38 / 154
口の悪い魔人達と俺様ノルト
038.セントリアに打つ布石(4) 怖いロゼルタ
しおりを挟む
しまった、そう思うものの、後の祭りだった。
バルハムは表情を顰めてロゼルタに言った。
「警備隊の犬かい? いや、そんな感じでもないなあ。ま、取り敢えず降りておいでよ」
ハァ、とひとつ溜息を吐く。
逃げても良かったが、それによって警戒した彼らが今日の警備砦への襲撃を中止してしまう可能性があった。
(そうなっては奴を救い出しにくい)
正攻法で取り戻す事は1日、2日では難しい。それどころか1年たっても無理かもしれない。
仕方無く踵で天井の板を破り、彼らの前へと飛び降りた。
全く恐れる事なくパンパンと埃を払い、腰に手を当てて姿勢良く立ち、バルハムを睨むでもなく見返した。
「勘のいいヤローだな」
面倒臭そうに言うロゼルタを射るように見るバルハムがピクリと片方の眉だけを上げる。同時に数十人の目がギョロリと彼女に向けられる。
その部屋の中に一触即発の空気が充満した。
が、次の瞬間、素っ頓狂な声を上げたのはバルハムだ。
「ななななんて綺麗なお姉さんなんだ!」
叫びざま、ロゼルタの方へ足を一歩踏み出した所で横にいたセルメイダに頭をペチンと叩かれる。
「アホか――!」
「待ってくれ可愛いセルメイダちゃん。俺はこんな綺麗なお姉さんを見た事がないんだよ!」
「そりゃあ、私だってそう……ってそんな事はどうでもいいのよ!」
「見ろ、あの黒くてサラッとした髪を後ろで束ねている髪型。あれ、俺、大好きなんだ。そしてあの綺麗な瞳と整った唇よ……スタイル抜群でしかも俺より背が高いなんてもう……完璧じゃない?」
「いや、うん。私もそう思うけどさ……って今はいいんだってば!」
「全くだ」
最後に言ったのはロゼルタだった。
腕組みをしてバルハムを呆れた様に見る。
「しかもこれだけ殺気を放つ俺達に囲まれているのにあのクソ度胸だ」
「いい加減にしろ。こっちゃあ時間がねーんだ。そっちに用事がねーならあたしから質問がある」
「なんなりと!」
一体どこまで本気なのかロゼルタですら測りかねる、バルハムの態度だった。深々と頭を下げ、彼が思う美人への従順さを見せつけた。
「じゃあ聞かせて貰おうか。テメーらは何者だ?」
「俺達? 俺達はスラムの……」
「人間じゃあねーようだが?」
バルハムによって和みかけた場の空気は、ロゼルタの言葉によってまた凍りついた。
「おっとっと……お前こそ何者だ? いや、美人様なのはわかってる」
ロゼルタはその言葉の後半部分を完全に無視して胸を反らす。
「聞いてんのはあたしだ。あたしがなんだろーがテメーらには関係ねーし、言うつもりはねー」
「なんだとっ!」
集団から怒りの声が漏れる。
あまりの傍若無人ぶりに、バルハムは恐らくは仲間の手前、軽く釘を刺しておこうと考えた。
だがこの段階ではまだロゼルタはすっぽり猫を被っていたも同然だった。
「いくら美人様だからって素人がのぼせ上がってんじゃあない。人を殺した事はあるかい? 言葉に気をつけた方がいい。ここにいる奴らは俺みたいに優しい奴ばっかりじゃあないのでね」
「素人?」
ゆっくりと聞き返したロゼルタのその言葉には、彼らのそれとは比較にならない明確な『殺気』が込められた。それはその場にいた全員が今、一度死んだと錯覚する程のものだった。
「う……!」
「素人、だと? 誰が何の素人だって?」
不敵な笑みを浮かべたロゼルタがバルハムへと歩を進める。
「素人ねえ。そりゃあむしろテメーらの方じゃねーの?」
睥睨しながら言うロゼルタに彼らは一歩も動けない。皆、思ってもみなかった反撃にたじろぐばかりだった。
「ま、待て」
「あ?」
「わかった、わかりました。素人は俺達です!」
あっさり負けを認めたバルハムはまた頭を下げた。隣のセルメイダはまだ息を呑み、目を丸くしていた。
やがて頭を上げたバルハムは、
「ふう……マジで死ぬかと思ったよ。まあこんな綺麗なお姉さんに殺されるなら本望だけどね」
その言葉でようやくセルメイダがプハァと息を吐き出し、次いでパカーンとバルハムの頭を叩く。
「さて、じゃああたしって奴を少しはわかってもらえたところで、さっきの話の続きをしようか。テメーらは何者だ?」
「あ、ああ。実は俺達は人間じゃねーんだ」
この時、バルハムはまだ、それを言えばひょっとするとロゼルタが驚いたり怖がったりするかも、と少し期待をしていた。だがすぐにそれは妄想だと気付く。
「実は魔族、とか?」
むしろ恐怖を感じたのはバルハム達のほうだった。
「うう、なんなんだこの綺麗なお姉さんは!」
遂に頭を抱えてしまった。ロゼルタは鼻で笑うと、
「昨日の警備隊の死体だが、胸にぽっかりと穴が空いていた。きっと殺してまだ間もなかった筈だ。その穴の周りにゃー魔族のものと思われる魔素が残っていたんでな」
唐突に名探偵ばりの推理をし始めたロゼルタにただ唖然とするばかりのバルハムだった。だが本当に驚くのはこの後の事だった。
「魔法なら後ろの壁にも穴が空いてる筈だし、穴の周りが焼け焦げたり、凍ったりしている筈だがそんなものはなかった。つまりは魔力を伴う強力な拳での一撃って訳だ」
「ヒィィ……」
「全力で撃ってねーとこを考えると知性のある肉体派の魔族だ。そうなると個体の種族はある程度限られて来る。残っていた魔素の感じからしてあたしの勘だとありゃあデーモン……」
「ヒッ!」
「いやアークデーモン、の仕業かな?」
その場にいた全員の目に、ニヤリと笑うロゼルタに魔神が乗り憑っているように見えた。
「げげげえええ! すす、すっげえ、凄すぎるよこの綺麗なお姉さん。俺と結婚してくれ! して下さい!」
「いー加減にしろ!」
またもセルメイダに殴られるものの、その目は本気でロゼルタに落ちた目をしていた。
「ご明察だ。そのアークデーモンは俺だ。名はバルハム。よろしくな、綺麗な人間のお姉さん」
背はテスラ、ロゼルタよりも頭半分ほど低い。全体的に引き締まった筋肉が付いているようだが、特に胸、二の腕、太腿はかなり太い。長髪で浅黒く、人懐っこい顔付きをしていた。
「私はグリムリーパーのセルメイダ。よろしくね、美人のお嬢さん」
「お、お嬢さ……」
ロゼルタにパチリと手慣れた感じで片目を瞑る。
背はアンナよりも低く、ノルトと同じ位に見えた。ギョロッと大き過ぎる程の目をしており、白い肌に華奢な体付きをしていてどこかドーンに似ている、とロゼルタは思った。
(ま、許しといてやるか。さて、これでようやく話をする状況になった訳だ)
バルハムのキャラクターにも助けられ、ロゼルタは相手の優位を完全に崩し、反発させる事なくこの場を支配した。
「で、俺達に何か用なのかい? 俺達の事を警備隊に密告しそうな感じでもなさそうだけど」
「さっき、『関係の無い誰かを間違えて連れていったみたいだ』って言ってたな? それ、あたしの連れなんだ」
「ゲッ」
2人揃って、しまったという顔をする。とにかくバルハムとセルメイダの2人の反応は分かりやすかった。
「な、なるほど。それは……悪かった」
またもバルハムがあっさり頭を下げる。
「お詫びに俺が取り戻してくるよ。どんな奴なの?」
「お前、ひょっとしてだけど元々スルークの魔族か?」
「え、そんな事もわかるのかい。やっぱ綺麗なお姉さんって凄いな」
(アークデーモンと言っていたからひょっとしてと思ったがやっぱりか。こいつぁ楽しみだ。ならこっちの女も)
少し笑いながらセルメイダに視線を移し、
「死霊を召喚したのはお前だよな。そうするとお前はファトランテ、の生き残りかな?」
「え、ええ!? なんで人間がそんな事を!」
思った通りの反応だった。ドーン、よかったなと心の中で呟き、小さく笑う。
「お姉さん、あんた一体」
「いや、それよりもだ」
「え、話変えないで」
「お前ら警備砦攻めて占拠して、その後どうする気だ?」
ロゼルタが言うとバルハムの表情が曇る。
「あんまり考えてない。けど奴らの横暴にはもう黙ってられないんだよね」
「警備隊を倒せば次は領兵がくるぞ」
「なに、そんなの返り討ちさ」
「その後は王都の本軍、下手すりゃ英雄パーティ共も来るかもな」
「うっ。それはまずい」
「なら少しは考えろ。仕方ねー。あたしが一肌脱いでやるよ」
「結婚してくれるのか!」
その言葉はロゼルタからは無視され、セルメイダからはパンチを貰っただけだった。
バルハムは表情を顰めてロゼルタに言った。
「警備隊の犬かい? いや、そんな感じでもないなあ。ま、取り敢えず降りておいでよ」
ハァ、とひとつ溜息を吐く。
逃げても良かったが、それによって警戒した彼らが今日の警備砦への襲撃を中止してしまう可能性があった。
(そうなっては奴を救い出しにくい)
正攻法で取り戻す事は1日、2日では難しい。それどころか1年たっても無理かもしれない。
仕方無く踵で天井の板を破り、彼らの前へと飛び降りた。
全く恐れる事なくパンパンと埃を払い、腰に手を当てて姿勢良く立ち、バルハムを睨むでもなく見返した。
「勘のいいヤローだな」
面倒臭そうに言うロゼルタを射るように見るバルハムがピクリと片方の眉だけを上げる。同時に数十人の目がギョロリと彼女に向けられる。
その部屋の中に一触即発の空気が充満した。
が、次の瞬間、素っ頓狂な声を上げたのはバルハムだ。
「ななななんて綺麗なお姉さんなんだ!」
叫びざま、ロゼルタの方へ足を一歩踏み出した所で横にいたセルメイダに頭をペチンと叩かれる。
「アホか――!」
「待ってくれ可愛いセルメイダちゃん。俺はこんな綺麗なお姉さんを見た事がないんだよ!」
「そりゃあ、私だってそう……ってそんな事はどうでもいいのよ!」
「見ろ、あの黒くてサラッとした髪を後ろで束ねている髪型。あれ、俺、大好きなんだ。そしてあの綺麗な瞳と整った唇よ……スタイル抜群でしかも俺より背が高いなんてもう……完璧じゃない?」
「いや、うん。私もそう思うけどさ……って今はいいんだってば!」
「全くだ」
最後に言ったのはロゼルタだった。
腕組みをしてバルハムを呆れた様に見る。
「しかもこれだけ殺気を放つ俺達に囲まれているのにあのクソ度胸だ」
「いい加減にしろ。こっちゃあ時間がねーんだ。そっちに用事がねーならあたしから質問がある」
「なんなりと!」
一体どこまで本気なのかロゼルタですら測りかねる、バルハムの態度だった。深々と頭を下げ、彼が思う美人への従順さを見せつけた。
「じゃあ聞かせて貰おうか。テメーらは何者だ?」
「俺達? 俺達はスラムの……」
「人間じゃあねーようだが?」
バルハムによって和みかけた場の空気は、ロゼルタの言葉によってまた凍りついた。
「おっとっと……お前こそ何者だ? いや、美人様なのはわかってる」
ロゼルタはその言葉の後半部分を完全に無視して胸を反らす。
「聞いてんのはあたしだ。あたしがなんだろーがテメーらには関係ねーし、言うつもりはねー」
「なんだとっ!」
集団から怒りの声が漏れる。
あまりの傍若無人ぶりに、バルハムは恐らくは仲間の手前、軽く釘を刺しておこうと考えた。
だがこの段階ではまだロゼルタはすっぽり猫を被っていたも同然だった。
「いくら美人様だからって素人がのぼせ上がってんじゃあない。人を殺した事はあるかい? 言葉に気をつけた方がいい。ここにいる奴らは俺みたいに優しい奴ばっかりじゃあないのでね」
「素人?」
ゆっくりと聞き返したロゼルタのその言葉には、彼らのそれとは比較にならない明確な『殺気』が込められた。それはその場にいた全員が今、一度死んだと錯覚する程のものだった。
「う……!」
「素人、だと? 誰が何の素人だって?」
不敵な笑みを浮かべたロゼルタがバルハムへと歩を進める。
「素人ねえ。そりゃあむしろテメーらの方じゃねーの?」
睥睨しながら言うロゼルタに彼らは一歩も動けない。皆、思ってもみなかった反撃にたじろぐばかりだった。
「ま、待て」
「あ?」
「わかった、わかりました。素人は俺達です!」
あっさり負けを認めたバルハムはまた頭を下げた。隣のセルメイダはまだ息を呑み、目を丸くしていた。
やがて頭を上げたバルハムは、
「ふう……マジで死ぬかと思ったよ。まあこんな綺麗なお姉さんに殺されるなら本望だけどね」
その言葉でようやくセルメイダがプハァと息を吐き出し、次いでパカーンとバルハムの頭を叩く。
「さて、じゃああたしって奴を少しはわかってもらえたところで、さっきの話の続きをしようか。テメーらは何者だ?」
「あ、ああ。実は俺達は人間じゃねーんだ」
この時、バルハムはまだ、それを言えばひょっとするとロゼルタが驚いたり怖がったりするかも、と少し期待をしていた。だがすぐにそれは妄想だと気付く。
「実は魔族、とか?」
むしろ恐怖を感じたのはバルハム達のほうだった。
「うう、なんなんだこの綺麗なお姉さんは!」
遂に頭を抱えてしまった。ロゼルタは鼻で笑うと、
「昨日の警備隊の死体だが、胸にぽっかりと穴が空いていた。きっと殺してまだ間もなかった筈だ。その穴の周りにゃー魔族のものと思われる魔素が残っていたんでな」
唐突に名探偵ばりの推理をし始めたロゼルタにただ唖然とするばかりのバルハムだった。だが本当に驚くのはこの後の事だった。
「魔法なら後ろの壁にも穴が空いてる筈だし、穴の周りが焼け焦げたり、凍ったりしている筈だがそんなものはなかった。つまりは魔力を伴う強力な拳での一撃って訳だ」
「ヒィィ……」
「全力で撃ってねーとこを考えると知性のある肉体派の魔族だ。そうなると個体の種族はある程度限られて来る。残っていた魔素の感じからしてあたしの勘だとありゃあデーモン……」
「ヒッ!」
「いやアークデーモン、の仕業かな?」
その場にいた全員の目に、ニヤリと笑うロゼルタに魔神が乗り憑っているように見えた。
「げげげえええ! すす、すっげえ、凄すぎるよこの綺麗なお姉さん。俺と結婚してくれ! して下さい!」
「いー加減にしろ!」
またもセルメイダに殴られるものの、その目は本気でロゼルタに落ちた目をしていた。
「ご明察だ。そのアークデーモンは俺だ。名はバルハム。よろしくな、綺麗な人間のお姉さん」
背はテスラ、ロゼルタよりも頭半分ほど低い。全体的に引き締まった筋肉が付いているようだが、特に胸、二の腕、太腿はかなり太い。長髪で浅黒く、人懐っこい顔付きをしていた。
「私はグリムリーパーのセルメイダ。よろしくね、美人のお嬢さん」
「お、お嬢さ……」
ロゼルタにパチリと手慣れた感じで片目を瞑る。
背はアンナよりも低く、ノルトと同じ位に見えた。ギョロッと大き過ぎる程の目をしており、白い肌に華奢な体付きをしていてどこかドーンに似ている、とロゼルタは思った。
(ま、許しといてやるか。さて、これでようやく話をする状況になった訳だ)
バルハムのキャラクターにも助けられ、ロゼルタは相手の優位を完全に崩し、反発させる事なくこの場を支配した。
「で、俺達に何か用なのかい? 俺達の事を警備隊に密告しそうな感じでもなさそうだけど」
「さっき、『関係の無い誰かを間違えて連れていったみたいだ』って言ってたな? それ、あたしの連れなんだ」
「ゲッ」
2人揃って、しまったという顔をする。とにかくバルハムとセルメイダの2人の反応は分かりやすかった。
「な、なるほど。それは……悪かった」
またもバルハムがあっさり頭を下げる。
「お詫びに俺が取り戻してくるよ。どんな奴なの?」
「お前、ひょっとしてだけど元々スルークの魔族か?」
「え、そんな事もわかるのかい。やっぱ綺麗なお姉さんって凄いな」
(アークデーモンと言っていたからひょっとしてと思ったがやっぱりか。こいつぁ楽しみだ。ならこっちの女も)
少し笑いながらセルメイダに視線を移し、
「死霊を召喚したのはお前だよな。そうするとお前はファトランテ、の生き残りかな?」
「え、ええ!? なんで人間がそんな事を!」
思った通りの反応だった。ドーン、よかったなと心の中で呟き、小さく笑う。
「お姉さん、あんた一体」
「いや、それよりもだ」
「え、話変えないで」
「お前ら警備砦攻めて占拠して、その後どうする気だ?」
ロゼルタが言うとバルハムの表情が曇る。
「あんまり考えてない。けど奴らの横暴にはもう黙ってられないんだよね」
「警備隊を倒せば次は領兵がくるぞ」
「なに、そんなの返り討ちさ」
「その後は王都の本軍、下手すりゃ英雄パーティ共も来るかもな」
「うっ。それはまずい」
「なら少しは考えろ。仕方ねー。あたしが一肌脱いでやるよ」
「結婚してくれるのか!」
その言葉はロゼルタからは無視され、セルメイダからはパンチを貰っただけだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
**2026.01.02start~2026.01.17end**
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
私は5歳で4人の許嫁になりました【完結】
Lynx🐈⬛
恋愛
ナターシャは公爵家の令嬢として産まれ、5歳の誕生日に、顔も名前も知らない、爵位も不明な男の許嫁にさせられた。
それからというものの、公爵令嬢として恥ずかしくないように育てられる。
14歳になった頃、お行儀見習いと称し、王宮に上がる事になったナターシャは、そこで4人の皇子と出会う。
皇太子リュカリオン【リュカ】、第二皇子トーマス、第三皇子タイタス、第四皇子コリン。
この4人の誰かと結婚をする事になったナターシャは誰と結婚するのか………。
※Hシーンは終盤しかありません。
※この話は4部作で予定しています。
【私が欲しいのはこの皇子】
【誰が叔父様の側室になんてなるもんか!】
【放浪の花嫁】
本編は99話迄です。
番外編1話アリ。
※全ての話を公開後、【私を奪いに来るんじゃない!】を一気公開する予定です。
借金まみれで高級娼館で働くことになった子爵令嬢、密かに好きだった幼馴染に買われる
しおの
恋愛
乙女ゲームの世界に転生した主人公。しかしゲームにはほぼ登場しないモブだった。
いつの間にか父がこさえた借金を返すため、高級娼館で働くことに……
しかしそこに現れたのは幼馴染で……?
黒の神官と夜のお世話役
苺野 あん
恋愛
辺境の神殿で雑用係として慎ましく暮らしていたアンジェリアは、王都からやって来る上級神官の夜のお世話役に任命されてしまう。それも黒の神官という異名を持ち、様々な悪い噂に包まれた恐ろしい相手だ。ところが実際に現れたのは、アンジェリアの想像とは違っていて……。※完結しました
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる