108 / 154
永遠なる魂
108.永遠なる魂(1) 虹魂ヴィクトリア
しおりを挟む
時は戻る。
虹のトンネルを抜けたノルト達を待ち受けていたのは崩れかけた神殿の中で1人佇む女性だった。
視界の開けたへりから外を眺める様に静かに立っている。
耳は長く尖っておりエルフと思われたが、その長身で華奢な体は虹の様に何色もの色が絶えず揺らめく不思議な霊気に包まれていた。
その女性はノルト達が現れると優雅に振り返り、安心した様ににこりと笑った。
「よくぞ……先程も言いましたが、本当によくぞ無事でここまで」
嬉しさからか、言葉を詰まらせる。
その女性の様子に面食らったロゼルタが頭をポリポリと掻きながら聞いた。
「その……なんだ。オメーがあたしらを復活させてくれたヤツ……ヴィクトリア、だったか? で、あってるよな?」
女性はゆっくりと頷き「そうです」と答えた。
「あの森の不思議な館に僕を導いてくれたのも……」
ノルトが言い掛けるとヴィクトリアは何とも言えぬ顔でノルトを見つめ、歩き出す。
やがて彼の手前で膝を折り、目線を合わせると並んでいたノルトとアンナを両手に抱いた。
「はい。ノルト……それにアンナ。まさか貴方達が出逢っているなんて。きっとアルメダが導いてくれたのね」
「アルメダ?」とテスラ。
ハッとした様に、だが2人を抱いたままのヴィクトリアは、全員の顔を見回し、
「他の方々もよく来てくれました。ここまでは大変だったでしょうに」
「あ、あんたは結局、何者なんだ?」
ロゼルタが言う。
ヴィクトリアは立ち上がると再び彼らに背を向け、外を見始めた。
「そうですね。順を追ってご説明しましょう。かつてまだここが緑の生い茂る肥沃な森林だった頃の話です」
◆◇◆◇
1万年前、ハイエルフ、ヴィクトリアはエルフの長として存在していた。
高い魔力を持つエルフの中でも飛び抜けて強大な魔力を持ち、その力は当時は美しい緑の森に囲まれた都市メルマトラにいながらにしてこの星の隅々までを見通す目を持っていた。
ある日、彼女は避けられない大型の隕石の衝突を予知する。
「アルメダ!」
彼女と同じくハイエルフであり、あらゆる生物をコントロールできる万物の支配者アルメダを呼ぶ。
「これは……リリアの破滅召喚だね」
「隕石は明日、ここに墜落する。でもそのまま衝突すればメルマトラだけではなく、この星の生き物は全滅してしまう」
「それだけは避けなきゃ、か」
ふたりは寂しく笑い合うとメルマトラの全住民にこの国から離れるように命令を出す。
やがて彼女達はたったふたりで世界を守るために、肉眼で見え始めた光る巨大なそれと対峙する。
隕石は遥か南方で広大な領土をもっていた人間の王、リリアが邪魔なメルマトラを一気に壊滅させる為に呼び寄せたものだった。
破滅の意志を持った隕石は、それ自体がこの星には存在しない生物、魔物だった。
「アルメダ。今まで本当にありがとう」
「やめなって。私達はリリアなんかには負けないぜ?」
「うん。そうね」
ふたりは神殿で祈りを捧げ、己の生命を燃やした禁呪『存在の破壊』を発動する。
その時の爆発の光は、この星にいる者、全てが肉眼で見る事が出来た。
その禁呪によって、巨大な隕石は殆ど塵と化した。
だが残った破片の飛来は防げず、メルマトラの各地に次々と衝突する。
その衝撃は神殿自体に強力なバリアを張っていたヴィクトリア、アルメダのふたりを含め、メルマトラに残っていたほぼ全ての生物、そしてその周辺に住んでいた様々な生き物達の多くを死滅させた。
緑溢れる豊かなメルマトラは一瞬のうちに壊滅、荒廃し、やがて毒素溢れる地となった。
隕石の衝突によって地形が大きく変化し、メルマトラの周囲には隆起した山脈が出来上がった。
もはやこの地には何も無い。
ところが……
「これが死後の世界……あれ? これは……神殿の……跡?」
気が付くとヴィクトリアは廃墟と化したメルマトラの神殿にいた。
彼女が張った強力なバリアのお陰で辛うじて神殿はその面影を残していたのだ。
だが何か様子がおかしい。
暫くして、彼女は自分が手も足もなく、ただ浮遊している事に気付く。
彼女は七色に煌めく光の下級精霊となっていた。
ヴィクトリアは禁呪を使った罰として最高神ヴァルダから裁きを受け、エルフどころか魔でも人でも神でもない、『虹魂』として不老長寿の、魂だけの存在となった。
物質的な体は持たなかったが、元が並外れて強力な力を持ったハイエルフの女王だった為か、その魔力を振るえば時間制限付きで元の姿で地上に存在する事が出来た。
「アルメダ……アルメダは……?」
どこかとても身近な所で彼女の存在を感じていたヴィクトリア。
彼女に告げられた最高神ヴァルダの言葉は彼女を奈落の底に突き落とす。
アルメダもヴィクトリアと同じ様にヴァルダによる制裁を受けた。
彼女はヴィクトリアとは違い、魂ごと切り裂かれ、無数の塵芥となって世界にばら撒かれた。
「そんな……」
ヴィクトリアだけが残されたのはヴァルダの温情、ではなく、隕石によって荒廃したこの世界を守り、元の豊かな世界に復興させるためだった。
絶望に打ちひしがれる彼女だったが、やがてあの隕石がこの世を更に破壊し尽くす怪物を運んで来ていた事に気付く。
万物の支配者アルメダの魂の欠片は彼女にも宿っていた。
「ロン=ドゥ……あれが、リリアの本当の狙い!」
アルメダの力でその名とその力を知り、急いでロン=ドゥを封印したが、その強大な力を完全に封じる事は出来なかった。
その後、人間のリリアは再び禁呪を使い、無尽蔵の魔素と魔力を持つ『魔神』として転生した。
だがそれから千年ほどが経ち、魔王となっていたリリアが突如として死んだ事を知る。
リリアは彼が産んだ4人の魔神、後に世界に散らばって魔王となる彼らによって倒された。
その魂は禁呪を使った罪により、ヴィクトリアと同じ様に不老長寿となり、辺境スルークの地の大きな石に取り込まれた。
ヴィクトリアの様に物理化して存在する事は出来なかったが、リリアはその強大な魔力で石の形を人が興味を持つ石碑へと変えた。そして周囲にいる生き物に干渉し始めた。
それに気付いたヴィクトリアは4人の魔神達と協力してその石をスルークの地下深くに封じ込めた。
それから実に五千年もの間、ヴィクトリアは消えかけたこの星の生命活動を再生させる作業に没頭した。
その甲斐あって、メルマトラと外界を隔てた山脈の向こう側で、ようやく生き物の数が増えてきた。
それと入れ替わる様にして地上から魔素が薄くなっていく。
4人の魔神達はそれぞれ王となり、彼らが住み着いた地域だけが昔のまま、魔素が濃く、その地はやがて魔界と呼ばれるようになる。
かつてヴィクトリアと共にリリアを封じた彼ら、魔王も代替わりしていった。
隕石との衝突以降で生まれた生き物達は皆、大なり小なりヴィクトリアとアルメダ、そして隕石の影響を受けた。
55年前、ヴィクトリアは隕石の影響のみを強く受けた邪悪な人間の誕生を感じ取る。
嫌な予感がしたヴィクトリアは、その人物、リド=マルストの動向を注視していた。
その恵まれなかった生い立ちも手伝い、隕石の影響は着々と悪い方へと開花していき、現在、再び世界を滅ぼしかねない程のものとなった。
◆◇◆◇
「テスラ、ロゼルタ、ドーン、そしてマクルル。貴方達が彼に殺された瞬間、私は『再生』の魔法で生き返らせ、予め用意していた次元の狭間の館へと転送しました」
ずっと話を聞いていたテスラだったが、そこでようやく言葉を挟む。
「なんで俺達なんだ。魔王様達を再生してくれりゃよかったのに」
「魔王達は再生出来ませんでした。ですがその魂が消滅する前に引き寄せる事が出来たので、凍結させたままただ私の影響を強く持つ者が現れるのを待ちました」
「それが……」
とロゼルタがノルトを見つめる。
「ノルトって訳か」
ヴィクトリアは頷きながら同じようにノルトに視線を向ける。
「膨大な魔素を持ちながら殆ど魔力を持たず、私の影響のみを強く持つ貴方の誕生を知った私は、貴方が誕生する前日、胎内にいた貴方に4人の魔王の魂を送り込みました」
「魔力を持たない人間の方が良かったという事でしょうか?」
サラの問いにヴィクトリアはにこりと笑う。
「ええ。人は力に溺れ易い。膨大な魔素に加えて魔力も持っていては環境次第で第二のリドになる可能性もあるのです」
「それは、確かに」
目の前で展開されるそんな話をノルトはまるで他人事の様に聞いていた。
虹のトンネルを抜けたノルト達を待ち受けていたのは崩れかけた神殿の中で1人佇む女性だった。
視界の開けたへりから外を眺める様に静かに立っている。
耳は長く尖っておりエルフと思われたが、その長身で華奢な体は虹の様に何色もの色が絶えず揺らめく不思議な霊気に包まれていた。
その女性はノルト達が現れると優雅に振り返り、安心した様ににこりと笑った。
「よくぞ……先程も言いましたが、本当によくぞ無事でここまで」
嬉しさからか、言葉を詰まらせる。
その女性の様子に面食らったロゼルタが頭をポリポリと掻きながら聞いた。
「その……なんだ。オメーがあたしらを復活させてくれたヤツ……ヴィクトリア、だったか? で、あってるよな?」
女性はゆっくりと頷き「そうです」と答えた。
「あの森の不思議な館に僕を導いてくれたのも……」
ノルトが言い掛けるとヴィクトリアは何とも言えぬ顔でノルトを見つめ、歩き出す。
やがて彼の手前で膝を折り、目線を合わせると並んでいたノルトとアンナを両手に抱いた。
「はい。ノルト……それにアンナ。まさか貴方達が出逢っているなんて。きっとアルメダが導いてくれたのね」
「アルメダ?」とテスラ。
ハッとした様に、だが2人を抱いたままのヴィクトリアは、全員の顔を見回し、
「他の方々もよく来てくれました。ここまでは大変だったでしょうに」
「あ、あんたは結局、何者なんだ?」
ロゼルタが言う。
ヴィクトリアは立ち上がると再び彼らに背を向け、外を見始めた。
「そうですね。順を追ってご説明しましょう。かつてまだここが緑の生い茂る肥沃な森林だった頃の話です」
◆◇◆◇
1万年前、ハイエルフ、ヴィクトリアはエルフの長として存在していた。
高い魔力を持つエルフの中でも飛び抜けて強大な魔力を持ち、その力は当時は美しい緑の森に囲まれた都市メルマトラにいながらにしてこの星の隅々までを見通す目を持っていた。
ある日、彼女は避けられない大型の隕石の衝突を予知する。
「アルメダ!」
彼女と同じくハイエルフであり、あらゆる生物をコントロールできる万物の支配者アルメダを呼ぶ。
「これは……リリアの破滅召喚だね」
「隕石は明日、ここに墜落する。でもそのまま衝突すればメルマトラだけではなく、この星の生き物は全滅してしまう」
「それだけは避けなきゃ、か」
ふたりは寂しく笑い合うとメルマトラの全住民にこの国から離れるように命令を出す。
やがて彼女達はたったふたりで世界を守るために、肉眼で見え始めた光る巨大なそれと対峙する。
隕石は遥か南方で広大な領土をもっていた人間の王、リリアが邪魔なメルマトラを一気に壊滅させる為に呼び寄せたものだった。
破滅の意志を持った隕石は、それ自体がこの星には存在しない生物、魔物だった。
「アルメダ。今まで本当にありがとう」
「やめなって。私達はリリアなんかには負けないぜ?」
「うん。そうね」
ふたりは神殿で祈りを捧げ、己の生命を燃やした禁呪『存在の破壊』を発動する。
その時の爆発の光は、この星にいる者、全てが肉眼で見る事が出来た。
その禁呪によって、巨大な隕石は殆ど塵と化した。
だが残った破片の飛来は防げず、メルマトラの各地に次々と衝突する。
その衝撃は神殿自体に強力なバリアを張っていたヴィクトリア、アルメダのふたりを含め、メルマトラに残っていたほぼ全ての生物、そしてその周辺に住んでいた様々な生き物達の多くを死滅させた。
緑溢れる豊かなメルマトラは一瞬のうちに壊滅、荒廃し、やがて毒素溢れる地となった。
隕石の衝突によって地形が大きく変化し、メルマトラの周囲には隆起した山脈が出来上がった。
もはやこの地には何も無い。
ところが……
「これが死後の世界……あれ? これは……神殿の……跡?」
気が付くとヴィクトリアは廃墟と化したメルマトラの神殿にいた。
彼女が張った強力なバリアのお陰で辛うじて神殿はその面影を残していたのだ。
だが何か様子がおかしい。
暫くして、彼女は自分が手も足もなく、ただ浮遊している事に気付く。
彼女は七色に煌めく光の下級精霊となっていた。
ヴィクトリアは禁呪を使った罰として最高神ヴァルダから裁きを受け、エルフどころか魔でも人でも神でもない、『虹魂』として不老長寿の、魂だけの存在となった。
物質的な体は持たなかったが、元が並外れて強力な力を持ったハイエルフの女王だった為か、その魔力を振るえば時間制限付きで元の姿で地上に存在する事が出来た。
「アルメダ……アルメダは……?」
どこかとても身近な所で彼女の存在を感じていたヴィクトリア。
彼女に告げられた最高神ヴァルダの言葉は彼女を奈落の底に突き落とす。
アルメダもヴィクトリアと同じ様にヴァルダによる制裁を受けた。
彼女はヴィクトリアとは違い、魂ごと切り裂かれ、無数の塵芥となって世界にばら撒かれた。
「そんな……」
ヴィクトリアだけが残されたのはヴァルダの温情、ではなく、隕石によって荒廃したこの世界を守り、元の豊かな世界に復興させるためだった。
絶望に打ちひしがれる彼女だったが、やがてあの隕石がこの世を更に破壊し尽くす怪物を運んで来ていた事に気付く。
万物の支配者アルメダの魂の欠片は彼女にも宿っていた。
「ロン=ドゥ……あれが、リリアの本当の狙い!」
アルメダの力でその名とその力を知り、急いでロン=ドゥを封印したが、その強大な力を完全に封じる事は出来なかった。
その後、人間のリリアは再び禁呪を使い、無尽蔵の魔素と魔力を持つ『魔神』として転生した。
だがそれから千年ほどが経ち、魔王となっていたリリアが突如として死んだ事を知る。
リリアは彼が産んだ4人の魔神、後に世界に散らばって魔王となる彼らによって倒された。
その魂は禁呪を使った罪により、ヴィクトリアと同じ様に不老長寿となり、辺境スルークの地の大きな石に取り込まれた。
ヴィクトリアの様に物理化して存在する事は出来なかったが、リリアはその強大な魔力で石の形を人が興味を持つ石碑へと変えた。そして周囲にいる生き物に干渉し始めた。
それに気付いたヴィクトリアは4人の魔神達と協力してその石をスルークの地下深くに封じ込めた。
それから実に五千年もの間、ヴィクトリアは消えかけたこの星の生命活動を再生させる作業に没頭した。
その甲斐あって、メルマトラと外界を隔てた山脈の向こう側で、ようやく生き物の数が増えてきた。
それと入れ替わる様にして地上から魔素が薄くなっていく。
4人の魔神達はそれぞれ王となり、彼らが住み着いた地域だけが昔のまま、魔素が濃く、その地はやがて魔界と呼ばれるようになる。
かつてヴィクトリアと共にリリアを封じた彼ら、魔王も代替わりしていった。
隕石との衝突以降で生まれた生き物達は皆、大なり小なりヴィクトリアとアルメダ、そして隕石の影響を受けた。
55年前、ヴィクトリアは隕石の影響のみを強く受けた邪悪な人間の誕生を感じ取る。
嫌な予感がしたヴィクトリアは、その人物、リド=マルストの動向を注視していた。
その恵まれなかった生い立ちも手伝い、隕石の影響は着々と悪い方へと開花していき、現在、再び世界を滅ぼしかねない程のものとなった。
◆◇◆◇
「テスラ、ロゼルタ、ドーン、そしてマクルル。貴方達が彼に殺された瞬間、私は『再生』の魔法で生き返らせ、予め用意していた次元の狭間の館へと転送しました」
ずっと話を聞いていたテスラだったが、そこでようやく言葉を挟む。
「なんで俺達なんだ。魔王様達を再生してくれりゃよかったのに」
「魔王達は再生出来ませんでした。ですがその魂が消滅する前に引き寄せる事が出来たので、凍結させたままただ私の影響を強く持つ者が現れるのを待ちました」
「それが……」
とロゼルタがノルトを見つめる。
「ノルトって訳か」
ヴィクトリアは頷きながら同じようにノルトに視線を向ける。
「膨大な魔素を持ちながら殆ど魔力を持たず、私の影響のみを強く持つ貴方の誕生を知った私は、貴方が誕生する前日、胎内にいた貴方に4人の魔王の魂を送り込みました」
「魔力を持たない人間の方が良かったという事でしょうか?」
サラの問いにヴィクトリアはにこりと笑う。
「ええ。人は力に溺れ易い。膨大な魔素に加えて魔力も持っていては環境次第で第二のリドになる可能性もあるのです」
「それは、確かに」
目の前で展開されるそんな話をノルトはまるで他人事の様に聞いていた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
**2026.01.02start~2026.01.17end**
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
私は5歳で4人の許嫁になりました【完結】
Lynx🐈⬛
恋愛
ナターシャは公爵家の令嬢として産まれ、5歳の誕生日に、顔も名前も知らない、爵位も不明な男の許嫁にさせられた。
それからというものの、公爵令嬢として恥ずかしくないように育てられる。
14歳になった頃、お行儀見習いと称し、王宮に上がる事になったナターシャは、そこで4人の皇子と出会う。
皇太子リュカリオン【リュカ】、第二皇子トーマス、第三皇子タイタス、第四皇子コリン。
この4人の誰かと結婚をする事になったナターシャは誰と結婚するのか………。
※Hシーンは終盤しかありません。
※この話は4部作で予定しています。
【私が欲しいのはこの皇子】
【誰が叔父様の側室になんてなるもんか!】
【放浪の花嫁】
本編は99話迄です。
番外編1話アリ。
※全ての話を公開後、【私を奪いに来るんじゃない!】を一気公開する予定です。
借金まみれで高級娼館で働くことになった子爵令嬢、密かに好きだった幼馴染に買われる
しおの
恋愛
乙女ゲームの世界に転生した主人公。しかしゲームにはほぼ登場しないモブだった。
いつの間にか父がこさえた借金を返すため、高級娼館で働くことに……
しかしそこに現れたのは幼馴染で……?
黒の神官と夜のお世話役
苺野 あん
恋愛
辺境の神殿で雑用係として慎ましく暮らしていたアンジェリアは、王都からやって来る上級神官の夜のお世話役に任命されてしまう。それも黒の神官という異名を持ち、様々な悪い噂に包まれた恐ろしい相手だ。ところが実際に現れたのは、アンジェリアの想像とは違っていて……。※完結しました
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる