がその希望を吹き消してしまった。
「こんの、石頭!!」
「ッ、な、殴るな!」
頭を垂れ、落ち込んでいる紅音をみてアディーダが隣に座るレニックスの頭を叩く。
「あ、で、でも、大丈夫ですよ!コチラの世界と紅音さんの世界の流れが違うんです」
「え?」
ルカリスが落ち込む紅音を励ますように声をかける。
「先程は失言した。済まない。僕が言いたかったのは、この世界での時間で50年後と言う意味で、貴女の居た世界での時間経過は約5年程だ」
「え、5年・・・・」
50年と5年では時間の差があり過ぎる。
つまり、
「え、じゃあ、50年経って元の世界に戻れたとしたら、私は78歳のお婆ちゃんの姿で5年後の元の世界に戻ると言う事ですか?」
レニックス様の説明に元の世界にお婆ちゃんの姿で生還する自分の姿を想像してしまう。
「いや、それは今は無い」
「え?今は??」
だが、そんな紅音の考えはアディーダに否定された。
「紅音は元の世界の時間で産まれて生きてきた。つまり、元の世界の刻に守られているの。だから、コチラで50年過ごしても、紅音の身体はこの世界の刻の影響を受けない。つまり、50年過ごしても紅音の身体は5年分の成長しかしない」
「え?刻の影響??」
「おそらく、数百年前に召喚された者が元の世界に無事に返還された後に、コチラの世界を元手に何らかの作品を生み出し、布教されていても、まぁ可笑しい話では無いだろうな。その者の記憶を改竄するかはその時の場合と状況で決めるからな」
「え?え?」
アディーダ様とレニックス様の説明を聞いても理解が追いつかない。
「ん?ん?え、えっと、つまり?」
まずい、色々と予想外過ぎて頭の脳内処理が追いつかなくなって、混乱してきた。
こう言う時は、
「あの、すみません」
私は、場の空気を壊す事覚悟で挙手を挙げた。
「はい。どうしましたか?紅音」
「あの、すみません。一度退出してもよろしいでしょうか?」
思い詰めた顔をした紅音が退出を申し出した。
「おや?どうかしましたか?」
「ちょっと、取りに行きたい物があって・・・・、と言うか、この白い部屋出られるんですよね!?」
一瞬、この真っ白い部屋から出れないのではと一抹の不安を感じていると、
「そ、それは、大丈夫です。この『亜空間プライベートルーム』は紅音さんのスキルだから、出たいと念じれば出れる筈です」
ルカ様が私を落ち着かせるようにそう言ってくれた。
「は、はい」
何となく両手を胸の前で組み出たいと念じる。
すると、目の前に見覚えのあるディスプレイが出て来た。
『亜空間プライベートルームを出ますか?
YES orNO 』
「い、YES」
ディスプレイに表示された選択肢を選ぶと、目の前に光が溢れ、気がつくと宿泊している紅音は部屋に立っていた。
右手の中に、青い鈴のキーホルダーがついた古い鍵が握られていた。
「で、出られた・・・」
うまく出られた事に安堵したけど、すぐに戻らないと。
私はベッドの上に広げた荷物をリュックに詰め込め、ポーチを手に持つ。
「よし・・・・。えっと、スキル『亜空間プライベートルーム』」
すると、右手の中の鍵が暖かく光だし、今度は自分で目の前に扉に鍵を差し込むイメージで右手に握った青い鈴のキーホルダーがついた古い鍵を回した。
その時、目の前に光が溢れ、気がつくまたあの白い部屋に紅音は立っていた。
「おかえりなさい。紅音さん」
「ただいまです」
ルカリスに出迎えられ、紅音は先程まで座っていた場所に座りった。
「よし」
持っていたポーチからメモ帳とボールペンを取り出し、
「状況整理をさせて下さい!!」
チャブ台の上にメモ帳のページを広げた。
その言葉に少なからず動揺してしまった紅音を落ち着かせるため、パルアドルフ達は部屋の中央にあるチャブ台を囲むように座った。
「お茶は美味しいですか?紅音さん」
「は、はい、美味しいです。ありがとうございます。ルカ様」
「よかった、落ち着いたみたいで」
神様達と肩を並べチャブ台を囲み、用意されていたお茶を飲むと言う、なんともシュールな光景。
でも、美味しいお茶を飲んでいたら不思議と紅音の動揺も落ち着いてきた。
「だが、あの姫川 柚莉愛って言う娘は、どう解釈したのか、この世界へ来る事を望んでいた。何か勘違いしている様だったが・・・」
「え?勘違い?」
話の口火を切ったレニックス様が苦々しく溜息を吐く。
その言葉に、内心ちょっと驚いた。
「せっかく忠告をして上げたのに、完全に無視!紅音がお城を出た後も柚莉愛ちゃんをなんとかしようと思って、今度は私が声をかけたら、モブ女は黙ってろって言われた!!酷いでしょ!?」
「とにかく話をしようと言えば、ゲームやシナリオがどうこう言っていて、話にならずでね」
おそらく、柚莉愛に謝罪しに行っていたであろう、レイ様、ロディ様、レニックス様が苦々しい顔をした。
初対面の私にモブとかオバさんとか言って邪険にしていたからなぁ・・・・。
と言うよりも、あの子はこの異なる世界に対しての知識、この国の王子の名前や宰相様の名前、初めて見る筈の魔道具の名前を知っていた。何よりも警戒心が殆ど無いに等しかった。
「彼女の思考を読んでみたら、どうやら、この世界は彼女がハマっていた恋愛ゲームの世界観と人物が似ているらしく、彼女はそのゲームの世界だと信じ切っているらしいんだ」
「あ・・・・、そう言えば、召喚されて時に、『イセコイ』とかなんとか、言っていたような・・・・・」
生憎、私はゲーム関連には疎い。
と言うよりも、貧乏生活でゲームをする余裕が無かった。
だけど、確か、会社の新米の後輩がそんなゲームにハマって、推しのイケメンキャラクターにお布施し過ぎてお給料が足らないって嘆いていたっけ・・・。
「じゃあ、此処はゲームの世界、になるんですか?」
無意識に首を傾げながら困惑する紅音。
「似て非なるモノ、だな」
「似て非なるモノ、ですか?」
「世界観や人物の酷似は多少有るだろうが、基本的には別物と考えた方がいいだろうな」
「じゃあ、此処は、彼女がハマっている恋愛ゲームの世界では無いと言う事ですか?」
「いや、それが、そうとも言い切れないのが、また面倒な事情なんだ」
「ふえ?」
レイ様が困ったように眉を下げ、苦笑いをする。
「実は、異世界からコチラの世界へ召喚される人間は過去にも数人居るんだ。先程も説明したように、主にオーバー・ゲートが開いた時に異世界からの人間を召喚する事が多いし、そんな、召喚された人間達を元の世界に返還してあげたり、記憶を改竄したりするのも、僕たちの仕事でもあるんだよ」
「はぁ・・・・・・・・へ!?」
あまりにも普通に話すレイ様に一瞬、聞き逃しそうになった。
「元の世界に返還って、帰れるんですか!?」
「ああ、現に120年前に召喚された聖女として召喚された少女も無事に元の世界へ戻したよ。勿論、今すぐと言う訳には行かないけど、この世界の魔素がある一定までの濃度になれば君を元の世界へ帰還する事が出来るんだよ」
「ほ、本当ですか!?」
レイ様の言葉に消えていた元の世界へ帰れる希望が見えて来て。
「ただし、今から50年後位にはなるがな」
「5、50年・・・・・」
だが、レニックス様がその希望を吹き消してしまった。
「こんの、石頭!!」
「ッ、な、殴るな!」
頭を垂れ、落ち込んでいる紅音をみてアディーダが隣に座るレニックスの頭を叩く。
「あ、で、でも、大丈夫ですよ!コチラの世界と紅音さんの世界の流れが違うんです」
「え?」
ルカリスが落ち込む紅音を励ますように声をかける。
「先程は失言した。済まない。僕が言いたかったのは、この世界での時間で50年後と言う意味で、貴女の居た世界での時間経過は約5年程だ」
「え、5年・・・・」
50年と5年では時間の差があり過ぎる。
つまり、
「え、じゃあ、50年経って元の世界に戻れたとしたら、私は78歳のお婆ちゃんの姿で5年後の元の世界に戻ると言う事ですか?」
レニックス様の説明に元の世界にお婆ちゃんの姿で生還する自分の姿を想像してしまう。
「いや、それは今は無い」
「え?今は??」
だが、そんな紅音の考えはアディーダに否定された。
「紅音は元の世界の時間で産まれて生きてきた。つまり、元の世界の刻に守られているの。だから、コチラで50年過ごしても、紅音の身体はこの世界の刻の影響を受けない。つまり、50年過ごしても紅音の身体は5年分の成長しかしない」
「え?刻の影響??」
「おそらく、数百年前に召喚された者が元の世界に無事に返還された後に、コチラの世界を元手に何らかの作品を生み出し、布教されていても、まぁ可笑しい話では無いだろうな。その者の記憶を改竄するかはその時の場合と状況で決めるからな」
「え?え?」
アディーダ様とレニックス様の説明を聞いても理解が追いつかない。
「ん?ん?え、えっと、つまり?」
まずい、色々と予想外過ぎて頭の脳内処理が追いつかなくなって、混乱してきた。
こう言う時は、
「あの、すみません」
私は、場の空気を壊す事覚悟で挙手を挙げた。
「はい。どうしましたか?紅音」
「あの、すみません。一度退出してもよろしいでしょうか?」
思い詰めた顔をした紅音が退出を申し出した。
「おや?どうかしましたか?」
「ちょっと、取りに行きたい物があって・・・・、と言うか、この白い部屋出られるんですよね!?」
一瞬、この真っ白い部屋から出れないのではと一抹の不安を感じていると、
「そ、それは、大丈夫です。この『亜空間プライベートルーム』は紅音さんのスキルだから、出たいと念じれば出れる筈です」
ルカ様が私を落ち着かせるようにそう言ってくれた。
「は、はい」
何となく両手を胸の前で組み出たいと念じる。
すると、目の前に見覚えのあるディスプレイが出て来た。
『亜空間プライベートルームを出ますか?
YES orNO 』
「い、YES」
ディスプレイに表示された選択肢を選ぶと、目の前に光が溢れ、気がつくと宿泊している紅音は部屋に立っていた。
右手の中に、青い鈴のキーホルダーがついた古い鍵が握られていた。
「で、出られた・・・」
うまく出られた事に安堵したけど、すぐに戻らないと。
私はベッドの上に広げた荷物をリュックに詰め込め、ポーチを手に持つ。
「よし・・・・。えっと、スキル『亜空間プライベートルーム』」
すると、右手の中の鍵が暖かく光だし、今度は自分で目の前に扉に鍵を差し込むイメージで右手に握った青い鈴のキーホルダーがついた古い鍵を回した。
その時、目の前に光が溢れ、気がつくまたあの白い部屋に紅音は立っていた。
「おかえりなさい。紅音さん」
「ただいまです」
ルカリスに出迎えられ、紅音は先程まで座っていた場所に座りった。
「よし」
持っていたポーチからメモ帳とボールペンを取り出し、
「状況整理をさせて下さい!!」
チャブ台の上にメモ帳のページを広げた。
540
あなたにおすすめの小説
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
【完結】神様と呼ばれた医師の異世界転生物語 ~胸を張って彼女と再会するために自分磨きの旅へ!~
川原源明
ファンタジー
秋津直人、85歳。
50年前に彼女の進藤茜を亡くして以来ずっと独身を貫いてきた。彼の傍らには彼女がなくなった日に出会った白い小さな子犬?の、ちび助がいた。
嘗ては、救命救急センターや外科で医師として活動し、多くの命を救って来た直人、人々に神様と呼ばれるようになっていたが、定年を迎えると同時に山を買いプライベートキャンプ場をつくり余生はほとんどここで過ごしていた。
彼女がなくなって50年目の命日の夜ちび助とキャンプを楽しんでいると意識が遠のき、気づけば辺りが真っ白な空間にいた。
白い空間では、創造神を名乗るネアという女性と、今までずっとそばに居たちび助が人の子の姿で土下座していた。ちび助の不注意で茜君が命を落とし、謝罪の意味を込めて、創造神ネアの創る世界に、茜君がすでに転移していることを教えてくれた。そして自分もその世界に転生させてもらえることになった。
胸を張って彼女と再会できるようにと、彼女が降り立つより30年前に転生するように創造神ネアに願った。
そして転生した直人は、新しい家庭でナットという名前を与えられ、ネア様と、阿修羅様から貰った加護と学生時代からやっていた格闘技や、仕事にしていた医術、そして趣味の物作りやサバイバル技術を活かし冒険者兼医師として旅にでるのであった。
まずは最強の称号を得よう!
地球では神様と呼ばれた医師の異世界転生物語
※元ヤンナース異世界生活 ヒロイン茜ちゃんの彼氏編
※医療現場の恋物語 馴れ初め編
【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜
あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!
巻き込まれて異世界召喚? よくわからないけど頑張ります。 〜JKヒロインにおばさん呼ばわりされたけど、28才はお姉さんです〜
トイダノリコ
ファンタジー
会社帰りにJKと一緒に異世界へ――!?
婚活のために「料理の基本」本を買った帰り道、28歳の篠原亜子は、通りすがりの女子高生・星野美咲とともに突然まぶしい光に包まれる。
気がつけばそこは、海と神殿の国〈アズーリア王国〉。
美咲は「聖乙女」として大歓迎される一方、亜子は「予定外に混ざった人」として放置されてしまう。
けれど世界意識(※神?)からのお詫びとして特殊能力を授かった。
食材や魔物の食用可否、毒の有無、調理法までわかるスキル――〈料理眼〉!
「よし、こうなったら食堂でも開いて生きていくしかない!」
港町の小さな店〈潮風亭〉を拠点に、亜子は料理修行と新生活をスタート。
気のいい夫婦、誠実な騎士、皮肉屋の魔法使い、王子様や留学生、眼帯の怪しい男……そして、彼女を慕う男爵令嬢など個性豊かな仲間たちに囲まれて、"聖乙女イベントの裏側”で、静かに、そしてたくましく人生を切り拓く異世界スローライフ開幕。
――はい。静かに、ひっそり生きていこうと思っていたんです。私も.....(アコ談)
*AIと一緒に書いています*
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる