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最終章 魔王をその身に宿す少年
133.クリニカの秘術
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◆◇ 覇王城 2階 大広間 ◆◇
メニドゥラがクリニカの前に立ち、剣を抜いた。
ノルトとドーンも身構える。
クリニカはメニドゥラの後ろ姿を見てフフッと小さく笑い、突拍子もない事を言い出した。
「メニドゥラちゃんはぁ、地上最強なの。でもね。実は弱点がひとつだけあるの」
驚いたメニドゥラが振り返る。
「な、なにを言ってるんだクリニカ。私に弱点などないぞ」
「メニドゥラちゃんの弱点はね……」
ふっと姿が消えたかと思った次の瞬間、ノルトの背後にいた。
彼の耳に口をつけ、ノルトにだけ聞こえるほどの小声で囁く。
「チョロ過ぎなの。君ならきっと、キスで落とせるわぁ」
「なっ……」
一気に耳朶まで真っ赤になる。
怪訝な顔でそれを見ていたメニドゥラだが腰を落とし、半身の体勢を取った。
「何を教えたか知らないが、私に弱点があるというなら突いてくるがいい」
またクリニカが瞬間移動のようにメニドゥラの隣へ移動する。
そのまま肩に手を置き、メニドゥラの頰にキスをした。
「ななななにをおお」
ノルトに負けないほど一瞬で頰を染める。
「何を考えておる? 馴れ合いはごめんじゃ」
ドーンが両手を広げるとその手が黒く光り出す。
「『ルーカスの轟撃』!」
凝縮された闇の魔法エネルギーは、凄まじい光と音と共にクリニカに向かって一直線に放たれた。
ノルトも転移、メニドゥラの眼前に現れた。
更に腰を低くしたメニドゥラは慌てること無く、蹴りの体勢に入っていたノルトの体を薙ぎ払った。
が、それは文字通り空を切る。
間髪入れずの転移はメニドゥラの背後に向けてのものだった。
蹴り脚はメニドゥラの後頭部を捉えたと思われたが、またも表情を変える事なく、分かっていたかのように振り返り、手で足をキャッチした。
「無駄だ、ノル……」
悲しそうな顔付きで言い掛けたメニドゥラの目が見開く。
「炎弾!」
ノルトは足を掴まれる事を前提に攻撃を考えていた。
メニドゥラの顔に向けて至近距離で炎弾を放つ!
反射的に腕で顔を庇い、数発がその腕に当たり爆発する。
だがメニドゥラは魔力に対し、完全と言える防御力を見せる。
一切のダメージなく腕を下そうとした時、メニドゥラの腹部に激痛が走る。
「おごっ!」
ノルトの膝蹴りだった。
「おおお!」
明るい黄色の霊気が一気に膨張した。拳と蹴りを交え、ここぞとばかりに追撃を行う。
だが最初の数発はヒットしたのみで残りは持ち直したメニドゥラによって全て防がれた。
不意に彼女の背後に光り輝く数千とも思える矢が浮かび上がる。
「『闇魔を消し去る無数の矢』」
メニドゥラが叫ぶとそれらは一斉に、弾かれたようにノルトに向かい、放たれた!
「『ラン=キルシドの大氷壁』!」
永久凍土ラン=キルシドの氷が地面から壁の様に反り立つ。
それでもメニドゥラが放った無数の矢はそれを削り取りながら暫く動きを止めなかったが、いくらでも再生するそれの前に遂にピタリと止まった。
「『時間疾走』」
ノルトの全身が青く光る。
筋力ステータスを上げる事で物理ダメージの威力と身体速度を大幅に向上するエキドナの魔法だ。
転移でもない、ただのダッシュで残像が残る程の動きを見せる。
「甘いノルト!」
そこに来るだろう、位置へ剣を振り下ろす。
が、そこで姿が消えた。
「転移か」
背後を警戒するがいない。
「……!」
気配に気付き、上を見上げた。
そこには既に詠唱終了直前のノルトがいた。
「『極大重力場』!」
ネルソやランティエの闇属性魔法はメニドゥラには効かない。
そう考え、メニドゥラにはエキドナの次元魔法で押す作戦を考えていた。
「うがっ!」
それは指定した位置の重力を数百倍にまで高め、一瞬で押し潰す奥義。
物理無効の相手にも効果を発揮する。
だがそもそも魔法自体をほぼ無効にするメニドゥラはそれに耐え切って見せた。
そして当然彼女は耐えられる筈とわかっていてノルトも仕掛けていた。
◆◇
「なんという……おのれ!」
ドーンの口から苛立ちが漏れ出た。
彼女に対峙するクリニカの怒涛の攻撃の前に為す術がない。
ドーンが1発放つ間に、クリニカから5、6発が放たれる。それも全て奥義レベルの魔法だ。
必然、防御に回らざるを得なくなる。
(なぜじゃ。いくらここが魔界といえど、あれだけ高レベルの魔法を連発していてはあっという間に魔素が枯渇する筈)
「どうしたのぉ? 逃げてばかりじゃ勝てないわよぉ?」
涼しい顔で強力な魔法を連発するクリニカの下腹が時折点滅する様に紫に光っていることに気付く。
(子宮の位置が……そうか!)
「レイドックの指輪……異界から魔素を呼び込み、無限の魔素を得る、か」
「ウフフ。気付いたところでどうしようもないわねぇ。さあて……メニドゥラ!」
ノルトと対峙していたメニドゥラに、後ろに退がるように指示をする。
「さあ! ふたりはこれに耐えられるかしらあ?」
死の国と言われたファトランテに住まうドーンですら感じたことの無い、邪悪な気配がその場に充満する。
「さあおいで。淫乱なダークエルフ、レイドック!」
クリニカの下腹が強く光りだす。
彼女の子宮の辺りから霊気が香のように巻き上がり、ドーンとノルトを襲う。
かつてメルマトラに住んでいた異端の呪術師、ダークエルフのレイドック。
その長髪で細身のシルエットが浮かび上がったかと思うと切れ長の目の部分がキラリと光り、ふたりはあっという間に意識を失ってしまった。
だがすぐにドーンは目覚める。
こんな事もあろうかと予め状態異常無効を掛けていた。
(だというのに……クソッ!)
(一瞬でも意識を無くしてしまった……あの亡霊の邪悪な波動のせいか)
仰向けで天井を見上げていたドーンは体が動きにくい事に気付く。
(クリニカは……何故攻めてこん?)
(ノルト……ノルトは?)
頭が回ってくるにつれ、下半身に違和感を感じる。
誰かがいる。
なんとか顔をあげて確認しようとするが思うように体が動かない。
その間にも違和感は増し、やがてそれが快感だという事に気付く。
「うっ、あっ……」
思わず赤い唇の隙間から吐息が漏れる。
(ク……ソッ。クリ、ニカじゃな……うっ)
そう思い、力の入らない体に鞭打ち、僅かに頭をもたげ、目を下にやってギョッとした。
明らかにノルトと思われる小さな頭が見えたのだ。
メニドゥラがクリニカの前に立ち、剣を抜いた。
ノルトとドーンも身構える。
クリニカはメニドゥラの後ろ姿を見てフフッと小さく笑い、突拍子もない事を言い出した。
「メニドゥラちゃんはぁ、地上最強なの。でもね。実は弱点がひとつだけあるの」
驚いたメニドゥラが振り返る。
「な、なにを言ってるんだクリニカ。私に弱点などないぞ」
「メニドゥラちゃんの弱点はね……」
ふっと姿が消えたかと思った次の瞬間、ノルトの背後にいた。
彼の耳に口をつけ、ノルトにだけ聞こえるほどの小声で囁く。
「チョロ過ぎなの。君ならきっと、キスで落とせるわぁ」
「なっ……」
一気に耳朶まで真っ赤になる。
怪訝な顔でそれを見ていたメニドゥラだが腰を落とし、半身の体勢を取った。
「何を教えたか知らないが、私に弱点があるというなら突いてくるがいい」
またクリニカが瞬間移動のようにメニドゥラの隣へ移動する。
そのまま肩に手を置き、メニドゥラの頰にキスをした。
「ななななにをおお」
ノルトに負けないほど一瞬で頰を染める。
「何を考えておる? 馴れ合いはごめんじゃ」
ドーンが両手を広げるとその手が黒く光り出す。
「『ルーカスの轟撃』!」
凝縮された闇の魔法エネルギーは、凄まじい光と音と共にクリニカに向かって一直線に放たれた。
ノルトも転移、メニドゥラの眼前に現れた。
更に腰を低くしたメニドゥラは慌てること無く、蹴りの体勢に入っていたノルトの体を薙ぎ払った。
が、それは文字通り空を切る。
間髪入れずの転移はメニドゥラの背後に向けてのものだった。
蹴り脚はメニドゥラの後頭部を捉えたと思われたが、またも表情を変える事なく、分かっていたかのように振り返り、手で足をキャッチした。
「無駄だ、ノル……」
悲しそうな顔付きで言い掛けたメニドゥラの目が見開く。
「炎弾!」
ノルトは足を掴まれる事を前提に攻撃を考えていた。
メニドゥラの顔に向けて至近距離で炎弾を放つ!
反射的に腕で顔を庇い、数発がその腕に当たり爆発する。
だがメニドゥラは魔力に対し、完全と言える防御力を見せる。
一切のダメージなく腕を下そうとした時、メニドゥラの腹部に激痛が走る。
「おごっ!」
ノルトの膝蹴りだった。
「おおお!」
明るい黄色の霊気が一気に膨張した。拳と蹴りを交え、ここぞとばかりに追撃を行う。
だが最初の数発はヒットしたのみで残りは持ち直したメニドゥラによって全て防がれた。
不意に彼女の背後に光り輝く数千とも思える矢が浮かび上がる。
「『闇魔を消し去る無数の矢』」
メニドゥラが叫ぶとそれらは一斉に、弾かれたようにノルトに向かい、放たれた!
「『ラン=キルシドの大氷壁』!」
永久凍土ラン=キルシドの氷が地面から壁の様に反り立つ。
それでもメニドゥラが放った無数の矢はそれを削り取りながら暫く動きを止めなかったが、いくらでも再生するそれの前に遂にピタリと止まった。
「『時間疾走』」
ノルトの全身が青く光る。
筋力ステータスを上げる事で物理ダメージの威力と身体速度を大幅に向上するエキドナの魔法だ。
転移でもない、ただのダッシュで残像が残る程の動きを見せる。
「甘いノルト!」
そこに来るだろう、位置へ剣を振り下ろす。
が、そこで姿が消えた。
「転移か」
背後を警戒するがいない。
「……!」
気配に気付き、上を見上げた。
そこには既に詠唱終了直前のノルトがいた。
「『極大重力場』!」
ネルソやランティエの闇属性魔法はメニドゥラには効かない。
そう考え、メニドゥラにはエキドナの次元魔法で押す作戦を考えていた。
「うがっ!」
それは指定した位置の重力を数百倍にまで高め、一瞬で押し潰す奥義。
物理無効の相手にも効果を発揮する。
だがそもそも魔法自体をほぼ無効にするメニドゥラはそれに耐え切って見せた。
そして当然彼女は耐えられる筈とわかっていてノルトも仕掛けていた。
◆◇
「なんという……おのれ!」
ドーンの口から苛立ちが漏れ出た。
彼女に対峙するクリニカの怒涛の攻撃の前に為す術がない。
ドーンが1発放つ間に、クリニカから5、6発が放たれる。それも全て奥義レベルの魔法だ。
必然、防御に回らざるを得なくなる。
(なぜじゃ。いくらここが魔界といえど、あれだけ高レベルの魔法を連発していてはあっという間に魔素が枯渇する筈)
「どうしたのぉ? 逃げてばかりじゃ勝てないわよぉ?」
涼しい顔で強力な魔法を連発するクリニカの下腹が時折点滅する様に紫に光っていることに気付く。
(子宮の位置が……そうか!)
「レイドックの指輪……異界から魔素を呼び込み、無限の魔素を得る、か」
「ウフフ。気付いたところでどうしようもないわねぇ。さあて……メニドゥラ!」
ノルトと対峙していたメニドゥラに、後ろに退がるように指示をする。
「さあ! ふたりはこれに耐えられるかしらあ?」
死の国と言われたファトランテに住まうドーンですら感じたことの無い、邪悪な気配がその場に充満する。
「さあおいで。淫乱なダークエルフ、レイドック!」
クリニカの下腹が強く光りだす。
彼女の子宮の辺りから霊気が香のように巻き上がり、ドーンとノルトを襲う。
かつてメルマトラに住んでいた異端の呪術師、ダークエルフのレイドック。
その長髪で細身のシルエットが浮かび上がったかと思うと切れ長の目の部分がキラリと光り、ふたりはあっという間に意識を失ってしまった。
だがすぐにドーンは目覚める。
こんな事もあろうかと予め状態異常無効を掛けていた。
(だというのに……クソッ!)
(一瞬でも意識を無くしてしまった……あの亡霊の邪悪な波動のせいか)
仰向けで天井を見上げていたドーンは体が動きにくい事に気付く。
(クリニカは……何故攻めてこん?)
(ノルト……ノルトは?)
頭が回ってくるにつれ、下半身に違和感を感じる。
誰かがいる。
なんとか顔をあげて確認しようとするが思うように体が動かない。
その間にも違和感は増し、やがてそれが快感だという事に気付く。
「うっ、あっ……」
思わず赤い唇の隙間から吐息が漏れる。
(ク……ソッ。クリ、ニカじゃな……うっ)
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