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永遠なる魂
092.ノルトひとり
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一体、どれほど時間が経ったのだろうか。
「う……」
気付くとノルトは水に浸かっていた。
どうやら太い木の枝に引っかかっているらしい。
足を伸ばすと幸いにして底に着いた。
立ち上がると太腿辺りまでの深さだとわかる。
一気に体重が彼にのしかかり、ふらついて必死に木の枝にしがみ付く。
何とか岸辺に上がり、振り返ってぺたりと尻餅をついた。
今までいたのは川の中だった。
「流されてきた、のかな……これが言ってたミゼラン川かな。でもサラさんが言うほど流れが急ではない、ような」
テスラやロゼルタ達は近くにはいない。
そもそも記憶にある風景とは全く異なる場所の様だ。
彼の背後は森が豊富ではあるが、その先にかなり背の高い建物が見え隠れしており、逆に川の対岸からはるか先には延々と山脈が続いているのが見える。
「あれは『ロン=ドゥの棲家』、かな。いや、ちょっと形が違うような……」
暫く放心した様にその場にへたり込み、山が連なる風景を見ていた。
徐々に記憶が蘇る。
(ネルソ様)
恐る恐る、頭の中で話し掛けてみた。
数秒たっても何も返ってこない。
エキドナにも話し掛けてみたが、同じだった。
(本当に、死んだの? ネルソ様、エキドナ様)
俺様、と呼ばれる状態になろうと試みた。
だがダメだった。
ポロリと涙が出た。
手で擦ると砂が付いて痛い。
顔を洗う為、川にもう一度向かう。
そこで川面に映る自分の姿を見て愕然とした。
「あ、痣が……」
なくなっていた。
左首筋の青い痣、胸の赤い痣が無い。
ネルソとエキドナを示すそれが綺麗に消えていた。
「ネ、ネルソ様……エキドナ様……」
不意に涙がとめどなく溢れ出た。
ネルソの言う事を聞き、素直にさっさと逃げおくべきだったと激しく後悔する。
「なんだ。一体なんなんだ、何をしてるんだ僕は……」
「ネルソ様達のおかげで強くなっていただけなのに、自分が強くなったと自惚れていたのか」
俺様ノルトと呼ばれる状態の彼は別人格と言うわけではなく、あくまで自我は彼なのだ。
もちろん普通の状態の彼なら素直にネルソの言う事を聞いていたはずだ。
だが彼にはリドへの怒りで自分が判断した記憶がまざまざと残っている。
「なんて、なんてバカなんだ僕は……ごめんなさい、本当にごめんなさい。ネルソ様……エキドナ様……」
ノルトは頭を垂れ、その場で土下座する様に激しく嗚咽をし、泣き続けた。
やがて日が暮れ始める。
ふと我に返り、交信の指輪をつけていた右手を見る。
「そうだ。指輪は壊されちゃったんだ……どうしよう」
記憶を辿り、どこに向かっていたのかと頭を動かし始めた。
(確かロン=ドゥの棲家を目指して……その後は、メルマトラ、だっけ?)
そこに行けば皆と合流出来るかも知れない。
(僕ひとりでロン=ドゥの棲家を越えてメルマトラに……)
そう考えてブルブルと首を振る。
それはさすがに自信が無い。
ふと背後の森を見る。
(とにかく人に情報を聞いてみよう。まず、ここがどこかがわからないと)
森の向こう側に見える、建物の方へ行けば誰かに出会うだろうと考えた。
その森は案外狭く、幸いすぐに抜ける事が出来た。
が、そこから見えた光景にゾッとする。
建物は城であった。
あろう事か、そこにはロトス王国の旗が立ち並んでいるではないか。
(え、えええ!?)
(まさか! ぼ、僕ひとりだけ、ロトス王国まで戻ってきたの?)
ロトス王国では、王女メイと侍女のジュリアのふたりが数日だけ旅を共にした唯一の知り合いと呼べる人間だが、彼女達は今、ハミッドと共にネイザールにいるはずだ。
(あと、この国で僕と関係があるのはフュルトまで案内してくれたリサさんと……その他はマッカとその勢力、つまり敵しかいない)
それはネルソとエキドナの死によってただでさえ落ち込んでいた彼を更にどん底に突き落とすものだった。
だが。
ノルトは深呼吸をする。
(慣れてるさ、だってアンナに出会うまではこんな事の繰り返しだっただろ)
それは諦めに似た気持ちにも見えるが、ノルトなりに前向きな思いだった。
自分のせいで2人も魔王を死なせた事は到底許せないが、今は頭を切り替える事にした。
(今は悩んで悔やんでたって仕方ない)
もう一度、そこから見える景色を整理した。
(ロトスにあんな大きな城はあったかな)
(少なくともフュルトにはなかったし、遠くに見えた王城もこんな規模ではなかったような)
(……つまりフュルトでも王都でもない、ロトスのどこかって事だ。きっとマッカも居ないはず)
(町に出て魔道具屋を探そう。交信の指輪さえあれば)
まさかサラを除く全員が指輪を壊されたとは知らず、魔道具屋を探す事を当面の目的とした。
念の為に森の中を歩きながら城の入り口を探す。
1時間ほど歩いただろうか。
(うーん。一体どこが入り口なんだろう……あ!)
ふと城の外でマクルルよりも大きな人間が何人も首や足を鎖で繋がれているのを見つけ、反射的に木陰に隠れた。
二輪車を大勢で引いており、木材や巨石を運んでいるようだ。
(奴隷だ。ロトスにもいるんだな……)
ふとセントリアでの嫌な記憶が蘇る。奴隷という身分ではなかったものの、虐げられ、日常的に暴力を振るわれていたのは同じだった。
(解放してあげたいけど今は……)
(でもリドを倒し、マッカを倒せばきっとここも変わる)
そんな事を考えていると、奴隷達の前に複数の兵隊達と一際大きな黒い馬に跨った、同じく真っ黒な甲冑を着込んだ騎士が姿を表す。
その騎士にノルトは見覚えがあった。
(あ、あいつ……!)
かなり離れているにも関わらず、その騎士は何を感じたのか、不意にノルトの方を向く。
慌てて口を手で塞ぎ、その太い幹に体をめり込ませる様に隠れた。
(ロンギス! あいつはロンギスだ。マッカの部下の……暗黒騎士!)
汗がとめどなく流れてきた。
いつも側にいた頼もしい仲間はいない。
そしてノルトは今、俺様になれず、とても戦える状況ではない。
(いいい、生きていた!)
(あの時サラさんとアンナにテイムされたのに自力で抜け出したのか!)
目を閉じ、そのまま息を殺し、動かずに耐えた。
永久にも感じられるその時間は唐突に終わりを告げる。
「この辺りだと思ったが?」
一際、心臓が大きく波打った。
「う……」
気付くとノルトは水に浸かっていた。
どうやら太い木の枝に引っかかっているらしい。
足を伸ばすと幸いにして底に着いた。
立ち上がると太腿辺りまでの深さだとわかる。
一気に体重が彼にのしかかり、ふらついて必死に木の枝にしがみ付く。
何とか岸辺に上がり、振り返ってぺたりと尻餅をついた。
今までいたのは川の中だった。
「流されてきた、のかな……これが言ってたミゼラン川かな。でもサラさんが言うほど流れが急ではない、ような」
テスラやロゼルタ達は近くにはいない。
そもそも記憶にある風景とは全く異なる場所の様だ。
彼の背後は森が豊富ではあるが、その先にかなり背の高い建物が見え隠れしており、逆に川の対岸からはるか先には延々と山脈が続いているのが見える。
「あれは『ロン=ドゥの棲家』、かな。いや、ちょっと形が違うような……」
暫く放心した様にその場にへたり込み、山が連なる風景を見ていた。
徐々に記憶が蘇る。
(ネルソ様)
恐る恐る、頭の中で話し掛けてみた。
数秒たっても何も返ってこない。
エキドナにも話し掛けてみたが、同じだった。
(本当に、死んだの? ネルソ様、エキドナ様)
俺様、と呼ばれる状態になろうと試みた。
だがダメだった。
ポロリと涙が出た。
手で擦ると砂が付いて痛い。
顔を洗う為、川にもう一度向かう。
そこで川面に映る自分の姿を見て愕然とした。
「あ、痣が……」
なくなっていた。
左首筋の青い痣、胸の赤い痣が無い。
ネルソとエキドナを示すそれが綺麗に消えていた。
「ネ、ネルソ様……エキドナ様……」
不意に涙がとめどなく溢れ出た。
ネルソの言う事を聞き、素直にさっさと逃げおくべきだったと激しく後悔する。
「なんだ。一体なんなんだ、何をしてるんだ僕は……」
「ネルソ様達のおかげで強くなっていただけなのに、自分が強くなったと自惚れていたのか」
俺様ノルトと呼ばれる状態の彼は別人格と言うわけではなく、あくまで自我は彼なのだ。
もちろん普通の状態の彼なら素直にネルソの言う事を聞いていたはずだ。
だが彼にはリドへの怒りで自分が判断した記憶がまざまざと残っている。
「なんて、なんてバカなんだ僕は……ごめんなさい、本当にごめんなさい。ネルソ様……エキドナ様……」
ノルトは頭を垂れ、その場で土下座する様に激しく嗚咽をし、泣き続けた。
やがて日が暮れ始める。
ふと我に返り、交信の指輪をつけていた右手を見る。
「そうだ。指輪は壊されちゃったんだ……どうしよう」
記憶を辿り、どこに向かっていたのかと頭を動かし始めた。
(確かロン=ドゥの棲家を目指して……その後は、メルマトラ、だっけ?)
そこに行けば皆と合流出来るかも知れない。
(僕ひとりでロン=ドゥの棲家を越えてメルマトラに……)
そう考えてブルブルと首を振る。
それはさすがに自信が無い。
ふと背後の森を見る。
(とにかく人に情報を聞いてみよう。まず、ここがどこかがわからないと)
森の向こう側に見える、建物の方へ行けば誰かに出会うだろうと考えた。
その森は案外狭く、幸いすぐに抜ける事が出来た。
が、そこから見えた光景にゾッとする。
建物は城であった。
あろう事か、そこにはロトス王国の旗が立ち並んでいるではないか。
(え、えええ!?)
(まさか! ぼ、僕ひとりだけ、ロトス王国まで戻ってきたの?)
ロトス王国では、王女メイと侍女のジュリアのふたりが数日だけ旅を共にした唯一の知り合いと呼べる人間だが、彼女達は今、ハミッドと共にネイザールにいるはずだ。
(あと、この国で僕と関係があるのはフュルトまで案内してくれたリサさんと……その他はマッカとその勢力、つまり敵しかいない)
それはネルソとエキドナの死によってただでさえ落ち込んでいた彼を更にどん底に突き落とすものだった。
だが。
ノルトは深呼吸をする。
(慣れてるさ、だってアンナに出会うまではこんな事の繰り返しだっただろ)
それは諦めに似た気持ちにも見えるが、ノルトなりに前向きな思いだった。
自分のせいで2人も魔王を死なせた事は到底許せないが、今は頭を切り替える事にした。
(今は悩んで悔やんでたって仕方ない)
もう一度、そこから見える景色を整理した。
(ロトスにあんな大きな城はあったかな)
(少なくともフュルトにはなかったし、遠くに見えた王城もこんな規模ではなかったような)
(……つまりフュルトでも王都でもない、ロトスのどこかって事だ。きっとマッカも居ないはず)
(町に出て魔道具屋を探そう。交信の指輪さえあれば)
まさかサラを除く全員が指輪を壊されたとは知らず、魔道具屋を探す事を当面の目的とした。
念の為に森の中を歩きながら城の入り口を探す。
1時間ほど歩いただろうか。
(うーん。一体どこが入り口なんだろう……あ!)
ふと城の外でマクルルよりも大きな人間が何人も首や足を鎖で繋がれているのを見つけ、反射的に木陰に隠れた。
二輪車を大勢で引いており、木材や巨石を運んでいるようだ。
(奴隷だ。ロトスにもいるんだな……)
ふとセントリアでの嫌な記憶が蘇る。奴隷という身分ではなかったものの、虐げられ、日常的に暴力を振るわれていたのは同じだった。
(解放してあげたいけど今は……)
(でもリドを倒し、マッカを倒せばきっとここも変わる)
そんな事を考えていると、奴隷達の前に複数の兵隊達と一際大きな黒い馬に跨った、同じく真っ黒な甲冑を着込んだ騎士が姿を表す。
その騎士にノルトは見覚えがあった。
(あ、あいつ……!)
かなり離れているにも関わらず、その騎士は何を感じたのか、不意にノルトの方を向く。
慌てて口を手で塞ぎ、その太い幹に体をめり込ませる様に隠れた。
(ロンギス! あいつはロンギスだ。マッカの部下の……暗黒騎士!)
汗がとめどなく流れてきた。
いつも側にいた頼もしい仲間はいない。
そしてノルトは今、俺様になれず、とても戦える状況ではない。
(いいい、生きていた!)
(あの時サラさんとアンナにテイムされたのに自力で抜け出したのか!)
目を閉じ、そのまま息を殺し、動かずに耐えた。
永久にも感じられるその時間は唐突に終わりを告げる。
「この辺りだと思ったが?」
一際、心臓が大きく波打った。
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