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永遠なる魂
091.リド戦、その後
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少し前。
サラは突如現れ、暴れ狂うロン=ドゥのせいで追い詰めていたリドを見失った。
尾による攻撃、時折伸びて来る黒い手、そして予兆無しに放たれるレーザービームによって森は壊滅状態、彼女自身もそれから逃げるので精一杯だった。
シオンの光の下級精霊召喚による攻撃を躱した後、テスラの叫びでアンナが瀕死となっているのを見つける。
ロン=ドゥが暴れ回る中、駆け寄るには遠いと判断し、遠隔から治癒魔法を唱える。
「ふう。アンナさんは大丈夫。後は……」
「サラァァァァ!」
「……」
ロン=ドゥから逃げ続けていたシュルスがサラを見つけ、抱き着いてきた。
「大丈夫ですか?」
「ダメ、ダメ! 石が、足に当たって!」
「大丈夫そうですね」
「サァラァァァ!」
「ちょっと離れてください。動きづらいです」
「変わらぬな、貴様ら」
不意に木陰から姿を現したのはシオンだった。
「シオン様!」
「ヒィィィッ! シ、シオン様ぁぁ!」
「少し黙らぬかシュルス……サラ、少し話がある」
こっちへ来い、と言わんばかりに今、出て来たばかりの木々の方へと手招きをする。
だがサラはシオンを睨み付ける。
「シオン様は私の先生でもありますが……ヒューリア様を見捨てた貴方を許せはしません」
「……」
「リドがヒューリア様を強姦しているのをただ見ていたのですか?」
「否定はせぬ」
「なぜ!」
サラの目にまた涙が浮かぶ。
シオンはその様子をジッと見ていたが、チラリとテスラの方を見、
「ロン=ドゥが暴れるここではゆっくりと話せぬ。あの魔族はタフだ。暫く任せて放っておいてもよかろう。来い」
そう言い残し、出て来た木々の中へ消えて行った。
◆◇
ノルトがロゼルタを助けると言い残し、ロン=ドゥの中へと消えて行った後。
テスラはアンナを背負うとその場から飛ぶ様に離れ出した。
ロゼルタとノルトが気にはなったが、一旦任せると言った以上は任せると自分に言い聞かせた。
ノルトからはアンナを頼むとも言われている。
少なくとも彼女に意識が戻らない内はロン=ドゥの攻撃範囲にいる事は得策ではないと考えた。
暫く走ると、相変わらず地震はあるものの、ようやく直接的、間接的に攻撃を受ける事はなくなった。
ロゼルタから念話が来るかもとそのまま待つ事暫し。
先にアンナが目を覚ました。
「う……」
「何本かわかるか?」
自分を覗き込んで目の前に指を翳しているのはテスラ、と把握するまでに数秒かかる。
「3本。ここは?」
「さっきと大して変わらねーが、取り敢えずバケモンの射程からは離れた」
「そう……」
そこで何かに思い当たったかの様にハッとした顔付きでテスラに縋り付いた。
「ねえ、ノルトは? リドは? 他のみんなは?」
「取り敢えず、落ち着け」
テスラはロン=ドゥの方を見て腕を組んだまま動かなかった。
ふとそれを見て今、一番言わなければならない事に気付く。
「あの、テスラ」
「なんだ」
「あ、ありがとう」
「ああ?」
訝しげに視線をロン=ドゥからアンナへと変える。
「なんだ、ありがとうって」
「言わなくても分かるわよ! あんたが私を助けてここまで連れて来てくれたんでしょう?」
「ああ……まあな」
短くそう言うとアンナの顔付きをじろじろと眺める。
「な、なによ」
「落ち着いたか?」
「ええ」
「そうか。じゃあ簡単に状況を教えてやるが、取り乱すなよ?」
「ええぇ……聞きたくないわね」
「なら言わねー」
「ウソ。教えて?」
「……チッ」
アンナはリドに襲われていたが気を失ったのはシオンから魔法を食らったせいだと聞かされる。
外傷を治癒させたのはサラだが行方は分からない。
何より衝撃的だったのは、ロゼルタとリドがロン=ドゥに喰われ、ノルトがそれを追いかけていったというものだった。
「ノルトを助けに行かなくちゃ」
「ダメだ」
「どうして?」
「約束だ。俺はお前を任されたし、ロゼルタはノルトに任せた」
アンナからするとどうも役割が逆な気もするのだが、今更言っても始まらない。
「そう。わかったわ。じゃあ私も待つ」
「へえ?」
またも怪訝な顔付きでテスラがアンナを見返した。
「意外な返事だな。てっきり駄々を捏ねるかと思ったが」
「ノルトとロゼルタを信用してるってことでしょ。私も信用してるもの」
珍しくテスラは少し笑うと、
「わかってんじゃねーか」
と言った。
暫くしてロン=ドゥの体から一際大きなエネルギー波が発射されたのが見えた。
「うわあ……えげつない攻撃ね。ここも危ないんじゃない?」
「……」
テスラの眉間に皺が寄る。
「ど、どうしたの?」
「ありゃあ……ネルソ様の魔法……」
数秒、何かを考えていたテスラが突如立ち上がる。
「ついて来い。そろそろ出て来そうだ」
「わかった!」
再び彼らは元いた、ロン=ドゥによって破壊され尽くした場所の手前辺りまでやって来た。
暫くそこで上を見上げて待っていたが、突然テスラの体が硬直する。
「ネ、ネルソ様……」
そう呟くなり、脱力した様に両膝をつく。
それはロン=ドゥの上部でネルソがリドに刺され、ノルトの体の痣が消滅したのと同じタイミング。
「ちょ……どうしたの?」
そこに空からロゼルタが落ちて来た。
「テスラ! ロゼルタが!」
その声にチラリと上を見上げる。
「……保護魔法が掛かっているみてーだ。放っといて構わねー」
「そう……なのね」
テスラの様子でただ事ではない事が起こっているのは分かった。
やがて激しい激突音と共にロゼルタが地面に激突。
ネルソとテスラが言った通り、彼女を保護していた『形代』の魔法が砕け散ってその衝撃を吸収、ロゼルタは全くの無傷だった。
だがそれとは関係無く、ロゼルタの見た目は到底無事とは言えない状態だった。
2人は彼女の元へと駆け寄る。
「手酷くやられたな。大丈夫か」
「テスラ……ノルトが……ネルソ様が」
「ああ、そうだな。大体わかってる」
「多分、エキドナ様も」
「……そうか」
2人は沈痛な面持ちで黙りこくってしまった。
アンナには訳が分からず、再び上空を見上げて「あっ」と叫ぶ。
「ノルトが落ちて来る!」
「なに!」
それは確かにノルトだった。
「ありゃやべーぞ。何の保護もかかってねー。落ちたら死んじまう」
「あたしは腕がねー。頼むテスラ!」
「わかってる!」
言うが早いか走り出す。
だがノルトの落下地点にテスラが辿り着いた時、信じがたい事が起こった。
再びロン=ドゥが振り回した尾の先に、落ちて来たノルトがぶつかり、全く違う方向へと飛ばされてしまったのだ。
「な!」
「え!」
「ノルト!」
それは到底ここからでは地面との激突に間に合うような距離とスピードではなく、3人は一瞬の硬直の後、脇目も振らず、ノルトが飛ばされた方角へとその無事を祈りながら駆け出した。
サラは突如現れ、暴れ狂うロン=ドゥのせいで追い詰めていたリドを見失った。
尾による攻撃、時折伸びて来る黒い手、そして予兆無しに放たれるレーザービームによって森は壊滅状態、彼女自身もそれから逃げるので精一杯だった。
シオンの光の下級精霊召喚による攻撃を躱した後、テスラの叫びでアンナが瀕死となっているのを見つける。
ロン=ドゥが暴れ回る中、駆け寄るには遠いと判断し、遠隔から治癒魔法を唱える。
「ふう。アンナさんは大丈夫。後は……」
「サラァァァァ!」
「……」
ロン=ドゥから逃げ続けていたシュルスがサラを見つけ、抱き着いてきた。
「大丈夫ですか?」
「ダメ、ダメ! 石が、足に当たって!」
「大丈夫そうですね」
「サァラァァァ!」
「ちょっと離れてください。動きづらいです」
「変わらぬな、貴様ら」
不意に木陰から姿を現したのはシオンだった。
「シオン様!」
「ヒィィィッ! シ、シオン様ぁぁ!」
「少し黙らぬかシュルス……サラ、少し話がある」
こっちへ来い、と言わんばかりに今、出て来たばかりの木々の方へと手招きをする。
だがサラはシオンを睨み付ける。
「シオン様は私の先生でもありますが……ヒューリア様を見捨てた貴方を許せはしません」
「……」
「リドがヒューリア様を強姦しているのをただ見ていたのですか?」
「否定はせぬ」
「なぜ!」
サラの目にまた涙が浮かぶ。
シオンはその様子をジッと見ていたが、チラリとテスラの方を見、
「ロン=ドゥが暴れるここではゆっくりと話せぬ。あの魔族はタフだ。暫く任せて放っておいてもよかろう。来い」
そう言い残し、出て来た木々の中へ消えて行った。
◆◇
ノルトがロゼルタを助けると言い残し、ロン=ドゥの中へと消えて行った後。
テスラはアンナを背負うとその場から飛ぶ様に離れ出した。
ロゼルタとノルトが気にはなったが、一旦任せると言った以上は任せると自分に言い聞かせた。
ノルトからはアンナを頼むとも言われている。
少なくとも彼女に意識が戻らない内はロン=ドゥの攻撃範囲にいる事は得策ではないと考えた。
暫く走ると、相変わらず地震はあるものの、ようやく直接的、間接的に攻撃を受ける事はなくなった。
ロゼルタから念話が来るかもとそのまま待つ事暫し。
先にアンナが目を覚ました。
「う……」
「何本かわかるか?」
自分を覗き込んで目の前に指を翳しているのはテスラ、と把握するまでに数秒かかる。
「3本。ここは?」
「さっきと大して変わらねーが、取り敢えずバケモンの射程からは離れた」
「そう……」
そこで何かに思い当たったかの様にハッとした顔付きでテスラに縋り付いた。
「ねえ、ノルトは? リドは? 他のみんなは?」
「取り敢えず、落ち着け」
テスラはロン=ドゥの方を見て腕を組んだまま動かなかった。
ふとそれを見て今、一番言わなければならない事に気付く。
「あの、テスラ」
「なんだ」
「あ、ありがとう」
「ああ?」
訝しげに視線をロン=ドゥからアンナへと変える。
「なんだ、ありがとうって」
「言わなくても分かるわよ! あんたが私を助けてここまで連れて来てくれたんでしょう?」
「ああ……まあな」
短くそう言うとアンナの顔付きをじろじろと眺める。
「な、なによ」
「落ち着いたか?」
「ええ」
「そうか。じゃあ簡単に状況を教えてやるが、取り乱すなよ?」
「ええぇ……聞きたくないわね」
「なら言わねー」
「ウソ。教えて?」
「……チッ」
アンナはリドに襲われていたが気を失ったのはシオンから魔法を食らったせいだと聞かされる。
外傷を治癒させたのはサラだが行方は分からない。
何より衝撃的だったのは、ロゼルタとリドがロン=ドゥに喰われ、ノルトがそれを追いかけていったというものだった。
「ノルトを助けに行かなくちゃ」
「ダメだ」
「どうして?」
「約束だ。俺はお前を任されたし、ロゼルタはノルトに任せた」
アンナからするとどうも役割が逆な気もするのだが、今更言っても始まらない。
「そう。わかったわ。じゃあ私も待つ」
「へえ?」
またも怪訝な顔付きでテスラがアンナを見返した。
「意外な返事だな。てっきり駄々を捏ねるかと思ったが」
「ノルトとロゼルタを信用してるってことでしょ。私も信用してるもの」
珍しくテスラは少し笑うと、
「わかってんじゃねーか」
と言った。
暫くしてロン=ドゥの体から一際大きなエネルギー波が発射されたのが見えた。
「うわあ……えげつない攻撃ね。ここも危ないんじゃない?」
「……」
テスラの眉間に皺が寄る。
「ど、どうしたの?」
「ありゃあ……ネルソ様の魔法……」
数秒、何かを考えていたテスラが突如立ち上がる。
「ついて来い。そろそろ出て来そうだ」
「わかった!」
再び彼らは元いた、ロン=ドゥによって破壊され尽くした場所の手前辺りまでやって来た。
暫くそこで上を見上げて待っていたが、突然テスラの体が硬直する。
「ネ、ネルソ様……」
そう呟くなり、脱力した様に両膝をつく。
それはロン=ドゥの上部でネルソがリドに刺され、ノルトの体の痣が消滅したのと同じタイミング。
「ちょ……どうしたの?」
そこに空からロゼルタが落ちて来た。
「テスラ! ロゼルタが!」
その声にチラリと上を見上げる。
「……保護魔法が掛かっているみてーだ。放っといて構わねー」
「そう……なのね」
テスラの様子でただ事ではない事が起こっているのは分かった。
やがて激しい激突音と共にロゼルタが地面に激突。
ネルソとテスラが言った通り、彼女を保護していた『形代』の魔法が砕け散ってその衝撃を吸収、ロゼルタは全くの無傷だった。
だがそれとは関係無く、ロゼルタの見た目は到底無事とは言えない状態だった。
2人は彼女の元へと駆け寄る。
「手酷くやられたな。大丈夫か」
「テスラ……ノルトが……ネルソ様が」
「ああ、そうだな。大体わかってる」
「多分、エキドナ様も」
「……そうか」
2人は沈痛な面持ちで黙りこくってしまった。
アンナには訳が分からず、再び上空を見上げて「あっ」と叫ぶ。
「ノルトが落ちて来る!」
「なに!」
それは確かにノルトだった。
「ありゃやべーぞ。何の保護もかかってねー。落ちたら死んじまう」
「あたしは腕がねー。頼むテスラ!」
「わかってる!」
言うが早いか走り出す。
だがノルトの落下地点にテスラが辿り着いた時、信じがたい事が起こった。
再びロン=ドゥが振り回した尾の先に、落ちて来たノルトがぶつかり、全く違う方向へと飛ばされてしまったのだ。
「な!」
「え!」
「ノルト!」
それは到底ここからでは地面との激突に間に合うような距離とスピードではなく、3人は一瞬の硬直の後、脇目も振らず、ノルトが飛ばされた方角へとその無事を祈りながら駆け出した。
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